独断と偏見で選ぶ『ダイの大冒険』悲惨な死に様ベスト5
ダイ大を読み返していて突発的に思いついたネタです。勇者陣営は正義の味方の特権として死んでも生き返るパターンが多すぎるため、ランクインしたのは全員が魔王軍の皆様+αです。
別にアンケートの結果とかではないので承服しかねる順位かも知れませんが寛容の気持ちを忘れずにご覧になってください。
第五位:ミストバーン
大魔王バーン様に絶対の忠誠を誓う魔影軍団長。暗黒闘気の集合体という特性を活かして“凍れる時の呪法”を掛けたバーン様の肉体を受領して無敵の戦闘能力を発揮しました。
最終決戦では肉体をバーン様に返却し、替わりにヒュンケルの魂を破壊して彼のボディを手に入れようとしましたが、逆に光の闘気によって消却殺菌されました。自分の身体にするために長年手塩に掛けてきた理想の肉体に滅び去ったミストバーン。気分はガラテアに裏切られたピグマリオン。あるいは紫の上にフラれた光源氏。
彼の死に様が悲惨なのは、思いっ切り見栄えのしないラストだったからです。ヒュンケルの仲間たちからすればミストバーンが倒されるシーンさえ観られずに決着がついてしまいました。え、終わったの? って感じで。おまけに勝利を確信して得意の絶頂だったときにヒュンケルを道具呼ばわりし、締めではアバン先生の引き立て役になってキレイに纏められてしまうという始末。最後の最後で株を下げてしまったという点ではミストバーンが最強でしょう。
第四位:ピロロ(キルバーン)
最初は死神キルバーンのマスコット的キャラでしたが、最終話で彼こそが真のキルバーンであったことが判明しました。冥竜王ヴェルザーのために黒の核晶を爆発させ、ダイたちを全滅させようとして失敗。泡と化して果てます。
彼がマァムの閃華裂光拳に斃れたとき、数多くの読者はこう思ったことでしょう。
「わざわざ正体バラさずにダイたちの目の届かないところで黒の核晶を爆発させてりゃ良かったじゃん」
“相手が勝ち誇ったとき、そいつはすでに敗北している”というジョセフ・ジョースターの格言そのままの間の抜けた死に様といえるでしょう。
第三位:ザボエラ
自己の保身と他人を蹴落としての立身出世に血道をあげ、自分は可能な限り手を汚そうとしなかった卑劣漢。ダイたちに対しても効果的ではあるが陰湿な策略ばかり仕掛けてきたものだから、連載初期に登場してからずっと読者の反感と憎悪を一身に背負ってきた典型的な小悪党です。こいつがクロコダインにとどめを刺された時、溜飲を下げた人も多いと思われます。
全ての力を使い果たし、救援もない身でクロコダインに捕らえられたザボエラはこの期に及んでなおかつての僚友の情を利用しようとし、失敗して御陀仏と相成りました。天網恢恢、疎にして漏らさず。
第二位:マキシマム
天下御免のキングオブ馬鹿。みんな大好きステキング。名前の通り、マキシマムに阿呆な敵役でした。まるで彼だけギャグマンガから出張してきたかのような場違いなお笑いを振りまき、最終決戦で重くなりがちな空気を有難迷惑なまでに変質させてくれたステッキーな陛下。
ラーハルトに超スピードで斬り刻まれたことにさえ気付かず、ヒムの指摘も信じずに逃亡しようとして爆死。悲惨を過ぎて哀れみを通り越して笑いに到達、そしてさらに突き抜けて悲惨に舞い戻ってしまったという実に忙しい死に様でした。
第一位:モルグ
「誰だ?」って聞きたそうな表情してるんで紹介させてもらうがよ(スピードワゴン風味)、彼はヒュンケルが不死騎団長だった頃の部下です。戦闘には参加せずに執事のような仕事を務めていました。
こんなマイナーなキャラを選んだ理由は当然ながらその死に様にあります。だってこの人、ぶっちゃけ無駄死にですから。
フレイザードのせいで溶岩の海に沈む地底魔城。ヒュンケルが死んだと思ってモルグは主人に殉ずるのですが、ご存知の通りヒュンケルは死んでいませんでした。
ミストバーンは後進には愛を注がなくてはダメということを身を以て読者に教えてくれました。
ピロロは勝利を確信しても最後まで油断してはならないことを体現してくれました。
ザボエラは卑怯者の末路がどれほど惨めなものかという生きた教訓となってくれました。
マキシマムは心の底からの笑いを与えてくれました。
でもモルグは無駄死に。その無駄死にっぷり自体が読者に哀れみの念を催させるほどに完璧な無駄死にでした。
ちなみに彼が献身的に仕えたヒュンケルですが、ダイたちの仲間になってからは一度もモルグのことを回顧したりはしていません。悪の道を歩んでいた過去を振り払いたい気持ちは解らなくもありませんが、たまには自分に忠誠を尽くしてくれた部下のことも思い出してやってください。
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- [2007/10/16 23:37]
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八木教広版『ハヤテのごとく!』
妖魔の力を以て妖魔を討ち倒す哀しき狩人たちを主人公にしたファンタジーバトル漫画『クレイモア』でヒットを飛ばし、プラットホームの月刊ジャンプが廃刊の憂き目に遭っても週ジャンに移籍できた八木教広先生。今でこそシリアス一辺倒の漫画を描いていますが赤塚賞入選作も初連載作品もギャグ漫画でした。
さてそんな八木先生ですが意外や意外、実はサンデーの畑健次郎先生にリスペクトしていたのです! 驚くなかれ、八木先生の出世作『エンジェル伝説』において、どこをどう見ても「ハヤテのごとく」だ! としか言いようのないシーンがあるのです。全く以て、誰が見ても否定しようがないほどに「ハヤテのごとく」です。
それではどうぞ、心行くまで御覧ください。

