保険 アリコ Moon of Samurai 2013年11月

ハヤテのごとく! 第431話 

 第431話「HANABI」

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 これにてルカ篇おしまい。以上。
 ……で終らせてもよかったのですが、ここまで長くつづいたのに上のひとことですませたのではさすがにさびしいので、ちょいとした総括をやります。
 このたびのルカ篇ですが、長かった。ほんとうに長かった。いま思いだしても嘔吐を催すほどに長かった。そのいちばんの理由はもちろん引きのばしにつぐ引きのばしがあったせいなのですけれど、それともうひとつ、畑先生が西蓮寺ルカというキャラクターに思い入れがあって、できるだけじっくり描きたかったというのもあるのでしょう。興味がなければ引きのばしなどせずさっさと切りあげるはずです。
 しかし悲しいかな、畑先生のルカへの思い入れと、われわれ読者のルカに対する感情とでは、だいぶちがうものがありました。以下は俺の勝手な書きちらしです。

畑先生「こんどのヒロインはアイドルだ! 神様みたいにキレイなキャラだ!」
俺    「すいません、ほかのキャラと顔の区別がつきません」

畑先生「ルカは両親に借金をおしつけられて蒸発された! 悲劇!」
俺    「ハヤテ、桂姉妹につづいての三番煎じなのですが」

畑先生「アイドルの道と漫画家になる夢とハヤテへの恋、このみっつのあいだでゆれる乙女心! ドラマチック!」
俺    「どっちつかずの中途ハンパで、どれに対しても真剣でないように見えます」

畑先生「同人誌対決! 夢とハヤテをかけてのナギとの勝負をじっくり長いあいだ描いてみせる! さあ、堪能するがいい!」
俺    「うすっぺらい引きのばしでしたな」

畑先生「ほんとうはハヤテのことが好きなのにあえて身をひく! 泣ける!」
俺    「ヒロインが勝手に自己完結してハヤテのことをその場かぎりであきらめるのって、これで何度目ですか?」


 俺と畑先生とのあいだにはこれくらいの乖離がありました。
 作者が自分のうみだしたキャラを愛するというのはわるいことではありません。その結果、そのキャラが活き活きして作品をかがやかすということもあるでしょう。しかし作者の力量がたりなかったり偏愛がすぎたりしたら、そのキャラは必要以上に作中で押しつけがましくでしゃばることになり、読者から見て鼻につくようになります。俺にとってのルカはまさにそれで、キャラクターとしてはきらいではなかったのに、ルカ篇が長びくにつれて「さっさと退場しろ、さっさと退場しろ」とねがうようになりました。
 ルカは王玉の関係者らしいので、そのうち重要人物として再登場するのでしょう。それはかまいません。しかしそのとき畑先生にはルカのあつかいに対してもうちょっと客観的になっていただきたい。作者が力をいれているところを読者がかならず賞讃するとはかぎらないのですから。





今週のジャンプ一コマレビュー 2013年52号 

・『黒子のバスケ』

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「ところでそれは何を読んでるんですか?」
「……ラノベだ。タイトルは『声優のたまごが、俺の彼女だったようです。~ぱんつの中身は大事です!~』」
「……なんですって?」
「『声優のたまごが、俺の彼女だったようです。~ぱんつの中身は大事です!~』だ」
「……」


 みたいな感じにならなくてよかったよかった。もっとも『時計仕掛けの林檎と蜂蜜と妹』もたいがいヒワイですが。蜜と妹。しかし最近のラノベのタイトルは買う人にとっての苦行にひとしいようなのがありますな。なみの心臓ではレジへもってゆくことすらかないません。ラノベ読みは現代の英雄です。

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(ったくゲンキンなヤローだ。オレがレギュラーになったとたん手の平返しやがって。
 ……まあいいさ。
別にお前らのためにやってるわけじゃない。パスが通ればオレが気持ちがいい。ちゃんといいトコいれば回してやるよ)


 ヤだなぁ。あ、ヤなのは黛の性格ではありません。こういう自分本位のキャラはいてもいい。俺がヤなのは、あんまりスカッとしなさそうな負けフラグが黛に立ったことです。
 『黒子のバスケ』で俺が苦手なところのひとつに、ここぞというときにはたいてい主人公の黒子がバスケへの愛を語りだす、ということがあげられます。好き嫌いは勝手だけど、そうそう口にするもんじゃない。
 黛は黒子のひとまわり上のプレイヤーという立ち位置であり、しかも結局のところ物語的に黒子の踏台になるしかないわけで、そのばあい実力のおとる黒子が黛に勝つとしたら、バスケに対する姿勢がうんぬんという精神論で優位に立つのがきっかけになりそうな予感がプンプンするのです。
 あと試合の終盤で(たぶん赤司ふくめて)キセキ連中の黛DISの大合唱がはじまります。

黄瀬「黒子っちのコピーなんてだれにも無理ッスよ」
緑間「黒子のほうがヤツよりもはるかに人事を尽している!」
青峰「もしかしたらテツよりも上かも……と思ったがやっぱ違ーわ」
紫原「んー、オレがいっしょにバスケしたいのは、やっぱ黒ちんのほうだねー」
赤司「とんだ期待はずれだったな」


 みたいな感じで。がんばれ黛。かませ犬にも、かみつきかたってものがあることを見せてやれ!


