マクロスFRONTIER 第16話 「ランカ・アタック」
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ダブルヒロイン受難の時。
シェリルはトップアイドルとしての誇りはランカに打ち砕かれるし仕事は全部キャンセルされるしマネージャーには捨てられるしおまけに体調は良くないしで全く以ていい所がなく、故郷も失った今となっては頼りになるのは自分の才能を除けばアルトだけです。対するランカは一見したところは出世街道邁進中、第二のリン・ミンメイに成り上がるのも秒読み段階に入っている状況ではあるものの、本当のところは自分の意思などお構いなしに政府やグレイスに持ち上げられて操られているというのが実情です。どん底のうちにあるシェリルよりも、不安定な高みにあるランカの方が突き落とされた時のダメージが大きいでしょう。しかし頑張れ二人とも、明けない夜はないんだ! 暮れない昼もないという事実はこの際忘却の彼方へ追い遣っておくのが大人のやり方というものです。
さてブレラはランカの護衛役に任命されたおかげでこれまでのようにスネークる必要もなくなり、大手を振ってランカの傍にいられることになりましたが、おかげでカルシウムが慢性的に不足しているアルトの怒りを買って殴りかかられました。が、サイボーグの身体は伊達ではないのであっさり組み伏せました。
「止めてよね。本気でケンカしたら、アルトが俺に敵うはずないだろ」
中の人が中の人ですがブレラはこんなこと言わない。しかしこの怪しさ大爆発な部外者の暴行に黄色い歓声が飛びました。露出度の高いヘソ出しルックが人気のポイントか?
アルトはミシェルにS.M.Sオーナーのビルラー氏に呼び出されてからずっとピリピリしていると指摘されましたが、正確には放映が始まってからのことでしょう。アルトは今ではもはや落着きがない方が常態になっています。というか、それより先にミシェルはシェリルに盛られていた薬の件を指摘しろ。
「どうしたんでしょうね、早乙女君」
「ブルーデーじゃないですか?」
「えぇっ!?」
きっちり赤面するとは反応が良すぎますナナセ。性的な意味で。
超時空シンデレラ・ランカちゃんも戦時のアイドルなので色々と政治利用されています。ビッグネームになってしまえば純粋な芸能活動だけをやっているわけにも参りません。
さよならエルモ社長、あなたのことは忘れない。
社長の事務所にはランカの他には所属しているアイドルが一人もいそうにないので、これから先の世間の荒波が思いやられます。しかし酒に逃げていても始まりません。社長、ランカのことは一切が分不相応な夢を見ていたのだと考えて、気持ちを切り替えて頑張って下さい。うーむ、励ますつもりが屍に鞭打つようなセリフになってしまいました。
ランカの歌がバジュラに対する切り札になるということで、思い出の歌アイモがアレンジされて戦場で歌われることになりました。しかし「打ち鳴らせ今、勝利の鐘を」と歌詞が思いっ切り軍歌してます。原曲の良さがぶち壊しの改悪バージョンなので軍艦マーチでも空の神兵でもガンパレードマーチでも構わないから別の歌を用意し直せグレイス。どうせバジュラ対策のキーは歌そのものではなくて歌い手のランカなのだから。
「お前、こんなとこで何やってんだ!」
「自惚れないでよ。別に、アンタに逢いに来たわけじゃ……」
彼女こそツンデレとしてのテンプレ通りの遣り取りをこなし、主人公アルトの好感度を上昇させている、超時空ツンデレラ・シェリルちゃんです! ちゃん付けしたら違和感がありまくるなシェリルの場合。
それはさておき、アルトは高熱を出して昏倒したシェリルを放ってはおけず、といって病院に連れ戻すのもホテルに行くのも本人が嫌がったので、結局はS.M.Sの兵舎に運び込んで、目を覚ましたシェリルに殴られました。
「アンタ、いったい何したの!?」
「だから、あの、それ、は……何もしてないったら! 落ち着け!」
アルトよ、女性に対しては何もしていないからこそ怒られるという場合も時にはあるのだぞ。今回がそのケースに該当するのかどうかは知らねど。
この後、二人がイチャついていたところへミシェルがやってきて、ついでに早瀬未沙2Pからミンメイアタックの焼き直しバージョンを敢行するとの報告が入ってアルトたちは作戦に参加することになり、シェリルの方は無許可でブリッジに侵入しました。
「お願いです、Mr.ワイルダー。私に、全てをこの目で見届けさせて下さい」
「興味かね?」
「意地です」
「……、彼女に席を」
女は度胸、男は度量。格好いいっちゃ格好いい会話です。しかし軍規がゆるゆるなのはこの手のアニメのお約束だぜゲラッパ!
ミンメイアタック改めランカアタック、ひとまずは成功裏に終わりました。ランカの歌によってバジュラの行動が不規則になって攻撃が止んだと説明されていたので、どこかの司令塔からの命令をジャミングする効果とかがあるのでしょう。
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- [2008/07/25 23:40]
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