保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2014年52号

今週のジャンプ一コマレビュー 2014年52号 

・『E-ROBOT』

hitokoma_2014_52_01.jpg

 『i・ショウジョ』がジャンプ+に島流しになってから空位になっていたジャンプのエロ枠を今週号の新連載がうめました。話の構造は、クラスメイトの女の子に片想いの主人公のところへピンク巨乳がやってくるという、『To LOVEる』そのものでした。美柑がいない、やりなおし。
 一読しての感想はというと、わるい意味で平凡という感じでした。“全ての部位が完璧にエロい”というロボ娘の肩書が完璧に看板倒れ。それなりにかわいいね、くらいにしか思えません。ほかのキャラもストーリーも作品の雰囲気も既視感バリバリ。この漫画ならではの武器がひとつも見いだせませんでした。
 あえて希望を托するなら、それは春菜ちゃんサブヒロインでしょうか。

hitokoma_2014_52_02.jpg

 バカテスの秀吉にほんのちょっとだけにているこのサブヒロインが女装キャラだとしたら凡百のラブコメ漫画とは一線を劃する作品へと昇華されるでしょう。それが漫画のおもしろさにつながるかどうかは作者の力量しだいですが。


・『暗殺教室』

hitokoma_2014_52_03.jpg

 あーあ、新連載のサブヒロインが渚きゅんみたいな男の娘だったらなー。


・『ONE PIECE』

hitokoma_2014_52_04.jpg

「「工場」を守る幹部は一人――“遊泳自由人間”セニョールピンク!!
 ピーカの石像には最高幹部“岩石同化人間”ピーカ!!
 「4段目」ひまわり畑に……コロシアムの英雄“旗人間”ディアマンテ。
 「王宮」最上階、現ドレスローザ国王“糸人間”ドフラミンゴ、そして参謀の“粘液人間”トレーボル。
 ……「3段目」で部下を率いる“破裂人間”グラディウス。
 「2段目」には幹部4人。“地翁拳”ラオ・G!! 闘魚の“半魚人”デリンジャー。
 “全身武器人間”ベビー5。“超体重人間”マッハ・バイス。
 ――幹部以上はまだ10人もいるけど……」


 セリフを文字におこすだけで心がおれそうになりましたorz
 決着の時はそう遠くないと言ってたけれど、そんなセリフを信ずるヤツがどれだけいるのでしょうかねえ。というか“そう遠くない”って、何週後? 何ヶ月後? 何年後?


・『卓上のアゲハ』

hitokoma_2014_52_05.jpg

 壮絶な過去とか因縁のライバルとかは関係なく、ただ卓球が好きだから命をかける。スマートでいいですね、こういう主人公。スポーツなんだからいちいち何かを背負うことなく趣味でやるくらいがちょうどいい。『火ノ丸相撲』みたいに無差別級の相撲でチビが横綱をめざすような特殊な環境なら主人公の動機づけとしてなんらかの背景も必要になるのだろうけれど、それでもやっぱりアゲハみたいに好きだからというだけでスポーツをやるほうが好みにあいます。
 でもこの漫画、第二話にしてヒロインはさっそく平凡化するし、主人公の師匠は自分の目的のためにクズ(ルール違反の賭け卓球はやるわタバコを卓球台におしつけるわ)をやとうしで、主人公のほかのキャラがみんなダメ。このままでは二十週打切りはまぬかれえません。もっと魅力的なキャラを!


・『食戟のソーマ』

hitokoma_2014_52_06.jpg

 えーと、氷づけのサンマ?

hitokoma_2014_52_07.jpg

 電子版の特典のカラーを見てぬか漬けだと知りました。本篇をロクによまずに最後のページだけ目にはいったのではじめは何がなんだかわからなかったのです。


・『僕のヒーローアカデミア』

hitokoma_2014_52_08.jpg

扉絵:曇りなき純粋な――悪。

hitokoma_2014_52_09.jpg

本篇:負け犬の遠吠えをのこして逃げました。
 ショッパイ純粋悪もいたものです。『魔人探偵脳噛ネウロ』で絶対悪などと称しておきながら実際にやったことは期待はずれだったシックスを思い出しました。そして前フリの仰々しさと実際の戦果とかぜんぜんつりあっていない点では『暗殺教室』の死神(笑)を彷彿させます。ロヴロ先生もレッドアイも生きてたもんなあ。

hitokoma_2014_52_10.jpg

 せ、線がガタガタだ! 電気ボウズだけでなくてヴィランもおかっぱ娘も!
 さらにつぎのページでは電気ボウズの大きさが不自然なほどにちぢんでいるし!

