保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2016年34号

今週のジャンプ一コマレビュー 2016年34号 

・『食戟のソーマ』

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 何てったってこちとらこんなガキの悪戯みたいな嫌がらせなんかよりは以下略。ああ、附田先生もこの二連続の試験官による課題がガキの悪戯みたいな嫌がらせって自覚していたんですね。しかし自覚していればいいってものではもちろんなくて自覚しているのならもうすこしまともな展開にしてほしいと言いたいところです。いまのところ遠月試験官の妨碍はかませ犬レベルにも達していません。あんなザコどもを蹂躙する話がいったいどこの層にうけているというのでしょうか。


・『火ノ丸相撲』

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 ダチ高相撲部マネージャーの堀ちゃんは第一話でチカン被害にあっていたところを火ノ丸にたすけられた女の子でした。
 したのキャプ画像は第一話のものです。

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 こうしてみると堀ちゃん老けてて……もとい川田先生女の子をかわいく描くのがうまくなりました。第一話に描かれたほうの堀ちゃんなんて老けてて(しつこい)一話かぎりの登場のOLって感じなのに。

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(ほ……堀ちゃん!!
 既にマネージャーとして私負けてね!?)


 いままで勝ってるつもりだったのかレイナ……?
 レイナがマネージャーとして役にたったことなんて相撲部の部費をアップさせたくらいしかおぼえてなくて、しかもあれはマネージャーとしてよりも生徒会副会長としての仕事の印象が強いしな……


・『ワールドトリガー』

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 今回のワートリは第一ページでいきなり意味不明のコマがさしはさまれて一瞬わが目をうたがいました。王子隊長による相手チームメンバーのデフォルメ化&ニックネームなんですねコレ。見た目は二枚目、中身は残念! きっと根付さんも王子隊長を面接して五分で弘報部隊結成を断念したことでしょう。
 そしてオサムのあつかいはやはりメガネか……

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 相手がどう動くかを考えて策をねり、その策をみこしてあらたに対策をたてる。このつみかさねで戦闘プランがくみあがってゆくのが実におもしろい。作戦会議だけで読ませる漫画はジャンプでもそうはありません。ハンタはもう休載しちゃったし。
 ところでオサムは今度のランク戦では最初からバッグワームを使用するようです。実はこのやりかたはこれまで使ってこなかったのがふしぎなくらいにオサムにあった戦法なのです。だってオサム弱いもん。開幕バッグワームをやらなければあっというまに相手に距離をつめられて一点献上してしまいかねなかったもん。

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 三雲隊と王子隊とがまじめに作戦会議をおこなうのとは対蹠的に生駒隊は隊長が自分の好きな食いもののことをしゃべっていただけでした。まじめにやれい。
 ……いやセリフにわざわざ傍点をうっているあたり仲間にのみ通用する暗号で作戦をつたえているのか……? 生駒隊長は戦闘だといつもカメラ目線だし、あるいはこの何の役にも立たなさそうな暗号も自分ではカッコイイと思ってやっている可能性があります。もちろん実際には何の意味もなくてホントに自分の好きな食いものの話をしているだけってことも大いにありえますが。影浦隊なんか事前の準備なんてほとんどしないのにB級二位だし、ぶっつけ本番の出たとこ勝負でも結果を出せればだれも文句はいわんのでしょう。

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 こ、このくされ外道~! ヒュースに道案内をさせるだけさせておいてアフトクラトルについたら拘禁とか投薬とかで無力化するだとォーっ!? なかなか合理的な発想だ(ぉ
 しかしこれは合理的のようにみえて実際には悪手でしょう。いくら相手が近界民とはいえ、利用したあとポイというのはスジがとおりません。そんなことがあったと知ったらボーダーの士気は目に見えて落ちるだろうし城戸司令の求心力も激減するはずです。ましてやヒュースはいまではれっきとしたボーダー隊員なのでなおさらのことです。
 だいたいヒュースを始末するって、その手をよごすのはだれがやるというのでしょうか。近界民に恨みをもつ三輪か、命令に忠実な風間さんかってところでしょう。しかしオサムは城戸司令の魂胆をうすうす察しているようなのでヒュースを守るような対策をたてるにちがいありません。たとえば遠征中にヒュース始末のうわさをそれとなく流すだけでも三輪とかへの抑止力になるでしょう。遠征メンバーからしても遠征中にヒュースと苦楽をともにすれば戦友意識もめばえるだろうから城戸司令の考えに賛同できない隊員がでてくるはずです。最悪のばあい遠征隊が内部分裂をおこしますよ。そんなバカげたことはだれものぞんでいません。ヒュースの危険性を排除するとしても、もうちょっと穏健な方法がとられるはずです。


・『鬼滅の刃』

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 眠ると強くなる男……キャベツ……ハクバ……うっ、頭が……
 しかし臆病だろうがメンタルが弱かろうが頭が悪かろうが、心が折れてからも自分の力で勝てたという一点においてのみだけれど、善逸は一護よりもマシです。てーか一護が敵にヘコまされたあと味方のサポートをうけることなく自力でどうにかしたことってここ数年でいっぺんでもありましたっけ。


・『BLEACH』

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 かつて敵対していた男の命をおとりにし、自分はうしろから刺す! これが主人公のやることかーっ! でも正攻法だといまの一護がユーハバッハに勝てるわけがないので卑怯な手段だろうとなんだろうと役に立っただけマシです。勝てばよかろうなのだァァァァッ!!