・『ワールドトリガー』

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 遊真vs緑川、十本勝負。
 遊真は緑川に二本先取されたけれど、そのあとあっさりストレート勝ちしました。勝敗のわかれ目は両者の経験の差。そりゃおさないころから父親といっしょに戦場をわたりあるいた遊真と、才能まかせの戦いしかできない一年ボウズとでは話になりません。で、そんな歴戦の遊真がなかなか勝ちこせない小南先輩は、迅よりも前からボーダーにいるという古強者です。ホントていねいな漫画です。話づくりに隙というものがない。しかし、だからといって大ヒットをとばす漫画なのかときかれれば首をひねらざるを得ないのが現状です。
 二敗したあと八勝する、というのは数字だけでも圧倒していることがわかります。ロジカルな差です。でもアンケートにむすびつくような勝ちかたといえば理窟ではなく感情にうったえるもの、一敗二勝でいいから圧倒的な画力と演出とで描かれた勝ちかたです。躍動感のあるバトルが描けないのが『ワールドトリガー』最大のネックです。
 俺としては大好きな漫画であり、ジャンプ編集部としてもどうやら大成することを期待してプッシュしているらしい漫画ではあるのですが、うまくゆくかどうか。最悪『PSYЯEN -サイレン-』コース、コアなファンがついたおかげで連載はそれなりにつづいたけれど世間的には一向に人気が出なかった地味地味漫画のコースに乗るのではないかと、たまに戦々兢々とする次第であります。

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「おまえがなんでオサムの評判を落としたいのかは知らん。
 ほんとならオサム本人がおまえをどうにかするとこだけど、あいつは自分のことはけっこう鈍いから、おまえくらいせこいやり口だとやられてることに気づきもしない。
 だからかわりにおれがやる。おまえが二度とつまんないことしないようにな」


 自分への悪意に鈍感な男、三雲修!東映版スパイダーマンの名乗り口上のノリで)


・『斉木楠雄のψ難』

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 照橋さんかわいい。以上。
 斉木は超能力者にうまれついたために人としてのすべての喜びをうばわれたと考えているのですが、かれにとっての最大の不幸は、照橋さんに好かれている幸福をぜんぜん喜べないことにあります。


・『ひめクロク』

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 二ヶ月くらいまえからずっとドベとドベ二が定位置だったふたつの漫画がこのたびなかよく同時に打切られました。もうちょっとはやく切らてもよかったけど 同時打切りというのはジャンプのながい歴史のなかでもかなりめずらしいことでしょう。なぜこんな変則がおこなわれたのか。思うに来週号は新年号なので、年のはじめから漫画を打切ったのではケチがつくと編集部がゲンをかついだのではないでしょうか。
 さてまずは『クロクロク』のほうについてかたります。読切りが好評だったのをうけて連載に昇格した妖怪漫画でしたが、第一話の中身が読切りとほとんどかわっていなかったのに戦慄をおぼえました。第二話は箸にも棒にもかからぬシロモノで、それからしばらくは一話完結のドタバタがつづいたものの、アンケートが壊滅的だったせいか露骨なテコ入れがおこなわれ、『NARUTO』の中忍試験のできそこないみたいな長篇をやって大失敗、この時点で事実上この漫画の命脈は絶たれました。それからちょっと原点回帰で日常ドタバタをやってこのたび最終回をむかえた、というところです。
 この漫画、絵はわるくなかったけれど、ほかが及第点に達していませんでした。まずキャラが弱い。主人公のクロクがどういうやつなのか、最終回にいたってもまだつかめませんでした。ヒロインのほうは幼女フェチの貧乏キャラという属性しか印象にのこっていません。そのほかのキャラについては推して知るべし。ストーリーのほうも新人研修篇で構成力のなさを露呈していました。
 あと、個人的に残念だったのが、妖怪漫画なのに妖怪がほとんど出てこなかったことです。いや出てくるには出てきたけれど、そのうちのけっこうな数が人間型で、妖怪らしい異形のバケモノといえばほとんどがモブでした。妖怪を出せよ! 『ぬらりひょんの孫』くらいがんばれよ! 俺は妖怪が好きなんだよ!
 ともあれ中村先生、おつかれさまでした。いろいろ不満な点はありましたが、強く鍛え抜かれて成長してふたたびジャンプにかえってくることを期待します。
 そしてこんどは『ひめドル』のほうにうつります。この漫画も読切りをへての連載ですが、『クロクロク』とちがって金未来杯の優勝作品なので、こちらのほうがエリートコースですな。
 第一話で読切りからいろいろ設定を追加したのを見て、『クロクロク』よりは準備期間を有効につかったなと思い、第二話以降はあんまり退屈なので流し読みですませるようになりました。ここ数話は読んだのか読んでないのか記憶があやふやなレベルです。
 今日先生、おつかれさまでした。ジャンプにむいてないと思うのでどこかの少女漫画に移籍したらどうでしょうか。

・『半身開き昔話』

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 今週号の読切りはタイトルどおり、昔話に取材した一ページ完結ギャグ漫画でした。描いたのは観寺風貴先生。『明るい人』の作者なので、一週間まえからおおいにたのしみにしていたのですが、だいぶ裏切られた感じです。ギャグ漫画なのにギャグがまったく笑えませんでした。『明るい人』は、ありゃ突然変異かなにかだったのでしょうか。
 でも女キャラがかわいかったのはあいかわらずだったのでよかった。鶴娘かわいい。

