保険 アリコ Moon of Samurai 機動戦士ガンダム00 2nd season 第17話 「散りゆく光の中で」

機動戦士ガンダム00 2nd season 第17話 「散りゆく光の中で」 

 あーん! スミ様が死んだ!
 スミさまよいしょ本&スミさまF.Cつくろー! って思ってたのに……
 くすん……オサーン薄命だ……

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 ・゚・(ノД`)・゚・うっうっう……ひどいよお……ふえーん!!
 この間「今、時代は荒熊だ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
 どーして、どーして!? あれで終わり!? 嘘でしょ!?
 信じられないよおっあんな小熊ごときに殺られるなんてっ!!
 ロックオン(兄)と差がありすぎるわっ!! 生き還りますよね? ね? ね?
 ……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・
 俺はあのおそろしく木訥な彼が(たとえヒゲ面スカ-フェイスでもさ! ヘン!)大好きだったんですよっ!!
 スミさまあっ! 死んじゃ嫌だああああああっ!!
 脚本家のカバッ!! え~ん・゚・(ノД`)・゚・


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 パパ熊を殺した張本人の小熊ですが、彼の父親への反抗心は彼が幼い日に突き付けられた母親の死によるものでした。十四年前の第四次太陽光紛争のときに一部隊を指揮していたセルゲイは軌道エレベーター建設に従事する民間人を守るために撤退を命じ、敵と交戦中の第四小隊に所属していた妻ホリーを見殺しにするしかなく、アンドレイはそのときの心の傷が癒せないまま大人になったのです。しかし小熊はこれまでパパ熊に対して反抗的な態度を取るだけで自身の魅力をアピールすること皆無だったので、視聴者としてはあんまり同情できません。母親が死んでいようが生きていようが結局はパパ熊に難癖をつけて困り者のドラ息子に成り果てていた気がムンムンします。

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 メメントモリで民間人六万を虐殺すると知って激昂するバーロー大佐とは対照的にポニ夫は平然としたものです。彼の叔父さんカタギリ司令は恒久和平を実現するためなら全ての罪を背負う覚悟を持っているそうな。そういえば初期のCBも似たようなこと主張していましたっけ。今ではイノベーターとアロウズが全ての罪を背負ってくれているので何の躊躇いもなく正義の味方をやっていられるのですっかり忘れてましたよ。

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「君は僕に造り出されたことを忘れているようだね。言わば君にとって僕は創造主。
 人類を導くのはイノベーターではなく、この僕、リボンズ・アルマークだよ」


 第一期のラスボスのアレハンドロと同じように真の黒幕のリボンズもまたストーリーが進行するにつれて小物へと成り下がっていきます。『バキ』の死刑囚編を思い出させるダメっぽさ。悪役が威厳を損なわずに最後まで悪役としての恐ろしさを全うするのは難しいようです。しかしこのままだとリボンズは後ろからリジェネに射殺されそうな勢いです。ラスボスが腹心に裏切られるパターンは第一期ですでにやったのでまさか反復はないでしょうが……いやいやもしかしたら……いくらなんでもまさかそこまでは……

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 ガンダム無双。えーと、アロウズの新型機はスペック的にガンダムとそれほど差がなくなっていると思っていたのですが、ありゃ誤解だったようです。アロウズの大軍が待ち構えているところへガンダム三機が無策で突っ込んでいって全く被弾せずに一撃で敵機を撃墜していけるのですから。おまけにカタロンの脱出部隊が結果的にガンダムの弾避けになってくれています。雑魚キャラはガンダム様に毛筋ほどの傷もつけてはいけないとのお達しが徹底している厳しい世界、それがガンダム00!

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 赤い長髪のイノベーターが仇討ちに燃えてダブルオーライザーに正々堂々と単騎で突っかかっていってビリビリ攻撃を喰らわせたけれどほとんどダメージを与えられずにダブルオーライザーの新兵器によって瞬殺されました。イノベーターが人間を超越する存在って設定はどこへ行った! 赤い長髪くんは同類の中で一番人間臭かったので(ティエリア除く)見せ場が限りなくゼロに近い戦死はちょっとだけ寂しい。あの世に行ったらブリングに「べ、別にアンタのために戦ったんじゃないんだからね!」とでもツンデレるべし。閑話休題。おめでとう沙慈、これで君も立派に殺人者の仲間入りだ。え? イノベーターはヒトじゃない? なるほど、その手があったか!

