保険 アリコ Moon of Samurai 銀の匙 第110話 「四季の巻⑬」

銀の匙 第110話 「四季の巻⑬」 

 零細企業・銀の匙のピサ試食会がちかづいてまいりました。しかし零細なのでピザ窯を所有しているはずもありません。そこで八軒はエゾノー生の利をいかすことにします。商売の一環だからとめずらしく常識的な不安を口にする大川先輩でしたが、そこは魚心あれば水心。

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 チーズ研究会とピザプロジェクトの合同調査という看板をかかげて校長をピザでつり、ピザ窯の利用許可を得るどころか増設までさせました。八軒は入学したばかりのころのとりえといえば人のよさと偏差値のたかさくらいものだったのに、ずいぶん融通がきくようになったものです。
 ともあれ利潤追求のためにはあらゆるものを利用せねばなりません。立ってるやつは親でもつかえ。あの父親を八軒がつかえる日がくるとは思えませんが。
 で、クラスメイトらがもちよったイモやチーズをピザの具にします。そのなかに青カビで有名なゴルゴンゾーラがふくまれていました。

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 最初にキノコを食べた者を尊敬する……毒かもしれないのにな……ただの幸運なバカがたまたま食べたら大丈夫だったのか…………?
 それとも……飢えで追いつめられた必死さが切り開いた発見なのか?
byプッチ神父

 ちなみに俺が青カビチーズのことをはじめて知ったのは大むかしに『ミスター味っ子』をよんだときです。いま見るとだいぶズサンな料理漫画ですが、なにも知らぬ子どもには想像もつかないような食材や料理がバンバンでてきて、そのたびに感心できる漫画でした。いまの子どもの目には『食戟のソーマ』がそんなふうにうつっているのでしょうか。
 それはさておき試食会。このたび六種類のピザを焼き、それぞれにもちいた具材やかくし味について八軒があれこれ説明をします。

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 そんなことしていたらふっとばされました。もちろんこれはしかたのないことです。農業高校の生徒どもに食いものを用意しておきながら延々と能書きをたれるのは、獲物をまえにした餓虎に対して“待て”と命ずるのにひとしいふるまいです。

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 教師からハンターに転職した富士先生がピザ会へのみやげとして熊の胆をもってきてくれました。漫画では1gウン千円とあるけれど、こちらによればその値段は支那産しか買えず、日本のものとなると1g一万円が相場のようです。値段をきいただけで胆汁が出ますな。

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 試食会でなんの責任もなくピザを食った連中はみな幸せの笑顔をうかべていたのに、八軒らはその手のかわいげのあるリアクションを一切おこなうことなく仏頂面で審査をおこないます。ああ、すっかりすれっからしになってしまって。
 おとなになるってかなしいことなの……。



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