hitokoma_2014_52_11.jpg

 ひと目みただけでおかしさに気づくほどに絵が荒れています。しかしこれは堀越先生の手抜きではなく力およばなかったがゆえと言うべきなのでしょう。聞くところによれば単行本第一巻のおまけはずいぶん力がはいっていたらしいし、このところ頻繁にセンターカラーを描いているしで、仕事量の多さがうかがい知れます。これにくわえてアニメ化とか作者の体調不良とかがかさなれば『ワールドトリガー』のこのあいだの下書き掲載みたいなことになるのでしょう。週刊連載は激務です。

hitokoma_2014_52_12.jpg

 韋駄天メガネのセリフをちょっとかえてみました。しかし言っていることにそれほどまちがいはないはずです。どうみても不審者、というよりもヴィランよりのデザインがほとんどなのですから。一般人も前情報なしにかれらを目撃したらドン引きすることまちがいなし。
 というかかれらがヒーローのがわにいると知っても拒否反応をおこす人はいるでしょう。『バットマン』や『ウォッチメン』みたいなリアル寄りの作品においてはヒーローを自警団気どりのコスプレ変態野郎(言いすぎ)あつかいする声もあるわけですし。いくら第一話でヒーローが少年少女のあこがれの職業ナンバーワンだと描写されたとはいえ、まさか礼讃者百パーセントということはありますまい。

hitokoma_2014_52_13.jpg

“この襲撃は後に起こる大事件の始まりだったんだけど、この時の僕らには知る由もなかったんだ”

 大事件、ねえ。あんまり期待できません。だってコイツ、このたびのヴィランどもが出てきたシーンで“真に賢しい敵(ヴィラン)の恐怖を”とか、“それは、途方もない悪意”とかモノローグで言ってたんですよ。そんな連中がやったことといえば、最大の目的であるオールマイト殺しは失敗し、ほとんどのヴィランは教師どころか生徒に負け、戦果といえば雄英の何人かを傷つけたことくらいです。後に起こる大事件とやらも実際にはショッパイ事件に終るんじゃないんですかねえ。
 それとも真に賢しいヴィランとやらは今回の襲撃者ではなくその背後にひかえる連中だってことにするんでしょうか、次回オールマイトに訂正させるかたちで。


・『ワールドトリガー』

hitokoma_2014_52_14.jpg

 香澄さんがオサムの姉ではなく母だと知って驚愕する唐沢さん。そりゃびっくりするのはわかるけれど、これまでずっと冷静沈着だった人がここまで驚愕するレベルなんですか。うーむ、城戸司令の反応を見てみたい。スゲー見てみたい。

hitokoma_2014_52_15.jpg

 ボーダー外様幹部トリオのうち鬼怒田さんや唐沢さんにくらべると地味で出番もすくなかったキツネさんこと根付さんにようやく活躍の場がまわってきました。弘報担当のこの人がいなければ、あるいはこの人が無能だったら、ボーダーは批判の的にさらされてやりにくいことこのうえなかったでしょう。たとえばオサムがクラスで英雄あつかいされるのはこの人の腕前によるところがおおきいはずです。
 さあ、どうやってマスゴミもといマスコミの追求の声をかわすのか!?

hitokoma_2014_52_16.jpg

 オサムひとりのせいにしやがりました。ちょっとまてコラ。マスコミの批判をオサムという個人に集中させてボーダー全体をまもろうという考えは合理的だし、オサムのせいで近界民に情報がもれたのも事実だけどな、だけどな。コンチクショウ。

hitokoma_2014_52_17.jpg

 すべてが大人のおもわくでうごく場にオサム参上。
 忍田本部長や林藤支部長がここにいるということは、オサムをスケープゴートにしたとはいえトカゲのシッポ切りで首にするつもりはなく、あくまでマスコミの目をボーダーからそらすための便法であろうことが知れます。この場にオサムをよばなかったのはまだ入院中だから、そしてオサムにイヤな思いをさせまいという恩情からなのでしょう。情理をつくしたあつかいと言えます。しかしそれはどこまでいっても大人の理窟でしかありません。
 ここでオサムはいったい何を言うつもりなのか、そしてどういう展開になるのか、まったく想像できません。しかしオサムが子どもの理窟だけをふりかざし、それが満場一致でみとめられるような安直なことにだけはならないであろうという確乎とした信頼感があります。
 『ワールドトリガー』は地味だけれどほんとうにいい漫画です。


・『ニセコイ』

hitokoma_2014_52_18.jpg

扉絵:マリー! マリー!

hitokoma_2014_52_19.jpg

本篇:羽姉さんじゅうきゅうさい。
 ヒロアカにつづく今週号のジャンプ扉絵詐欺その二。作者がもてあましているのがまるわかりの年増ヒロインなんてノーサンキューなんだよ!


・『火ノ丸相撲』

hitokoma_2014_52_20.jpg

 チヒロやまえの取組の相手を悪気ゼロでたかく評価する久世ですが、狩谷からすれば皮肉にしか聞えません。プロ野球選手が野球少年をほめるのとおなじというのは言い得て妙です。それほどまでに久世とチヒロらとの差は歴然としていました。
 ところでこの漫画の単行本第一巻のおまけで石神高校の金盛主将のプロフィールが掲載されていて、そこには将来教師になって子どもらに相撲をひろめたいとありました。複数の相撲部屋、大学相撲の強豪校から声をかけられて悩みながら。大相撲や大学相撲にすすむのをためらっているのは、おなじ相撲クラブ出身の沙田のせいかと思われます。ずっとむかしから国宝と相撲をとって、自分はどうしても相撲でいちばんになれないことを身にしみて理解しているのでしょう。プロ野球選手と野球少年とまではいわないけれど、プロ選手とアマチュアとの差くらいは実感しているのでしょうか。
 それを考えれば、草薙剣の久世と毎日稽古してなお前にすすむことをいささかもためらわない狩谷のメンタルが並でないことがわかります。国宝候補は伊達ではありません。

