うたわれるもの 偽りの仮面 第16話 「宴」

　ハクのメンタルケアに一話がついやされました。これを見るとハクオロがほとんどまたたく間に腹をきめて戦乱に身を投じたことのいさぎよさのほどが思いやられます。もちろんハクのほうが尋常であってハクオロの腹のすわりぐあいはむしろ異常なのでしょう。安全圏内の視聴者としてはハクオロのほうが見ていて痛快だとしても。



　凱旋パレードで厚顔無恥にも戦の功労者であるかのようにふるまうデコポンポでした。このあと敵前逃亡の罪状をもって斬刑に処せられたらいいのになー。いいのになー。なー。



　戦争神経症一歩手前のハクを元気づけようとクオンは外へとつれだそうとします。こういうのは鬱病患者にがんばれがんばれとはげますのとおなじで、かえってほったらかしにしたほうがいいんじゃないんでしょうか。すくなくとも俺だったらほっといてほしい。でもハクは何だかんだでクオンの頼みごとをむげにできませんでした。こういうところがハクのいいところです。
　で、クオンとネコネとルルティエはハクに勾玉つきのストラップと色紙の手紙とをプレゼントしました。それらに関しての描写が不足のように思えるのはたぶんラストあたりで重要な役割をはたすからでしょう。いや0080のバーニィのビデオレターみたいにクオンらが戦死したあとで手紙の文面が読まれるようなのはカンベンしてくださいよ。
　そしてこのあと男性陣がハクのために宴をもよおしました。



　結果的には腐ルティエのための宴みたいになってしまったがなアッー！



　畑にすてられカビがはえてハエもたからねーカボチャを見るような目のネコネかわいい。



　ハクの全裸を見せつけられたクオンはハクの股間にひざ蹴りをおみまいしました。暴力はいいとしても股間はやめたほうがいいぞ股間は。ハクのが使いものにならなくなってこまるのはクオンなんだからな。

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