保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2015年02号

今週のジャンプ一コマレビュー 2015年02号 

・『食戟のソーマ』

hitokoma_2015_02_01.jpg

 はやまと くろきばは ようすをみている!
 ふたりはソーマの隠し球が気になってしようがないようです。それはそうでしょう、決勝まですすんだ強敵が自分の理解をこえる食材にすべてを賭けてきたのだから油断するより警戒するのが当然です。前回のあのソーマをなめきった態度はなんだったのか。
 料理漫画に無知なおどろき役が必要なのはわかります。しかしそれを担当するのはライバルキャラや審査員ではなく名もなきモブであるべきでしょう。ただでさえ遠月の名無しの生徒どもはホントにこいつらエリートなのかよとうたがいの目で見てしまうほどにボンクラぞろいなのでソーマをあなどるのはかれら以上の適任者はいません。そしてボンクラどもの評価のひくさに葉山らが同調せず、逆にソーマをたかく評価してこそ、両者の株があがるというものです。
 結局のところ作者はわれわれ読者をなめているのです。どれだけ作劇がテキトーでもわかりやすいエサをたまに放れば読者はよろこぶと思ってるんでしょ?

hitokoma_2015_02_02.jpg

 ロリスとショタ木場とをかわいらしく、かつ萌えるように描いておけば読者はよろこぶと思ってるんでしょ? そのとおりだよコンチクショウ。


・『僕のヒーローアカデミア』

hitokoma_2015_02_03.jpg

 このあいだの襲撃で幹部どもに見すてられた雑魚ヴィランどもはやっぱり小物ばかりでした。で、そいつらは精神的にガキのままの手一杯さんに賛同してついてきたとのことです。この漫画、なんのとりえもない主人公がヒーローにあこがれてひょんなことからステップアップしてゆくところが『キックアス』ににていると思っていたら、雑魚ヴィランのほうも『キックアス2』っぽい。そしてどちらも既存の作品の上っつらをなぞったヒーローごっことヴィランごっこに見えるところも共通しています(もっとも『キックアス』のばあい意図的にヒーローもののパロディをやっているわけですが)。


・『逆転ロンパ -輝きの古畑ネウロ-』

hitokoma_2015_02_04.jpg

 絵もセリフも不愉快なのでできるだけマシなところをキャプ画像にしようとしたら魚になってしまいました。
 推理ものの体裁をとっているのに重要な証拠品が前回に出てこなかったこととか、塩素いりのプールで魚が生きられるのかよとかいったことにはあんまり腹はたちません。そういうのが枝葉のことに思えるほどに中身がひどい。
 まずキャラの百面相がのきなみ気色わるい。小畑先生の絵は『バクマン。』以降リアルよりになっていて、小学校が舞台の今作でもデフォルメがあまりきいていません。そのためギャグ顔やらおどろき顔やらがわるい意味でばかりリアルっぽくてまことにブサイクで、みていて胸がわるくなります。
 そしてキャラがこれまた最悪です。主人公は辯護士のくせに証拠品を捏造するクズでした。検事の半ケツ判月はアウチ。まんまアウチ。被告は被告でウソつきのうえに脅迫されたとはいえ偽装犯で、そのくせ御涙頂戴で読者を感動のほうへひきずってゆこうという原作者の魂胆がみえみえです。最後に犯人については……コイツについてなにか書いたら指がくさる気がするのでやめておきます。
 原作者の榎伸晃先生、おつかれさまでした。一刻もはやくバイバイジャンプ新たなるステージへと旅立つことを切に祈ります。


