保険 アリコ Moon of Samurai 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第17話 「クーデリアの決意」

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第17話 「クーデリアの決意」 

 前回の事件をきっかけに労働者らは「会社のやつら、絶対にゆるさねえ」とか言って叛乱をおこし、公然とテロ活動をおこなってギャラルホルンから兵器をうばいはじめました。

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 「資本主義が発達すると大資本家と労働者とに二極化され、前者は後者を搾取し、両者はやがて激突する! マルクス様が予言なさったとおりだ!」と時代おくれの左翼が感涙にむせびそうな展開になってまいりました。実際には欧米や日本のように資本主義が発達すればするほど社会はゆたかになって暮しむきもよくなり大衆は革命などのぞまなくなるものです。唯物史観にのっとって労働者が既存の権力に対し暴力革命をいどんだすえに理想社会を建設するというのはしょせんフィクションやファンタジーでしか実現できないのですなあ。
 世のクリエイターが左翼革命の非現実性とアホらしさとに気づき、社会主義万歳時代の先人ののこりカスをしゃぶるのをやめるのは、さて何十年後になることやら。

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 分捕り兵器はあらかじめロックがかかって攻撃行動はできないようにされていたのに叛乱者はそれにまったく気づかず、ギャラルホルンとの戦闘にはいってようやく事態の深刻さに気づいたものの、時すでに遅しで一矢むくいることさえできずにいいマトになって撃墜されてゆきました。ぐはっはっは、面白いようによく落ちる。まるでトンボとりでもしてるようだな。

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 クーデリアはしいられているんだ!しいたげられている人々の希望になりたいと言いだし、三日月はいつものようにオルガに下駄をあずけ、さてどうするかというところへギャラルホルンの支配体制に疑問をもちはじめたマスコミの手伝いのおかげでひとまず虎口を脱しました。このぶんだとノブリスの言ったとおりにクーデリアと鉄華団は革命の乙女とそれを守る若き騎士団になりそうです。正義のために三日月やオルガが死んでゆく展開は望んではいなかったのですがねえ。

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 結局はド派手にギャラルホルンとやりあうことになったとオルガは名瀬にことわりをいれました。名瀬はオルガをとがめず、タービンズはテイワズ傘下の組織として名が売れているため今後は別行動だといいます。ああこれあとで兄弟分が相撃つフラグですね。タービンズが鉄華団にやぶれてスペースデブリとなるか、あるいはテイワズから離叛してクーデリアの旗のもとにはせ参ずるかはまだわかりません。
 そして出向組の昭弘はもちろんのこと改修ずみグシオンをひっさげて鉄華団にもどります。このままタービンズにいすわったほうが破滅の危険はさけられるだろうし、ラフタもそれをのぞんでいるけれど、命をおしんで家族を見すてたとあっては昭弘・アルトランドの男がすたります。
 ところで昭弘とラフタの関係がいい。男女の間柄であり、おたがいに好意をもっているけれど、ラフタがすでに名瀬の奥さん(のひとり)なので惚れたはれたのベタついたものにならず、しかるべき距離をおいたものになっています。この距離感がいい。
 さてコロニーにいる三日月にはこんでやろうとダンテがバルバトスにのりこみました。

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「俺だってシミュレーションはこなしてんだ。ただはこぶくらいウボァー!」

 バルバトスは限界までリミッターをはずしているために三日月のほかには情報量にたえられないのでした。ところでうえの画像、ダンテのアヘ顔ダブルピースの素材になりそうです。素材になっても需要はないか。

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「すごいな、あいつ。俺は……
 ああ、イライラする」


 バルバトスの受けとりに宇宙空間へ単身とびだした三日月のひとりごとです。あいつというのはもちろんクーデリアのことでしょう。イライラするのは、自分の判断をすべてオルガにゆだねて何もかんがえようとしない自分へのいらだちでしょうか。これは三日月のオルガへの依存から脱する自立フラグかと思われます。そしてどうやら二期があるらしいことを考えあわせれば……こりゃ一期ラストでオルガが死ぬフラグやでぇ。

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 反撃されないのをいいことにやりたいほうだいのギャラルホルンの独擅場に三日月のバルバトスが登場し、狩る立場が一転して狩られる立場へところげおちました。しかしギャラルホルン弱いなあ。地球圏なのだから圏外券よりも練度がたかくて三日月を手こずらせるのかと思ったのにそんなことはありませんでした。

