保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2014年32号

今週のジャンプ一コマレビュー 2014年32号 

・『僕のヒーローアカデミア』

hitokoma_2014_32_01.jpg

 第一話の内容:ウジウジ主人公が勇気を出しました。以上。
 『逢魔ヶ刻動物園』で一年弱連載がつづき、『戦星のバルジ』で十五週打切りをくらった堀越耕平先生の三度目の連載です。舞台設定は地球人口の八割が超能力(作中では“個性”とよばれる)の持主となり、そのため犯罪件数が爆発的にふえ、それを私的にとりしまっていた人々の活動がやがて公的にみとめられ、ヒーローとして富と名声とを得られるようになった世界です。まあ『TIGER & BUNNY』の世界観みたいなものだと思えばよろしかろうて。
 で、主人公はモブ顔でウジウジした性格で何かにつけてビーコラ泣いて地球人口の二割のほうの無能力者で、しかしもちまえの正義漢とヒーローへのあこがれとをもつ少年でした。俺こういうキャラ苦手です。見ていてぜんぜんスカッとしません。これがゲストキャラなら『ジョジョの奇妙な冒険』のポコみたいに主人公がピンチのときになけなしの勇気をふりしぼってサポート的な活躍をする道もあるでしょう。しかしこれが主人公では読み手としてはフラストレーションがたまるいっぽうです。
 そしてこの漫画は主人公もダメならほかのキャラものきなみダメです。堀越先生の漫画にありがちなことにキャラのクズ率が高い高い。一ページ目で子どものころの主人公に対してガキ三人が能力者なのをいいことになぶりものにするシーンを見て、この漫画への好感度がいきなりストップ安になりました。
 しかし掃溜めにも鶴はいるもので、トップヒーローのオールマイトはけっこう、いやかなりマシでした。強くて気さくで正義漢にあふれ、大ケガによる手術と後遺症とで三時間しか能力がつかえないけれどNo.1ヒーローとして君臨しています。能力が減退しても道をふみはずさなかったMr.レジェンドというポジションで悪くない。悪くないのだけれど、もう一声ほしかった。能力がつかえないとき、その外見や強敵に対して尻ごみするところがいかにもたよりない。これじゃあチビっ子はあこがれません。架空の職業を漫画にだすときは、その職業のカッコよさときびしさとを高いレベルで両立する魅力的な大人が必要なのです。『ONE PIECE』のシャンクスや『HUNTER×HUNTER』のカイトみたいに。
 結論。これではアンケートは取れんでしょう。この漫画がヒットする未来がまったく想像できません。堀越先生はこれが最後のチャンスでしょうに、もうちょっと練ってから連載をはじめるべきでした。


・『斉木楠雄のψ難』

hitokoma_2014_32_02.jpg

 斉木との鬼ごっこで空助はまたもややぶれ、くやしがりつつ喜悦しました。このドMが!
 マゾヒスティックなよろこびに顔を赤らめる空助はステキに気色わるいものの、当人は幸せそうでなによりです。コイツの境遇は、いってみれば青峰や範馬勇次郎が自分よりも一枚も二枚もうわ手で、成長しても絶対に勝てない相手にめぐりあえたようなもので、たぶん人生がたのしくてしかたがないことでしょう。


・『ワールドトリガー』

hitokoma_2014_32_03.jpg

 エネドラさんのことを前回はミスター黒トリガーよびで、今回はスライム野郎。ぷるぷる、ぼくわるいネイバーじゃないよう
 くわえタバコだけでなく、おりにふれて変なアダ名をつけることでキャラ立てをねらっているのか諏訪さん。ボーダー隊員で最初に立方体にされた男というキャラ立てがすでになされているのに。

hitokoma_2014_32_04.jpg

 ノーマルトリガー最強の男、ついに立つ! 期待していた忍田本部長とエネドラさんとのカードが実現します。ということはつまりそれまでにエネドラさんは訓練室の操作盤に気づいてトリオン無限ルールを解除して諏訪さんをブッたおすこと確定です。日に二度負けるか諏訪さん。


・『ニセコイ』

hitokoma_2014_32_05.jpg

 おい楽おまえ俺とかわれ。そして「俺は小野寺のことが好きだからおまえの気持にはこたえられない」とはっきり言え。

hitokoma_2014_32_06.jpg

 おい楽おまえ俺とかわれ。そして「俺は小野寺のことが(ry

hitokoma_2014_32_07.jpg

 おい楽おまえ俺とかわれ。そ(ry


・『火ノ丸相撲』

hitokoma_2014_32_08.jpg

 小関主将とユーマとがともに勝利しました。前回ラストで火ノ丸に相撲の勝ちかたを教えてやると言われたのがきっかけの白星です。しかしそれはあくまでもきっかけであり、もともとの地力でつかんだ白星だというのがいい。この漫画、主人公の火ノ丸だけでなくチームメイトにもちゃんと見せ場をつくってくれます。

hitokoma_2014_32_09.jpg

 そしてはやくも国宝相打つ。去年の中学日本一との勝負です。十話もたたずに同年代で最強の男と戦うのだからまことに話がスピーディ。


・『BLEACH』

hitokoma_2014_32_10.jpg

 まるで、胸がケツだ……
 下品な服だなあ。とても女子高生が着る服とは思えません。織姫は織姫で顔はだいぶブサイクになっているし、奇乳病はわずらっているしで、直視することが不可能です。どうしてここまで劣化した。一護がウルキオラと戦っていたころまではかわいかったのに織姫。

hitokoma_2014_32_11.jpg

 なん……だと……?
 チャドが、あのヤムチャドと称せられるほどのかませ犬であるところのチャドが、たのもしいことを言っている!? なにかわるいものでも食ったのか!?


