保険 アリコ Moon of Samurai うたわれるもの 偽りの仮面 第24話 「覇者たるもの」

うたわれるもの 偽りの仮面 第24話 「覇者たるもの」 

 ヒロイン勢は川をくだってうまく帝都から逃げおおせました。身の安全が確保されて人はようやくよゆうができるもので、ルルティエはハクらの安否を気づかいます。

utaware_itsuwari_24_01.jpg

「だいじょうぶだよルルティエ。どんなときでも、どんな危険な目にあっても、平気な顔してかえってくる。
 それがハクだもの」


 自分もハクのことが心配なのにルルティエをはげますためにしいて平静なふうをつくろうクオンが完全に正妻の貫禄です。あとルルティエが心配していたのはハクだけではないのにクオンの眼中にはハクしかないところも正妻らしい。恋は盲目視野狭窄。

utaware_itsuwari_24_02.jpg

 オシュトルがまえに言ったとおりヴライにはヴライなりの意志がありました。アンジュの細腕にヤマトはささえられん、アンジュを奉ずるのは傀儡とするのとおなじこと、きたるべき乱世を平定できるのは力あるものだから自分があらたな帝となろう、というものです。
 うーん、君主が傀儡というのもわるくはないんだけどな。わるくいえば傀儡、よくいえば立憲君主制。君主は権力をもたないけれど無上の権威をたもち、国民からは心からの崇敬をあつめ、文人武人は派閥争いこそすれ玉座はのぞまないというのは国として安定感抜群です。
 もっともそれには条件があって、君主が国民から崇敬されるだけの裏打がある必要があります。具体的にいうと歴史とか伝統です。これは帝が何百年もヤマトを統治していたから問題ないでしょう。正直なところ立憲君主制に移行するために帝が国のありかたを変えていたらよかった。そのうえで帝がまえもってアンジュに譲位して上皇として新帝を善導するか、はやいうちにアンジュを政治にたずさわらせて八柱将以下文武百官に顔つなぎをさせるかしておくべきでした。いやホントに帝が崩御したのかはまだまだあやしいんですが。

utaware_itsuwari_24_03.jpg

 ヴライはいろいろやりすぎとはいえ武人としては筋をとおす男で、オシュトルとの決闘にもおなじ条件で戦えるようはからいました。

「しかしそなた、これをどうやって手にいれた?」
「デコポンポが遊んでて手をすべらして二階の窓からおとしたのをちょろまかした」
「……なんというか、ショボいな(´・ω・`)」
「……ああ(´・ω・`)」


 などというやりとりはなかった。
 しかし今回、味方の頬の冷汗率がワートリのオサムなみに高い。

utaware_itsuwari_24_04.jpg

 そんなこんなで前哨戦。いきなり全力をだして怪獣大決戦をやらないあたりがこのアニメのぬるいところであり、またイマイチまじめに見る気がおきないところです。

utaware_itsuwari_24_05.jpg

 ヤクルトが見さかいなしに斬撃を飛び散らかして建物の残骸がオシュトルの足を直撃したのがひびいてヴライとの戦いでは劣勢を強いられます。そのことでネコネはオシュトルのもとへかけつけようとし、ハクに制止され足手まといだとはっきり言われます。気にするなネコネ、あれはヤクルトのせいだ。あとハク、ネコネをとめるためとはいえスキンシップをしまくってうらやましいぞコンチクショウ。

utaware_itsuwari_24_06.jpg

 そしてふたりはやっとこさ本気を出しました。おかげでこれまでドラゴンボールの対ピッコロ戦みたいだったのがいきなりサイヤ人篇に移行したかのごときパワーインフレの感があります。てーかオシュトル、まわりの被害をかんがえろ。ウィツァルネミテアもどきになっても人の意識をたもてるならせめて帝都からはなれてヴライをひとけのないところへおびきよせろ。生粋のバトルジャンキー孫悟空だって切羽詰まっていなければ強敵と戦うときに無用の人死にをさけるため戦場をかえるというのに。

