保険 アリコ Moon of Samurai 2006年11月16日

『DEATH NOTE -デスノート-』第7話「曇天」 

 前回、月は自分の保身のためにレイ・ペンバーの婚約者を殺すと決めました。バスジャック事件のあった日時をメモすると見せかけて堂々とデスノートの切れ端に彼女の名前と死因を書き付けます。こういう場合、凶器がノートだと実に便利です。

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 一年の計は元旦にあり、とばかりに年明けから人殺しに勤しむ男、夜神月。何もかもお見通しのリュークに爆笑されます。

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 が、この時点では神ならぬ身であり死神ならぬ身でもあるので疑問を抱いたものの保留しておきます。
 一方、Lの宿泊するホテルではLの天上天下唯我独尊ぶりが絶賛開催中

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「実を言うと、キラであるかどうか確かめるトリックを用意してたんですが、皆さんにはそのトリックを仕掛ける気すら起こりませんでした」

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「失礼」

 目の前の警察官たちには携帯を切っておくように命じておいて自分は平然と使ってます。謙遜じゃなくて本当に失礼です。その傍若無人な振る舞いは月といい勝負なのですが、なぜかそれほど腹が立ちません。人徳の差でしょうか? あるいは陰に隠れつつデスノートを使って新世界の神になるだのと嘯く月と違い、あけっぴろげに好き勝手やってる点が反感を抱かせないからかも知れません。
 さて舞台は月視点に戻ります。心の中でカウントダウンを行いつつ得意の絶頂。

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「さあ、死に急げ」
 そして、1時15分。


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 こんな人間に憑いていればリュークも退屈しないことでしょう。
 背後でほくそえむ月の思いとは裏腹に、間木照子(自称)は一向に自殺に走る気配を見せません。そんな月をリュークは間抜けの極みと嘲笑いますが、その不自然な挙動から違和感を覚えた月はこれまでの知識を確認・再構成して真実に辿り着きます。

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(偽名!)

 そう、彼女はキラが名前と顔を知っている相手を殺せるので用心のために本名を明かさずに行動していたのです。そしてその発想はLと相通ずるものがありました。

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 実は老人だったワタリから夜神局長たちは名前も役職もデタラメの警察手帳を手渡されます。キラを捕まえるためとはいえ、警察官に偽造証を持たせるのだからLは手段を選んでいません。こういうところは月とそっくり。
 また、バックルを二度押すとワタリの携帯に繋がる通信機付きベルトも貸与されます。そこでギャグキャラ松田が自らの存在理由を証明してくれます。

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「なんか、キラを追う特殊部隊って感じでカッコいいですね」

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「松田! 子供の遊びじゃないんだ。うわついたことを言うな」

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「はい……」

 いやー、なごむね。なごみん松田マンセー。
 しかし不幸にしてギャグキャラ松田の恩恵に与れない月は間木照子(偽名)の本名を訊きだそうと必死です。ちなみに原作だと自分のことは棚に上げて心の中で毒づきます。
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 そして追い詰められた月は嘘八百モード開眼。本部に誰も居ないのは偶然ではなく必然であり、外来の人間はアクセスできず担当者も把握できないシステムになっていると大法螺を吹きました「なぜそんなに詳しく知っているのか」と当然のツッコミに、月は自分も捜査本部の一員だと嘘に嘘を重ねます。

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「今、本部に居る者は信用ができ、その能力が認められた少数の、選ばれた人間だけの捜査集団なのです」

   選ばれた人間↓

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 俺、選ばれなくて結構です。
 それはさておき、日頃の行いのせいで月は間木照子(偽名)の信用を未だに得られません。万策尽きたかと思われましたが、彼女がかつてLの下で働いたことを聞き出してそれを利用します。そこでまずは歯が大気圏にまで浮いてしまいそうなお世辞を並べ立て、相手の歓心を買います。そしてダメ押し
「誰でもいいわけじゃない。そう、貴女のような人が必要なんです。
 貴女は一般情報提供者に留まる存在じゃない。元FBI捜査官というキャリアがあり、その資質は現役の捜査官以上だ!
 かつてのLの信用も得ていた。捜査本部に入る条件は、しっかりした身分証明と、今捜査本部に居る者の推薦。そして、Lの許可だけです。
 ここで貴女に逢えたのも、何かの運命だ! 僕が貴女を推薦します!」


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 この男、すました顔してふざけた事を……
 そして月は寄せては返す見事なジゴロテクニックでついに彼女を釣り上げます。この女、陥落(おち)たっ!!

 死神の哄笑。

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 デスノートへの再記入。

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「あの。なぜそんなに時計を気になさってるんですか?」

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「ああ……これ? これはですね……」

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「キラだから」

 南空ナオミの鳥肌の立つような表情の変化と、彼女の自殺に向かう演出は御自分の眼でお確かめください。
 特に原作ファンの方々は女房を質に入れてでも観るべし。少なくともこの瞬間だけは原作を超えました



 これまでのデスノのYouTubeリンクはこちら



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