コードギアス 反逆のルルーシュR2 第05話 「ナイト オブ ラウンズ」
前回ルルーシュはギルフォードからの挑戦を退け、囚われの黒の騎士団メンバー全員の解放に成功しました。だから人質を一ヶ所に集めるのは愚策だと言ったのですが、残念ながら俺の声は次元の壁と突破することが出来なかったようです。懸案事項だったロロも心理的トラップで絡め取って自陣に引き入れてルルにも一息入れる余裕が出来ました。しかし不安要素が完全にゼロになることがないのが世の常でして。
正妻と愛人の間に挟まれて針のムシロに座らされる我らがルル君でした。視聴者としてはC.C.とカレンが言動の端々にルル好き好きオーラを滲ませる様に悶え死んでいても一向に問題がないのですが、反乱軍のリーダーとしてはそうもいっていられません。第一期ラストで敵前逃亡やらかした贖罪、というか誤魔化しをするために一時ハーレムを離れます。
カレンは藤堂に、卜部が日本のため黒の騎士団のために戦って死んだことを報告しました。生き残った者には、死んだ者のことを伝える義務が課せられているのです。その二人を遠目に見やる四聖剣二人。
「告白しちゃえばいいのに」
「な、何を告白しろと!?」
「明日をも知れぬ身としては、いつ死んでも後悔しないように、やりたいことをやっておいた方がいいと思うよ」
「そ……それもそうか」
「カレンたんハァハァ」
「え゛、そっちなの?」
中盤以降の会話はもちろん俺の妄想です。コードギアスの百合はオナニーナだけで充分なり。
というわけで四聖剣の紅一点の千葉は藤堂に慕情を寄せていたことが判明しました。コードギアスも二期に入って戦いも熾烈さを増していくことでしょうから、告白→死亡という黄金コンボが成立しないことを祈ります。でも実の所、千葉よりも朝比奈の方が怖かったりします。『ベルセルク』のジュドーのような死に様を迎えそうで。
さてルルは皆に吊し上げを食らいます。
「助けてもらったことには感謝する。だが、お前の裏切りがなければ私たちは捕まっていない」
「一言あってもいいんじゃない?」
「や、ぶっちゃけお前らや日本独立よりもマイシスターの方が大事だから」
と真実をカミングアウトできたら話はさぞかし面白くなることでしょう。仮面を着けたその日から本音で生きることはできなくなった哀れなルルでした。嘘です。ルルは生来の嘘つきです。結局は藤堂と扇、人望のある幹部二人がゼロを支持したことで不満は抑え込まれました。もちろん抜本的な解決ではなく対症療法に過ぎないのでゼロへの反感が消え去ったわけではありません。いずれ時限式の爆弾として炸裂する日が来るかも知れませんからルルーシュは適切にガス抜き処理をしておくべきでしょう。
ルルーシュが記憶を取り戻したかどうかを確かめるためにスザクがアッシュフォード学園に復学してきました。皇帝が植え付けた偽りの記憶に従い、ルルーシュもスザクをお互いの腹を探り合いつつ表面では旧交を温め合います。この辺はやっぱりデスノの月とL風味。ところであの単純で天然で直情径行型のスザクも演技が出来るようになったわけですが、彼の成長を喜ぶよりもウザクっぷりが増加したことにウザさを覚えてしまうのは、スザクの人徳の無さのなさしめるところでしょう。
そんなわけで生徒会メンバーは一年ぶりにスザクを囲んでのランチタイムを迎えます。皆はスザクにゼロの正体を訊き出そうと、色々な噂を並べたてていきます。
「どこかの国の王子様!」
シャーリー当たりだよ。それもブリタニアの皇子様だよ。ついでに言えば君の目の前にいるよ。
ともあれ主人公とそのライバルは目下絶賛茶番劇中。その中でルルーシュはさりげなくロロの好感度を上げていきます。一方ブリタニア側としては、ゼロの復活以来頻発する暴動に頭を悩ませ、加えて不審機がエリア11の政庁に特攻してきたので迎撃に当たります。しかし不審機の正体は黒の騎士団の手先ではありませんでした。
「可変ナイトメアフレーム、トリスタン。ということは、ナイト・オブ・スリー……
ジノ・バインベルグ卿ですね」
御免なさいジノ君、最初は血のバインベルグ卿って聞こえてしまいました。事前通達も無しに味方の政庁を襲撃するような無茶やらかすキャラだったので、つい。画面の外では二三人死んでいるんじゃないでしょうか。これだから特権階級は。
