保険 アリコ Moon of Samurai Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第14話 「監視」

Phantom 〜Requiem for the Phantom〜 第14話 「監視」 

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「この料理を作ったのは誰だぁっ!」
「私に決まってるでしょ」

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「きさまか! この玲二を試すような生意気なことをしたのはっ!」
「早いとこ味見してもらいたいんだけど」

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「問題はこの香りだ、木の実だ……木の実をもいで酒に漬けておいて、木の実の色と香りのついたその酒をツユの中に入れた!
 そうだなっ!」

「ぜんぜんちがーう」

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「問題は木の実だ」
「人の話を聴けよ」

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「木苺ではない、すぐりでもない、サクランボでもない……コケモモでもない……
 桑の実だ、そうだろうっ!」

「だから違うって」

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「きさまはクビだ、出て行けっ!」
「海原雄山ごっこってそんなに楽しい?」


 最初はトニオさんのモッツァレッラチーズとトマトのサラダのパロディで「サッパリとしたバンズにミートパティのジューシー部分がからみつくうまさだ!」とかいった感じのことを玲二にしゃべらせるつもりだったのですが毎度毎度ジョジョネタを使っていたらさすがに飽きるので趣向を変えて美味しんぼにしてみました。

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 ワイズメルの追及をかわすために玲二はキャルが暗殺者の才能を秘めていると口から出任せを言ってその場を切り抜けたものの、マグワイヤたちの手前、最低限の格好はつけておかないと責任問題に発展するので玲二はキャルにインフェルノのことは伏せつつ自分の助手として働くように持ちかけました。玲二としてはキャルに汚れ仕事の片棒を担がせざるを得ないことに内心忸怩たるものを感じているのですが、彼にとっては予想外のことにキャルは伝説の暗殺者ファントムの助手ができると大はしゃぎ。貧民街で育ったこともあってすれてもいるし抜け目もないキャルですが、このあたりはドラマや映画好きの無邪気な少女です。そして玲二はみごとなまでのホストっぷりを発揮してキャルを「この女陥落おちたっ!」って顔にさせました。あまりにシビアでハードボイルドな作風のせいでしばしば忘れかけることなのですが玲二だってれっきとしたエロゲの主人公なのです。

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 キャルが五百万ドルの入ったバッグを無造作に放っているのは玲二への信頼の表れです。

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 梧桐組が襲撃された件はインフェルノ全体の面子の問題に発展したものの、梧桐組との取引をセッティングしたのがクロウディアである以上は彼らをなだめるのが彼女の任であることに変りはありません。自分のケツは自分で拭かなければならないのです。もっとも梧桐組としても金は奪われ舎弟は殺され手ぶらで日本へトンボ返りするわけにも行かないので襲撃の首謀者が見つかるまでアメリカに居残ることにしました。

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「首謀者はアイザック・ワイズメルよ」
「ワイズメルが」
「取引の情報が外に漏れた形跡はない。内部の人間の仕業よ」
「だが、ワイズメルもこの件じゃ被害を受けている」
「確かに、たった五百万ドルのために自分の庭で揉め事を起すとは誰も思わない。
 いい隠れ蓑ね」


 頭がいいと自任している人はあらゆる不合理な点を自分の好きなように解釈できるから始末が悪い。一つボタンを掛け間違えてしまえばどんどん悪い方向へと進んでいくのに自分も他人も騙せてしまうので気がついたときには取り返しがつかなくなってしまっているのです。また、今までずっと他人を操る側にいたので、いざ自分が操られる側に回ると意外に脆いということもあるのでしょう。
 さて梧桐組の志賀はギュゼッペなる謎のコーディネーター……といっても声でサイスと丸分かりなのですがそれはいいとしてギュゼッペと話しているところを梧桐に腰を折られました。

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「いいから飲め。インフェルノのおごりだ」
「三十年ものっすよ、志賀さん」

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「HEY、ご相伴にあずかります」
「気に入ってんだなそれ」


 ちなみに彼らが飲んでいるウィスキーの銘柄はホワイトマッカイです。この酒の三十年ものといったら酒屋で買っても一壜二万円以上は下りません。バランタイン三十年とさほど変らないときています。善良な市民である(ただし自己申告)俺が飲んだ一番高い酒がポールジロー十五年だというのに、ヤクザのくせにいい酒を飲んでやがる。いや、ヤクザだからこそ言い酒を飲んでやがるのか。

