保険 アリコ Moon of Samurai ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第22話 「審判(ジャッジメント) その2」

ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 第22話 「審判(ジャッジメント) その2」 

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 ポルナレフがカメオにたのんだ第三のねがい、アヴドゥルを生きかえらせることが最悪の形でかないました。アヴドゥルの姿の土人形は悪意のかたまりとなってポルナレフにおそいかかります。このアヴドゥルもどきのアニメであたらしく追加された呪いのセリフや額にポッカリあいた十円玉くらいの傷あとを見せるシーンはよかった。

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 で、土人形二体はポルナレフの肉をむさぼります。ものすごく規制がめだつのは、人肉を食うシーンがダメだからでしょうか。しかしこのときのポルナレフは重傷ってレベルじゃねーのに、つぎの敵スタンドと戦うころには手当らしい手当もしなかったのに完治しているんですよね。ジョジョのダメージ描写のいいかげんさはワンピに匹敵します。

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「つぐなってもらおう、ポルナレフ! おまえのカラダで!」
「アッー!」


 ふたりはこんなこと言わない。

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 愛する者ふたりの姿を摸した土人形におそわれ、たのみのチャリオッツはカメオに捕えられ、もはや死を待つばかりと観念したポルナレフの瞳に、ふたりのアヴドゥルがうつります。幻覚かと思われたそれは目の錯覚ではなかった! 土人形のほかにアヴドゥルがいたのだッ! その正体は、まぎれもなく! 死んだはずのッ!

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「モハメド・アヴドゥル!」
「YES,I AM!」


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 ハングドマンに背中をさされたときアヴドゥルはのけぞるかたちになり、ホル・ホースの弾丸はアヴドゥルの額の皮膚と頭蓋骨とをちょっぴりけずりとってかすめてゆくにとどまり、致命傷とはならなかったのでした。……うん、いいたいことはいろいろあるけれど、野暮なのでだまっておきます。

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「3つめの…………
 第3の願いだけは本物だ……
 かなった…………」


 みっつめの願いは“死んだアヴドゥルを生きかえらせること”であって、そもそもアヴドゥルが死んでいないことをかんがえれば願いがかなったとはいえないことも、野暮なのでツッコミません(ツッコんでるよ!)

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 カメオにぶんなげられてマジシャンズ・レッドにぶつけられた衝撃で胴が泣別れになったポルナレフの妹の土人形はチャリオッツによって塵にかえりました。こういう場面は好きな人は好きなのでしょうが、俺こういう湿っぽいのはニガテです。ポルナレフの成長イベントの意味あいがあるとしてもこのあとのポルポルくんちっとも成長したように見えないから絶対に必要だとは思えません。アヴドゥルの土人形の恨み節はよかったけれど、こっちは原作どおりマジシャンズ・レッドにぶつかったときにコナゴナになるほうがドライで俺の好みですね。

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「アヴドゥル……3つの望みをいってみろ!
 かなえてやろう。今度こそ本当にお前が死ぬ前にな……」


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「4つにしてくれ」
「なに!?」
「願いだよ、願い……3つの願いを4つにしてくれというのが願いだ……」


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 マジシャンズ・レッド、ひと蹴りでカメオの腕と右頭部のプロテクターを破壊するのこと。単純な戦闘力で言ったらマジシャンズ・レッドはジョースター一行のスタンドのなかでスタープラチナにつぐ強さなんですよね。汎用性とか射程距離とかをふくめた綜合力でいえばハイエロファントグリーンとどちらが上かむつかしいところですが。チャリオッツは剣で斬りつけるしか能がないのがキツイ。ハーミットパープル? まじめに論じたらジョセフがかわいそうなのでやりません。

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「第一の願いはきさまに「痛みの叫び」を出させること。
 かなったな」


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「そして第2の願いはッ!
 「恐怖の悲鳴」をあげさせること」