や、見ての通り口で言っているだけなんですけどね。異人さんなので疾風がカタカナ表記されたのでした。おあとがよろしいようで。
- [2007/09/06 23:59]
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レベルM
「このメンバーは後にも先にも大陸軍最強だと確信する。
このチームで勝てなければ、それはむしろ皇帝陛下の戦略の方がおかしいのだ」

「対仏大同盟注目の騎兵「抜剣突撃したら君への合図」で騙した女 星の数
ナポリ王ジョアシャン・ミュラ!!」

「銃殺までに300人」
「顔の見えるポジションに代えてとの声も多いがゲリラ狩り関係は真面目
アルブフェラ公爵ルイ=ガブリエル・スーシェ!!」

「つーか故郷はフランスですから」
「人の良さそうな顔に似合わず主食はイモ虫
モンテベロ公爵ジャン・ランヌ!!」

「馬肉や卵があっても食うっスよ」
「司令官としての才能はゼロ!! しかし参謀長としての処理能力は無類
ヴァグラム大公ルイ=アレクサンドル・ベルティエ!!」

「座右の銘 1ダースの伝令」
「大陸軍1の軍歴にもかかわらずその印象の薄さはなんなんだ
名誉元帥ジャン=マシュー=フィリベール・セリュリエ!!」

「オレ逸話が少なすぎるんす」
「軍歴2年なのに脅威の剣術で将軍に!! 略奪の天才
カスティリオーネ公爵シャルル=ピエール=フランソワ・オージュロー!!」

「オス おりは貧乏人の味方ッス」
「納得いかなきゃ上官だろうが余裕で闇討ちする!! 大陸軍の核弾頭
ラグーザ公爵オーギュスト=フレデリク= ルイ・ヴィエス・ド・マルモン!!」

「やっぱオレ「四人にひとり」ネタか」
「頭頂部の毛髪が激減中!! 「くそ。よう抜けるわ」と訴える!! 帽子で誤魔化し切れ
エックミュール大公ルイ=ニコラ・ダヴー!!」

「かんべんしてくださいよ」
「そして大陸軍抱かれたくない男堂々二年連続ナンバーワン!!
主な理由
・しつこそう
・こわされそう
・赤いコートを奪われそう
・手柄を奪われそう
・ラルティック要塞近辺の兵士の給料を奪われそう
・マッセナ団にムリヤリ入団させられそう
・物資を横流ししておきながら「やってねぇ!」と相手の目を見て堂々と嘘を吐かれそう
・金とか酒を返却しようとしても「返しちゃダメだろ」と石鹸カッターで顔を切り裂かれそう
・男らしいを超えて野犬っぽい
多分今年もぶっちぎり!!」

「オレ様エスリンク大公アンドレ・マッセナ!!」
「そんなオレ様にぞっこんの副官アンリエッタ・ルベルトン」

(SM犬プレイにも付き合ってくれるのさっ)

「それが信じらんねって!!」
↓証拠映像

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- [2007/02/06 13:08]
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無明逆流れ@横山光輝
チャンピオンREDでは伊良子清玄がもったいぶっていつまで経っても出してくれそうな気配がないので別の漫画家が描いた無明逆流れを紹介します。描いたのはご存知、横山光輝先生。出典は『血笑鴉』に収録された「陰と陽」です。

それは凡そ一切の流派に、聞いたことも見たこともない奇怪な構えであった。

状況を説明すると、ジイサマの方は風間一刀斎といって風間一刀流の看板を掲げる道場主です。彼が留守の間に若い武芸者が第二話の伊良子よろしく道場破りに訪れ、門弟たちを大勢殺しました。風間一刀斎は報仇雪恨とばかりに真剣勝負を挑んだのです。道場破りでも死人が出るのか……。伊達にするだけで命は取らずに済ませてくれる虎眼流は甘い部類に入るのか? 恐るべし、江戸時代!
さて、決着はと言うと。