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 イデオンソード!
 刃を跳ね上げるのではなく振り下ろしたのなら地球を真っ向唐竹割りできるかも知れません。しかしいくら刹那機が白兵戦重視の仕様だからといってもわざわざスーパーロングビームサーベルにしてしまうのはいささかやりすぎな気味が。あと一基目のメメントモリには使用せずに危険な総力戦を行った理由は奈辺にありや。
 さてスーパーロングビームサーベルは出力が足りなくてメメントモリを撃沈するまでには至らずに発射を阻止することは出来ませんでした。ところでメメントモリのクルーは明確な死亡シーンが描写されなかったのでおそらく生き延びているのでしょう。グッドマン、グッドバイと心の中で呟いたのに損した気分です。俺のグッドバイを返せグッドマン。
 ラピュタの雷(仮)はあらぬ方向に放たれ、軌道エレベーターを削り取っていきました。軌道エレベーターはオービタルリングを守るためにピラーの外壁をパージし、成層圏より上の破片は燃え尽きるけれどそれより下の場合は重力に引かれて地表へと落下します。

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 破片を破壊するために、引いては銃後の市民たちを守るために、カタロン・クーデター派・正規軍、そしてアロウズまでもが一丸となって迎撃にあたります。ベタで手垢の付きまくった展開でモロに逆シャアのオマージュで……だが、悪くない!by筋肉
 しかしここでバーロー大佐やパパ熊が部下に対して都市を守るよう命令を出すシーンが省かれてしまったのが残念です。ストーリーの進行上、それ☆すたがイニシアチブを握るのは当然としても、まるで他の軍人たちが自分の考えを全く持たずに付和雷同的に行動したように見えてしまったので。
 そしてアリオスガンダムが支援に当たるGNアーチャーがソーマリーを乗せて初お披露目。支援関係が逆だというのはデマです。ハブラレルヤが操縦しているせいでアリオスの出番は減りに減って脇役としてしか存在を許されていないのです。

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 可愛らしいジムっぽいデザインです。第一期のアルヴァトーレの金メッキを剥がしたらこんな感じになったのではないでしょうか。

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「歌が……届けばいいのに……」

 何いきなり妄言をお吐きになりくさるのですか貧乏姫様。
もしあなたの歌が戦場に届いてしまったらみんなパニックに陥って破片の落下を阻止できずに地上の街は全滅し、なおかつ各部隊も流れ弾による被害を受けて全ての組織の軍事力は大幅に低下して世界はさらなる混沌に巻き込まれてしまいます。それとも最初からそれが狙いなのでしょうか。だとすれば、マリナたん……恐ろしい子!
 そんなこんなで貧乏姫の野望は成就することなく、多大な被害を出しながらも都市部の全滅は防がれました。自責の念に駆られるハーキュリー大佐を貫く一条のビーム。それはアンドレイによって放たれたものでした。

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 相手が誰だか知らないままにビームサーベルを交す両者。イランの叙事詩『王の書』のロスタムや、ケルト神話の英雄クーフーリンのように、それと知らずに父子が戦って一方を殺してしまう悲劇的展開になるのでしょう。

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「貴様……!」
「その声……」
「アンドレイ!」
「父さん……まさか、反乱文子に……何を、何をしてるんですかアンタはっ!」

 ……なんて思っていたけどそんなことは全然なかったぜ!

 ところで小熊の叫びは、Zの最初からの脇役の「母さん、あなたって人は!」や、種死の最後になっての脇役の「アンタって人はーっ!」を彷彿させるセリフです。
 かくしてパパ熊は他ならぬ息子の手によって不帰の人となりました。あーん! スミ様が(ry
 しかし小熊の後先考えない行動のおかげで元々低かった彼の株価は完全に地に堕ちて地中に潜ってマントルへと絶賛接近中。クーデターの首謀者を捕獲することなく戦場で殺してどうするんですか。しかも戦場の混乱が収まって小康状態にある中での不意打ちの一撃で。あと父親への反感によるものという事情を鑑みたとしても、連邦軍大佐が敵の側に附いているというのなら寝返りの他にもスパイとか密使とか色々と可能性は考えられるでしょうにこれまた聞く耳持たずに私的に殺害。常識的に考えたら軍法会議モノですが来週の予告のニヤケ面を見る限りお咎めなしどころか二階級特進くらいしていそうな勢いです。
 また予告ではソーマリーが厳しい顔でパイロットスーツに身を固めていたので小熊を殺す気でいるのでしょう。残り話数も少ないので復讐の連鎖は断ち切られて結局小熊は慚愧の念に駆られながら余生を過ごすものと思われます。
 しかし繰り返すようですがホントに小熊は駄目駄目ですな。Zのカツや逆シャアのハサウェイも私情に導かれてウザさを炸裂させていましたが、あの二人は民間人として戦場に出ていたので少しだけ情状酌量の余地があります。しかし小熊は士官学校を卒業した完全な職業軍人です。正直ありえないし、あってはならない行動なのです。そう考えるとカツ・ハサウェイの場合は設定がしっかりしていると言えます。逆に種以後ガンダムが不人気な理由の一つにはここらへんの作劇上の杜撰さがあるのかも知れません。



