保険 アリコ Moon of Samurai キン肉マン

キン肉マン 第220話 赤く燃ゆる楓!!の巻 

 サブタイトルを見て「赤く燃えたあとは白い灰となって散りゆくのみか……」と思ったのは俺だけではないはずです。あと冒頭のアオリ文の“一世一代の楓舞台!”というのも「つまりカナディアンマンは舞台の建築資材にされたあげくにパイレートマンに踏みつけにされる運命にあるのか……」と思ったのも俺だけではないはずです。

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「地に堕ちきった名誉を……なんとしても取り戻す―――!」

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「おまえたちに名誉なんてもんがあったのか!?」

 なんべん見ても強烈なセリフです。いまの貫禄のあるアシュラマンもいいけれどこのころみたいに100%ヒールのとんがった性格だったアシュラマンもまたいい。

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 さてカナディアンマンはロープの反動を利用してパイレートマンに左飛び蹴りをしかけるものの返討ちにあいます。しかしのこった右脚で延髄斬りをかまし、ヘッドロックをきめられても脱出してスープレックスをおみまいしたりフェイスロックでしめつけたりと、まるでプロレスみたいな技を応酬しました(プロレスだよ)

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「し……しかしあのカナディアンマンにこんな華麗なるレスリング技術があったとは……
 正直、私どもも驚きを禁じ得ません!」


 失礼なアナウンスやな! 完全に同意だけれど! まえに書いたとおりにカナディアンマンのテクニックは雑だったようです。
 あと注目ポイントがタザハマさんの飲んでいる紅茶です。キンキンに冷えたアイスティーのティーバッグマンの生首には見むきもしていません。おそらく冷えた紅茶は好みでないのでしょう。紅茶はHOTに限るぜ!

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「チッ、なんて失礼な実況だ! こちとらこの日までずっと特訓してたんだよ。
 スペシャルマンとふたりでなぁ!」

「特訓じゃと!?」
「そうさ、先日までの三つ巴の大戦でオレたちはクソの役にも立たなかった。それが自分でも腹立たしくてな。だからオレとアイツは誓ったのさ。
 次に何か大きな闘いがあった時は今度こそオレたちのどちらかが存在感を示してやるんだって」


 おお、これまたまえに予想したとおりにカナディアンマンはスペシャルマンの技を伝授されていました。ところでうえのキャプ画像の回想映像にカナディアンマンがスペシャルマンに技をしかけるシーンはあってもその逆はないのはカナディアンマンが自分につごうよく記憶を改竄しているからなのか……? たまたまだと信じたい。
 ところでカナディアンマンの口調ではスペシャルマンとおたがいに切磋琢磨したらしいのに、このたびの決戦にスペシャルマンが参加していないのは、あまりにハードな修行であったためにパワータイプのカナディアンマンは平気でも肉体的には貧弱なほうのスペシャルマンは疲れとケガでダウンしてしまったからでしょうか。だとすればカナディのピンチに繃帯姿のスペシャルマンがかけつけて応援する燃え展開あるでぇ。

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「いや、たぶんオレだけじゃねぇ。さっきやられちまったティーパックマン含め、今日ここにやってきた他のヤツらはみんなそうさ。
 先の大戦であんなに凄まじい試合の数々を見せられ、そこに参加できなかった自分を恥じている。だからここにやってきた!
 絶対に見返してやりたい。ずっとテリーマンやロビンマスクたちに任せっきりで「お前らごときに何ができる?」って期待する気持ちすら無くしちまった世間の風潮を見返したくて、オレは今日このリングに上がっているんだよ――っ!」


 カナディアンマン吼える。「お前らごときに何ができる?」って、カナディら二流正義超人らが登場したときに俺の頭にうかんだ感想そのものです。ごめんよみんな。
 ところでカナディアンマンによればかれらは正義とかマグネット・パワーを敵から守るとかのためではなく自分らのために戦っているわけで、これが二世だったら薄っぺらでムダに長い尺稼ぎのキレイゴトでカナディが説教されかねないパターンだけれど、そういう話の腰をおるような展開はなさそうな雰囲気なので結構至極。だいたい自分のために戦ったってべつにいいじゃん。俺は自分をいつわらず他者からの批判にもくじけないエゴイストキャラが好きなのです。

