保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2018年44号

今週のジャンプ一コマレビュー 2018年44号 

・『火ノ丸相撲』

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「角界一の堅物」だがムッツリスケベだ。
「口を開けば、相撲のことしか語らない」だがムッツリスケベだ。
「とんだムッツリ野郎だったみたいね」そのとおりだ。


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「最強のバカ」「世界最強のバカ」「パスポートをどうやって取得したかも分からないレベルのバカ」「この馬鹿」「世界一のバカ」さすがにちょっといいすぎだ。

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 栄大附属時代の久世の先輩のうちダニエルとリオンちゃんは大和国部屋入りしていました。ダニエル相撲取りらしい肉がついたなあ。
 しかしダチ高と全国決勝でぶつかったときの栄大附属のレギュラーメンバーはみんなプロか……幕下や三段目どまりなのはリアルっちゃリアルです。久世が史上最年少大関だったりチヒロの兄貴がすでに前頭だったりするのが異常なのです。国宝の名は伊達じゃない。

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 久世の友だちの狩谷は小兵ながらもがんばっていたけれどケガがなやまされて満足のゆく相撲がとれなくなり楽しくなくなってしまったので断腸の思いでリタイアしていました。当人はどうやらふっきれたようなのに久世のほうがひきずっていて、子どもがダダをこねるように不満をくすぶらせています。
 日本人最後の横綱大和国の息子として土俵にあがりながらまわりの期待に完璧にこたえることができず、鬱屈したものがたまっているのにくわえ、かたちはちがえど生れながらの困難にたちむかうという志をおなじくするものと見ていた狩谷はリタイアし、火ノ丸はそれまでの横綱相撲をやめたように思われて、久世の心はかぎなくダーク。高校時代の優等生然としたころとはちがってずいぶんウダウダなやんでいます。もしかしたら久世はいま生涯ではじめての壁らしい壁にぶつかっているのかもしれません。とりあえず久世は狩谷以外の友だちをつくったらいいんじゃないかな。できれば相撲に関係のない。
 そんなわけで土俵のうえで上の空の久世に対し、からあげ関は。

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 無道発動!
 久世のメンタルが最悪だったことにくわえてからあげ関の覚醒により、久世は火ノ丸が数珠丸に負けたときみたいになにもできずに寄切られました。これはもうただのからあげ関と軽んずるわけにはまいりません。いまのかれはまさにブラックからあげ関!
 ところでブラックからあげ関の
(どいつもこいつも……俺を……ナメるな!!)
という心の叫びは読者に対してもむけられている気がする……こないだの『キン肉マン』のパイレートマンを彷彿とさせるぜ。お前たちはこの期に及んでまだ我らオメガの民をナメている!

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「後ろから刺してやろうって面ですよ」

 なに? 後ろからあげ刺してやろう? からあげをあげる日々のつみかさねのはてにとうとう新作からあげを生みだしたか、からあげ関!
 ヨタはさておき優等生のおおい国宝世代のなかでは例外的にネタ要素が満載のからあげ関です。今回で無道まで発動しちゃったし。


・『鬼滅の刃』

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 日の光の下をあるく禰豆子にいつも異常の……おっと変換まちがい、いつも以上のテンションのあがりかたを見せる善逸です。でもさ善逸、結婚したら毎日寿司とうなぎ食べさせてあげるって、心底本気なのはみてわかるけど、おまえのばあい身の丈にあわない栄耀をさせようとしたら稼ぎがおいつかずに借金に手を出してかえってまわりに迷惑をかけそうで不安なんだよ。
 なお禰豆子が伊之助の名前をあげたのはひたすら名前をおしえこまされたからで、べつだん深い意味はありません。

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 炭治郎と同レベルで説明が下手な恋柱。ところでこのときのリアクションでいちばん大きかったのが蛇柱でした。そういえばまえに扉絵でふたりがいっしょにメシ食ってたし、いまのところ恋柱といちばんフラグが立っているのは蛇柱か。


・『ミストの怪剖録』

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 ことしの金未来杯のどんじりにひかえしは、世界観オカルトと外科手術とが融合したもので、この説明だけなら『保健室の死神』を思い出すところだけれど、あちらとくらべるとだいぶホラーよりでした。なおかんじんの中身はというと、何回かチャレンジしたけれどいつも流し読みになってしまうので、まあ肌にはあいませんでした。
 このたびの金未来杯のエントリー作品でひとつえらべといわれたら、俺は四番目の『Apollo』を推します。たいして好きな作品でもないし強烈な個性ってのも感じられなかったけれど、平均点的な意味で。


・『HUNTER×HUNTER』

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 バカ王子死亡。冨樫義博作品でバカ王子というと『レベルE』の主人公がまっさきに頭に思いうかぶところだけれどこのばあいはもちろん第八王子サレサレのほうです。見るからにバカ殿さまでまっさきに死にそうで、だからこそ逆に長生きするかもしれないと思わせるくらいにバカっぽかったのに、そのバカさかげんそのままに早死にしました。いっぽうカキンの王子のなかでは能力人格のバランスにおいていちばんの出来物のハルケンブルグは腹をくくって継承戦に本格参加。ようやく話がおおきくうごきはじめました。



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