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 戦いをお楽しみ中の三日月にかかっていったのは新型の……いや超旧型というべきか? ともあれ視聴者には新顔のガンダムタイプで、それを操縦するのはチョコのとなりの人あらためガリガリ君でした。ところで気になったことがひとつ。ガリガリ君は自分の操縦するガンダムキマリスをさして「この出力、この性能、予想以上だ! ま、それでなくては骨董品をわが家の蔵からひっぱりだしたかいがない!」と言っております。ガンダムタイプって強いんだ……
 いや俺ガンダムタイプって単純な戦闘力は低いと思っていたんです。なにせ三百年まえの機体であり、CGSやブルワーズみたいなショボい組織が保有し、いまは亡きクランク二尉が第二話で「そんな旧世代のモビルスーツで、このギャラルホルンのグレイズの相手ができるとでも」と言っていたので、技術力の進歩した作中時間では時代おくれのポンコツだろうと思っていたんです。しかしどうやらポンコツなのは三百年間停滞した技術力とクランク二尉の判断力とのようでした。悲しいなあ。
 ともあれ、旧型だけれど阿頼耶識がつかえるvs最新鋭だけれど阿頼耶識がつかえない、という鉄華団とギャラルホルンとのパワーバランスの妙がこのアニメの魅力だと勝手に思いこんでいたのが崩れさりました。まあ阿頼耶識のアドバンテージは昭弘がグレイズを操縦してけっこう善戦できたあたりからあやしくなっていたのですけれど。結局ガンダムは量産機よりも強いといういつものパターンになっちゃったな。
 ああそれとガンダムタイプは阿頼耶識システム抜きでも操縦できることが判明しました。ブルワーズのオカマッチョが阿頼耶識でグシオンを操縦していると思いこんで同情したのに、損した。

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 クランク二尉のグレイズを改修したやつを操縦するシノと、やっとこさ鉄華団に恨みをはらす機会にめぐりあえたアインとが激突しました。ふたりの会話はあきらかに視聴者のツッコミまちのシロモノなので無視してやります。

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「まあなんでもいいや。どうせすぐに消える名前だ」

 ガエリオの名前をしつこく言いまちがえたあとの三日月のセリフです。因縁の相手とはいえ顔も知っているし何度も話をした相手だというのにクールきわまりない。ホントぶれないなあ。

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 そんなことより下着姿のクーデリアだ!

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 ガンダムキマリスの槍に今まさに貫かれんとする三日月のバルバトスを、死亡フラグフラグクラッシャー三日月のお株をうばうかっこうで救ったのは、グシオンリベイクを操縦する昭弘でした。初登場補正のおかげか一対一では優勢だったキマリスも二機を相手にまわしたために一挙に劣勢へとおいこまれます。そこへ割ってはいってキマリスの盾になったのはアインでした。
 ところでガリガリ君とアイン、だいぶ仲がよくなったようです。前回の次回予告でもアインはガリガリ君のことをえらくほめあげていたし、ガリガリ君も根は善良のようなので、もし三日月や鉄華団のメンツがガリガリ君のもとで働くようになったらそれはそれでむかしのことは水にながしてうちとけそうな気がします。

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 ラストはフミタンの死から立ちなおったクーデリアの全世界へのよびかけでおわりました。次回はガンダム名物の演説からはじまりそうです。でもクーデリアはきめるときはカッコよくきめていいから日常ではこれまでどおりのポンコツでいてほしい。



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コメント

どんだけポンコツ好きなんだw

ちなみに、ファーストの白い悪魔と、ZのマークⅡは、カタログスペックだと、後期汎用機には追い抜かれてる模様。

バルバトス自体、グレイズと比べると機体性能は低い、というのをどっかで聞いたような気がします。
ひとえに三日月の技量と阿頼耶識の存在がバランスを引っ繰り返しているのだ、と。MS戦初陣のはずのシノが普通以上に戦えてる描写って冷静に考えればかなりの話な気がします。

キマリスが優位に立ってるのは一撃離脱戦法特化で、バルバトスと三日月相手に有効だからだと思います。
事実グシオンRに突撃止められてからはほぼ一方的にボコられてましたし。

しかしコロニー篇に入ってからどうもお話がつまらないですねぇ

>実際には欧米や日本のように資本主義が発達すればするほど社会はゆたかになって暮しむきもよくなり大衆は革命などのぞまなくなるものです。

嘘付け、上流階級が社会が豊かになったように見せて抑え込んでるだけで
下々の最下層は革命したくても出来ないだけだぞ

ガンダムタイプが強いっていうのは、多分現代兵器より昔の高科学水準の発掘兵器の方が強いっていう設定なんじゃないかなと。
厄災戦で一度世界滅びかけたみたいですし、今の世界はその当時の技術水準がそのまま残って更に進歩発展した世界ではなく、一度後退してから復興した世界なのだろうと考えてます。
こういう設定のロボット物ってそこそこありますしね。
ターンAなんかもそうですよね。

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