伊良子と虎眼先生がフュージョンした方が勝ちました。さっすが岩子虎玄! 名前まで合体させるんじゃない……!
ちなみに風間一刀斎はこの秘剣を編み出すために一番弟子を実験台として斬死させています。斬ったのは主人公の血笑鴉。弟子を人身御供に捧げることで風間一刀斎は無明逆流れを編み出したのでした。むーざんむーざん。
- [2006/11/28 23:44]
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北斗のコリアン
“核戦争が終結して暴力がすべてを支配する世界となった大地で、北斗神拳伝承者ケンシロウが暴徒を相手に拳をふるう。リンやバットを引き連れ、北斗神拳と表裏をなす南斗聖拳の使い手で、関東平野を支配するKINGことシン、牙一族、アミバ、カサンドラ獄長ウイグルらを倒していく。その中で、北斗神拳を共に修行した長兄ラオウや次兄トキ、それぞれの宿星を持つ南斗六聖拳の伝承者達が登場し、ケンシロウと激闘を繰り広げていく。”
えーと、面倒くさいのでWikipediaからあらすじをコピペしまいました。
タイトルですが別に韓流パチモン実写映画ではありません。『北斗の拳』に登場するコリアンについての話です。
彼の名前はキム。『北斗の拳』の舞台は日本なのでたぶんキムくんは在日なのでしょう。韓国系なのか北朝鮮系なのかまでは語られていません。まあハート様みたいに国籍うんぬん以前にホモサピエンスに分類するのも憚られるような方も登場していらっしゃいますから瑣末な問題なのでしょう。それはそれとして、彼はラオウの回想シーンに登場します。というかそこでしか登場しません。
雪の振る遠い過去、道場から突き飛ばされたのが初お目見え。
意外と普通の顔です。目も釣りあがっていないしエラも張っていません。
さてキムくん、実は北斗神拳伝承者の候補生だったのです!!
しかし考えてみればラオウもトキもケンシロウも大陸からボートピープル風味に流れてきた不法(?)入国者です。北斗神拳伝承者の門戸は民族に関係なく開かれているようです。はいそこ、一子相伝の暗殺拳じゃなかったのかよとか突っ込まないように。当時のジャンプ漫画ではよくあることです。
しかし残念ながらキムくんは伝承者としての才能が欠けていたようです。
ちなみにヒゲ親父リュウケンの本名は霞羅門といってバリバリの日本人です。キムくんの内心では
“アイゴー! 民族差別ニダ! 謝罪と賠償を要求するニダ!!”
とハラワタが煮えくり返っているように思えてなりません。しかし本来、伝承者争いに敗れた人間は拳を潰され、記憶を奪われるのが宿命です。どう考えてもリュウケンの温情主義は度を超えています。リュウケンの措置は、おそらく民団あたりにクレームを付けられるのを嫌がったものと推測されます。
さておきキムくんは下山します。その途中、稽古で受けた傷のせいで倒れ伏してしまいます。そこを通りがかったのがケンシロウ。無表情ではありますがキムくんに手を貸し、バッグを差し出します。
キムくんはそんなケンシロウに逆ギレ。
( ゚д゚)ポカーン
ついうっかりこんなのとかこんなのとかこんなのとか思い出してしまいました。なお少年ケンシロウはまだクレイジー・キリングマシーンと化していないので頬をはたかれたにも関わらす「お元気で」と声をかけます。
なんでキムくんはこんなにおミソなんでしょうか。
『北斗の拳』の原作者、武論尊(=史村翔)氏が自衛隊上がりのアメリカ嫌いであることはつとに知られていますが、この度コリアン嫌いでもあったことが判明しました。しかしまあ『ライジング・サン』の主人公の父親にホワイトハウスへ神風特攻を決めさせたのはさすがにやりすぎでしょう。911テロの報に接して「その手があったか!」と膝を打った小林よしのりに較べりゃまだマシだという声が聞こえてきそうですけど今回は無視。
あ、キムくんの名誉のために付け加えておくと、別れはわりとさわやかだったりします。
それより前にひとこと謝れよと心で悪態を吐いているようにしか見えない少年ケンシロウ。
なお破門された後のキムくんの消息は不明です。一説にはアミバ様に北斗神拳を伝えたとの噂も流れています。
しかし考えてみれば北斗四兄弟の中で日本人の可能性があるのは“北斗神拳の汚点”ジャギ様だけなんですよね。
激しく嫌だ。
- [2006/09/05 18:34]
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