・『トリコ』

hitokoma_2015_02_05.jpg

 やっぱり死ぬ死ぬ詐欺でした。
 キンタマントヒヒのバンビーナが四天王にしかけてきたのは戦いではなく遊びであり、トリコは腕ずもうのつもりで腕をもがれ、ココは膝カックンをやられて両膝から下がふきとび、ゼブラはあっちむいてホイのときの風圧で首がちぎれ飛んだのです。サニーがまばたきをしたのに見逃されたのは、バンビーナが自分をかくれんぼの逃げるほうだと思いこんだためでした。なるほど、サニーだけが無事だったのにもちゃんと理由があったんですね。あの点はただの御都合主義だと思いこんでいました。しまぶーのことをなめていました。土下座します。
 ちなみにココの脚は自分の毒でつくった義足であり、ゼブラは事前にココがつくった毒人形でした。毒万能伝説。もっともトリコの腕だけは自前のものだったけれどトリコの腕がもげるのはいつものことなのでとりたてて言うことはありません。


・『ワールドトリガー』

hitokoma_2015_02_06.jpg

 千佳ちゃんがB級にあがったのはオサムと遊真とのポイントをうつしたからでした。なんだよ千佳ちゃん、地道にがんばって昇格したんじゃなかったのかよ。前回のレビューでほめて損した。
 なおこの特例は千佳ちゃんの規格外のトリオン量をかんがみてのことです。そりゃ前回アフトクラトルが目の色をかえて千佳ちゃんをうばいにきたのだから、ベイルアウトをもたせるのはきわめて妥当な判断です。これくらい納得のゆく理由があるのなら主人公サイドが例外的に優遇されても不満はありません。

hitokoma_2015_02_07.jpg

 で、B級ランク戦がはじまりました。実況するのはB級十八位チームのオペレーターです。たぶんその時間帯にランク戦のないヒマなチームのオペレーターがまわりもちで実況をつとめるのでしょう。しかしボーダーのオペレーターはなぜキレイな人かかわいい子ばかりなのだ……? 顔でえらんでんじゃねえのか。

hitokoma_2015_02_08.jpg

 三雲隊のオペレーターは玉狛の元祖メガネの宇佐美さんです。これはおそらく三雲隊が新設のチームなのでランク戦までにオペレーターのなり手を見つけられず、玉狛の先輩が暫定的にオペレーターをつとめることになっているものかと思われます。ふたつのチームのオペレーターをひとりが兼任するのは荷が重いでしょう。
 ところで先週ちょっとしらべたら、三雲隊のメンバーは雲・空・雨と天象関係の漢字が苗字にふくまれているので、三輪隊が解散(三輪が風刃もちになって自動的にS級になるため)したあとそのオペレーターの月見蓮が三雲隊にはいるのではないかという臆測を目にしました。読んだときはなるほどと思ったけれど、俺としては新キャラのほうがのぞましい。三雲隊三名は中学生のフレッシュトリオだから月見さんじゅうきゅうさいはちとトウがたちすぎています。

hitokoma_2015_02_09.jpg

 三雲隊のデビュー戦は案の定、圧勝でした。接近戦なら遊真が瞬殺し、相手が障害物にかくれるなら千佳ちゃんがもろともにふっとばす。規格外の戦力ふたりに対し、リーダーのオサムはいったい何ができるのか……三雲隊のお荷物として敵チームからねらわれるのを見こしてのおとり役? あとメタなことを言うと読者をハラハラさせるための足手まといか。前者はまだしも後者はヒデェなおい。


・『もめるひと』

hitokoma_2015_02_10.jpg

 おっぱい。


・『火ノ丸相撲』

hitokoma_2015_02_11.jpg

 三年まえ、火ノ丸は中学一年生のときにはもう背たけが頭うちになっていました。それでもまっこう勝負の相撲をとることをやめず、おかげでまわりからの評価もさがるいっぽうです。そして久世の父の大乃国大和国もまた火ノ丸のいまの相撲をかえたほうがいいと思っていました。それでも火ノ丸は大大乃国大和国の意見にしたがわず、このままの道をすすむことを宣言します。
 中学一年生とは信じられぬほどの腹のすわりようはさすがだけれど目上の人には敬語を使おうな火ノ丸くん。

