漫画ナツ100・レビューその7
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061.西川秀明『Z MAN』
あらすじ:遠い未来、人類は新しい生命体“イーデア”を誕生させた。しかし後にイーデアは人類を粛清しようと暴走を始める。それから千年。イーデアは人間を捕食するようになっていた。イーデアに襲われる少女ヤティマ。彼女の叫びに呼応するかのように石柱から少年が飛び出し、イーデアを倒す。ヤティマは彼を“ナナシ”と名づける。
レビュー:思いっきり藤田和日郎していた漫画。“日本一熱い少年漫画誌”の三分の二くらいの熱さを担当していた(当社比)。草創期のガンガンを支えた良作だが、こういうストレートな漫画は現在のガンガンには合わないだろう。
ひとこと:え? 『職業、殺し屋。』? なにそれ?
062.丹羽啓介『キャットルーキー』
あらすじ:万年最下位のプロ野球チーム・大和トムキャッツ。オーナーの球団身売りを」撤回させようとルーキーの雄根小太郎は奮闘する。
レビュー:『ストッパー毒島』と同じようにパ・リーグをモデルにしたペナントレースを軸にストーリーは進む。三部作構成だが、タイトル通り主人公がルーキーに代替わりするので飽きさせない。
ひとこと:十年以上も連載していた長寿漫画なのに超マイナー。
063.にわのまこと『THE MOMOTAROH』
あらすじ:桃から生まれた桃太郎。その二代目が現代のマットで大暴れ! おとぎ話を下敷きにしたキャラクターたちがプロレスで戦うアクションギャグ漫画。
レビュー:ギャグとシリアスのブレンドが子供心に非常に斬新だった。最終回は本気で落胆したものである。リアルタイムだと周囲の評価は低かったが、高校や大学のオタ臭い知人たちからはやたらと評判が良かった。
ひとこと:にわのまことはこの漫画だけ読んでいれば充分。
064.長谷川哲也『アラビアンナイト』
あらすじ:紀元八世紀、ウマイヤ朝はムハンマドに近しい血を引くアッバース朝に滅ぼされた。ウマイヤのカリフの孫、クライシュの鷹と畏敬されたアブドゥル=ラフマーンの奇想天外な活躍を描く。
レビュー:あらすじだけ見ると歴史物語のようだが、実際は神々やら怪物やら異空間やら時空転移やらが幅を利かせるファンタジーアクション。古代オリエント神話が好きな人には無条件でお勧めできる。雑誌の休刊に伴う打ち切りが非常に惜しまれる。
ひとこと:長谷川マジック万歳。
065.長谷川祐一『マップス』
あらすじ:平凡な高校生のはずだった十鬼島ゲン。しかし彼は「風まく光」と呼ばれる秘宝の在り処を指し示す地図人間だった。彼は女宇宙海賊カリオン(実際は部下のリプミラ)に誘拐されるが、紆余曲折を経て彼女と宇宙に行く決心をする。そしてゲンは銀河を超えた規模の争いに巻き込まれていく。
レビュー:呆れを通り越して笑いに到達してしまいそうなほどにスケールがでかいSF漫画。といって粗雑な内容ということはなく、やたら多い登場人物は無駄な配置というものがないし各所の伏線もラストまでにきっちりと回収された。見事に畳まれた大風呂敷である。
ひとこと:これくらいの作品を描けないから最近の日本SF界は低迷を続けているのだ。
066.平野耕太『進め!! 聖学電脳研究部』
あらすじ:聖学園高校に転校して来た西新井護は日本でも指折りの腕前を誇るゲーマーである。彼は初登校の前日にゲーセンで勝負をした綾瀬由紀の所属する電脳研究部に入部し、部長の寺門に率いられて馬鹿をやる。
レビュー:プレステ雑誌に掲載されていたくせにプレステのゲームそっちのけでファミコンのレゲーやクソゲーを熱く語りまくっていた怪作。『HELLSING』の巻末マンガのような得体の知れないカオスとエネルギーが満ち溢れている。
ひとこと:何気にエロい。
067.福本伸行『銀と金』
あらすじ:森田鉄男は競馬場に舞う外れ馬券を札ビラと錯覚してしまう。彼は平井銀二、通称“銀王”に声を掛けられ、機転と度胸を武器に裏世界で悪党どもをねじ伏せていく。
レビュー:なんの背景もない青年がギャンブルなどで強大な敵と渡り合うというスタンスは『カイジ』に似ているが、こちらの方がスケールは大きいし、主人公もダメ人間ではない。全11巻だが、現在の福本伸行作品の十倍の密度がある。
ひとこと:今の福本伸行には続編を描いて欲しくない。
068.藤子・F・不二雄『ドラえもん』
あらすじ:必要ないだろ。
レビュー:無用だね。
ひとこと:偉大なるマンネリズム。
069.藤田和日郎『うしおととら』
あらすじ:蒼月潮は実家の寺の地下で槍に貫かれた妖怪と出会う。500年ぶりに開放された妖怪の妖気に引かれた低級な小妖怪どもを退治するために潮は「獣の槍」を抜き、妖怪を開放する。やがて潮は“とら”と名づけた妖怪とともに数奇な運命に導かれていく。
レビュー:これぞ少年漫画。絵が熱い。ストーリーが熱い。そしてもちろん登場人物がどいつもこいつも熱すぎる。そして息切れすることなくラストまで突っ走った傑作。本編での感動をぶち壊しにしてしまいかねない勢いの巻末オマケ漫画も最高。
ひとこと:「もう……喰ったさ。ハラァ……いっぱいだ」
070.藤田和日郎『からくりサーカス』
あらすじ:加藤鳴海は中国拳法の達人だが、他人を笑わせるまで苦しみ続ける謎の病気「ゾナハ病」に罹っている。人を笑わせることが苦手な鳴海だったが、街でオドオドした才賀勝に笑ってもらえた。謎の人形に命を狙われる勝を助けた鳴海は、サーカスで銀髪の美少女「しろがね」と出会う。
レビュー:基本的なノリは『うしおととら』と同じく熱い漫画。設定は非常に複雑だが作者の技量のおかげで読者はほとんど負担を感じずに楽しめる。後半の急すぎる巻き展開が瑕僅である。
ひとこと:たぶん作者は日本で一番後付け設定が巧い漫画家。
- [2006/08/27 23:32]
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『からくりサーカス』【漫画と本とマンガの館】
こんにちは★ちょっとおじゃましますペコリ(o_ _)o))とうとう最終巻が出てしまいましたね!でも大満足な作品です♪詳しくはMYブログまで!
寝たきり、リウマチ、認知症の人が増えている
日本は世界一の長寿国になりました。しかし、皮肉なことに、食が豊かになって過食・飽食が習慣になったことにより、多くの“現代病”が増加の一途をたどっているようです。
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