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 閑話休題。カナディアンマンのしめつけは悲しいかなつけ焼き刃で、パイレートマンにたやすく脱出されて反撃をくらい、おまけに誇りを奪ったうえで勝利するという宣言までされました。銀河のはての宇宙人なのに海賊の血をひくという自己紹介には強烈な違和感を禁じ得ないけれど、だってゆでだから。

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 スペシャルマンとの合作の必殺技、フットボールタックル! 悲しいまでに地味な技だな!
 さてカナディアンマン対パイレートマン戦の決着はどうなることか。カナディが超人としての誇りを完膚無きまでに打ちくだかれてふたたびヘタレ野郎となりさんざんブザマをさらしたあげくに惨殺されるか、おなじく惨殺されるにしてもジョジョ五部のリゾットみたいに誇りは失わずに死ぬか。
 ごめんカナディ、君の勝つところが想像できない。



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キン肉マン 第219話 武名を挙げよ! 楓!!の巻 

 あのカナディアンマンが漢気を見せた――!!

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 冒頭のアオリ文の“あの”という部分に必要以上のふくみを感じとってしまう肉ファンは俺だけではないはずです。

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「ムマムマムマ達者な口だ。だがお前ごときの超人が吾輩に勝てると本気で思って言っておるのか?」
「へっ、何様のつもりだよ。今日会ったばかりの“お前ごとき”がオレの何を知ってやがる?」
「ここまで組んでみた感想だ。確かにパワーだけはそこそこある。
 なのになぜお前はこれまでたいした実績を残せていない。
 なぜこのパワーと体格がありながら正義超人軍の主力になれなかった?」

「グッ……人が普段から気にしていることをズケズケと……」


 どちらもパワーファイターのわりに決してアホというわけではないカナディアンマンとパイレートマンです。てーかパイレートマン、カナディアンマンみたいな二線級の超人の戦績にまで目をとおしていたんだ。オメガ・ケンタウリの連中は自信満々でおもいきり他者を見くだしているくせに情報収集はおこたらないようです。難敵というべきでしょう。いやまあカナディアンマンの戦績をおぼえているのは作中の公式戦全敗という愉快な記録であるために忘れたくても忘れられないだけというのかも知れないけれど。

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 カナディアンマンはパワーと体格についてほめられたものの、対戦相手が自分以上のものをもっているために、組んでも殴っても技をしかけてもすべて相手にしてやられます。
 しかし今日のカナディアンマンは一味ちがいます。自分の上位互換の敵を相手にヘタれることもなく闘志をたやすこともありません。

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 マウントポジションで自分をなぐりつけるパイレートマンに対してカナディアンマンがしかけたのは、ま、まさかあのキン肉族三大奥義のひとつ、マッスルスパークなのか!?

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 あれから長い年月が経ち、キン肉マンのマッスルスパークまで会得したかと感心しておったが……こんなものはマッスルスパークと呼べる代物ではない。てーかただのブリッジではねかえしただけでした。まぎらわしいことすんなカナディ。

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「かなわねぇな……
 確かにお前の言う通り、オレは超人強度だけを見ればあのロビンマスクやラーメンマンすら凌ぐ100万パワーの持ち主。
 しかしオレはそれを……活かす術を知らなかった。まさに宝の持ち腐れさ」


 超人強度だけならウォーズマンに匹敵する数値上正義超人最強の男カナディアンマン! この事実を知ったときにはホントにビックリしました。この漫画の超人強度はドラゴンボールの戦闘力ほどには絶対的な強さの指標ではないというかテキトーきわまるけれども強さの数字が上というのは子どもにとっては儼然たるものに感じられるのです。
 しかしかつての畠山和洋ばりに恵まれた体から糞みたいな実績を残す超人がカナディアンマンでした。おそらくテクニックや試合はこびが雑なのでしょう。
 以下は特に根拠のない勝手な想像なのだけれど、カナディアンマンは子どものころは挫折を知らない麒麟児だったはずです。持って生れたパワーと体格で力押しに押せばどんな相手にも圧勝できたことでしょう。しかしそれが隣近所や地区レベルならどうとでもなったにしても世界に打って出るには技が不足していて、そのことを内心自覚しながらも幼少期の栄光が忘れられずに泥臭い努力をつづけることができず、ズルズルと現状維持のままここまできてしまった。カナディアンマンはそんな経歴の持主だと俺は見ています。十で神童、十五で天才、二十歳をすぎればただの人、もとい超人。
 どんな世界でも頂点にのぼりつめるのは常人ばなれした才能をもって生れ落ち、常人ばなれした努力をつみかさねた者だけなのです。

