保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2016年02号

今週のジャンプ一コマレビュー 2016年02号 

・『食戟のソーマ』

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 ソーマ、見切り発車の出たとこ勝負で圧倒的勝利! いろいろおそまつ!
 審査員がセントラルの思想を正しいと判断し、その確立のためにあえて汚れ役を買って出たという回想シーンが描かれたことで、どうやって八百長をひっくりかえすのかという問題に対しては最低限のリアリティを附与されたものの、前もって伏線として張られていなかったのでアトヅケ設定という印象が強く、またソーマが叡山先輩に無策でいどんだことにはかわりはないので結局は主人公補正による御都合主義的勝利という感じになってしまいました。
 あとソーマと叡山先輩と、ふたりの料理がどっちもそれほどうまそうに見えないので審査員が転向したことの説得力も弱いものになっています。要するに竜胆先輩を脱がせるべきでした。竜胆先輩を脱がせるべきでした。大事なことなので二回いいました。


・『ブラッククローバー』

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 ゴーシュ兄さんナイスキャラ。頭のネジが九割方ぶっとんでいて話がだいたい通じなくて、殺すときめたらノータイムで殺しにかかって、ヤンキー先輩やウォーモンガー先輩よりも実力は上。妹に手をあげた奴は妹の命乞いにも耳をかさずに殺そうとするのもいい。キチガイもここまで一本すじがとおっていると爽快感があります。
 しかし残念ながら世界観が不殺主義なのでゴーシュがどれほど本気で殺そうとしてもだれひとり殺せないのが難点です。スカッと殺していいのに。あとゴーシュが情無用のキリングマシーンであればこそアスタの不殺主義が相対的に輝くんじゃないんですかね。本音としてはアスタもケンシロウみたいに悪党をきっちりブッ殺してくれたほうが読んでいてスッキリするのだけれど。


・『火ノ丸相撲』

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 ダチ高相撲部の不協和音、あっさり解消。ユーマは相撲部に入るまでのことをずっと負目に感じていたのに部長はとっくのむかしに水にながしていました。
 この件はそろそろ見ていてだるくなってきたので解決したのはけっこうなことです。しかしそう思えるのはこれまで充分以上にユーマが自分のしでかしたことを自覚し、できるだけのことをやってきたという積みかさねがあってこそのことです。みそぎがすんだと読者も納得できるからユーマがゆるされる展開にもすんなり受入れられるのです。もしユーマの贖罪の念がゆるゆるで行動のほうもぜんぜん悪びれないようだったらこうは行きません。たとえ部長がゆるしても読者がゆるさなかったことでしょう。
 いやあるんですよそういう漫画とかアニメとかが。問答無用のクズがいつのまにか主人公の仲間になって、それまでの所業がなあなあで流されて、そのことをだれも指摘しなくて、登場人物よりも視聴者のほうにフラストレーションがたまって、ひいては作品全体の評価までさげさせるようなのが。


・『「おめぇ、……戦略、戦術、…そして戦闘、…全て三拍子揃ってるぜ。
……お前みたいなヤツが俺の役をやるべきなんだよ…。山狗みてぇなクソどもの隊長をな…!」
「ははん。ごめんだね、あんたらみたいな根暗そうな秘密部隊の隊長なんて!」
魅音が笑い捨てる。 小此木もそれを笑って受けた。
謙遜でなく、それは純粋な反応だと思った。
「……へへへ、そうだな。お前ほどの器なら日本の不正規戦部隊長なんてもったいないぜ…。
SASでもデルタでもスペツナズでも、…どこでも最高の人材になれるだろうぜ。何しろ、」
「はははは、あっははははははは!!! SASぅ? デルタフォースぅ?
下らないねぇ! そんな退屈なところじゃあ、私を飼いならせやしないよ!!」
「……へっへへははははは! そうだろうな。そうだろうよ。
 ……なら聞かせてくれ。お前ほどのヤツなら、何の隊長を望む!」
「隊長なんて興味ないね。部長でいいね。」
「……部長…。英国情報部辺りってとこか、…ふ、妥当だな。」
「だめだめだめ、なってないね! あのねぇ、私がやりたい部長はたったひとつ!!
 雛見沢分校の我が部の部長だけさッ!! 罰ゲームのない戦いなんてごめんだね!
 口先の魔術師、前原圭一! かぁいいモードの竜宮レナ!
 トラップ使いの沙都子に萌え落としの梨花ちゃん!!
 そして期待の新人古手羽入!! これだけ揃ってりゃ、世界のどこだろうと退屈だねッ!!」
 「…………勝てねぇ…。……勝てねぇよ……。…こんなヤツが隊長だったんじゃ、
 …勝てるわきゃねぇやな…。へへへへはははははははは!!」教室』