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 一寸法師にセクハラされる娘っ子たちかわいい。

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 金太郎(♀)かわいい。

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 ネズミ娘かわいい。

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 雪女かわいい。
 うーむ、かわいいかわいいじゃ能がないから、ひとつムダ話でもいたしますか。
 雪山で父を雪女に氷づけにされ、このことをだれにもしゃべらないという約束でたすけられた子どもが、年月がながれて結婚し、ある吹雪のひどい晩にうっかり雪女のことを奥さんにもらすと、あにはからんや奥さんこそはかつての雪女だった、という話を短篇小説にしあげたのはラフカディオ・ハーンという人です。アイルランド人の父とギリシャ人の母をもつイギリス人で、のちに日本にやってきて日本人の奥さんをもらって日本に帰化して小泉八雲という日本名をなのりました。
 さてハーンは東京帝国大学の講師として英文学を講義し、その人柄でもって学生たちにおおいにしたわれ、退職の際には留任運動がおこったほどでした。
 ハーンの後任は日本人で、官費留学生としてイギリスで勉強しているうちに精神をやみ、発狂したとの電報が本国の文部省あてにうたれて急ぎ帰国の命がくだったという人物です。しかもかれの講義は難解きわまるシロモノでまことに不評判だったそうな。のちにはその人品学識にひかれて門下生もふえてゆくのですが、これはのちの話。一高でおしえていた生徒が中二病まるだしの遺書を木にかきつけて華厳滝に飛びこむわ、奥さんとはしばらく別居するわ、当人は精神病がひどくなるわで、だいぶつらい時期でした。
 この神経やみの東大講師の名は夏目金之助。漱石のペンネームで『吾輩は猫である』を「ホトトギス」に発表するのは、その二年後のことです。



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今週のお笑い半島 20131117~20131123 

   日本は韓国と日韓首脳会談が可能となる雰囲気を先に作れ [11/17]

 いやいやだから対話のドアはつねにオープンだと安倍首相はつねづね言っているでしょうに。韓国にとって日韓首脳会談が必要だというのなら、もうしこむがわとして最低限の礼を尽せばいいだけです。そうすれば日本としても韓国の申し出を拒絶する理由は見あたりません。
 しかしもし韓国が「首脳会談が必要なのはウリナラのほうだけど、そんなことしたらプライドが傷つくから、チョッパリのほうからもうしこんで来るべきニダ! 兄が弟に頭をさげるなどあってはならないことニダ!」とでも考えているのなら、いっぺん冬の日本海にとびこんで頭をひやして来な。


   <北朝鮮>朴韓国大統領を「田舎女」と悪罵 英仏語演説を「オウムの暗唱」とも [11/18]

>「祖平統」の報道官は、「朴槿恵はヨーロッパの複数の国を行脚し、核破棄や人権をうんぬんし、我々を悪辣に中傷する妄言を再び発した」と語った。これは8日、ベルギー・ブリュッセルで「韓-EU(欧州連合)修交50周年共同宣言」を発表した際、北朝鮮の核廃棄や人権改善を訴えたことに反発してのものと見られる。
 朴大統領の外交政策はだいぶヘボだと思っているのですが、それでも北朝鮮に対して妥協しない姿勢だけは評価しています。韓国の主敵は北朝鮮をほかにおいてないのだから、悪辣な中傷だろうがなんだろうが、太陽政策のごとき愚策をやって敵に塩を送るよりはずっとマシです。
 もっとも北朝鮮を主敵にするばあい、背後の同盟国である日本に対しては何をおいても友好的にふるまわねばならないのに、これが北朝鮮への中傷に輪をかけてひどい悪口を国内でも国外でもしゃべりちらすのだからすくえません。朴大統領の外交政策を採点するなら、百点満点で零点にかぎりなくちかい赤点です。なお故ノムたんのばあいだとマイナス三千点です。


   韓国、「犯罪者」に反発=安重根めぐる菅官房長官発言 [11/19]

 歴史認識というものは国の数だけあるものです。韓国が安重根のことを英雄だと言おうが抗日義士だともちあげようが、それは韓国の勝手であって日本の容喙する餘地はありません。それとおなじように、日本が安重根のことを犯罪者よばわりしようがテロリストあつかいしようが、これも日本の勝手であって韓国が文句を言う筋合はないはずです。それなのに、俺がやるのはかまわんがお前が言うのは気にくわない、では筋がとおらぬでしょう。管官房長官は、ひいては日本政府は、韓国の筋のとおらぬ言いぶんに屈しないよう、これからも安重根をはっきりと犯罪者よばわりしてゆくべきです。


   標準時の変更を 与党議員が発議=韓国 [11/21]

>「標準時の改正を通じ、領土主権と歴史を再確立し、国のアイデンティティーと国民の自尊心を回復すべき」と述べた。

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ハヤテのごとく! 第430話 

 夢見た未来に、触れる今。第430話「キラキラヒカル」

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 あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし同人誌対決篇が前回ようやくおわりました。ルカは王玉の関係者らしいのでストーリーの本筋にかかわってくるのでしょうが、それはずっとあとのことのはずです。今回の扉絵に描かれたのがひとまずの見おさめになるでしょう。
 ではいざ踏みださん、ものがたりの終末への第一歩を!

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 なんでそこで夜店めぐりになるんだよ! 前回のヒキはドクター黒須がハヤテの兄貴のことについて語りだそうとするところだっただろ! それがなんでスルーされてるんだチクショオーッ!
 ……オーケー、おちつこう。花火大会に関してはまえまえから伏線がはってあった。長きにわたった同人誌対決篇の有終の美をかざるためのイベントなのだろう。しかたがない。しかたがないから俺は花火大会をたのしむヒナギクを心ゆくまでめでることにするぜ!

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 なんでそこで場面転換するんだよ!
 えーい、ハヤテやルカはいいっ! ヒナギクをうつせっ! ヒナギクのかわいらしさをっ!
 ……オーケー、おちつこう。くやしいが、はなはだくやしいが、七転八倒するほどにくやしいが、このたびの同人誌対決篇におけるヒナギクの立ち位置は脇役でしかない。終幕のちかい今、スポットライトがルカにあたるのは当然のことなのだ。ドクター黒須が影も形も見あたらないのは納得ゆかぬが。
 まあいい、ルカも今回で見おさめです。同人誌対決でナギに勝ちをゆずったのを見るに、理由はわかりませんがハヤテのことはあきらめたのでしょう。恋の未練はふりすててアイドル業に専念するといいよ!