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コメント

アンドレイに関しては人格を形成する大事な時期にスネたまま完全に放置プレイで、挙句の果てに養子まで連れてくるからあんな風に歪むのは分からなくないけど…
でもルイスに復讐はやめとけと説教しといて「母さんの仇~」はねーだろ…
いや、人間らしいといえば人間らしいですけど

>イノベーターが人間を超越する存在って設定はどこへ行った!
ディヴァイン君を責めないでください
あんな変態仕様の機体に勝てるわけないじゃないですか><
というかルイスはあのMAの完成型に乗るみたいですが、アレとどうやって闘うんでしょうね?
トランザムなしでもアリーより上っぽいので、トランザム後を狙わないと嬲り殺しにされそうです

>おめでとう沙慈、これで君も立派に殺人者の仲間入りだ
まぁ、あの状況で「人を殺せばお前達と同じになる」とか言い出したら( ゚д゚)←多分こんな顔になります

>何いきなり妄言をお吐きになりくさるのですか貧乏姫様
死神になる気満々ですねマリナ様
目指せシャクティ・カリン!

>親熊・小熊、イノベーター、スーパーロングビームサーベル、親熊ティエレン
脚本の都合により(ry
リボンズ、頼むからラスボスの座を他人に譲らないでくれ。小物でもいいからさ!
あと「来たるべき対話」が最終話までに来なかったらどうしよう。

>部下に対して都市を守るよう命令を出すシーンが省かれてしまったのが残念
全くです。なんで省いたんでしょうね~。
スメラギの「彼女なら、きっと…!」の一言のシーンよりもよっぽど重要でしょうに。


カタロンフラッグとイナクトがプラズマソードで鍔迫り合いやってる所、もうちょっとアップで映して欲しかった…。

毎週同じ事書いてしまいますが、ガンダムに限らずどうしてこうこの枠の悪役はこうも小物化していくのかと(ry

こう毎回毎回同じパターンになると、やはり黒幕の存在を疑いたくなりますな。

言ってる事とやってる事が違うby小熊
種以降のガンダムでよく見られるようになった矛盾したキャラクターですが、ひょっとしてわざとやってるのか?
いやいや、そんなことする作劇上の利点は何も無いんだからやはり素でやってるのか。
どっちにしても、心情と行動が理解不能なくらい乖離してるので擁護のしようがない駄目キャラですね。

アンドレ市ね。
全く同感です。軍人なんだからオヤジの任務の使命感に対する尊敬と、母見殺しの憎しみで葛藤とかしていれば悲劇のシーンになったのに・・・あれではただのせっちん二号です。今回のドラ息子とか金上司とか、つくづく人間関係に恵まれない人でしたね、大佐・・・

マトモなキャラばかり殺して残るのが微塵も好感の持てないやつばかり(コラとかは例外)なのはわざとなんでしょうか?

アンドレイは口ぞえがなんとかとか言ってましたから・・・その時点で確信的にやってるんじゃないでしょうかね、救いようがないダメな人間なのは。(しかも口ぞえした本人に向かってキレるしw)
ダメ人間なほうが、セルゲイさんの後悔の言葉もより視聴者は共感しやすいのでは。

ただし、ダメ人間としてキャラ作りするならそれはそれでもっとやり方があったでしょうし(ルイスのそばに置いちゃいけないのでは)、やはり作劇場の問題は否めないかと思います。
とか18話放映後に言ってみるテスト

 

あーん!
荒熊様が死んだ!!

しかし小熊は見事に「駄目な悪役」になっていきますね
世の中には見ていて気持ちの良い悪役と気持ちの悪い悪役の二種類がいて
前者は生き様が、後者は倒された時が輝いて見えると言いますが
小熊は例え死ぬような展開になっても後味の悪さしか残らなさそうです
ぐすん…美熊薄命だ

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  • [2009/02/07 00:47]
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