保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2017年27号

今週のジャンプ一コマレビュー 2017年27号 

・『ブラッククローバー』

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 新章開幕&テレビアニメのキービジュアル初公開ということで表紙と巻頭カラーのブラクロです。なので去年のジャンプアニメフェスタの画像とくらべてみます。

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 こいつらが……

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 こうなった。
 だいぶ原作よりに絵を変えてきました。よかったよかった。アニフェスのものとおなじキャラデザだったらとてもじゃないけれどテレビアニメを観る気がおきなかったところです。まあ観たとしてもレビューはやめときますが。


・『Dr.STONE』

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 知識はあるけど体力は人並で特に器用でもない千空があれこれ試行錯誤のすえにすこしづつ初歩的な文明の果実を手にしてゆきます。しかし千空が苦労しているのはわかるけれど話のテンポがよすぎるせいでお手軽感がただよう点はいなめません。センターカラーはもらえるし掲載順も良好なのでアンケートは好調であろうことは察せられるからここはもうちょっとじっくり描いてほしかった。俺『ロビンソン・クルーソー』もロビンソンがひとりで家を建てたりパンを焼いたり家畜をかったりして人間らしい生活を追及するくだりが好きで、逆にフライデーとかのロビンソン以外の登場人物はよけいな闖入者という感じがしてあまり好みではありません。小学生のころにこども向けの『ロビンソン・クルーソー』を読んだときからの感想です。しかし俺、小学生のころにはすでに人間がキライだったんだな。
 ところで『ロビンソン・クルーソー』の映像作品をいくつか観て、そのどれもがフライデーのあつかいが原作とはぜんぜんちがっているところと、ロビンソンが現代的人道主義者になってゆくところに制作陣の「俺は差別主義者じゃねえ! 俺は差別主義者じゃねえ!」という切なる叫びが聞えてくるようで、正直なところ笑ってしまいました。
 ダニエル・デフォーの時代は欧米では白人の優位性が自明の理として信じられ、フライデーがロビンソンの下僕になるのは当時としてはごく自然な流れでした。しかし今では通らない理窟です。もし原作に忠実なストーリーをやったらクレームがつくこと疑いありません。しかし近世ヨーロッパのメンタリティを考えればやっぱり不自然です。
 欧米人もご先祖さまのやったことで今になって苦労させられるのだから難儀なこってす。


・『鬼滅の刃』

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 れ、煉獄さーん!
 左目はつぶれ、肋骨はくだけ、内臓は傷つき、しかし上弦の鬼にあたえた手傷はまばたきする間に治ってしまう。あきらかに勝ちめはないのに、みずからの責務をまっとうしようと煉獄さんの気迫にはいささかのかげりもありません。まさにヒーローです。これが初登場のときに禰豆子もろとも炭治郎の首を斬ろうと一点の曇りもない顔で言ってのけたのと同一人物なのだからスゴイ。この漫画のサブキャラは第一印象と実際の性格とがだいぶかけはなれています。それこそジョジョ並に。

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 煉獄さんに加勢したくても手足に力が入らない炭治郎です。しかしヘタにふたりのあいだに割ってはいっても逆に煉獄さんの足を引っぱりかねないから炭治郎は動けなくて正解なのかも知れません。
 しかしヒノカミ神楽のヒノカミとはいったい何なのか。本命、対抗、穴、大穴と四つほど思いついたので列挙してみます。

・本命:火の神。火之迦具土神である。

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・対抗:日の神。天照大御神である。

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・穴:肥の神。マミさんである。

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・大穴:卑の神。卑劣様である。


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・『BORUTO』

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 とらわれのお姫様、じゃなくてチト生意気な友だちをたすけるために颯爽とあらわれる主人公。非常にカッコよく、かつ悪役が文句なくゲス野郎であるためにスカッとする展開です。救出対象がヒロインでないところは王道からはずれていると言えなくもないけれど、ヘンにベタベタしないからこっちのほうがいいな。
 助けるべき相手が個人的に白眉だったのが黒沢明の『用心棒』で、どんな人物かというと三船敏郎に憎まれ口を叩いていたツンデレじじいです。これが当世流にそこらのアイドルでも起用されていたらあの男臭い映画は全部ぶちこわしになっていたことでしょう。


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 ごらんのとおりセンターカラーです。表紙でいちばんあつかいが大きいのはごらんのとおりうるかです。話の中身もうるかメインです。うるかによっぽど人気があるのか、それとも初期ヒロインズがよっぽど不評なのか。まあどっちにせよ成幸はうるかとくっつけばいいと思いますけどね!


