保険 アリコ Moon of Samurai キン肉マン 第199話

キン肉マン 第199話 

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 硬度十ダイヤモンドパワー! しかしここまで描きこまなきゃならないとなるとアシスタントの人たいへんだろうなあ。
 それはさておき悪魔将軍は両手のダイヤモンドソードをつかって地獄のメリー・ゴーラウンドをしかけます。はじめのうちは超人閻魔も回避に専念し、ダイヤモンドパワーには正面切ってぶつかれないのかと読者に思わせておいて、実はぜんぜんそんなことはありませんでした。

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 ゲゲェーッ! 超人閻魔もダイヤモンドパワーの使い手だった!! まえにキン肉マンが超人閻魔を評して、あらゆる面においてひとりひとりの完璧超人始祖を越える力をもつと言ったけど、地獄の九所封じはおろかダイヤモンドパワーまで超人閻魔起源となると、ほかの始祖の必殺技も持主以上にうまくやってのけかねません。

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 はるかな昔にゴールドマンがダイヤモンドパワーをはじめて発揮したとき、ザ・マンは心の底から喜びました。自分とおなじ領域に達する超人がいたことを証明してくれたからです。ザ・マンは神にも匹敵する力を自分の弟子が発揮してくれ、ゴールドマンは敬愛する師の期待にこれ以上ないほどにこたえられました。この瞬間こそがまちがいなくふたりにとって最高に幸せなときでした。
 しかしザ・マンにとってその喜びはやがて悲しみの種になります。自分の最高傑作であるゴールドマンでさえ自分の一領域においてのみ同格になるのがせいいっぱいだと判断したからです。ゴールドマンでさえ自分を超えられず、ほかの完璧超人始祖もおなじだと考え、そのはてにザ・マンは超人という種に進化の限界がある以上、限界点にある自分の判断こそが至高のものであり自分が管理することが超人にとって最高の世界だと認識するにいたりました。
 残酷ないいかたをするならばゴールドマンの優秀さこそが皮肉にもザ・マンを超人閻魔に堕落させるきっかけとなったのです。ゴールドマンが超人の可能性を信じ、超人墓場から下野して悪魔将軍となったのも、おそらくは自分がザ・マンを変えてしまったことの自責の念によるところが大きいのでしょう。

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 しかしそれはさておくとして超人閻魔はいかにもプロレスらしい技を悪魔将軍にしかけました。ダイヤモンドパワー同士の勝負はあきらかに超人閻魔に分があります。かつてのキン肉マンでさえ渾身の力でようやくダイヤモンドの身体にキズひとつつけるにとどまったり、ダイヤモンドパワーを逆利用したりして劣勢を挽回したというのに、まっ向勝負でダイヤモンドボディをへし折ろうというのだから、イヤになるほど強いな超人閻魔!
 もはやギブアップも目のまえかと思われる悪魔将軍の脳裏によぎるのは、かつてのスパーリング相手のアドバイスでした。

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「何がダイヤモンドパワーだ! 力が全て、硬度が全て。そんなことでは私にはおろか……
 あやつにも勝てんぞゴールドマン!」

「ペインマン……」
「いつか手痛い目に遭った時にでも思い出すがいい。
 お前は頭が固すぎる。もっと私のように柔軟にならんとなっ。テハハハハ」


 クソッ熱いじゃねえか……ものすごくおいしいところで回想シーンがきたなあペインマン。熱膨張って知ってるか?でジャンクマンごときに負けた男だとはとても思えません。でもうえのセリフだとペインマンが自分を超人閻魔よりも格上と見なしているみたいだなあ。単行本で修正が入るのかな。
 そして悪魔将軍は起死回生の一手をうちました。

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「チェンジ硬度0!
 軟体ボディ発動――っ!」


 もし硬度ゼロ軟体ボディがペインマンの助言をもとにゴールドマンが下野してから手に入れた力だとすると超人閻魔への逆転の布石にもなるでしょう。しかし旧友との思い出話で形勢逆転できるって、いまの悪魔将軍なら友情パワーを使えてもふしぎではありません。



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コメント

「私にはおろか、アヤツにも勝てんぞ」
このセリフ、ペインマンらしくて好きだから修正しないでほしい。

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