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 絵に描いたようなビッチ、クロウディア・マッキェネン。自分のカラダを使って梧桐に枕営業しています。ちなみにクロウディアが梧桐をアメリカに留めておいたのは彼を釣り餌に仕立ててワイズメルに手を出させてその尻尾を掴むつもりだからです。自分のカラダも含めて全てを道具としか見ていません。もちろん玲二のこともそうなのでしょう。ここまで徹底してビッチを貫かれるといっそすがすがしいものさえ感じます。
 ま、玲二としては熟女に見切りをつけて幼女趣味に転向したから一向に問題はないのですけれど。

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 暗殺の準備と称して玲二はキャルと買い物という名のデートを楽しみます。玲二はあのホストじみたニヤケ顔の裏ではスク水やらメイド服やらバニースーツやら巫女装束やらナース服やらセーラー服やらブルマーやらにキャルを脳内で着替えさせて喜んでいて、そして結局のところキャルは何も着ていないのが一番似合うとか考えているんですぜ。俺がそう考えているのだから玲二だって同じに違いない。このロリコンめ。

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「シグ・ザゥアーか」
「あんたが使ってるベレッタと同じ、九ミリで十五連発。でも、こっちのが小柄だろ? 使ったことないって言ってたからさ」
「悪くなさそうだ。試してみる。サンキュー」

 よし! それでいいっ! それがBEST!

 原作の拳銃持ち替えイベントをやってくれるとは意外であり、それだけに喜びもひとしおです。俺シグ好きですから。

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 キャルと一緒になって未成熟な双丘をのぞきこむロリコン吾妻玲二。

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 昔なつかしファントム虎の穴にキャルを連れて来た玲二は誰もいないのをいいことに彼女を欲望の赴くままに貪り尽しました。嘘です。それは頭の中だけで行われたことです。本当はキャルに拳銃の撃ち方を教えました。自然な流れでキャルにスキンシップできる玲二が羨ましいったらありゃしない。

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 キャルに射撃練習を続けさせておいて玲二は建物の中に入り、半年前にエレンの腹から摘出した弾丸をつまみ上げて往時に思いを馳せ、そして過去を振り切るように弾丸を捨ててキャルのところに戻りました。すると少女はデニーロの真似をして遊んでいました。しかしキャルのデタラメな早撃ちに玲二は彼女の天才を垣間見るのでした。
 原作プレイ組としてはここはもう少しキャルの天才性についてわかりやすく描写してほしかったところです。もちろんADVとアニメとは違うので玲二の長々としたモノローグは不適で、視聴者に一目でわかるような映像演出が望ましい。要するにこんなときこそオサレエフェクトの出番だろ、常識的に考えてと言いたいのです。あれも最初は拒絶反応を起していたけれど今では慣れてしまって今ではむしろアニメ版ファントムになくてはならない演出だとさえ思うようになっているのでキャルの今後のことを考えるとぜひとも使用するべきだったと思うのですよ。
 それはさておき、梧桐たちがホテル暮らしに飽きが来てカジノに繰り出すことになったので玲二は彼らの護衛、というよりは彼らを狙ってやって来る刺客を捕えるため、変装し距離を保って彼らを監視することにしました。

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 そのメガネ一つで変装しているつもりか玲二。中途半端なことこの上ないのでいっそのことパーティー用のデカッ鼻つきメガネをつけるべきだった。なに、少しばかりは目立つかも知れないけれどファントム仮面に比べれば変態度は控え目です。

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 女に弱い室戸は誘われるままホイホイと自分の部屋に引き入れちゃったのだ。
室戸とは梧桐組の組員で、女とは後で分るのですがエレンです。まぁエレンの誘いに乗る時点で室戸がロリ入っていることは明らかです。これで室戸が熟女萌えだったらエレンに見向きもしないところだったでしょう。もっともサイスのことですから梧桐組の組員の性癖なんぞは最初から調査済みで、室戸がロリコンと知ったからこそエレンに娼婦を演じさせたのでしょうが。
 ともあれ室戸はエレンに殺され、玲二はエレンを今一歩のところで取り逃がしたのでした。

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「……君は、エレン!」

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「これは警告。浮気したら殺すという警告。ロリに走っても殺すという警告。あと私のいないうちにあなたを籠絡したクロウディアを殺すという警告」

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「よし、クロウディアがエレンに襲われているうちにキャルと手に手を取って逃げ出すか」




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コメント

銃まで使い始めたキャルの明日はどっちだ!?

原作未プレイかつネタバレは見ていない自分
しかし見える、私にも見えるぞ!
キャルがボインボインバイーンなオネエチャンになって
ルガー・ブラックホークをぶっ放す姿が!!

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