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 なんでそこで今さらハヤテにアタックをかけようとするんだよ!
 ナギに勝ちをゆずったのがパーになるだろうが!
 ……オーケー、おちつこう。次回だ。次回こそ終るはずだ。次回ルカが夜空にうちあがる花火をバックにして泣き笑いの顔で「ありがとう」とか言って、西沢さんの暫定最終回のときみたいに勝手に自己完結して終るはずだ。さすがの畑先生といえど、これ以上のひきのばしは不可能のはずだ。はずだ。はずだ……




今週のジャンプ一コマレビュー 2013年51号 

・『ワールドトリガー』

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 風間をひとり倒すには、すくなくともオサムが二十五人いなきゃダメだ。
 それで引分けたとしても二十五人中二十四人のオサムは死ぬ。


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 ベイルアウトの三輪が姉を近界民に殺されたことに関して遊真は力をかそうかともちかけました。遊真は父親が日本人であるとはいえ物心がついてからずっとむこうの世界ですごしてきたのでメンタリティは近界民よりのものなのにこの発言です。むこうには国がいくつもあるうえに育ちがシビアなものだから、むこうの世界全体に対する帰属意識というものがないのでしょう。
 これまでの描写からもわかるように、遊真にとっては自分を中心とした、きわめてせまい範囲のなかの数人だけが重要なのです。そして今のところ自分はボーダーだから、顔を見たこともないような近界民よりも、かつて殺されかけたとはいえ先輩ボーダーであるところの三輪のほうが、まだ自分に関係がちかい。だから助力を申しでた、という感じかと思われます。

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 一方、遊真のようにロジカルになれないのが三輪でした。冷静に考えれば遊真の手を借りたほうが姉のカタキをうつのにはいいはずなのに、近界民はすべて敵だという思いにこりかたまって、そこからぬけだせない。
 つらつら思うに、三輪はもともと復讐するとか戦うとか、そういうタイプではないのでしょう。それが正体不明の近界民に姉を殺されて、やり場のない怒りに自分がおしつぶされないよう、近界民のすべてを敵と見なすことでようやく心の均衡をえた。しかし迅は近界民にもいいやつはいると言いだすし、近界民ブッ殺し隊の領袖であるはずの城戸司令は政治的判断を優先して遊真のボーダー入隊をゆるすし、おまけに当の近界民の遊真はよりにもよって自分に手をかそうかと言いだすしで混乱してしまって、そこで割りきれれば楽なのにマジメなものだから必要以上になやんでしまう。
 うーむ、女受けのよさそうなキャラだ(結論がそれかい)

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 緑川という年下のA級隊員に対戦を申しこまれたオサムは十対ゼロでストレート負けを喫しました。まあオサムは今のところはこんなもんですね。とりまる先輩の言うように、今後に期待しましょう。

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 緑川の人を人とも思わぬセリフをうけていちばん冷静なのはたぶんオサムです。もともと他人からの悪意に鈍感なうえ、自分の力不足は重々承知しているから、年下に生意気な口をたたかれても腹を立ててはいないでしょう。むしろこれでまわりから分不相応な評価をうけることがなくなると思って気が楽になっているのではないでしょうか。

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 わざわざギャラリーをあつめてオサムをさらし者にしたことを否定する緑川に対して、ひさびさの遊真のきめゼリフ。

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 友だちをコケにされてしずかに怒る男、空閑遊真。クールなようでいてなかなか熱い。しかしもともと自分が死ぬと知りながら父親を助けようとしたし、オサムのたのみで何度も骨を折ったしで、遊真は身内に対しては情が深いし苦労をいとわない男なのです。


・『斉木楠雄のψ難』

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 照橋さんかわいい。以上。



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今週のお笑い半島 20131110~20131116 

   韓国、いつまで反日続けるの [11/10]

>うーん、こりゃ重傷だ。水内が「今度カムジャタン(じゃがいもと豚の背骨鍋)を食べにいきましょうよ」と誘うと、中堅官僚氏は「いや、おいしいインド料理店を見つけたんですよ」と目を輝かせるのだった。
 記事のなかでひたすら飯を食っていたので、なんだこりゃと思って読んでいたらオチで納得しました。現時点では支那で、韓国に水をむけたら「今度はインドです」というわけ。記事を書いたひとの思い通りにゆくかどうかはまた別問題ですが、そうなってほしいものです。いいかげん極東三馬鹿国家とは距離をとりたい。


   韓国人の感情と世界の乖離が深刻、東南アジア諸国までもが日本の軍事大国化を支持 [11/11]

 あいもかわらず世界が韓国から孤立していっているもようです。


   日本たたきを続ける一方で、対日関係打開を求め始めた韓国メディア [11/12]

 あとさき考えずに日本をたたいているのはさぞかし気分がよかったことでしょう。しかし気がついてみれば朴政権は経済政策においても外交政策においてもどんづまりにおいつめられつつあります。それこそ対日関係を修復するようもとめる声が韓国のメディアからあがるほどに。しかしだからといって日本が韓国の事情につきあわねばならない義務はどこにもございません。対岸の火事として見物させてもらいますから、せいぜいハデに内ゲバしてください。


   日本の戦犯旗ユニフォーム、韓国国内では防げるのか?~国際的共感がカギ [11/14]

 日本と韓国が対戦しなければいいだけのことです。あ、それはそれとして韓国の理不尽な言いがかりに対する反論を国家レベルで大々的に全世界にむけてやることは当然のことですが。