utaware_itsuwari_24_07.jpg

 それはさておき双子巫女のケツがいい。

utaware_itsuwari_24_08.jpg

 で、そのケツもとい双子巫女がヴライの力を封印しました。なるほど、いくら忠実とはいえ家来にあれだけの力をあたえていたのは保険があったからか。やるなジジイ兄貴。しかしまがいものとはいえウィツァルネミテアの力のみならず大封印まで手にいれたって、どれほどの頭脳の持主なんだ(あえて過去形はつかわず)。

utaware_itsuwari_24_09.jpg

 しかしヴライもさるもの、大猿から人の姿にもどったベジータのように疲労困憊しながらも闘志をうしなわずにネコネにむかってマッチョの変態みたいな絵ヅラで鉄拳をふりおろします。それをうけとめたのはオシュトルではなくハクでした。そして燃やされました。なぜこれで死なない……兄貴の改造手術で人間以上の力を手にいれていたか。

utaware_itsuwari_24_10.jpg

 ハクのつくった隙をついてオシュトルはネコネから刀をうけとってヴライの胸に突きたてました。細かいことをいえばオシュトルはヴライに対して一対一で戦わなかったことになります。しかしそれは卑怯でもなんでもありません。圧倒的な武でもってヤマトをみちびこうというのはヴライの勝手であり、オシュトルがそれにつきあわねばならぬ道理はありません。オシュトルにはオシュトルのオシュトルのやりかたがあります。そしてヴライという個人の力に対してオシュトルは人の和をもって勝利したのです。
 おお、われながらそれっぽくまとめられた。

utaware_itsuwari_24_11.jpg

 戦いおわって夜があけて、ハクらはとりあえず安心できる場まで退避してひと息つきました。ところでハクがヴライの焔をあびて顔にススをつけるくらいですんだのはいいとして、服まで無事なのは納得がゆきません。ハクはどうせ野郎なんだから服をボロボロにしても視聴者サービスになるはずがないから作画に不必要な負担をかけさせまいとほったらかしにしたとスタッフが判断したというのか! なんという的確で冷静な判断力なんだ!!

utaware_itsuwari_24_12.jpg

「まったく、もうこんなひどい目にあうのはこりごりだ。とっととエンナカムイに行って、しばらくはのんびりしようぜ」
「そうだな。何もない国だが、おだやかで、すごしやすいところだ。そなたも、きっと気に入ると思う。
 ながめのいい丘があってな、まだおさないネコネやキウルをつれて、よく遊びに行ったものだ」


utaware_itsuwari_24_13.jpg

「そいつはたのしみだ。皇女さんもきっと、よろこぶぜ」
「ああ。みなで行こうか」
「……」
「そこにうまい食いもんと酒があれば、もういうことはないな」


utaware_itsuwari_24_14.jpg

「ふ、あいかわらずだな、そなたは」

utaware_itsuwari_24_15.jpg

「おい、ちゃんとつかまってろよオシュトル。おっこっちまうだろ。なあ。オシュトル?
 へへっ、なんとか言えよオシュトル。ちゃらけてる場合じゃねえだろ?
 なんだよ? おい、ちょ……オシュトル?」


utaware_itsuwari_24_16.jpg

「おい、起きろよ……君島?」



不安定な神様(初回限定盤)(DVD付)
不安定な神様(初回限定盤)(DVD付)須谷尚子 Suara

F.I.X.RECORDS 2015-11-04
売り上げランキング : 21155

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
天かける星【初回限定盤】 声(初回限定盤) うたわれるもの 二人の白皇 プレミアムエディション (【特典】描き下ろし特製パッケージ・設定資料集・ミニサントラCD・特製イラスト屏風 &【Amazon.co.jp限定特典】クリアブロマイドセット 同梱) 夢路(リマスター盤) うたわれるもの 二人の白皇 プレミアムエディション (【特典】描き下ろし特製パッケージ・設定資料集・ミニサントラCD・特製イラスト屏風 &【Amazon.co.jp限定特典】クリアブロマイドセット 同梱)




コメント

最期君島に戻ってて涙出る

なんか、攻撃と攻撃の間に余計な描写を割り込ませすぎて
緊張感も戦ってる感も削がれてると思う。

アニメ化したシナリオライターは、ほんと、物理的な本を読まない人なのかな?

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2379-8d5f684c

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