追記:久世の父親の大和国を大乃国と書きまちがえていました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。


hitokoma_2015_02_12.jpg

 決勝トーナメント第一試合ではやくも火ノ丸と久世との勝負になりました。こういうパターン、このごろではすっかりおなじみになりましたね。
 さて火ノ丸と久世、どちらに分があるかといえば二対八で久世でしょう。久世はいってみれば体の大きな火ノ丸であり、実力が伯仲しての勝負の決め手はやはりフィジカルがものをいうはずだからです。しかし久世にも弱点はあります。これまで公式試合には一度もでたことがないため、同年代の強豪ならあたりまえに身につけているはずの勝負勘とか、勝敗をくりかえしてきたことによる自信のつみかさねとかが久世にはないのです。火ノ丸が勝つとしたら、そのあたりをつくくらいしかチャンスが見つかりません。
 しかしメタ視点からいうとやっぱり久世が勝つのではないでしょうか。ここで火ノ丸が負けなかったらものがたり的にいってもう負ける機会がなくなるからです。国宝の沙田をすでにくだし、いままた草薙剣の久世にまで土をつけたのでは、いったいだれが火ノ丸にかなうというのか。未登場の国宝ですら力不足です。
 ここは火ノ丸が久世をあと一歩のところまでおいつめるものの横綱の血の覚醒のまえに惜敗し、そのあと両者はいつか再戦することを誓う、というのがベタで無難な展開でしょうか。われながらベタすぎるな。


・『斉木楠雄のψ難』

hitokoma_2015_02_13.jpg

 おっふ……!
 開始早々燃堂と海藤とがでてきたのでいつもの三馬鹿トリオのあれやこれやの話かと思ったら照橋さんもいました。なお斉木らはみな服を買いに来ています。俺は斉木以上にオシャレに興味のない男なのでよくわからんのですが照橋さんみたいな女の子も男子学生がゆくような店で服を買うものなのでしょうか。
 で、すったもんだのすえに三馬鹿トリオのえらんだ服を照橋さんに着てもらうということになりました。
 さて一番手の海藤が目をつけた服がこちら。

hitokoma_2015_02_14.jpg

 ダッセェ!!

hitokoma_2015_02_15.jpg

 でも着てくれる照橋さんマジ聖女。しかもにあっております。なんか『サクラ大戦3』のエリカっぽい。
 そしておつぎは燃堂のえらんだ服です。

hitokoma_2015_02_16.jpg

 燃堂よくやっ……いや!
 燃堂よくやっ……いや!
 燃堂よくやっ……いや! ハレンチな!

hitokoma_2015_02_17.jpg

 結局は斉木がえらんで試着室に超能力でおくりこんだ服にきまりました。

     残念だけれど
     こっちはこっちでにあってるから
     ガマンするお……

    ⌒|/⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒ヽ、_ノ⌒
      ヽ   ____
        /  |::⌒\
      /  _ノ|::(●)\
表   /  o゚⌒ |ヽ__)⌒::::\   裏
     |::.    (__ノ|r-|:::::::::::::::::::|
     \::.   ´ |ー´::::::::::::::/
                  ∧
   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
     斉木は地獄に堕ちるといいお!




斉木楠雄のサイ難 11 (ジャンプコミックス)
斉木楠雄のサイ難 11 (ジャンプコミックス)麻生 周一

集英社 2014-12-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

関連商品
暗殺教室 12 (ジャンプコミックス)
斉木楠雄のサイ難 10 (ジャンプコミックス)
ワンパンマン 7 (ジャンプコミックス)
銀魂―ぎんたま― 57 (ジャンプコミックス)
斉木楠雄のサイ難 9 (ジャンプコミックス)




コメント

結局斉木の選んだ服を気に入る照橋さん
まじで神に愛されてる

ロリスとショタ木場可愛かったなあ……

証拠を捏造ずるクズ弁護士でもタクティカルジャッジメントって作品ありますし。
相当昔の作品ですけど。

>・『逆転ロンパ -輝きの古畑ネウロ-』
輝きの元ネタだけ判らん。

  • [2014/12/09 14:42]
  • URL |
  • 名無しの日本人
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