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 感想はお察しください。


・『殺し屋ドミノ』

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 日本語台詞協力:鋼屋ジン! まさかデモンベインの人の名前が少年ジャンプに載ろうとは、文殊菩薩でも読めなかったことでしょう。
 話のほうはイマイチでした。ヒロインの父親がマフィアのドンなのに子煩悩という魅力的な設定と見えたのに実はただの悪党だったという、悪い意味でのテンプレなのにはがっかりしました。主人公が一見ボンクラのようで実は実力者だというのもありふれています。殺し屋ランキング2422位中2420位という肩書の種あかしがなかったのもマイナス。この作者がジャンプ+で連載している『群青のマグメル』も五六話あたりで読まなくなったし、肌にあわないのかな。


・『ワールドトリガー』

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 ガロプラ襲撃の報をうけてもボーダーはランク戦を中止しませんでした。ひとつには準備戦力だけで撃退できると見積り、ひとつには今回のガロプラ襲撃は箝口令がしかれているのでいたずらに騒ぎを大きくさせまいと考えたのでしょう。その判断がうまくゆけばそれでよし、しかし下手をふんだらボーダー上層部の評価をすこしさげねばなりません。

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 どさくさまぎれにヒュース脱走。アフトクラトルの属国と接触すれば祖国へ帰れると考えているようです。しかしガロプラにボーダーの足止めをするよう指示を出したのがもしハイレイン一派だったらまずいことになります。「ウチの人間で角つきの、見るからにだまされやすそうな奴がいたら、そいつ生きていると困るんでサクッと殺っちゃっといて」と言いふくめた可能性が大、どころかハイレインなら絶対にやってます。もちろんハイレインとは別の派閥が命じたかもしれないし、ガロプラは別にハイレインの私兵ではないからその命令をすなおに受けとる義務もないのだけれど、ヒュースの帰国についてもまた保証のかぎりではなくなってきました。

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 ガロプラの戦闘員がトリオン兵に化けてボーダー基地に近づき、トリオン兵器を無効化するらしい装置をつかって基地内に侵入しました。かなりあっさり気味です。やっぱりランク戦は最初から中止して数を活かしたほうがよかったんじゃなんですかね。むこうのトリオン兵は三百ちかくいるからオサムらがくわわっても焼け石に水で結果は変らなかったかもしれないけれど。


・『左門くんはサモナー』

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 先週号につづいて今週号もまた掲載順が中盤をキープしています。まだまだ油断大敵だけれどもちょっとだけ安心しました。
 話の中身は、おもしろかったけれど期待していた方向性とはちがうという感じです。まだ連載がはじまって三四ヶ月なので、メインキャラの個性をはっきりきわただせたストーリーをやってほしかった。たとえば前回の猫話。左門は唯我独尊の救いようのない外道のはずなので、ああいうふうに左門の個性をゆるがせにしかねないストーリーは、もうちょっと左門のキャラクターが読者のなかで確乎たるものになってからのほうがよかったと思うのです。
 今回もそうです。ベヒモス先輩みたいなサブキャラをメインで描くのはもうちょっとあとでよかった。そこまで連載がつづかないかもしれないけれど
 あと天使河原さんマジ健康美。



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コメント

とりあえず暗殺の感想について一言

管理人さん、気持ちは分かるけど、落ち着いて!!