   新事実発覚 朝鮮人700人が戦時中に海軍基地で蜂起 [11/15]

>呉基地に徴用されていた金さんは1943年8月9日、別の朝鮮人徴用者を暴行した日本人の指導員に謝罪を要求したが拒否され、朝鮮人徴用者約700人を集め、こん棒などを手に指導員寄宿舎に押しかけた。指導員3人に全治1カ月の重傷を負わせたという。
 1943年には朝鮮半島に対する徴用はまだおこなわれていません。なんのことはない、ただの出かせぎ労働者による暴行事件です。日本人に対する犯罪行為ならなんでもかんでも英雄的行為と見なすのは韓国人の通弊であるとはいえ、あんまりアホなことを言うのはよしにしてもらいたい。




ハヤテのごとく! 第429話 

 今日、この場所がスタート地点。第429話「十年後の世界」

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 即売会がおわり、ナギもルカも燃えつきたようです。そりゃそうでしょう。ふたりの同人誌対決の二回目がはじまってからおよそ二ヶ月のあいだ、どちらもずっと遊びほうけ……ゲフンゲフン! 同人誌をかくためにずっとがんばっていたのです。そりゃくたびれたでしょう。なおナギたちにとっての二ヶ月はわれわれ読者にとっての二年ちかくにあたります。同人誌をかくほうもくたびれたけれど、サンデーを読んでるほうもくたびれました。
 あ、そうそう二ヶ月で思いだしたのですが、そろそろアーたんの失われた力が恢復してつるぺた幼女からおっぱい少女の姿へともどるころです。イエイ。

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 ルカがアイドル稼業に専念して、漫画をかくのを再開するのは十年後のことにするそうです。きわめて妥当な判断だといえましょう。漫画をかくのも好きだけれど歌うのも好きだと自覚した以上、わかいときにしかやれないアイドル業をひとまず優先するのは当然です。すでにアイドルとして一定の地歩をかためているので、もし今の時点で漫画家をめざしていたら事務所やファンを裏切ることになっていました。ルカの判断はだれにとっても歓迎できるものです。できればもうちょっとはやくに気づいてナギとの長々しすぎる同人誌対決をさっさと切りあげてほしかったけどな!
 なお今回ラストでハヤテの兄の綾崎イクサについてふれられました。どうやらドクター黒須がイクサについて何か知っているもようです。ポッと出のくせにルカの両親を治療したりイクサについて知っていたりと、ご都合主義的なまでにべんりなキャラだな、ドクター黒須。
 ともあれアーたんのことといいイクサのことといい、これでようやく話の本筋がすすみそうです。たとえそのすすむスピードが亀の歩みのごときものであったとしても。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2013年50号 

・『斉木楠雄のψ難』

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 まわりから迷惑をかけられて尻ぬぐいをするのがつねの斉木がこのたびはみんなに迷惑をかけまくることになりました。原因はうっかりサイフをわすれてファミレスでお茶したせいです。斉木のミスはだいたいこんな小市民的ポカ。
 ともあれ斉木のせいで斉木父は変質者として守衛にとりおさえられ、海藤は授業のさなかに弁当を食っていると勘違いされて塾の講師に大目玉を食らい、燃堂はベルトを食って腹をこわしました。燃堂くんの胃腸ならゲッター炉心を食っても平気だと思ってたのに。
 次回、斉木が罪の意識を感じて燃堂たちのサポートにまわったらうれしいな、と。

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 露骨な肋骨宣伝。


・『食戟のソーマ』

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 タマ子! タクミのやせっぷりがまるきり『銀の匙』のタマ子じゃないか!
 まぁデブキャラがやせて美形になるのはワンパターンギャグではありますが。いやタマ子のばあい顔はかわってなかったけど。


・『トリコ』

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 ヒッヒッヒ、感謝感謝。奥さんが死にかけとっても感謝しなしゃい……感謝感謝。
 まったく、感情のゆらぎが食義をみだすって設定は完全になかったことになってますね。トリコなんかスタージュンとの戦いのときに食義修得以前とまったくおなじに喜怒哀楽をあらわにしてましたし。この漫画、その場かぎりの死に設定がけっこう多い。


・『ワールドトリガー』

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「真の強者は危ない橋を渡らない。戦略に沿って勝つべくして勝つ。
 高ポイント相手に欲をかくのは素人が陥りがちな愚。少量とはいえ弱い相手からでも点が取れることに変わりはない」

「「獲れる相手から獲る」これが「勝つ人間」の基本計画だ。当然の帰結だな」
「おっと。新しい「贄」がやってきたようだぜ」
「さて……世界の厳しさってやつを教えに行くかな」
「おいおい、虐めすぎて新人の心を折るなよ。弱者には慈悲が必要だ」
「弱肉強食が世の理……先のない人間に引導を渡すのも一つのやさしさ、だろ?」

 アイタタタ。
あいかわらずイタい。最後のセリフの「だろ?」なんて完全にミサワはいってます。中二病をこじらせまくってますなこりゃ。まあこの新三バカは実際に中学生くらいなんでしょうけど。たぶん遊真やオサムとおないどしくらい。

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 そして新三バカはポイントのひくさでくみしやすしと見た相手が遊真だったものだからごらんのとおり三人とも一コマでやられました。やっぱりこいつらいいな、愉快なバカどもで。旧三バカはひたすらに不愉快なだけだったので、なおさら新のほうの好感度のたかさがひきたちます。

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「黒トリガーの近界民にトリオン怪獣……そいつらを組ませてどうするつもりだ?」

 城戸司令のトリオン怪獣ということばを見て、千佳ちゃんが
「千佳、怪獣じゃないもん!」
とかわいらしく抗議するさまが脳裏にうかびました。あ、もちろん声は丹下桜です。


