保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー 2013年26号

今週のジャンプ一コマレビュー 2013年26号 

・『スモーキーB.B.』

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 三連続新連載のトリをつとめるのはジャンプではハズレ率のやたら高い野球漫画でした。かつて一年生ピッチャーとして無名の中学を全国大会準優勝にみちびいた主人公が、家の借金のせいで野球をやめようとしたけれど、来年夏の甲子園で優勝すれば借金をチャラにしてやるという条件で経営破綻寸前の高校にスカウトされた、というのが第一話のあらすじです。『バクマン。』のサイシューコンビが読んだら邪道だ邪道だとキャハキャハ猿みたいによろこびそうな設定ですな。
 第一印象としては「セリフまわしがおかしい」。うまいこと言おうとしているのは痛いほどわかるのだけれど、原作者渾身のセリフがみごとなまでに全部スベっていて、読んでいて寒くなりました。加瀬あつし先生(『カメレオン』や『ジゴロ次五郎』を描いたひと)の失敗形という感じです。そのいちばんの犠牲者が主人公です。おまえは今後いっさい口をひらかないのが身のためだ。皮肉屋で自信家の性格は好きですけど。
 ところで原作つきはジャンプにはめずらしいなと思ってググってみたら、この漫画を描いたひとたちって『奇怪噺 花咲一休』のコンビなんですよね。前作とはくらべものにならないほど絵がスタイリッシュになっていたので調べるまでぜんぜん気がつきませんでした。


・『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』

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 尾田先生急病のためワンピの代原として掲載されたのは、ひとりでエロ雑誌を読もうとする思春期の男と母親とのあるあるバトルでした。それが浮世絵のタッチで描かれていたのがものめずらしくて、代原としての仕事ははたせたという感じでした。もっともこの漫画のおもしろさはあくまでも単発ものとしてのおもしろさなので、もしつぎの読切りを二匹目のドジョウねらいでおなじことをやられたら評価をさげざるをえません。この作者の真価がどんなものなのか知りたいという気分で次回作に期待します。


・『NARUTO』

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 初代火影・千手柱間がやって来たのを見て大喜びして戦おうとしたらあとまわしにされたマダラいとあわれ。すでにギャグキャラです。

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 おまえは何を言っているんだ。
 火影になるって、いやちょっとまてよサスケ火影になるって。犬すらドン引きする発言です。このあとシカマルやシノが冷静にツッコんでいますが、それもむべなるかな。里を抜けた時点で忍者としてアウトなのに(NINJAのばあいはどうか知りませんが)国際テロ組織に加入してサミットを襲撃し、各国首脳に暴行をくわえ、なおかつ自分の里のトップを暗殺したとあっては情状酌量の余地ゼロです。この状況でなにをどうやったら火影になれるのか……サスケの活躍のおかげで世界が救われた、とか言ってしれっと無罪放免されるのでしょうか、岸本先生的に考えて。

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 第七班復活! サイは泣いていい。
 しかしサクラの場ちがい感がスゴイ。悟空とベジータのとなりにランチさんがならんでいるような感じです。


・『トリコ』

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 すべてを支配する……王の所作!! “アルティメットルーティーン”!!!

 トリコの勝利フラグ「相手を皿のうえにのせるイメージ」がスタージュンさま相手に立ちました。これでトリコが勝てるかどうかはまだわかりませんが、スタージュンさまは過去回想も伏線回収もやっていないので死ぬことはないでしょう。


・『BLEACH』

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 なんか知りませんが一護が父親から昔話を聞かされたら浅打どもが王にかしづく奴隷のように一護のまえでひざまづくようになりました。一護は一護でさも当然のようにスカしたツラで浅打のなかからひとり(一本?)をえらびました。なぜ昔話を聞いただけでここまで状況が改善されたのでしょうか。ユーハバッハに息子よばわりされて自分が何者かわからなくなったために浅打から拒絶されたのが、母親が滅却師だったことを知って迷いが消えて浅打にみとめられるようになった、とかいうんでしょうか。しかしそうだとしたら浅打相手に傷だらけになって勝利した恋次はいったいなんだったのかという疑問がおこりますし。もう、なにがなんだか。

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 卍解をうばわれた日番谷きゅんは基礎からきたえなおすことにし、「失ったものは切り捨てろ」とまえむきなことを考えるのでした。藍染に執着する雛森のことをひきずりまくってたキミが言っても説得力ないよ。

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 拳西に東仙のことを言われて怒るシックスナインくん。いや、東仙はあの藍染の側近で、拳西が現世に追放されることになった元凶の片割れだから、文句のひとつやふたつ言いたくなるのもしかたがないと思うよ。別に悪しざまにののしったわけではないからなおのことです。
 しかしそれはそれとして、この一件のまえに拳西はシックスナインくんに卍解しろと言ってました。卍解できるヤツはすこしでも多いほうがいいとのことです。いや今度の敵は卍解をうばうのになんで今からわざわざ卍解できるようにするんだよ。おまえはなにを考えているんだ。地味に木刀を素振りしていた日番谷きゅんのほうがまだ堅実なことをやっています。


・『ニセコイ』

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 小野寺さんの妹、略して妹寺さんが登場しました。どうかImoderaと発音してください(芥川竜之介の『河童』のただし書きのよーに)
 なお俺は今回の『ニセコイ』をはじめて読んだとき、妹寺さんが新キャラだと気づかず、てっきり小野寺さんだと思いこんでいました。見かけがちょっと幼いのと「今日から高校一年生」というモノローグから、そうかこれは一年まえの小野寺さんの回想なのだなとひとり合点して読みすすめ、妹寺さんが楽のことを先輩とよんだあたりから首をひねり、最後に小野寺さんが登場してようやく自分の勘ちがいに気づいたしだいです。



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コメント

ちょっサイコーとシュージンをディすらないでYO!

ニセコイの反応、全く同じです

>しかしサクラの場ちがい感がスゴイ。悟空とベジータのとなりにランチさんがならんでいるような感じです。
せめてデンデと言ってあげて!

ニセコイの反応、同じです

そのカットにおける楽様の反応で「このキャラが実は股に一物があったんじゃないか?」と勘違いした以外は

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