・『火ノ丸相撲』

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 体格の暴力! ただでさえガタイのいい久世が、背の低い火ノ丸の視点から容赦なくつっこんでくるのだから圧巻の迫力です。それでも火ノ丸はあきらめずまっ向勝負でとことん踏みこみ、久世の下手をとりました。

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 火ノ丸は下手、久世は上手。両者、必殺の間合い。


・『左門くんはサモナー』

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 先週号の不吉なモノローグでうすうす察してはいたけれど最終回です。いきなり数年後に飛んだり、てっしーの地獄行きがとってつけたような感じだったり、三大支配者のうちルシファーとアスタロトのデザインが未登場だったりしたので、残念ながら打切りだったのでしょう。
 序盤はてっしーのかわいさだのみだったのが、しだいに左門の性格がマイルドになり、個性的なメンツもふえて連載一年くらいのころはずいぶん安定感が出ていたのだけれど、いま読みかえしてみると最後のほうはパワーダウンの印象が否めません。ネタ切れもあったのでしょう。
 沼先生おつかれさまでした。『左門くんはサモナー』は好きな漫画だったので、お早い復活を期待します。


・『U19』

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 “あの戦いから一週間がたち”

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「ガレキだァ――――!!!
 昨日の赤髪がまた来たぞォ―――――!!!」


 一週間まえのことなのか昨日のことなのか、それくらいちゃんときめてください木村先生。

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「大人党を力で倒すのは案外容易い。だがそれでは本当にテロリストだ。
 大人を説得し、味方につけ、真っ当に選挙で大人党を倒す。
 それがガレキの勝ち方だ!!」


 本当もウソも、おまえらはまぎれもなく純度100%のテロリスト集団だよ。読者からのクレームで方針転換したのかも知れないけれど政府組織の破壊、首相拉致と国会議事堂占拠の策謀、自衛隊員の虐殺などなどと前科がデカすぎるのでいまさら正道をふもうとしても手遅れです。しょせんガレキは暴力革命がおにあいです。

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 ヒロインに横恋慕した二枚目くんが主人公への嫉妬のあまりリビドーを発言させました。主人公の能力が糸であるのに対しライバルのはハサミというのはなかなかセンスがいいし、主人公とヒロインとの赤い糸を断ちきるためにこういう形になったというので説得力もあります。

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 うえのコラ画像は某所でのひろいものです。今週号で『左門くんはサモナー』が最終回をむかえ、来週号からは新連載ふたつ&ハンタ復活なので、来週号と再来週号で下弦は全滅するのでしょう。木村、権平両先生おつかれさまでした。



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コメント

>>初期ヒロインズがよっぽど不評なのか

理系の子は可愛いし人気もあるだろ
文系は失敗気味だけど

下弦の伍は左門でした、と

鬼滅のキャラは、初登場時と後の印象は大きく違うけど、キャラクター自体に不自然なブレが無いから好き

もはや煉獄さんの死亡が免れなくて悲しい 胴体ぶち切られたツェペリさんみたいな状況

お許しください無惨様!!

そもそも女ヒロイン奪還はジャンプ王道ではない気がする

上のコメでもあるけど煉獄さんは初登場と今とで全くキャラがブレてないんだよな。なんとかして生還してほしい。鱗谷さんとは違う意味でいい大人だからこそ死なないでほしいなぁ

たぶん夜明け寸前に上弦の参を助けに他の上弦が乱入して煉獄は死ぬだろうな
で、夜明けでタイムアップで炭治郎たちは生き残ると

コラのセンスが高すぎて草
どうせ打ち切るなら左門くんを最後にしろよ無能編集…

そのコラの通りだと、下弦の壱は生きながらえるのですが・・・

しのぶさんも煉獄の兄貴もキャラは変わらないが好感度は大幅に上昇している

ワニ先生ならきっと風や蛇もいいキャラにしてくれる

・Dr.STONE
ロビンソン・クルーソーの後年に発表された「十五少年漂流記」という作品がありましたが、
そちらにおいても、人種による待遇・社会での立場の違いなどが描かれていました。
(15人の少年のリーダーを選挙で決める際に黒人の少年は除外され投票もしなかった)
良い悪いの話ではなく、当時の社会情勢がどうだったのか、何が当たり前だったのか、きちんと描くべきだと思います

・BORUTO
最初の頃と比べると、作画担当の人も実力を上げたと思いますが、SQ(月刊誌)ではなくてWJ(週刊誌)で連載してるのは純粋に疑問です。
そもそも月に一度の掲載だし、NARUTO初期の頃を思い出させるような演出などは、
現在のWJ読者の平均年齢層よりも若干上の世代に喜ばれる内容と思います。
WJの人気漫画の続編がSQやUJで連載されるというのは、テニスの王子様や忍空やるろうに剣心(予定)という
ケースがありますし、前例にならってもよいのではという気がします。
競争の厳しいジャンプ連載の枠を埋めて良いものか、という思いもありますが。

・勉強
当初は文系ヒロインと理系ヒロインの2本柱で行く予定だったのでしょうが、
体育系ヒロインの幼馴染が、3本柱どころかほか2人を食う勢いですね
人気の差はキャラの違いにもあるでしょうが、何より主人公のことが好きと自覚しているので
応援したくなるのが大きいでしょうね

・左門くん
シリアスとバトル展開は正直面白くなかったが、ギャグとコメディの部分はパロディネタが多めとは言え、
中々魅力的でした。個人的には、左門くんと九頭竜くんのクズカスコンビの話とかが好みです。
ネットで話題に上がることは多かった気がしますが、単行本売上は平均2万部前後だったそうなので
打ち切りを回避するほどの人気とは言えなかったようです。
とは言え、実力のある作家さんだと思うので、また舞い戻ってほしいですね

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