裁判のやつは残念ながら魚の表情ですら不快ですね

そもそもの問題として火ノ丸は今のままだと新弟子検査に受からないような身長だと思うが

  • [2014/12/09 20:06]
  • URL |
  • 電子の海から名無し様
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

小畑先生はダークファンタジー描いてほしいなぁ。

輝きはあれだ
スタードライバーの

※6
学生横綱になれば角界入り出来るらしい

ソーマは多少話が荒くても絵の良さでカバー出来る範囲だからいいよね……

※6
背伸びしても足りないのかね

裁判の奴はダンガンロンパっぽいなーって思ってたら比較するのも失礼なレベルで酷い
小畑作画じゃなかったら10週打ち切りだって確信したレベル

>結局のところ作者はわれわれ読者をなめているのです。どれだけ作劇がテキトーでもわかりやすいエサをたまに放れば読者はよろこぶと思ってるんでしょ?

その読者を舐めきってるハヤテをもう数年以上ずっと感想を書き続けててワロタ

あのシーンに敬語で話してたらむしろ台無しじゃね…

火ノ丸に感想で、横綱の名前が大乃国になってるのはウケ狙い?

ヒロアカに関してだけど、マンガでリアルヒーローやろうとしたらあれくらいのごっこっぽさは当然だろ?
それに能力バラしたこと自体には言及しないのか?
感想が私情に満ちすぎというか…相撲は逆にひいき気味だし。
そういうものなのかな。

感想なんてそんなもんよ
人間嫌いなものをみれば悪い部分に目が行きがちなもんさ
俺ならここで擁護してる奴を見れば感想でこきおろすのがもっと楽しくなるね

むしろ感想なんだから私情であたりまえでしょうよ。まぁさすがに最近のヒロアカのそれは難癖に近いものを感じますがそれは主の感想というわけで。

やっぱりそういうものか。ありがとう。

基本的に感想ってのは作品に対していうもので、それが否定的でも肯定的でも難癖でも屁理屈でも構わんと思いますよ

俺からしたら人の感想にとやかく言うことの方がなんだか変な話だと思います

それに、自分が贔屓で見てるかもしれませんしね
ちなみに俺はヒロアカもアメコミも好きですけど、今回のヴィラン強襲はごっこみたいだなって感想でしたし、主の言ってることとすごい同感でしたよ

っていうちょっとした擁護でした

でもならこのコメ欄はそもそも管理人の感想見た感想を語る場だから人の感想にとやかく言うのは当たり前でしょ。
それに、別にごっこぽくないとは言ってないし、私情を言うのがダメとも言ってないよ。
批判的なことを批判する不自然さは自覚している。

ただ、好きなマンガが毎週批判のためだけに話題にされるのはイヤだった。
じゃあ来んなって思うかもしれないけど、ヒロアカ以外はおおむね同意で、たまに「ああー、そうかもしれないな」って思うこともあるし、
不特定多数ではなく一個人の感想も気になるから来てる。

ヒロアカの感想がダメならクロガネや東京WONなんとかのファンなんて憤死レベルなんだよなぁ……
ヒロアカは期待してるからこそ残念な点を挙げてる感じな気がする

レビューは個人の感想であり、感想の答え合わせじゃない

自分が好きではない作品は何言ってもオッケーだけど
好きな作品の批判は許せない

信者って怖いね☆

擁護でも批判でも無くただの感想だけど
作中で校長が「(手一杯さんが)能力明かしたのは愚かな行為だった」と
明言していた辺りについてはちょっと触れて欲しかったです

あの辺含めて今回はここで言われてた

「あいつしょうも無いことばかりしてるけどどの辺が純粋悪だよ!」

と言う話に極めて丁寧に答えていたのが印象的だったので
その辺の説明をどう受け止めたのかが今回一番楽しみでした

なので説明部分に一切言及せず、結論部分だけピックアップしてたのには
ちょっと残念だったです

>自分が好きではない作品は何言ってもオッケーだけど
>好きな作品の批判は許せない

>信者って怖いね☆
「批判は許せない」のはお前の方だろ
煽る前に鏡でも見たら?

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2141-3d1fb4e8

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