松井はもうやる気ないだろコレ

左門君に関しての批評に異論はないけど、やっぱジャンプの性質上仕方ない事かと

恐らく、ベヒモス先輩をインタビューしたのは少将閣下ww

管理人さんはかなり落ち着いてるよ、むしろかなりオブラートに包んだ感想でしょこれ。
以前からの暗殺ファンすらブチ切れて酷評しまくってる内容だったぞ今週は

いや、暗殺信者は相変わらず批判に噛み付いてるよw
批判に対して感情的な反応するから信者だけでなく作品まで気持ち悪がられる事を理解した方がいい
批判が間違ってるならアンチ以外は賛同しないし、作品が好きなら批判に反応しないでほっとけばいいんだよ

噂によると次々回の左門くんはセンターカラーらしい

暗殺wwまあ、おれも思ったけどw

好意の反対は嫌悪ではなく無関心
だからまだレビューの項目にあるんならまだいいんじゃないかな教室

ヒロアカには一切触れなくなったしね

>鋼屋ジン:まあ日曜日の朝からニトロプラスの名がテレビに出る時代ですからね

>左門くん:出しっぱ先輩はもうメインキャラでしょうw

>茶番教室:もはや何も言うまい

左門くんのクズ回ばっかやってるとまた掲載順下がっちゃうから(震え声)

>いやあるんですよそういう漫画とかアニメとかが。問答無用のクズがいつのまにか主人公の仲間になって、それまでの所業がなあなあで流されて、そのことをだれも指摘しなくて、登場人物よりも視聴者のほうにフラストレーションがたまって、ひいては作品全体の評価までさげさせるようなのが。

ヒロアカのことだと思ったんだけど、でもかっちゃんだって割と周りの人間から批評されまくっているし、そう言ったキャラも割と批判されていることもあるんでさほど気にならないんだけどその辺管理人的にどうなんでしょうか。

> しかし残念ながら世界観が不殺主義なのでゴーシュがどれほど本気で殺そうとしてもだれひとり殺せないのが難点です。

魔法帝は顔色一つ変えずに賊を数人ぶっ殺したような。

てゆうかこの感じだと殺す前にサリーが着て話終わっただけじゃね?サリーかわいいよね

お粗末

全開のお粗末のときもお粗末だった気がするし

胄山は泣いていい

暗殺のあれはまあ、「まさか中学生があんな化け物じみた動きをするとは思わなかった」ってことに尽きるんじゃないでしょうか。烏間先生やカルマが実力を過少に評価するよう仕向けてたのもありますし。多分松井先生的に今週の話は「相手に本来の実力を出させずに仕留める」という暗殺教室の集大成を表したかったのかなと思います。

暗殺の問題点は前々から管理人さんが苦言を呈されていたように、「誰も死なない世界で殺し合いをしている」ところでしょうねえ。鷹岡の雇った殺し屋と戦って来たり、死神(笑)と対峙したりと、一応それなりに死線をくぐってはいるはずなんですけども。所詮優しい世界の中での戦闘だから、今週のストーリーも「お遊びで暗殺やってきた奴らが本気で命の取り合いをしてきた軍隊に経験値で勝ってるわけないだろ」ってツッコミを入れられるわけですし。

ここらへんが不殺漫画の限界なのかなあと思います。子供向け(悪い意味でなく)の娯楽漫画としてはものすごくクオリティは高いと思うのですが。

長文失礼しました。

読み切りはまぁ、人を選ぶ、かな。
ジャンプ+の方も少年漫画してて結構好きだけど
冨樫リスペクトなだけで評価甘くしてしまう俺みたいなのも居るし

左門くんに関しては某キル子さんと違って天使頼りじゃなくても面白いんだから
むしろどんどん悪魔押しでいってほしい

バレ見てきたけど、来週の暗殺もっとひどいことになってる、、、

酷さでニセコイには敵うまい

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