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「昨日までのカナディアンマンはそうだった!
 オレがこの試合にどれだけかけているか、お前にわかるか?
 散々バカにされてきたんだ。好きな言葉は……捲土重来。
 これ以上の恥を重ねられるか―――っ!!」


 好きなことばは捲土重来か……これまでカナディアンマンのやって来たことを四文字熟語であらわすと汚名挽回名誉返上だからなあ。
 ところでうえのコマのバックで恥をさらしているのはどれもカナディアンマンとスペシャルマンです。第214話ではカナディが「見てろよスペシャルマン!」と言っていたし、このたびカナディが一念発起したのはスペシャルマンが大きく関わっているのかも知れません。
 寝技にかけてはロビンマスクやラーメンマンをも上まわる技巧派でありながらパワーと体格にめぐまれないためにカナディアンマン以下の戦績しかのこせず自分に対して絶望するスペシャルマンと、それとは正反対の理由でやっぱり負けてばかりのカナディアンマン。ふたりはオメガマンらが来襲するまえに自己嫌悪とパートナーへの嫉妬をおたがいにぶちまけ、本音と本音でぶつかりあい、そして和解。スペシャルマンの技を伝授されたカナディアンマンがこの試合で力と技の融合を見せる! といいなあ。



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キン肉マン 第218話 無葉の紅茶!!の巻 

 万策尽きた――

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 のっけからひどいなオイ! まだティーバッグが使いものにならなくなっただけだろ! いくら紅茶超人といってもティーバッグのほかにまともな攻撃方法がないなんてことがあるわけないじゃないか!

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 ティーバッグが切りさかれても考えなしにこれまでどおりの攻撃をつづけるものだから中の茶葉がどんどん飛びちってしまって最後には空っぽになってしまいました。当ったところでとうぜんノーダメージです。それでもティーバッグマンはこりずにおなじ動作をくりかえします。

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「コポ~~~ッ。コポ~~~ッ」パスパスパス

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「パスパスパース!」

 うえのジョジョ画像に意味はあんまりありません。
 さて何もできなくなったティーバッグマンをヘイルマンはもちまえのパワーをいかして左腕一本でもちあげ、氷の能力でティーバッグマンの体を凍りつかせてゆきます。

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 なぜつかんだところではなく四肢の先から凍るのかはよくわかりません。最後に凍りつかせるのが頭という作劇上のつごうからでしょうか。ともあれティーバッグマンは最後の意地で頭の紅茶を煮えたぎらせて凍結をふせごうとするものの力およばず凍りつかせられ、ブリザードマンの氷の刃で首をはねられました。

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 マジでティーバッグしかまともな攻撃手段がなかったのかよティーバッグマン! 万策どころか一策しかもちあわせていなかったんじゃないか! ジャンクマン以上のワンパターン超人だな! しかもあっちは完璧超人始祖を討ちとるという大金星をあげたのに対してこちらは前座にやられる始末だし!
 ところで空っぽのティーバッグでしつこく攻撃するところを見てティーバッグマンになにかべつの狙いがあったのではないかと思っています。『幽☆遊☆白書』の画魔が蔵馬に勝てないと知ってチームの勝利のために自分の命を捨てて蔵馬に呪いをかけたみたいに。でもそれだと正義超人っぽくないか。
 ちなみにまえのレビューに書いた「ティーパックマンが相手に一矢むくいたところで惨殺される」というのがおおむね的中しました。もしかしたら今シリーズでの予想ではじめて当ったものかもしれません。下手なテッポも数打ちゃあたる。
 さてティーバッグマンの戦死にショックをうけるカレクックとウルフマンに対してハッパをかけたのはカナディアンマンでした。

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「ヘイヘイ気落ちしてる場合じゃないぜお前ら――っ。
 そもそも全員が生きて帰れるなんて甘いことははなっから思っちゃいねぇんだ」