・『ものの歩』

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 ウソです。たぶんキスどまりです。

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 セミナーくさいツラだなあ……前回までと顔のつくりそのものが変ってるし。
 ともあれ最終回です。前作の『クロガネ』が二年弱、今作が一年ちかくの連載なので、池沢先生はそこらの二十週打切り連発の漫画家よりは実力があります。長所をあげると、絵はそこそこ見やすい。演出はわりあいうまい。キャラはけっこう立っている。しかししょせんはそこそことかわりあいとかどまりで、ほかの作家とはっきりちがうところといえば実績とはふつりあいにアンチが多いことくらいです。
 池沢先生は承認欲求が強いとネットでよく目にします。それ自体はわるいことではありません。だれだって人からほめられたいものです。それに学業なりスポーツなりで結果をだす人はおそらく子どものころにテストや大会でいい成績をおさめたのを家族やまわりからほめられたことが大きなささえや原動力になっていることが多いはずです。
 しかしそれを主人公に投影して、しかも主人公をシロウトの努力家に設定するのはどうかと思います。そりゃ自助努力だけで成功したほうが才能のおかげで成功するよりもりっぱでしょう。しかしどんな分野であれトッププロとは千人にひとり万人にひとりという天才が常人にはおよびもつかぬ努力のはてにたどりつくもののはずです。成功するために努力するのはあたりまえなんです。それなのに主人公は努力一辺倒で、しかも早々に結果をだしてしまうものだから、どうしても主人公は超天才になるか、あるいは主人公の敵とかライバルが無能にならざるをえません。
 正直なところ池沢先生は努力家設定に固執するのをやめて、生れながらの大天才を主人公にしてさすおになかできをやったほうがいいのではと思います。どうせ今までの路線をつづけたところでファンの数はふえずアンチの数もそのままでしょう。お兄さまみたいな活躍をつづけさせることでアンチが倍増したとしてもファンや信者を獲得するほうをえらぶしか池沢先生には道がのこされていないのではないでしょうか。もちろんそれを実行したところで成功する保証なんてどこにもありませんが。


・『キン肉マン』

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 ネメシスとの対決をひかえるキン肉マンに声援をおくるキューブマンにチエの輪マン、そしてキン肉マンとかつて戦ったキングコブラ。こいつらのことはよくおぼえています。俺がはじめて買った『キン肉マン』の単行本(もしかしたらはじめて買った漫画の単行本かもしれない)が第八巻で、ちょうどこいつらが戦っていたところでした。
 子どものころは長篇漫画を最初からそろえるなんて贅沢はゆるされず、すくないこづかいをためたり親戚や近所の人からもらったりして手にいれた漫画の単行本を何度も何度もよみかえしたものです。いまでは金銭的によゆうができて、ほしい本ならいくらでも買えるようになったけれど、むかしみたいに熱中して読むことはめったになくなりました。それどころか積ん読本がどんどんふえてゆく始末です。おとなになるってかなしいことなの……

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「へのつっぱりはいらんですよ!」

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 言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ!
 キン肉マンのあのセリフにこのフレーズをかさねてくるか……いまの『キン肉マン』の担当編集者はまちがいなく熱心な肉ファンですな。



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コメント

しかも一護はその後ろからの月牙で藍染もまとめて攻撃してるようなので
ここまで来るといっそ清々しい

火ノ丸相撲は堀ちゃんがヒロインしてて可愛かった(KONAMI)

>>キン肉マン

有能な担当編集がいない漫画家など
クリープを入れないコーヒーと同じ。

>ほかの作家とはっきりちがうところといえば実績とはふつりあいにアンチが多いことくらいです。

これ的確過ぎて笑いましたwww

しかし黒歴史をあげつらうわけでもなく、良いところ足りないところをきちんと指摘した秀逸なレビューでした。
池沢先生本人に見せてやりたくなります。

あーん!ニセコイのレビューがない-!!

いや、冗談はさておき、来週と思われる最終回後の総括を楽しみにしております。

  • [2016/07/26 21:47]
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  • 通りすがり1号
  • [ 編集 ]
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どうしようもなかったバディストライクの後だからか
ものの歩に対する感想総括がクロガネの感想書いていた人とは思えないくらい真剣で笑える

必殺!暗黒流れ星!

「5対1でも正義面してるヒーローが多い中、2対1なら云々」とか宣ってくれた、炎の転校生2号もいましたっけ。
しかも敵は普通の生身の人間。(たしか丸腰w)

うなれー 唸れ 滝沢きぃっくー あたれー あたれ国電パ・ン・チ

ものの歩はシェアハウスと将棋部と、どちらの掘り下げも中途半端に終わってしまった感じがありますね。
舞台設定そのものは魅力的に映っただけに残念でした。

あと遅ればせながらですが1000万HIT達成おめでとうございます。

「セミナーくさいツラだな」に笑いました
でもこうして見ると確かに…!自己啓発ってますね

途中のものの歩レビューもこれぐらい真摯にやってれば荒れなかったのでは
いつからか雑なパクり指摘ばっかりになってたからなあ

>最初からバッグワームを使用するようです。
たぶんメガネのトリオンだと、バッグワーム消費でも結構キツいからでは…
逆に言えば今のメガネは開幕バッグワームしつつスパイダー張って、そこでトリオン切れてもユーマが有利になるからそれで良し。と割り切れる。
だからこそ、ここで開幕バッグワーム解禁なのではないかと。

ヘボいアステロイドに割くトリオンは…残るのかなぁ…?

>10 ここに限らずblog系ではよくあるけど、半ば当たり前みたいになってることを見落とされるよね

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