保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2018年21・22号

今週のジャンプ一コマレビュー 2018年21・22号 

・『ONE PIECE』

hitokoma_2018_21_22_01.jpg

 世界よ、これが妹萌えだ! との尾田先生のおたけびが聞えてきそうなほどにブリュレの妹力が尋常ではありません。傷つき倒れた兄をかいがいしく介抱し、兄の秘密を知りながらもだまっていて、兄の気持をみんな理解している。できの悪い妹キャラだと養殖のつくりものという印象がキツイのだけれどブリュレにそんな感じはいっさいありません。枝とかババアとかいう見てくれが気にならないくらいに完璧な妹です。

hitokoma_2018_21_22_02.jpg

 カタクリとブリュレのやりとりもいい。まっこう勝負で自分をうちまかしたルフィが逃げのびたときいてにやりとするカタクリと、ルフィに対してのみならずそんなカタクリにも不満なブリュレ。おたがい素の自分をすなおにさらけだしています。家族仲いいなあ。


・『Dr.STONE』

hitokoma_2018_21_22_03.jpg

 千空が雲母の層に足を一歩ふみいれて大穴に落ちそうになったところをマグマがつきとばそうとし、かえってマグマの足場がくずれました。千空は渾身の力でマグマをひきあげようとするものの貧弱なボウヤの悲しさで現状維持がせいいっぱい。クロムに千空をつきおとそうとしたと言われてマグマはあえて憎まれ口をたたきます。それはもちろん千空を巻添えにせず自分ひとりで落ちるつもりだったからでしょう。妹力MAXのババアといいツンデレのゴリマッチョといい、今週号のジャンプではギャップ萌えが流行のようです。
 ところでマグマはタングステン採掘のために洞窟へむかうさいゲンになにか耳打ちされたのだけれど「司がいなくなれば司帝国はキミのものだから今のところは千空ちゃんに協力したほうがいいよ~」とでもささやかれたのでしょうか。


・『鬼滅の刃』

hitokoma_2018_21_22_04.jpg

 玄弥の銃が分裂上弦二匹に致命傷をおわせた、ように見えるのはフリですね。わかります。炭治郎によれば日輪刀とおなじにおいがするそうなので銃身か弾丸、あるいはそのどちらもが猩猩緋の砂鉄や礦石でできているのでしょう。なみの鬼なら一撃でしとめられていたはずなのに、相手がわるかったな玄弥。

hitokoma_2018_21_22_05.jpg

 玄弥が上弦の槍につらぬかれて死んだ、ように見えるのもフリですね。わかります。これで玄弥が吸血鬼のハーフか、すくなくとも超人的な治癒力の持主であることがほぼ確定しました。きっと玄弥はこのさきめったなことでは死なないからといって『無限の住人』の万次さんみたいにことあるごとにズタボロにされるんだろうなあ。

hitokoma_2018_21_22_06.jpg

 炭治郎は分裂上弦・喜に左足をつかまれて空中高くつれさられ、おまけに超音波攻撃をまともにくらって地面に落ちました。しかし窮地はつづき、切りおとした鬼の足から頭がはえてふたたび超音波攻撃をしかけようとしてきます。鬼そのものはさすがに喜怒哀楽の四匹で打止めのようだけれど、そいつら一匹一匹からはまた傷口からプラナリアみたいに分身がうまれるのでしょう。「どうやって戦えばいいんだ!」と恋次みたいなことをさけびたくなるくらいの絶望的な戦力差。これが上弦の鬼との戦いです。


・『BUILD KING』

hitokoma_2018_21_22_07.jpg

 島袋光年先生、『トリコ』終了から一年余の沈黙をやぶり再始動! 『ちんぎり』? いえ、知らない子ですね……
 このたびの読切りのテーマはカラーの表紙にも書かれているとおりに“住”です。『トリコ』の“食”につづいてのことなので、さらにこのつぎの漫画は“衣”ですね。それ何年後の話だよ……それまでは『キルラキル』を観て待つことにいたします。

hitokoma_2018_21_22_08.jpg

 主人公の名はクギタウロス、略してクギ。最初のハデなアクションも馬鹿デカい釘をうつところでした。おまけに鬼太郎よろしく髪の毛をぬくと針みたいに硬くなり、それを飛道具にしたり釘にして家を建てたりします。トリコの必殺技も釘パンチだったし、しまぶーの釘へのこだわりはいったいどこからきているんだ。
 漫画のテーマが住なのでクギは当然ながら大工で、おもに動物の巣をつくっています。もちろんしまぶーの漫画の主人公なので超人的な戦闘能力の持主でもあり、そのふたつの要素があいまって戦闘中に家を建ててしまいます。『サムライうさぎ』……風雲七菜城……うっ、頭が……

hitokoma_2018_21_22_09.jpg

 おお、なつかしのフグ鯨。しかしクギの食いかたが豪快すぎる。

hitokoma_2018_21_22_10.jpg

 クギの相棒にして伝説の生ける建築ツーバイフォー。そのバトルモードはオモチャっぽく、微妙にダサく、それらを加味した上で非常にカッコいい。俺は子どものころ粘土細工が好きだったのだけれど、もしそのころにこの読切りを読んでいたら絶対にツーバイフォーの粘土細工を何度も何度もこしらえていたはずです。
 総評。キャラはみんな立っているし、建築とバトルという異次元の融合をみごとにはたして不自然のない世界観を確立しているし、話はこびもスムーズで一気呵成に読み通せるし、読んでいてゲップがでるほどにアイデアがもりだくさんだし、今週号のジャンプでまちがいなくベストの漫画でした。来週号から連載がはじまっても私は一向にかまわんッッ