hitokoma_2014_52_21.jpg

 ああっ、ユーマが! 前回のレビューで“城之内 死す”ネタをやったユーマが久世に一矢むくいた! 死ぬのは次回か


・『トリコ』

hitokoma_2014_52_22.jpg

 金太まもって金太まもって、金玉もって♪

hitokoma_2014_52_23.jpg

 キンタマかよ! ブタやヤギのキンタマ料理は話に聞くし、フグやサケの白子は精巣つまりキンタマのことだし、この漫画でもハゲや今は亡き茂さんが虎の睾丸ににた味の酒をのんでいたしで、かならずしもムチャクチャな食材ではないのだけれど、ここまで話のグレードをあげた状態でキンタマをもってくるとは、さすがに意外でした。やるなぁしまぶー。
 でもペアって、アカシアのフルコースのスープなんですよね。
 キンタマが食材のスープ……
 ……

トリコ「スゲェ! ナイフをいれたとたんにあふれだす白い生命のスープだ!」
小松「においもたまりませんよ! むせかえるほどの生臭さです!」
ココ「のどにからみついてのみくだせないほどに特濃!」
サニー「しかもこの命のオタマジャクシの大きさ、イキのよさ……まるで白魚のおどり食いだ!」
ゼブラ「はぁ――っ! 胃袋が妊娠しそうだぜ!」


 俺はなぜこんな気色わるいことを書いているんだ……orz


・『斉木楠雄のψ難』

hitokoma_2014_52_24.jpg

 母が本来の父とはフラグがたたずに燃堂父とむすばれたばあいの主人公の顔。ヒデェ。でも髪型がいまのままで燃堂化していないのは最後の意地か。

hitokoma_2014_52_25.jpg

 父と母とがむすばれるように骨をおってから斉木がかえった本来の世界は絶望的なものでした。前回『バックトゥザフューチャー』だったので今回は『PART2』のようです。



バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [Blu-ray]
バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [Blu-ray]
ジェネオン・ユニバーサル 2012-04-13
売り上げランキング : 8364

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [Blu-ray] バック・トゥ・ザ・フューチャー [Blu-ray] 【Amazon.co.jp限定】猿の惑星:新世紀(ライジング) 3D&2D ブルーレイセット スチールブック仕様(2,500セット数量限定生産) [Blu-ray] 吹替洋画劇場 コロンビア映画90周年記念『博士の異常な愛情』デラックス エディション(初回限定版) [Blu-ray] インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》 [Blu-ray]




コメント

表紙と内容のメインキャラが違う正真正銘の詐欺であるニセコイ(しかも常習犯)に比べたら
表紙飾った手一杯さんがアオリ文と比較して本編がガッカリなだけのヒロアカは遥かにマシだと思うの……

あとユーマさんは負けるだろうけど万が一と思わせる程度には見せ場が作れたのは良いと思う

以下、ヒロアカ擁護長文ニキの書き込みが続くと俺のサイドエフェクトが言っている

他のサイトとか見てると
オサムに反撃のチャンスを与えたのまで含めて全て計算ずくだという話もちらほらありますね
本当にどうなるか先が読めません

>以下、ヒロアカ擁護長文ニキの書き込みが続くと俺のサイドエフェクトが言っている
初っ端から煽るなよ
またコメント欄を戦場にしたいのか

先週のコメント欄はほんとめんどくさかったですね笑

>ヒーローを自警団気どりのコスプレ変態野郎
X-MENなんか基本的に全身タイツ軍団だしなぁw

  • [2014/11/24 17:54]
  • URL |
  • 名無しの日本人
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

今週の斉木はあと一押しで流されそうになってる母ちゃんが滅茶苦茶エロかったです
こんなウ=ス異本ほすぃ

ヒロアカのモノローグは実際大げさでしたね
しかし手マンさんは初めから小物のつもりで描いてたんj…いやよそう、俺の勝手な擁護で※欄を混乱させたくない…

>しかし手マンさんは初めから小物のつもりで描いてたんj…いやよそう、俺の勝手な擁護で※欄を混乱させたくない…
別に擁護する事自体が悪いとは思いませんけどね
誹謗中傷の類でなければ何書いてもいいと思いますよ
それがきっかけで煽り合いになったりして先週みたいなめんどくさい事態になるのが問題であって

ニセコイの扉絵詐欺は罵るべきかカラーにマリーを書いてくれたと喜ぶべきか
迷うな

ハヤテのアーたん
ニセコイのマリー

漫画に殺されたヒロインの悲しさよ

オサムスケープゴートは小保方さんに通ずるものがあるな

卓球場継いでもらいたいってくらい卓球場を大切に思っていながらあんなクズを雇うっていう矛盾は確かにアレだと思う

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2135-e4d8152f

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