 全員はムリでも俺ひとりは生きて帰るけどな! くらいのことは考えていそうだと邪推してしまうほどに前科が山積みのカナディアンマンでした。



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キン肉マン 第217話 スペイン茶会事件!!の巻 

 このたびのサブタイトルの元ネタは、歴史の教科書にも載っているのでわざわざ説明する必要もないだろうけれど、あえて贅言を用いるとアメリカ独立のきっかけのひとつとなった事件です。当時は植民地だったアメリカが本国のイギリスとの間で茶の販売に関していろいろ軋轢があり、アメリカのボストンで愛国急進派が東インド会社の船を襲撃、百万ドル相当の茶を「ヒャッハー! お茶会だぜーっ!」とばかりに海に投げすてたのでした。
 おそらくティーパックマンもスペインでお茶会をひらくレベルの大活躍をするんだろうなあ。

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 俺を滾らせた報いだ!
「オレが貴様に飲ませてやるのは、この煮え湯のみだ――っ!」


 アオリの文章もティーパックマンのセリフもうまいことを言いつつ、かつテンションが高くてなによりです。このあとティーパックマンは自分の頭から紅茶をリングにながし、アイスバーンに氷のジャンプ台をこしらえました。

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 ティーパックマンの頭のカップから類推して紅茶の量が足りないだろとツッこむのは禁止です。
 そしてティーパックマンはティーパックをソリにして氷のジャンプ台をすべってゆきます。

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「オレは頭のカップに常に紅茶を満たしたまま闘ってきた超人。
 そのためにはどれほどの平衡感覚がいることか」


 紅茶を入れずに闘えば? という身もフタもない疑念がわきあがった今日このごろ。しかしそれだとティーパックウィップの威力は半減するし、なにより紅茶超人としてのアイデンティティが崩潰するからダメなんでしょうね。因果な超人に生れてしまったものです。
 あと前回のレビューでも書いたけれど修行シーンでブリッジしていたとき紅茶はどうなってたんだ。
 それはさておきティーパックマンはヘイルマンが二度と食わないと豪語していたティーパックウィップの一撃を相手にあたえることに成功します。

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「ティーバッグウィップーッ!!」

 あれ? ティーパックマンなのにティーバッグ? 表記ゆれ? と疑問に感じて調べてみたらティーバッグがただしくてティーパックはまちがいだとありました。誤用のほうが名前になってしまったティーパックマンいと哀れ。
 しかしそれはそれとして常に研究調査をおこたらないゆでたまご先生のたゆまぬ努力には敬意をおぼえます。きっとティーパックマンを活躍させるにあたって新シリーズ開始前の充電期間中にいろいろ調べたんだろうなあ。これからは俺もちゃんとティーパックウィップじゃなくてティーバッグウィップと書くぞ!

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前回のティーパックマン「ティーパックウィップ――ッ!」

 た、たぶん単行本では修正されるから……(震え声)

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「死のティータイム―――ッ!」

 ティーパックティーバッグウィップをくらわせたあとティーパックマンは新技でヘイルマンを苦しめます。紅茶超人としての特性を活かしつつ、かつカッコいい。ふたりが空中に静止したままでいられるのは超人は空を飛べるからです。その場のノリで飛べなくなるけど
 しかし残念ながらティーパックマンの活躍はここまでで、完璧にきまったはずの固め技をヘイルマンにパワーだけでふりほどかれ、アイスバーンに叩きつけられてあっさり形勢逆転をゆるしてしまいます。

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「なかなか凝った技だった。
 だが哀しいなぁ。非力というのは実に哀しい。
 お前の超人強度は30万にも満たない程度じゃないのか?
 カキカキ~~ッだがそれじゃあこのオレ様には勝てない」


            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   / ティーパックマンの超人強度25万の
 ( ・∀・)<   設定を忘れていなかったとは
 ( 建前 )  \  さすがだなゆで!
 | | |    \_________________
__(__)_)__________________
 ( _)_)
 | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( 本音 )  / 超人強度10のミートくんが
 ( 。A。)<   700万パワーのミキサー大帝に勝つ世界で
  ∨ ̄∨   \  今さら何を言っているんだゆで……
         \_________________