・『ステルス交境曲』

hitokoma_2014_32_12.jpg

              / ̄ ̄ ̄ \  ホジホジ
            / ―   ― \
           /   (●)  (●)  \   あ、首チョンパ?
           |     (__人__)      |
           \   mj |⌒´     /    あっそう
              〈__ノ
             ノ   ノ



・『i・ショウジョ』

hitokoma_2014_32_13.jpg

 最後までエロ漫画。
 この漫画もまた先週号のソルキチとおなじように島流しと相成りました。完全打切りでないのは、編集部がこの漫画になんらかの価値を見出していることのあらわれでしょう。何がいいのかなあ。オムニバス形式のわりにストーリーの起伏は平板だったし、ヒロインのほうはともかく男連中は総じてキャラが薄かったしで、積極的に評価しようという気はおこりません。きらいでは決してなかったけれど、べつだん好きでもなかったという感じです。おなじオムニバスで、世界観がちょっとだけにている『アウターゾーン』のほうがすべてにおいて上でした。そういえばこの漫画、最終回も『アウターゾーン』っぽい。
 ともあれ高山先生、おつかれさまでした。女の子の股と足の裏とを描きたいという先生のリビドーは痛いほどつたわってきたので、それをもうちょっと活かせる方向で漫画を描いたらよかろうかと存じます。要するに、エロ漫画家に転身すれば?



ワールドトリガー 6 (ジャンプコミックス)
ワールドトリガー 6 (ジャンプコミックス)葦原 大介

集英社 2014-06-04
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ワールドトリガー 5 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 4 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 3 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 2 (ジャンプコミックス) ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)




コメント

今回驚いたのは
楽が少しでもマリーに罪悪感あるって所だよな

まぁ、彼女居たとしても奪ってやるってスタンスがマリーなんで

はっきり断っても付きまとってくるでしょうねぇ

>・『僕のヒーローアカデミア』

感想見てて思いましたが、ズバリ言って
「弱者が弱者のまま頑張って大きな事する話」という
作品の趣旨自体が合わないって感じですねえ


そういう趣旨が好みな人間からすると

主人公→安易に超能力取得に走らず弱者のまま進行するのがストイックで良い
    性格も超人めいて無く、それでいて肝心なときに活躍できる
    強さを秘めてるので実にパーフェクト

虐めっ子→一見只の嫌な奴だが多分「主人公の根の強さ」に気づいてるからこそ
     嫌ってるっぽい感じがするのが今後に期待を持てる
     また、口だけで無く心身ともにちゃんと実力があるのが
     非常に好感度高い

やなモブ共→こいつらが居るから違いのわかる(?)虐めっ子が引き立つ。
      故にクズでも良し

オールマイト→寧ろこの人が弱さと情けなさを持ってるからこそ
       主人公の立ち位置の厳しさが際立つ
       それでいて肝心な所できっちり締めてくれたので
       主人公の憧れとしての格も落ちない

と言う風にかなり質の良い作品と感じました。


勿論、この辺は趣味思考に大きく拘わってくる話なので
「これが面白くないなんて勿体ない」等のアホなことは言いませんが
そちらの嫌ってる要素の一つ一つが、好きな側からすると+要素なので
この作品がどれだけうけるかはまだ判らないと思います


まあ個人的には期待するにしても流石に子供受けはせず、大人受けだけして
中堅下位くらいで安定する、と言うのが妥当だと思いますが

ヒーロー漫画を連載するなら、
キルコさんの作者が読み切りで描いてたやつにしてほしかったな

タイバニの例えが、わかりやすいw

i・ショウジョの足裏と股間への拘りは凄かったんだけど
エロいかと言われれば、また別なんだよなぁ…
もうちょっとエロくなれば、結構化けそうなんだけに勿体ない。

食戟は今回の感想に載ってないけど、火ノ丸と温度差を感じた。

火ノ丸にはジャンプの血筋、勝利(ただしイケメン、美形(側)に限る)を崩して欲しい

いやーこの連載はキャラが嫌いだわ。いじめっ子は無能力者を嬲るクズオブクズだし主人公は自分の意志が全然ないし。

せめて修みたいなナイスガイだったらなぁ…

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://samuraimoon.blog67.fc2.com/tb.php/2065-bcbeb1a6

少年ジャンプ ワールドトリガー 斉木楠雄のψ難 ハヤテのごとく! 銀の匙
  • seo
Wizardry Ring
[ Back ][ Random ][ List ][ Next ]
ブログパーツ