・『BLEACH』

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 なん……だと……? わんわん隊長が、わんわんでなくなった……?
 なに考えてんだわんわん隊長! 唯一無二のチャームポイントをすてて何とするか! 力をもとめた結果、一時的に人間の姿になっただと? そんな力、オサレバトル世界ではどうせ一回こっきりしか相手に通用しないにきまってるじゃねーか! かませ犬から犬がとれても結局かませでしかないんだよ!
 『RAVE』で仲間のトカゲ男が人間になったときも萎えたけれど、そのときとおなじ気分です。そもそも人外キャラが人外でなくなるような展開をホントに読者がのぞんでいると漫画家は思っているのでしょうか。もし『ダイの大冒険』のクロコダインがワニから人間になったらクロコダインの魅力が全部ブチこわしになるであろうことは衆目の一致するところです。
 あーあ。この漫画は短所もおおいけれど長所もたくさんあるのに、その長所のひとつがそこなわれました。ホントあーあ。



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今週のお笑い半島 20131103~20131109 

   「艦隊これくしょん~艦これ~」ブームは、閉塞した日本社会の右傾化のあらわれ … 韓国紙が分析 [11/03]

 あらら、言っちゃいました。『艦これ』がブームになっているのを見て、
「コレを韓国は『日本が右傾化している証拠ニダ! 軍国主義の再来ニダ!』とか言うのかなー。言ったらアホだよなー。でもさすがにそこまでアホではないよなー」
などと思っていました。それなのにやっこさん、言っちゃいました。アホでした。


   米側資料の慰安婦は「大金稼ぎ欲しいもの買えた」 韓国主張の性奴隷とは異なる風景 [11/05]

 慰安婦問題に関心があって、かつ左巻きでない人にとってはだいたい既知の情報です。しかし世間的にはほとんど知られていない情報なので、大いに拡散すべし。まず日本人にとっての常識といえるほどに周知させ、しかるのち世界中に配信する。そうすれば慰安婦問題に関する誤解もだいぶ解けることでしょう。


   韓国、朴大統領のBBCのインタビュー及び日本政府の対応 [11/06]

>韓国の朴槿恵大統領は、BBCのインタビューに対して、日本が戦争中の「過ち」について謝罪しない限り、日本との首脳会談は意味を成さないと断定した。
 韓国の大統領にとっては、国内外をとわず日本の悪口をいうことがいちばん大事なしごとのようです。


   訪問先のフランスで…朴大統領また日本批判 [11/05]

 韓国の大統領にとっては、国内外をとわず日本の悪口をいうことがいちばん大事なしごとのようです、その二。


   「考え方改めよ」と日本批判=従軍慰安婦問題-韓国大統領 [11/08]

 韓国の大統領にとっては、国内外をとわず日本の悪口をいうことがいちばん大事なしごとのようです、その三。
 イギリスでも「日本が悪いニダ!」
 フランスでも「日本が悪いニダ!」
 ベルギーでも「日本が悪いニダ!」
 まさに壊れたレコードです。自分たちにはなんの関係もない悪口をきかされた欧州各国、お気の毒さま。




ハヤテのごとく! 第428話 

 第428話「僕ら、駆け行く空へ」

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 前回ラストに出てきたのはルカの両親でした。不愉快きわまる連中なのでふたりのキャプ画像は貼りません。

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 このクズふたりはルカに借金をおしつけて蒸発したあと、北海道で事故にあって死にかけたそうです。そのまま死んでりゃよかったのに。しかしドクター黒須のおかげで本復しやがりました。だからそのまま死んでりゃよかったのに。
 そのあとルカにどうあやまったらいいか、あうべきなのかどうか、クズのくせにいっちょまえになやんでいたところへハヤテがやってきて言ったそうです。

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 娘さんに対して申しわけないという気持があるのなら、きっとやりなおせると思う、ウチとちがって。ウチとちがって。大事なことなので二回書いときました。
 ハヤテのこのセリフは、自分の両親は自分に対して申しわけないという気持などサラサラないことを知っていること、そして心のそこでは両親が自分に対してあやまってほしいとねがっていることを意味しています。前者はともかく後者は、ハヤテの両親が改心してハヤテにあやまって仲なおり、という悪夢のような展開の伏線になりかねないおそれをふくんでいます。やめてくれよ。マジでやめてくれよ。そんなことがおこりえないよう、ハヤテの両親は今ごろとっくにくたばっててくれよ。

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 クズ親どもはルカのマネージャーおよびヒナギクとくんでふたたび事務所をひらくそうな。マネージャーのほうはともかく、ヒナギクは作中屈指のワイルドカードなので、これまでまったく興味のなかったアイドルの育成も成功させてしまうのでしょう。さすが俺の嫁。しかし今回ばかりは失敗してもいいんだぜ?
 しかしクズ親率がメチャ高い『ハヤテのごとく!』を読んでいると『銀の匙』の八軒パパのりっぱさがきわだちます。顔がこわいのと、息子に対してきびしすぎるほどにきびしいことをのぞけば、文句のつけどころがない親ですからね。

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 あんのじょうルカはアイドルをつづけるようです。ああ、予定調和。
 ……とまあ、ずいぶん言いたいことを言ったわけですが、今回の話そのものはそれほどわるいものだとは思いませんでした。このタイミングでルカの両親が出てきたのはすなおにおどろいたし、ドクター黒須がハヤテにルカの件で思わせぶりなことを言っていたのがルカの両親のことだと知ったときには畑先生のミスリードに感心しました。ルカがクズ親と和解したのは釈然としないものの、ここでドロドロのホームドラマをやるのはこの漫画らしくないし、えんえんと長びかせられたらうんざりすることこのうえないので、一話でケリをつけてくれたことを評価します。
 おわりよければすべてよし。ひきのばしにつぐひきのばしでここまでかかったルカ篇もこれでおわりだと思えば心もひろくなるってもんです。――この期におよんでルカ篇がまだおわらなかったら、俺の心はどうなってしまうのか見当もつかない――