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「さらに第3の願いは!
 「後悔の泣き声」だッ!」


 アヴドゥルは圧倒的な実力差でもってカメオを蹂躙してゆきます。あまりに強すぎて、なんだか前回カメオに苦戦していたポルナレフがマヌケに見えるくらいです。

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 とてもかなわぬとさとったカメオは姿をけしました。近距離パワー型のスタンドは使い手がちかくにいなくてはならないのがルールなので、どこかちかくにかくれているはずのスタンドつかいをふたりは無言でさがしはじめ、しばらくして不自然に地中からでた竹筒をみつけます。ためしにアヴドゥルが木の葉をおいてみると宙へふきだされ、指をいれてしばらくしてぬくといきおいよく呼吸するのがみてとれました。いやこれスタンドの射程距離が何十メートルもあるでしょう。

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 妹を利用されて怒り心頭に発するポルナレフでしたが、やったことといえば泥とか砂とかクモとかアリとか火のついたマッチとかを竹筒のなかにいれるという、小学生のイタズラに毛のはえたような復讐でした。完全にギャグモード。あとポルナレフはもともと復讐とかがにあう性格ではないからです。J・ガイルを殺すために青春を犠牲にしたものの、あれは決して暗い情念によるものではなく、あくまでも妹の誇りと尊厳とのためでしたし。ふだんのマヌケな印象がつよいけれどポルナレフの本性はあくまで高潔な騎士のものなのです。

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 男の友情ツレション! 頭を撃たれてちょっと下品になったよモハメド・アヴドゥル!

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 アヴドゥルとポルナレフとの小便鉄砲にたまらず土中からとびだしてきたスタンド使いはふたりをまえに命乞いをするけれど、「「4つめの願い」それは…………おまえの願いはまったくきかないこと……」というアヴドゥルによって黒こげにされて終りました。チャンチャン。

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「おい!! みんな驚くなよッ!
 誰に出会ったと思うッ!」


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「パンパカパーン、登場~。
 アヴドゥルの野郎が生きてやがったんだよォ! オロロ~~ン!」


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「さ! 出発するぞ」

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「みんな、荷物運ぶの手伝うよ」
「ようアヴドゥル」
「ひさしぶり、元気?」
「アヴドゥル、もう背中のキズは平気なのか?」
「ええ、大丈夫です。ちょっとツッぱりますが」


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「おい、ちょいと待て。おまえら」

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「こら! 待てといっとるんだよッてめ――――らッ!」

 ポルナレフとそのほかとの温度差がひどすぎる。そしてあかされる驚愕の真実ッ!

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 というほど仰々しいものではなくて単純にアヴドゥルが生きていたことはポルナレフをのぞけば全員が知っていたということです。ジョセフがインドでアヴドゥルを埋葬したというのはウソで、キズを負ったアヴドゥルを手当てしたのはジョセフと承太郎でした。花京院がアヴドゥルの生きていることを知ったのは翌日のことで、ポルナレフにはだまっていようと提案したのも花京院でした。

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「そうだ!
 アヴドゥル! おまえのおやじさんがこの島にいる! おまえが来たことを知らせよう」


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「ああ、ありゃおれの変装だ」

 ひ、ひどい。ひどすぎる。なにがひどいって、前回のアヴドゥルの変装もこぢんまりとした家も三羽のニワトリもみなポルナレフをだますためだけに用意されたものだからです。このあとすぐにわかることですが、アヴドゥルがこの島にいたのはとある買物をするためであり、そのためにアヴドゥルはアラブの大富豪をよそおっていました。つまり敵の目をあざむくためにわざわざ自分の父親に扮する必要はなく、それはただポルナレフをドッキリでおどろかせるためだとしか思えないのです。ホントひどいやつらです、ジョースター一行は。
 でもアヴドゥルはうれしかったでしょうね、自分が生きていたことについてあそこまではげしい喜怒哀楽をあらわしてくれたのですから。承太郎みたいに表向きはクールだけれど胸のうちには熱い友情が燃えているのもいいけれど、ポルナレフみたいにあけっぴろげによろこんだりかなしんだりするのもまたいい。

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 アヴドゥルがジョセフにたのまれての買物は潜水艦でした。さすがはニューヨークの不動産王ジョセフ・ジョースター。



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コメント

中途半端に大オチだけは覚えていた私は、
カメオもジョセフ達のどっきりだとばかり思いながら見ていたため、
普通とは違う楽しみ方が出来ましたw。

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