マクロスΔ 第16話 「ためらい バースデイ」

　ハヤテの父親をあんな男よばわりした新統合軍の軍人はハヤテがいたことに気づいてごまかしたあとさっき戦場あとで助けられたことに礼をいいました。瀕死の体験をして平静でなかったためか場にそぐわぬことを言ってしまったけれどハヤテのことをちゃんと考えられるあたりは好印象です。しかし言われたハヤテがいい感じのしないのは当然のことです。このあとアラド隊長はハヤテにその父親のことを知っていながらだまっていたことをきかれて「聞かれなかったからな」と某インキュベーターみたいなことをぬかしおりました。
　これだけひっぱるところをみるとあるいはハヤテの父親は例のウィンダミアの次元兵器投下のパイロットだったのかもしれません。しかしそのばあいさすがに主人公の父親の所行としては邪悪にすぎるので下の卑劣様みたいなフォローがはいることでしょう。



　だが本当はちがうのだ。べんりなことばですね。



　チャックの妹の安否が不明なのでフレイアがかわりに裸喰娘娘の看板娘をつとめております。しかしかわいい。フレイアのことはこれまで表層的にかわいいと思っていたけれどこんどは胸のおくのほうにグッときました。げに強きはチャイナドレスよ。



　あさってがフレイアの誕生日ということでワルキューレとΔ小隊でサプライズパーティをひらくことになりました。ハヤテとミラージュはプレゼントを買うために町へくりだします。どうみてもデートじゃねえかと思っていたらチャックやレズカップルもにたようなことを言っておりました。しかしこいつらハヤミラ派か……？



チャック「なあ、何かいいのあったか」
マキナ「そうね……」
チャック「これなんかどうだ」
マキナ「キャッ、かわいい～」
チャック「いや、かわいくない。おまえのかわいさに勝てるものはここにはない」
マキナ「もう、ハヤテのバカバカ～」

　アテレコすんな。



　というわけでフレイアの誕生日パーティです。十五歳といえばウィンダミア人にとっては人生の折りかえし地点なので脳天気によろこんでばかりいられないはずなのにフレイアはあいかわらず屈託のないままでした。なおハヤテのフレイアへのプレゼントは人工降雪でした。
　それではハヤテ争奪レースでこのたびさらに馬間距離をひろげた両者をごらんください。

　　　↓ 独走中のヒロイン


　　　↓ 十馬身以上はなされたヒロイン


　　　 　 f77j　　　　　　　　　　　　 r～～～～～
.　　 , -‐lﾙ/、　　　　　＿_　　　　_ﾉ あああ‥‥
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　　ﾞ7　　　.ﾊ.'二ﾙ' |〈___ﾉf レ1(
　　 L＿＿|、　　　,L|　しL.し'ﾞ"　←ミラージュ派
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　 〈ｰく　　}ｰく
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　どうなさいました‥‥‥‥？　お客様‥‥‥‥
　さあさあお気を確かに‥！　がっかりするには及ばない‥！
　残り話数はまだ十話もある‥‥！
　まだまだ‥‥　逆転の可能性は残されている‥！
　どうぞ‥‥‥‥　存分に夢を追い続けてください‥‥‥！
　我々は‥‥‥‥　その姿を心から‥‥　応援するものです‥！

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