保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2017年15号

今週のジャンプ一コマレビュー 2017年15号 

・『腹ペコのマリー』

hitokoma_2017_15_01.jpg

 どーすんだよ、だと? キサマはなにをいっている。服を全部ぬいで金髪巨乳美少女の生れたままの姿を心ゆくまで視姦するほかになにがあるのだ。あとは野となれ山となれ。

hitokoma_2017_15_02.jpg

 マリー・アントワネットの娘が実は長生きしたというのは田村先生も先刻ご承知でした。で、この漫画ではフランスに身代りをのこして自身は日本へわたったということになっています。とはいえ当時の日仏間に国交はなかったので、どうにかして革命政府の手からすこしでも遠ざかろうとした結果、日本ゆきのオランダ船に乗ることになったとかいうのでしょう。


・『Dr.STONE』

hitokoma_2017_15_03.jpg

 大樹と千空がほぼ時をおなじくして石化から解放されたのは硝酸のおかげだったそうです。しかし硝酸をかければ石が腐って復活するというような単純なものではなく、すでに千空が半年ものあいだ手をかえ品をかえ石化鳥をもちいて研究実験しながら成功例はゼロ。前途多難です。

hitokoma_2017_15_04.jpg

 ところで前回の大樹が復活したそばで水滴らしきものがポタポタ音をたてていたのは何なのかと思っていたらこれが硝酸だったんですね。
 さて硝酸では効果がうすいと考えたのか千空は酒さえあれば硝酸にエタノールをくわえた腐食液をつくれると言いだし、それをきいた大樹がさっきみつけたブドウをさしだし、ふたりしてワインをつくることになりました。で、三週間たってうまいことワインができたので今度はそれを蒸溜してのアルコール造りにうつります。

hitokoma_2017_15_05.jpg

「なァ~~に紀元前3000年メソポタミア文明の連中も土器で蒸溜してたんだ」

 古代メソポタミアの人々はワインやビールを醸造していたのであって、ワインを蒸溜してブランデーがつくられるようになったのはそれからかるく千年はあとのことなんですけどね。
 しかしそんなくだらんツッコミはどうでもいいことです。千空は典型的な理系人間だし、酒の歴史なんぞはアルコール造りに必須の知識ではありません。あとこの直後に千空は蒸留器をミスって破壊してしまうように、けっして完璧超人ではないので、自信満々にまちがった知識を披露してしまったのはむしろ愛嬌になっています。つまらない漫画のばあい、こういうささいなミスばかりが槍玉にあがるけれど、おもしろい漫画だと読者のほうで好意的に解釈するか、あるいは見なかったことにするものです。もちろん『Dr.STONE』は後者に属します。
 ところで千空というと男塾死天王の戮家殺人拳の使い手を思い出すのう。センクウ先輩!
 そして冬がさり、春がおとずれ、千空がめざめてはや一年。百数十回の実験のはてにとうとう石化した鳥を復活させられる液体をつくることに成功しました。

hitokoma_2017_15_06.jpg

 ブドウを発見した手柄ということで千空は最初に助ける人間を大樹にえらばせることにしました。大樹の意中にあるのはもちろん思い人の杠です。しかしここですぐに復活させたとしても、女手ひとつふえたところで文明発展には大して寄与しないだろうし、ろくな治療手段もない現状では病気にかかっただけで死ぬ確率が非常に高いので、ここはまだしばらくのあいだ石のままにしておき、霊長類最強の高校生とかを復活させてもうすこし文明レベルをあげてからよみがえらせるほうが得策ではないでしょうか。


・『月光のアルカディア』

hitokoma_2017_15_07.jpg

 『エンジェル伝説』『CLAYMORE』と、ジャンプ系列の月刊誌で活躍してきた八木教広先生のSFファンタジー読切りです。これまでの予告の絵はずいぶん淡泊というか特徴のないキャラの顔だったので、やっこさん週刊ジャンプに掲載するにあたってずいぶん絵柄を変えてきたなと思っていたら、背景の絵とかじいさんの顔とかはあいかわらずの八木先生でした。
 ストーリーの土台はボーイミーツガールで、主人公は軍の生体兵器、ヒロインはお姫様と、要素要素はどこかでみたものばかりなのに作者の腕がいいおかげでぜんぜん気にならずに最後まですんなり読めました。
 しかしひとつだけ物申したい。コレ起承転結の起承で話が終ってるじゃねーか! あんな終りかたで納得できるか! 後篇というかたちでも短期集中連載でもいいから八木先生には主人公とヒロインのものがたりにきちんとケリをつけていただきたい。


・『火ノ丸相撲』

hitokoma_2017_15_08.jpg

 ダチ高のポイントゲッター國崎千比路やぶれる。
 これまで負けてばかりの兄貴を相手に相撲ではじめて勝つという流れだろうと思っていたら負けました。考えてみれば大典太と闘ったときといい今回といい、チヒロの勝負の俺の予想ははずれてばかりです。

hitokoma_2017_15_09.jpg

 チヒロのセリフに兄貴がなんか目をみひらいています。おどろいているのはたぶんチヒロが自分のことを大嫌いだとハッキリ言ったからでしょう。なんだかんだで好かれているし尊敬もされていると根拠なしに信じていたハズ。ちょうどチヒロがレスリング部の部員から嫌われているとはこれっぽっちも思っていなかったように。にたもの兄弟です。


