保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2016年40号

今週のジャンプ一コマレビュー 2016年40号 

・『ブラッククローバー』

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 おいオメーさっきからうるせえぞ。「ブッコロス」「ブッコロス」ってよォ~~どういうつもりだてめー。そういう言葉はオレたちの世界にはねーんだぜ……そんな弱虫の言葉はな……
 「ブッコロス」……そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレたちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には! 実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ! だから使った事がねェ―――ッ
 ……ってなに? ブッコロスじゃなくてブロッコスさん? あの、なんていうか、ゴメン……

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 いっつもよォー不思議に思うんだぜェ~~~オレのこの「右手」よォ~~けずり取ったモノはいったいどこへ行っちまうんだろう? ってなあ~~っ

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初代火影「木遁最強」
金色団長「世界樹魔法最強」



・『レッドスプライト』

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 この漫画の悪役は絵に描いたような悪い悪い軍事国家です。何十年もむかしからにたような組織がつぎからつぎへと登場しては主人公のまえにやぶれさっていったものです。よっぽど使い勝手がいいのでしょう。いやあ世界中のフィクション作家にとってナチスドイツは足をむけては寝られない大恩人ですなあ。
 ところで敵の親玉がテレビで臣民諸君と呼びかけていたのが気になりました。臣民というのは君主国における人民のことをいうのであって、最高指導者とはいえ将軍を肩書にもつ男がつかうようなことばではありません。この漫画は違和感のあることばづかいが多くて、たとえば主人公が一人称に小生というのをつかうのもそうだけれど、こちらは自分がみんなをひっぱってゆくのだという気概と義務感のあらわれと解釈できるのに対し、臣民のほうはうまい説明が思いつきません。こういうのがあると魚の小骨がのどにひっかかるような感じがして気になります。

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 それ以上に気になるのがモノは男の子なのか女の子なのかはたまた男の娘なのかということなんですけどね!


・『Legacy』

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 これで第十一回目という歴史あるわりに成果は案外ショボイ金未来杯のトップバッターです。主人公がわるいやつをバーンとぶっとばすというテンプレとかスタンドバトルとかはいいとして、キャラの喜怒哀楽がムダにはげしかったりグロ描写が露悪的にすぎたりして、読んでいて胃もたれしました。店主が味をよくしようとして調味料やら背脂やらを必要以上にブチこんだラーメンを食わされた気分です。もうちょっとさっぱり味のドライにやってほしい。
 ところでカラーの表紙をみてビックリしたのだけれどコレ原作と作画にわかれているんですね。原作いるのか……?


・『ワールドトリガー』

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 オサム・ジ・エンド。王子隊長は千佳ちゃんを牽制しながらも顔色ひとつかえずにオサムをたおしてのけました。やっぱりオサム弱いなあ。ところで王子隊長が右手でオサムの首をつかんで右手でオサムを刺したのを見てちょっと混乱したのだけれど、これって手のひらからスコーピオンを出しているのでしょうね。

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 しかしオサムよ、無駄死にではないぞ。おまえが王子隊長をひきつけておいてくれたおかげで千佳ちゃんがワイヤー地帯までたどりつけたのだ。もっともこれはオサムひとりの手柄ではなく千佳ちゃんがハウンドで地面を撃って目くらましをしたためでもあります。


・『火ノ丸相撲』

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 久世と天王寺、どっちにも負けてほしくなくてふたりに勝っていいのは自分だけだと火ノ丸がわがまま勝手なことを言いました。『あしたのジョー』でもこういうのがありましたね。テレビ中継で力石が苦戦中のところをジョーが応援して、それはなぜかというと力石をたおすのは自分だからとこたえるシーンです。火ノ丸にくらべるとジョーのほうはだいぶドロドロとした情念だったけれど。


・『トリコ』

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「フルコースの“肉料理”は……今でも私の額に残るその感触……おやすみの……“キス”……」
「マザコンがぁあ!!!」


 敵のツッコミにここまで共感したのはひさしぶりだ……! ヒゲづらで筋肉ムキムキの中年男があらぬかたを見やりながらフローゼの追憶にふける姿はマザコン以外の何者でもありません。しかも肉料理がキスなのだからなかなかに業も深い。おまけにフローゼの死がきっかけで人間界を滅亡のふちにおいやったのだから三虎はまちがいなくジャンプ史上最強のマザコンです。

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 しかし三虎のダメっぷりとか残念なところを百も承知でなおカッコいいし感動的だと思える自分もいます。なんだかんだいっても圧倒的な強さはやはり大きな魅力だし、三虎の過去篇はいまでも変らず好きなので。あと三虎がベロ攻撃をやらなかったのも大きいかも知れぬ。


・『キン肉マン』

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 キン肉真弓の子どものころの額の字が王子。そしてハラボテのあだながボテちん。どうということのないシーンなのにやたらおもしろい。これぞゆでイズム……!

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 兄のタツノリがその息子に自分のことを教えていたと知って感動にプルプルふるえるキン肉サダハル。ホントお兄ちゃんが大好きだなサダハル!

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「オレのようなかわいそうな者がひとりもいない、そんなキン肉族を作ってくれ。頼んだぞ」
「うん、約束する! 約束するよサダハルおじちゃん!」


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 その約束したキン肉真弓の長男はスパルタ教育のせいでグレて九歳で家出するはめになりました。おまけにネメシスとおなじように存在そのものが内密にされました。かわいそうなキン肉族です。

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 次男は赤んぼうのときにブタとまちがわれて宇宙船からすてられて孤児となり地球人からダメ超人としてバカにされてそだちました。これまたかわいそうなキン肉族です。

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 そりゃ消えるわー。キン肉族に抱いてた希望も消しとぶわー。
 という半分本気の冗談はさておき、ネメシスはどうしてここまで人が変ってしまったのか。実は兄の筋肉タツノリの正体がアカシアも三舎をさけるほどのドグサレ野郎だったという読者のだれひとりとして望んでいない展開がくるのではないかと冷汗ものだけれど今のゆではいったん株をあげたキャラをさげることはないのでそんなに心配する必要はないでしょう。しかしネメシスが心をうごかすとすればタツノリ関聯しか考えられないからな……こりゃキン肉タツノリが肉のカーテンを披露した例の戦争が実はキン肉族の元老院の手引によるものだったとかいう外道展開あるでぇ。



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コメント

エデニアには傀儡の王か皇帝がいると考えるのが妥当なんですかねぇ
それならエデニア王国とかエデニア皇国みたいな名称にしておくんじゃないかという感じもしますが

王子隊長の右手スコーピオンはその解釈で良いかと。

BBFによると
メインが弧月・旋空・シールド。
サブがスコーピオン・ハウンド・シールド・バッグワーム。

弧月を左手で使って、オッサムを倒した右手スコーピオンはサブなので
王子隊長は左利きっぽいですな。

原作いるのかこれ・・・トワンボ・・・スモーキー・・・恋染・・・うっ頭が・・・

レッドスプライト、期待できそうだな。
目的が明確なのと、船を使って戦うのが個人的にグット。絵は前作から上手いし。
主人公が良くも悪くもお子様なのが気になるところではあるが。

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