この後、スザクやジノと同じナイト・オブ・ラウンズの幼女が登場してルル包囲網が構築されました。
腹出しルックはやりすぎなのでいいぞもっとやれ。日本語が変なのは生暖かい目でスルーしてください。
さてアッシュフォード学園生徒会長は史上名にし負うイベント大好きキャラなのでスザクの歓迎会という名目でお祭りを開催しました。彼女が留年したのは単純にモラトリアムできる期間を長引かせるためだけのような気がしてきました。
スザク歓迎会というよりはエロス祭りにしか見えないところが素晴らしい。日曜夕方五時というのにスタッフは頑張ったものです。あと右上のキャラが微妙に『ハヤテのごとく!』のいいんちょに似ているのがポイント高し。何のポイントかは聞かないように。
ちなみに右下のケツはカレンですが、彼女はピザ目的で学園を訪れたC.C.を連れ戻しに着ぐるみを着てやって来たのでした。カレンやルルはC.C.をピザ女呼ばわりしますが、こんなピザ状態のC.C.でも愛してしまえそうな自分が怖い。
「フフフフハハハ。待たせたな親愛なる黒の騎士団諸君! この度は諸君のこれまでの功績に報いるために、薄桃色の桃源郷にご案内しよう! 今回のチラリズムの主役はもちろん俺の嫁だ! 今回の功績に報いるために、アニメスタッフ全員には合衆国日本での地位を約束しよう!
では諸君、この世に生まれたことを森羅万象に感謝するがいい!

「ウザクぅぅぅううう!」
「やめてよね。本気でケンカしたら、ルルーシュが僕にかなうはずないだろ」
このキャプ画像を作成している間ずっとコードギアスと同じ谷口監督作品であるところのガン×ソード第十七話を思い出していました。
ロバ自重しろ。
ヴィレッタが記憶を失っていた頃に扇に保護されていたことをネタに脅迫し、ハッピーバースデーと芝居がかった台詞をかますルル。ヴィレッタの目の前では偉そうにしていますが彼女と扇の繋がりが理解できずにC.C.に耳打ちされてようやく男女の仲だと知ったのでした。さすがは頭でっかちの童貞ボウヤです。で、童貞ボウヤとしてはヴィレッタを二重スパイにでもするつもりなのでしょう。
こうしてルルーシュの当面の障害はスザクのみとなりました。屋上でスザク対策に頭を巡らしていると当の本人がやって来て、自分は帝国最強の騎士ナイト・オブ・ワンになるつもりだと宣言されました。その地位に収まればエリア一つを与えられるので、スザクは日本を手に入れて内部から変えていくつもりなのです。C.C.を確保することが出世の早道であり、そのために元親友のルルーシュに最大級の爆弾を放り投げてきました。エリア11の新総督と言われて渡された携帯電話から聞こえてきた声は。
「もしもし、お兄様? お兄様なのでしょう?
私です、ナナリーです。総督としてそちらに……あの、聞こえていますか、お兄様?
ナナリーです」
スザクの方に顔を向けていたらパツイチで御用だったなルル。
さて、ルルーシュがナナリーの声に動揺してしまったら記憶が戻っていることがスザクに露見するわけなので、感情を押し殺してでもナナリーのことを知らないふりをしなくてはならないのです。シスコンのルルにとってはある意味、死ぬより辛い行為でしょう。
もっともルルは半分以上が自業自得なので苦しもうが悲しもうが殺意の波動に身を委ねようが別に構わないとして、ナナリーが傷付くに決まっているのが辛い。一年もの間、事情も判らずに愛する兄と離れ離れになっていて、ようやく声が聞けると期待していたら他人扱いされるのですから。ナナリーの哀しみを見越しての策というのならスザクはルル以上の外道です。
かくしてナナリーは真実を知るためにアッシュフォード学園を訪れて誰も自分のことを覚えていないことに絶望してネモと契約してエネルギーゲインが通常の五十倍のナイトメアフレームを駆って破壊の限りを尽くすのでした。ってそりゃコンプエース版だ。
| コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01 | |
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- [2008/05/06 23:08]
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