保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2016年42号

今週のジャンプ一コマレビュー 2016年42号 

・『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

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 こち亀のことをはっきりと意識したのは大むかしにジャンプの単行本の最後のページを見たときでした。むかしのジャンプの単行本は漫画のページがおわったあとにほかの漫画の宣伝や既刊の単行本のリストがのっていたのです。で、それらの漫画のほとんどが数巻しか出ていなくて、十数巻も出ていれば多いほうだったなか、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』というやけに長くて漢字の多いタイトルの漫画が何十巻も出ているうえにまだ終っていないことを知って、ほとんど気が遠くなりました。
 それからジャンプを毎週買って読むようになり、こち亀も毎週かかさず読んでいました。高校生になってジャンプにあきてしばらく読まなくなり、数年たってからまた読み出したらこち亀はまだつづいていて、それからもずっと連載していて、これはもうたぶん秋本先生が死ぬまでこち亀はつづくのだろうと思っていました。それどころか秋本先生が死んでからも『クレヨンしんちゃん』みたいに別の作家によって描きつがれてゆくものとなかば信じこんでいました。
 そのこち亀が、今週号のジャンプで最終回をむかえました。今回の話は復活キャラの大集合というもので、人情ものとかではなかったためにヘンにしめっぽくなることはありませんでした。
 秋本先生おつかれさまでした。四十年間ほんとうにおつかれさまでした。

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 こち亀最終回記念で連載漫画に両さんの眉毛が描かれるという企劃があったのでひろいあつめてみました。このなかでの白眉は一話まるまるこち亀リスペクトしていた『斉木楠雄のψ難』です。こち亀三十周年記念では『銀魂』も両さんの眉毛をネタにしたギャグに一話かけていたけれどこのたびはシリアスモード一直線なのでさすがにモブに生やすにとどまりました。ほかにも扉絵に描いたり無機物に描いたりレギュラーキャラに描いたり両さんそのものを描いたりと千差万別です。
 ちなみにいちばん強烈だったのが『トリコ』です。センターをむりやり食わされてアカシアのときみたいに全身の毛がぬけたのに両さんのものになったという、笑うべきか腰くだけになるべきか悩ましい展開でした。俺は好きですよ、こういうムチャクチャなのは。


・『火ノ丸相撲』

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 最強同士の対決は久世に軍配があがりました。八割がたそうなるだろうとは思っていたけれどチヒロが大典太と試合して金星をあげたような予想外の結果もあるかも知れないと日和っていたらこの結果です。いやべつに久世が勝って悪いといいたいのではありません。ただこのあと団体戦でダチ高が白楼と栄華大附属のふたつとぶつかるだろうから、天王寺は火ノ丸にも負けてこのインターハイで二度も土をつけられるだろうというのがもはや不可避的になってしまって、それがちょっとかわいそうだと思うのです。王者の凋落は見ていてさびしい。


・『斉木楠雄のψ難』

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 ずっとあるのが当たり前だと思っていた。空気や水と同じように生まれる前からそこにあったモノ。しかし、どんなモノにでも終わりはある。そんな当たり前の事に――人は失って初めて気付くのだ。
 ……こち亀が……終わった!!

 俺の思いを斉木がかわりに言ってくれました。


・『ワールドトリガー』

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 王子は墜されるまぎわにイタチの最後っ屁で遊真の足を殺しました。この漫画って致命傷をくらった時点で次回につづいたらたいてい最後の一撃を敵にくらわせるイメージがあります。ベイルアウトのべんりさのゆえでしょう。
 このあと遊真は生駒とやりあうのは分がわるいと判断したのか千佳ちゃんに指示をくだして敵スナイパーの隠岐と相討ちさせたあとに隠岐をたおしてポイントゲットしました。

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 ワイヤーこみの遊真のうごきには対処しきれなかったのにグラスホッパーで高く飛んだ遊真は逃すことなく一刀両断にしてのけた生駒でした。やっぱり遠距離攻撃がお手のものなのでしょう。攻撃手なのに。

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「さっきも言ったが玉狛は実力的に空閑がいないところが穴になる。
 今回は機転でうまく乗り切ったけど、それにも限界があるだろ。
 メガネもがんばってんだろーがまだまだ足りねえ。せめて空閑のほかにもう一人……
 前衛を張れる強えーやつがいればなあ~~」


 うえの解説をした当真はこれからしばらくあとに「フラグたててんじゃねーよリーゼント!」とB級各位にタコ殴りにされる運命にあります。


・『特別国家公務員改造者対策課田中誠司』

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 なんか悪いヤツがでてくる。その被害者がでてくる。主人公が被害者をたすけて悪いヤツをバーンとたおす。ジャンプの読切りバトル漫画のテンプレです。それがわるいとはいいません。そりゃテンプレから完全に逸脱して、かつおもしろい漫画なら大歓迎です。しかしテンプレでおもしろい漫画と、テンプレでなくてつまらない漫画とでは俺は前者を支持します。この読切りが問題なのは、テンプレのうえにつまらない漫画だからです。
 まず敵。ハイハイ悪いヤツらですね。二度と読みかえしたくならないほどに不快で没個性的な連中でした。あとザコ敵がセリフのあとに(笑)とか(泣)とかをつけているのを見てまことに失礼ながらバカじゃねーのと思いました。被害者のヒロインもピーコラ泣いてばかりで好みではありません。主人公は、まあ正義のヒーローでしたね。正義のヒーローのテンプレ部分をのぞけば魅力はゼロになりますが。
 しかし今回の金未来杯、不作つづきだな……


・『食戟のソーマ』

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「セントラルに楽しさなんか求めてねぇよ。
 ……俺がセントラルに入ったのは、潤のためだ」


 知ってた。


・『ラブラッシュ』

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 キムチでいて……? 刺激的な存在でいてほしいという意味か……?
 うおおおががが、ニセコイ菌がまだ焼却処分されきっていない……



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コメント

> ザコ敵がセリフのあとに(笑)とか(泣)とかをつけているのを見てまことに失礼ながらバカじゃねーのと思いました。
同じ理由で読むのやめました。

ニセコイの菌扱いに草

神に愛された男と神の化身じゃ大分差があるよね

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