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 持って生れた才能の差でリングに這いつくばらされたものの、ティーパックマンの目はまだ死んではいなかった! それはいいのだけれどティーパックマンの紅茶はなぜこぼれないんだ。平衡感覚がどうのというのはどうなった。ホントにテキトーだよなこの漫画! でも大好き。
 さてティーパックマンはヘイルマンの体勢をくずし、起死回生のティーバッグウィップをしかけようとするものの、ヘイルマンの氷のブレスでティーバッグを凍りつかせられ、さらに破壊されてしまいました。

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 頼みの鞭(ウィップ)が! この期におよんでなおうまいことを言うんじゃない。
 ともあれ茶会事件というほどには活躍できなかったティーパックマン、本体(?)のティーバッグを破壊され、絶体絶命の窮地にあって何かできるのとはあるのか!? つづきは次回で。



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キン肉マン 第216話 滾れ!!紅茶!!の巻 

 お土産買ってる場合じゃなかった!

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 サブタイトルに第一ページのアオリ文……編集の仕事は今日もキレッキレです。最後のページの「紅茶はHOTに限るぜ!」もイカしています。

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 ティーパックマンの攻撃はティーパックウィップ。かつてのテリーマンの解説によればティーパックが紅茶を吸って鋼鉄のように堅くなっているそうです。いっぽうヘイルマンはブリザードハンドで、またたく間にリングを氷づけにしたり刃物のような切れ味でティーパックマンの胸を切りさいたりと多彩な能力を見せました。どちらも悪魔将軍のパイプ椅子攻撃などよりもはるかに危険な兇器のはずなのにルール違反ではありません。冷静に考えたらムチャなはずなのに説明抛棄と話の勢いとで有無を言わせず読者を納得させてしまう力業も『キン肉マン』の魅力のひとつです。
 さてヘイルマンが優勢に試合をはこび、ティーカップマンの頭のカップの把手に手をかけて大回転、ティーパックマンの首をもぎとろうとします。

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 生ツバゴクリしてんじゃないよタザハマさん!
 さてここでティーパックマンとタザハマさんとがかかわったシーンを貼ってゆきます。

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 その一、ウォーズマンの飲みのこしのティーパックマンの頭の紅茶を飲むタザハマさん。

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 その二、ブロッケンJr.対ウォッチマン戦がはじまってもまだ飲んでるタザハマさん。

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 その三、ティーパックマンの頭の中にはいって遊園地のティーカップよろしく回してあそぶタザハマさん。
 こ、このくされ外道~!
 ティーパックマンがティーパックウィップをくらわせるべきはヘイルマンよりもまずタザハマさんであるべきではなかろうか……

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「首をもぎ取り紅茶を飲み干すだと!? それはオレに対して一番言っちゃいけない台詞だ。
 あの後オレは二度と首をもがれぬよう、数年間徹底的に首を鍛え直した」


 二度と首をもがれぬよう! あっさり死ぬかと思えば特に説明もなく生き返るゆでワールドの住人でなくては吐けないセリフです。ウォーズマンに首をもぎ取られたのはベアークローに胸をつらぬかれて絶命したあとなのでティーパックマンが本来きたえるべきは首ではなく胸のはずなのだけれど、まあ些細なことです。
 ところでティーパックマンの修行回想シーンに出てくる協力者らがみな頭にティーカップを乗せているのがカレクックの読切りを思い出させます。ティーカップマンの出身国のスリランカはカレクックのインドとは一衣帯水の隣国なのでマーラレスリングとは交流やら影響があるのかもしれません。しかしそのばあいスリランカが茶の名産地になったのはイギリスの植民地支配の産物だという過去と、カレクックの読切りでイギリス超人が悪役だったこととは相性が悪いのだけれど、こちらも些細なことです。
 そして最後に。ブリッジの最中のティーパックマンの紅茶はいったいどうなっているのかという疑問がわいてしようがないのだけれど、やっぱり些細なことです。

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「この頭の自慢の紅茶は、気に入らないやつにはただ美味しく飲ませはせん――っ!」

 ティーパックマンのくせになかなかカッコいいこと言っているぞ!
 でもヘイルマンは前々回にティーパックウィップのことを二度とは食わないと言い、そして今のところ実際に食らってはいないので、ティーパックマンが劣勢であることにかわりはありません。次回あたりティーパックマンが相手に一矢むくいたところで惨殺されるのがオチかな。



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