・『ぼくたちは勉強ができない』

hitokoma_2017_15_10.jpg

 三番目のヒロインがあいかわらず恋に積極的です。でもここ一番での度胸はナシ。ちゃんとラブコメしてるの、この子だけです。正直なところメインの文系理系ヒロインズはひとりのキャラにまとめて、その対のキャラとしてこの日焼けの子をもってきたほうがよかったんじゃないでしょうか。
 ところで親指姫に眠り姫に人魚姫と、ヒロインのあだ名はおとぎ話や昔話で姫と名のつく登場人物由来だったんですね。ドンくさいことに、気がついたのはこのあいだ。四人目のヒロインはきっと手藝部の織姫です。


・『鬼滅の刃』

hitokoma_2017_15_11.jpg

 最終選別で炭治郎と同期のスカーフェイスが蝶屋敷に来ていました。廊下で炭治郎がよけたのにわざわざ身体をぶつけてくるあたり、性格の悪さはあいかわらずのもようです。でもこいつも炭治郎組に入ったら伊之助みたいに丸くなるのかなあ。

hitokoma_2017_15_12.jpg

 かわいい顔してすっごくキツイことをカナヲに言われたのに、炭治郎はというと「喋ってくれた!」とポジティブシンキング。このあともグイグイゆきます。

hitokoma_2017_15_13.jpg

 この女陥落(おち)たっ!
 今回の炭治郎は長男から天然ジゴロにジョブチェンジしています。


・『U19』

hitokoma_2017_15_14.jpg

 大人党躍進のきっかけは高校生の金メダリストがバカをさらして世界中から批難され、それが引金となって大人が「最近の若者は……」と不満をもつようになったからでした。そこへ大人党がりっぱな大人の育成を公約にかかげたところ得票率83%の圧勝をおさめたそうな。
 アホかいな。こんな事件がおこったところでワイドショーが連日さわぎたててひと月くらいで忘れ去られるのが関の山でしょう。バカのやらかし画像ひとつで政権交代って、作者がよほど政治をナメているとしか思えません。現実世界の大人たちは木村先生が妄想するよりもよっぽど健全ですよ。
 俺の父は「今どきの若者は」ということばを絶対に使わないことにしています。その理由は、むかしさんざん言われてイヤだったから。こういう筋のとおった大人は『U19』の世界にはほとんど絶無であるにちがいありません。イヤな世界です。

hitokoma_2017_15_15.jpg

 感謝するぜ。お前と出会えた、これまでの全てに!!!

hitokoma_2017_15_16.jpg

 なんということでしょう。あんなに職務熱心で子ども第一の教育につとめていた谷先生が主人公にねちっこいイヤミをいったりヒロインの机を教室から投げすてたり自分に暴力をふるった生徒への暴行を公言したりと完璧なクズに堕落してしまいました。これもすべて木村先生の漫画力が足りないのが悪いのだ……!
 や、谷先生がいい先生だというのは半分イヤミで半分本気です。木村先生がなんとかして谷先生を悪者にしたてあげようという意気ごみは第一話から察せられました。しかし木村先生が漫画を描くのがヘタクソだから谷先生の悪者描写も中途半端になり、谷先生に反抗する主人公のほうがかえって理不尽なワガママをわめきちらしているように見えるので、イヤミのひとつも言いたくなるというものです。
 しかしそれはそれとして谷先生まだ健在なのか……先週号のレビューで「最初の中ボス打倒が五話目」と書いたのに、打倒どころかバトルすらはじまっていません。このぶんだと谷先生が最初の敵であると同時にラスボスということになりかねません。それだと主人公が救いだすのはヒロインではなく野球部のハゲで終ることになります。クソ漫画ポイントが高くてなによりです。


・『斉木楠雄のψ難』

hitokoma_2017_15_17.jpg

 今回の内容:『アイシールド21』の焼肉回
  あるいは『焼肉の王子様』



ワールドトリガー 18 (ジャンプコミックス)
ワールドトリガー 18 (ジャンプコミックス)葦原 大介

集英社 2017-03-03
売り上げランキング : 273

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
鬼滅の刃 5 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 17 (ジャンプコミックス) ハイキュー!! 25 (ジャンプコミックス) ブラッククローバー 10 (ジャンプコミックス) 食戟のソーマ 23 (ジャンプコミックス) 左門くんはサモナー 8 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 16 (ジャンプコミックス) 双星の陰陽師 11 (ジャンプコミックス) 七つの大罪(25) (講談社コミックス) ワールドトリガー 15 (ジャンプコミックス)




コメント

大人党発端の理由しょうもねえ〜笑

数少ない評価点の谷先生を投げ捨てるスタイル
問題発言やデリカシーのなさはもともとあったけど
ヒロインの点数稼ぎ発言を素直だと褒める豪胆さはマジで評価できたのに

今週の唐突な谷先生クズ化で
東京湾や学糾以上に不快マンガになったよ


どこまで酷くなるのかという点では毎週楽しみにはしてるけどな



あと大人党の当選にカラクリもクソもねー

大人党がしょぼい
バトロワとか狂四郎2030並みのもの持ってこいや

まあ少年誌でガチのディストピア無理だろうけど


U19はコラ画像を楽しみにしているだけになってる

何というか、だんだん読むのが苦痛になりつつあるU19
立ち読み嫌いだからジャンプ買うけどさ…

みんなU19のことにしか触れないのでマリーは俺が貰っていきますね

ベタというが、焼き肉ネタってアイシルとテニプリ以外に何かあったっけ?

Dr.STONEは杠さんを復活させたら守りきれず死に追いやってしまう危険性があるし、
獅子王司くんを復活させても彼の性格次第じゃ生存人類の主導権を握られてしまいそうだし、

困ったなあ...

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2653-b23bc248

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