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今週のジャンプ一コマレビュー 2013年49号 

・『暗殺教室』

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 あ、あざとーいッ! あざとすぎるぜ松井先生! 潮田ハーマイオニー! ……渚きゅんの苗字の潮田は作中にほとんど出てこないし、ハヤテの女装ネタもここんとこずっとお見かぎりなので、ネタとしてはわかりにくいか。ともあれ男の娘バンザイ。

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 この作品はフィクションです。実在の某みのもんた氏某TBS某セクハラ事件などにはいっさい関係ありません。


・『トリコ』

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 ここへきてアカシア黒幕説が浮上してきました。なるほど、NEOのトップがアカシアだとすればIGOや美食會をしのぐ第三勢力となるのもわかるし、両組織の幹部たちが一龍や三虎を裏切るのも説得力が出てきます。盲点でありながら納得できるという、まさに予想を裏切り期待を裏切らない展開です。
 なおラストでブルーニトロが一龍にとどめをさしたかに見える描写は武士の情けで見なかったことにしておきます。いつものように死ぬ死ぬ詐欺の予想を裏切らず期待を裏切る展開になることは目に見えていますから。


・『黒子のバスケ』

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 黒子のカゲのうすさがなくなりました。そのことについてこれまでさんざん伏線をはってきたので、これは逆にカゲのうすさがなくなったと見せかけての黒子の最終進化の前ぶれかと深読みしていたのですが、まるっきりの大ハズレにおわりました。
 でもいいじゃないか黒子、これでバスケをやめたあとは一般人としてくらせるんだから。カゲがうすいままだと社会生活的につらそうだし、うっかり事故にまきこまれる可能性が大だしさ。
 ……いや、黒子のカゲのうすさがなくなったのはハデな技をつかったり準決勝のブザービーターをきめたりしたため、つまりバスケ限定によるものなので、この試合がおわったあとはやっぱりいつもどおりにカゲがうすくなるのかもしれません。だとしたら悲惨すぎます。


・『BLEACH』

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 なん……だと……?
 なぜここで民族衣装に着がえるのだ一護よ……

 つらつらおもんみるに、一護が死神の力と滅却師の力とを融合させて自家薬籠中の物としたことを読者にひと目でわからせようと久保先生は頭をひねり、ふと世界地図が目にはいって「ふむ。死神は日本で、滅却師はドイツだから、その中間は……」とやった結果、中央アジアっぽい民族衣装を一護が着ることになったのではないでしょうか。いやもちろんなんの根拠もなしにテキトーぶっこいてるだけですが。
 なお、このあと一護は蛇の道……ゲフンゲフン! 螺旋状の階段をつたって尸魂界にもどることになります。ふつうに瞬歩で行って一週間、めちゃくちゃいそいで半日の距離だそうですが、めちゃくちゃいそいで瞬歩をつかっているはずなのにオバチャンのブンなげたにぎりめしの包みにおいつかれるスピードでした。今回の一護のおニューのファッションみたいに絵のインパクトは強烈なのに、こまかいところはとことんズサンなんですよね、この漫画。

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 俺が必ず何とかする、と一護が言ったのを聞いたときの浦原さんの顔が一護をぜんぜん信じていないように見えて大爆笑。このたび零番隊の連中が一護のことを強くなった強くなったと言っていたのも実にそらぞらしくひびきました。どうせ一護が冷静でいられるのははじめのうちだけで、ちょっとピンチになったり石田がユーハバッハらのがわについたのを聞いたりしたら、とたんに今までどおりのテンパり顔で絶叫するのでしょう。一護に対する負の信頼感はちょっとやそっとではゆるぎません。


・『ワールドトリガー』

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  / 俺 \ nnn
  |-○-○-| LLLh   ありゃー、
 ..d ∴)ё(∴b.∩ー|   やっぱりオサムだめだったかー
  `ー==―′ .ヽ) ノ

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         クルッ
  / 俺 \ nnn 彡
  |-○-○-| LLLh   よくやったオサム!
 ..d ∴)ё(∴b.∩ー|   俺は信じていたぞ!
  `ー==―′ .ヽ) ノ

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 首チョンパの菊地原、えらそうにのたまうの巻。かつて迅をあなどってすぐに首チョンパされたのにまるでこたえていないようです。このまま慢心キャラとしてやってゆくのでしょう。A級三位の風間隊の隊員だから実力はたしかなもののはずなのに、作者からアレなあつかいをうけることがこのたび決定いたしました。「さすがA級三輪隊だ」と何度もほめられ作者からも持ちあげられているように見えるわりには結果的に失敗つづきでヘタレ感ただようベイルアウトの三輪秀次とは対照的なキャラになりそうです。

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 ケツ! ケツ! 千佳ちゃんのケツ!
 ケツはさておき、佐鳥はA級五位の嵐山隊の隊員で現場監督なのに、B級六位の東に敬語をつかっているのがよかった。相手は九つも年上だし、ボーダー隊員としての経験も上なのでしょう。ボーダーの組織は軍隊や警察よりも体育会系の部活動っぽいとまえから感じていたことですが、人間関係においては実力や地位よりも年齢や経験がものをいうあたり、ますます部活動っぽいと感じるようになりました。

