保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2018年08号

今週のジャンプ一コマレビュー 2018年08号 

・『アクタージュ』

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 新年新連載第二弾は、まえに読切りでやった映画製作漫画「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」が連載に昇格したものです。あちらは旧タイトルのとおりに高校が舞台だったけれど連載ではプロの映画監督と女優志望の女子高生が主人公になりました。連載むきの設定といえましょう。
 さて第一印象はというと、絵が雑でした。絵そのものは『ダンガンロンパ』の個性を弱めたような感じで(それヒロインだけ?)決してキライではないし画力もそんなに低いとは思わないけれど、とにかく描きこみがたりなくて背景が白い白い。連載期間中いちばん準備できるはずの第一話でこれだと先が思いやられます。連載が急にきまって準備がたりなかったのか、アシスタントがそろっていないのか。
 つぎにメインキャラふたりのどちらにも好感がもてません。ヒゲの監督のほうは読切り時代のままの性格の悪さだったけれど、新連載の女主人公のほうもまたイヤな感じです。これまでなんの結果もだしていないくせにむやみと他者をみくだしていて、それを作中の実力者らしき連中がそろいもそろってもちあげるのが実に不愉快。主人公補正の通用しない『ガラスの仮面』に出張して北島マヤと競演して思いっきり鼻っ柱をへしおられてほしい……のだけれど当作のヒロインの思いこみの強さと性格の悪さを考えれば低評価をくだされても自分が負けたことすら理解できずに批評家や観客の見る目がないと勝手にきめつけそうで激しくイヤだ。
 あと演出が寒い。女主人公がなにやらスゴイ演技をしているらしいのはわかるのだけれど、見ていて痛々しくて目をそむけざるをえませんでした。こちらは作画担当の実力不足によるものでしょう。
 のびしろを感じないではないし将来的な期待もなくはないけれど、第一話みたいな感じの悪さがつづくようなら俺は読むのをやめます。


・『Dr.STONE』

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 地球上で謎の巨大な光の爆発がおこり、人類はことごとく石化。宇宙ステーションは空の孤島になりました。ただ六人だけ生きのびた宇宙飛行士のうち千空の父の白夜は全人類七十億人を救うために地球へ降りることを提案します。実に熱いシーンで今回はおわり、来週号のジャンプでは作者取材のため休載。
 人類の大部分が石化して文明が崩潰した漫画を描いていてなにを取材するというのだ……タイムマシンに乗って原始時代にでもゆくのかな?


・『鬼滅の刃』

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 体がやわらかいから心臓をうごかせるぜ! 山育ちだから毒もきかないぜ! 全地球の体のやわらかい人と山育ちの人から総ツッコミをうけそうな伊之助でした。毒のほうは血を吐きながらの強がりなのでまあ許せるとして、心臓をうごかすのは冥凰島十六士のラジャ・マハールくらいの変態的肉体操作力の持主でないと無理だと思う。

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 音柱とかまぼこ隊トリオの奮闘により、ついに、やっと、ようやく、上弦兄妹の首を同時にはねることに成功しました。おたがいの顔を見あう生首にはあわれをもよおさなくもありません。でも来週このふたりが『HUNTER×HUNTER』のオロソ兄妹みたいにはげしく口ゲンカをはじめたらどうしよう。

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 ようやく勝ったと思ったのもつかのま、上弦の陸の兄のほうの死骸から漆黒の呪いが渦をまいて四方へとはきだされました。ホントしぶといなコイツ!


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 うるかかわいい。略してうるかわいい。か一文字を省略する程度の手間を厭うな。
 つーかコレいくら当人が否定しても成幸が好きだってことがバレバレじゃねーか。うるかの言いわけを真にうける成幸は脳味噌が醗酵して八丁味噌になってんのか。


・『火ノ丸相撲』

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 数珠丸は気はやさしくて力持、しかしやさしさも力も規格外であるために対戦相手をしばしば負傷させ、そのことを気にやんで本来の実力をなかなか発揮できないのでした。
 『へうげもの』の山田芳裕先生の野球漫画『ジャイアント』の主人公もそんな感じでした。学生時代にバレーで渾身の力をこめてスパイクをうったらブロックした生徒の両腕がヘシ折れたという逸話の持主です。

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 自分の負わせたケガのせいで火ノ丸が得意技をつかえなくなったと知り、ふだんはおもてにださない方言をまるだしにして相手の心配をする数珠丸でした。ごめんよ数珠丸、学生相撲のころは草薙や火ノ丸に瞬殺されたのをからかってジュズマルドンなんでよんでいたことを。グオゴゴゴ、ギャーッ!


・『青春兵器ナンバーワン』

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 エージは零一らとの毎日がずっとつづけばいいと願い、零一の正体がユウやアンヌに知られ、修学旅行にむかったさきではオールスターが勢揃いし、おまけに零一に匹敵するナンバー(たぶんNo.4)が投入され、ものすごくシリアス&最終回への雰囲気がただよってまいりました。このまま大団円をむかえるのか、はたまた『家庭教師ヒットマンREBORN!』みたいにシリアスバトル漫画へと路線変更するのか。
 どっちも好ましい展開でないから修学旅行篇はシリアスと見せかけて実はいつもどおりのギャグシリーズで、それが終ったあともこれまでどおりの路線を維持してほしい。


・『BORUTO』

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「みんなの笑顔のための道具なんだろ……? だったらさ……
 まず先生自身が笑えねーでどーすンだよ……!
 青のおっちゃんによォ……教えてやろうじゃねーか……!
 道具の正しい使い方ってやつをよ……!」


 科学忍具にあまりいい感情をもっていなかったボルトが、カクタス先生らの情熱と他者への思いやりを知り、その科学忍具が自分のせいで悪用されて自責の念に駆られるカクタス先生をはげますのでした。ライトセイバーを抜きはなつ絵もカッコいいけれど、そこにいたるまでの過程がまたすばらしい。脚本がねられていることにかけては『BORUTO』はいまのジャンプで随一です。


・『ゆらぎ荘の幽奈さん』

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 うん、これこれ。こういうのが読者にもとめられるサキュバス像です。西公平先生の『HACHI -東京23宮-』のサキュバスコレジャナイ感がすごかったもんな……
 ところで西先生のデビュー作にして代表作『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の続篇がジャンプ+ではじまるそうです。この人、一発屋どころか0.5発屋で終りそう。


・『ゴーレムハーツ』

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 世界魔導学士連盟の第八位と第十七位の命をあっさりうばった敵が連盟に入りたてのヒヨッコに不覚をとって負けました。パワーバランスがステキにメチャクチャ。この漫画は最終回までにどこまでダメっぷりをさらすのか、『デモンズプラン』と同質同レベルで気になってまいりました。



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コメント

コガラシ逃したら次はないよね先生

リボーンは人気漫画だったからいけたけど青春は別にそうじゃないしこれは普通に終わる流れでしょうね

アクタージュ人によって意見が違いすぎる
俺は普通に面白かった

春夢ママがどういう過程で春夢を妊娠したか非常に気になりますよ私は(ゲス顔)

アクタージュは嫌いじゃないけど主人公と絵はジャンプでは余計に評価されなさそうという感じ……作画をbozeの人にして毎週武装させよう(提案)

新連載は読切りのほうが良かった

ゴーレムもそうだけど、連載用の設定が駄目なのかな




ジャンプ+の新連載「地獄楽」と入れ替えた方が良かったんじゃ?
個人的にはあっちの1話の方がずっと面白かった

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