ジャイアントロボ 〜地球の燃え尽きる日〜 第12話
嵐の前の静けさ、前後のツナギ的な内容の第12話でした。
スイス、香港、タージマハルで暴れているBF団のロボに対し、国際警察連合はスイスと香港ではどうにか対処できているので大作たちはひとまずインドの救援に回り、その後でスイスと香港に向かう計画を立てました。
現在地から一番の近距離にあるはずの香港をまず抑え、次に東回りで同じようにスイスを解放すれば二対一で戦略的な優位に立てるはずですが。戦力の分散は愚の骨頂だし、「幸せは犠牲なしには得ることはできないのか?」という草間博士の命題は考慮の外にあるっぽい。しかしよく考えたらOVA版でのセリフなので大作の眼中になくてもおかしくはなかったりします。
あと、どうでもいいことですがBF団のターゲットの三地。
スイス……国
香港……都市
タージマハル……宮殿
あまりに整合性が無さ過ぎて却って清々しささえ感じてしまいます。インド・イスラム建築の代表作を手中にしてナニする気なんだ悪の秘密結社。大理石を売っ払って世界征服の資金源にしようとしたのなら無駄手間だ。
1830年代、当時のインドの支配者イギリスが似たようなこと考えて建築機材まで用意したのですが、直前でストップが掛かりました。これが人類の偉大なる文化遺産を保護するためと言うのなら格好もつくのですが、実際には「似たことを少し前にやったが、いい値がつかなかったためだ」とのこと。アメリカのハードSF作家として名高いアイザック・アシモフのトリビア集『アシモフの雑学コレクション』に収録されているエピソードです。ちなみに訳者は日本SF界の長老・星新一。
それはそれとしてレビューに戻ります。梁山泊でリラックスし、散髪と髭剃りを終えた豹子頭の林冲。
キラキラ星を周囲に散らせて九大天王の風格を醸し出す林冲の前に立ち塞がったのは想像通り九紋竜の史進でした。
林冲が戦死したとして代役の座を与えられたとはいえ、十年間オミソ扱いを続けられた史進くん。これで林冲が戻ってきたのだから降格は必至です。先代の九大天王を殺害してしまっては降格どころの騒ぎではないと考えてしまうのは俺がGR世界の住人でないからでしょうか。もっとも林冲と対峙する前に勢い余って床屋さんを手に掛けているのでもはや弁解の余地はありませんが。
一方、大作たちは首尾よくタージマハルに到着します。しかし国際警察連合のエージェントはおろか、彼らが打倒すべきはずのウラヌスさえ影も形も見当たりません。そして正体不明の巨大な穴から砲撃を受け、大作たちが登場しているV号2機は撃墜されてしまいます。
輸送機を前線に出すというのも愚策ですが、高射砲対策をほとんど講じていなさそうな紙の装甲にも問題があります。もちろん目標が存在しないということで情報戦でも敗北。BF団が有能なのか国際警察連合が無能なのか。策士孔明と誤先生の格の違いなのか。
そして梁山泊では横山光輝テイスト大爆発のジャーンジャーン。銅鑼の音で急報が告げられます。無明幻妖斎の呪いのバリアを打ち破って梁山泊の中心部へ攻め込んできたのは、スイスに居たはずのスフィンクスと香港を攻めていたはずのウラエヌスでした。気分はもうOVA第六話。
「B、BF団のロボが!」
「一度に二体も!?」
「いやいや、君たちは運がいい。
今日は特別でね。もう一体、来てるんだ」
それはもちろん、大作たちの行動を空振りに終わらせたウラヌスでした。その怪ロボットを操るのは十傑集!
『白昼の残月』!!!
BF団の三体のロボットが揃った今、ついにGR計画の第二段階が発動する!
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- [2007/09/13 23:50]
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コメント
ジャイアントロボは好きでコミックスもここのレビュー見てますが毎回ある意味凄い展開ばかりですねw林沖に惚れた
激しい男さん、コメントありがとうございます。
人格者はおろか、まともな大人なんて林冲しかいない国際警察連合。この状況で黄帝ライセなんて出て来た日にはどうなってしまうのでしょうか。
ライセも正直まともそうな気がしない・・・心配だ
中条長官もOVAじゃあんな格好よかったのに・・・・・戴宗はもはや見るとこもないorz
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