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 鬼怒田さん、逆からよんだらタヌキさん。
 これまで一貫して悪党ヅラのエラそうなキャラだった鬼怒田さんが千佳ちゃんのまえでは菩薩顔のやさしいおじさんになりました。東いわく、わかれてくらしている娘さんを思いだすんだろとのこと。単行本第二巻でのおまけページで鬼怒田さんはバツイチだと説明されているので娘さんは離婚した奥さんのほうにひきとられているのでしょう。ひと月に一度しかあえないとか、そういうドラマみたいな境遇なのかもしれません。



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今週のお笑い半島 20131027~20131102 

   韓国「失態」 独島広報用動画でNHKドラマ無断使用 [10/27]

 日本をわるく言うための弘報動画で、当の日本のテレビ局のドラマから映像をパクるとは、あいかわらず目もあてられぬほどにみっともない国です。実に韓国人らしい失態です。


   「放置すれば不治の病に」=安倍政権を批判-韓国外相 [10/29]

>「わが国民の立場から考えると、問題の本質は間違った歴史認識だ。これが政治・外交と結び付くと、多くの問題を生む」と述べ、関係冷え込みの原因は安倍政権の歴史認識にあるとの見解を示した。
 十年一日のごとく日本のせいだと責任転嫁する韓国でした。バカな国がバカなことを言っているわけですが、かれらの言いぶんに耳をかたむけるような国がでないよう、日本も弘報活動に力をいれるべきです。諸外国がことごとく真実をみぬく力の持主であるというのはまったくの幻想なのですから。


   もはや韓国に魅力なし? 日本の対韓投資が急減 [10/29]

 投資先としての韓国に魅力?

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   発信箱:特ア?=布施広 [10/30]

>右でも左でもいいが、特アなんて悲しい言葉だ。
 さようでございますか。それではもっと愉快で、かれらの本質をついたよび名として、極東三馬鹿国家とよぶことにします。


   外務省の“英語版”竹島動画 「すぐ削除を」 韓国が再び抗議 [11/01]

>日本政府が真実の目を開くことを求める。真実の声に耳をふさぐことは、非常に遺憾であり日本のためにもならない
 日本のことを考えてくださって、まことにありがとうございます。お礼にこちらからも韓国のためを思って忠告させていただきます。はよ竹島かえせ。このまま不法占拠をつづけるなら損をするのはそっちだ。

   「司法の独走」懸念も 挺身隊判決 韓国政府、苦しい立場 [11/02]

 反日教育の毒もそろそろ総身にまわってきたようです。むろん韓国が自分でまいたタネなので日本にはなんの関係もございません。韓国が自滅しそうなら日本はほうっておく。韓国が理不尽な要求をしてきたら日本は断乎として拒否する。これでいいのです。




銀の匙 第91話 「冬の巻㉘」 

 実家にかけた電話に母親が出て、八軒は父にかわってもらい、まず二年からは下宿にしたいことをつげます。遊びたいのか、ときかれた八軒は。

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 自分の進学用にためた金を出資してくれるようたのみました。やはり八軒の目的は会社丸やけ記念起業だったのです。下宿の目的は会社の住所をおくためでした(エゾノーは公立なので構内で会社をつくれないのです)。高卒どまりでのちのち苦労しそうな学友たちといっしょに上をめざしたいと八軒は言います。

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 ホントこのオッサンことばをえらばねーな! 息子の友だちをつかまえて烏合の衆はねーだろ! 社会的には実際そうであるにせよ!

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 結局のところ八軒はけんもほろろに拒否されて一方的に電話を切られました。しかしこれは父親のほうが正論でしょう。具体的なビジョンもなしにみんなでなかよくやっていきたいな、などというフワフワした話に金を出すやつはいません。八軒父は父親として厳格すぎるとはいえ、誠実であることはたしかです。なお下宿の件は母親がオーケーを出してくれました。
 今回のできごとはこれまで。これにて終了です。終了ですったら終了です。チョコ投下イベントなんかなかった! なかったんだ!



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ハヤテのごとく! 第427話 

 成長が、さみしくもある親心。第427話「悔いはない」

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 ナギの同人誌の完売の十分ほどまえにルカの同人誌はすべてはけました。

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 ナギは負けたことに悔いはないそうです。

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 ルカは一冊だけ売れのこったと言ってみずからの負けをみとめました。
 い、いかん……! 話にまったく興味がもてないせいで、ただのあらすじ書きにしかなっていない……! もうちょっとレビューらしく書かなければ……!

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 そっか~、ナギがルカに勝てたのは想いの差によるものだったのか~。ルカとの同人誌勝負がきまってからずっとチンタラしてたのに、想いの差のおかげで勝てたのか~。締切りがまぢかにせまってネタさがしに旅行に出かけるような泥縄のやりかただったのに、想いの差のおかげで勝てたのか~。自業自得の体調不良のせいで同人誌を描くのを抛棄しようとしたことさえあったのに、想いの差のおかげで勝てたのか~。スゴイね、精神論☆
 い、いかん……! 話にまったく興味がもてないせいで、頭にうかぶのはイヤミなツッコミばかりだ……! いやまあイヤミなツッコミは今までずっとやってきたことですけど。
 ともあれ、こんなのではだめです。もっと情熱をもやさねば。いいとこさがしをして、すこしでも話に興味がもてるようにせねば。今回のいいとこ……そうだ、あのうんざりに長かったナギとルカの同人誌対決がこれでおわるんだ! 万歳! あとはもうこの期におよんでムダに引っぱるのはやめてきっちり始末をつけて有終の美をかざるんだ!

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│ ナルホド |_;;_;;`;、;;;;;;_:::ノ´    、;;;;;;;:::ノ
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│ この期におよんでムダに引っぱるのはやめてくれええ!
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