・『呪術廻戦』

hitokoma_2018_21_22_11.jpg

 両面宿儺の技が呪術の名にふさわしい迫力とまがまがしさです。特級の呪いといっても『幽☆遊☆白書』のS級妖怪なみにピンからキリまで強さのはばがあるようで、あっさり勝利。そして虎杖が自分と入れかわるのに苦労していると気づくやいなや心臓をぬきだして虎杖の命を人質にとり、ダメ押しに宿儺の指をとりこんでパワーアップ。このあと伏黒を殺すつもりです。『NARUTO』の九尾や『ARMS』のジャバウォックとちがって、ぜんぜん主人公となれあおうとしません。


・『ブラッククローバー』

hitokoma_2018_21_22_12.jpg

 ユノ、あっさり復活。エルフの魂が転生しても肉体が記憶をとどめているという伏線はあったし、ライバルキャラが敵のいいようにあやつられるのは格落ちになるというメタ的な事情があるのもわかるけれど、特に主人公が努力したり活躍したりすることなく問題が解決したので、これまでの緊張感が肩すかし的にゆるんだ印象があります。


・『ジガ -ZIGA-』

hitokoma_2018_21_22_13.jpg

 この物語は、怪物がどうやって倒されようとするかという物語。宇宙へ旅立てばいいんじゃないかな? 太陽を克服した究極生命体だろうと、異伝確率二百五十億分の一の異能生存体だろうと、宇宙空間ではどうにもならないわけだから。いやジガがフリーザや魔人ブウみたいに宇宙空間でも生存可能だというのなら打つ手なしだけど。


・『火ノ丸相撲』

hitokoma_2018_21_22_14.jpg

 火ノ丸は西前頭三枚目に出世し、つぎの九月場所では大関や横綱ともぶつかる立場となりました。刃皇と対戦する最低条件はクリアされたわけです。ところで火ノ丸の背景に描かれた強豪のうち蜻蛉切だけうしろをむいて顔が見えないのは、火ノ丸がまだ根にもっているからですね。

hitokoma_2018_21_22_15.jpg

 火ノ丸はレイナのあぶなっかしい運転で母の墓前にあたらしい番付表をささげ、ついでに母方の祖父母の家によってそのままふたりで泊ることにしました。当然というべきか奥手というべきかヘタレというべきか、おなじへやに寝床を用意されたのに火ノ丸はレイナに指一本ふれずに眠ってしまいます。
 しかしそれよりもつぎの日に朝帰りのレイナをむかえるユーマの顔が目にうかぶようだ……



トリコ 43 (ジャンプコミックス)
トリコ 43 (ジャンプコミックス)島袋 光年

集英社 2016-12-31
売り上げランキング : 30984

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
トリコ 42 (ジャンプコミックス) トリコ 41 (ジャンプコミックス) トリコ 40 (ジャンプコミックス) トリコ 39 (ジャンプコミックス) トリコ 38 (ジャンプコミックス) トリコ 37 (ジャンプコミックス) トリコ 36 (ジャンプコミックス) トリコ 35 (ジャンプコミックス) トリコ 34 (ジャンプコミックス) トリコ 33 (ジャンプコミックス)




コメント

キリコの場合、自身がどうしようもなくても周りが勝手に動いちゃうし
それが異能生存体の能力だし
そもそもキリコが宇宙行ったのはその周りに干渉させるのを避けてフィアナとコールドスリープし続けるためだし
まあ赫奕でしっかり見つけられて蘇生させられてますがね!

いや九尾もジャバウォックも最初は慣れ合う気見せなかっただろ!?

ジガってU19並みに叩かれてるけどそんなに酷いかな?

主人公が活躍する話だと思ってたのがデカイんじゃないですかね?
その方面で楽しめなかった人が叩き、楽しめてた人は主人公が敵役展開についてこれず叩きで、ついてきてるのは今まで楽しめなかったが楽しめるようになったら見方を変えれる柔軟性のあるタイプと、最初から今の路線を見抜けていたタイプと多分面白さ関係なく限られてくると思います。
しかもネットというのは柔軟性を欠く人間のが声がデカイですから。

石>よく見ると最初に落ちる前にマグマが千空の足場が崩れかかってるのに気がついた描写があるんですよね。憎いけど認めてる部分もあり、死なせたくない気持ちもあるという感じだと思います。
まあ千空が裏切る可能性否定しないのにリスクを省みないのとか(少し効率落ちるだけで温泉運んでたコハクでもいいし)、大会で散々出し抜かれたりしたマグマを脳筋扱いとか納得いかない部分も多々ありましたけど。それ+1話だけなせいで和解までが無理矢理な予定調和に見えたのが残念。

あー川田先生のレイナがどんどん可愛くなっていくんじゃ~

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2904-d483e892

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