保険 アリコ Moon of Samurai 2006年11月10日

『Kanon』第6話「謎だらけの嬉遊曲~divertimento~」 

 大樹の根元を枕にし、血を連想させる夕焼けを見上げる形でアバンタイトルが始まります。視線を下ろすとそこには泣きじゃくる少年の姿が。モノローグはいつものようにあゆの声なので七年前に彼女に起こった不吉な出来事だと知れます。こういう場合、原作と違って声が付いていると今後の展開の見当が付けやすくなるのですが、いいものなのか悪いものなのか。

 OPが終わると第四話と同じように祐一の過去夢が始まります。以前にロリあゆあゆと交わした約束を果たしに一緒にたい焼きを食べることに。

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「今日の方がおいしい」
「そりゃそうだろ。泣きながら食ってうまいものなんてあるわけないもんな」
 こまっしゃくれたガキだ。
たかが小学生にこんなセリフを吐かせる家庭環境とは一体どんなものだったのやら。もはや手遅れの忠告ですが、祐一の両親は自分たちの息子が斜め上の方向に物事を見る傾向を矯正するべきだった。
 それはさておきあゆあゆは思いつめたような表情で祐一に呼びかけます。対する祐一は口一杯にたい焼きを頬張っているので雰囲気が台無し。
「なんだ? いきなり愛の告白か」
「そんなことしないもん!」


Kanon_06_02

 顔を真っ赤にして否定している時点で説得力は皆無です。話題を変えてあゆが祐一に礼を言うと、同じように照れて頬を染めました。うーむ、やっぱりアニメの最終回はあゆENDか?
 お母さんがいなくたったと告白したあゆを元気付けるため、祐一は明日も一緒に遊ぼうと約束します。そして覚醒。眠っている間に祐一vs真琴の第四回戦はすでに勃発していました。

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 歴戦の擲弾兵・真琴は宿敵の立てこもる要塞にネズミ花火で爆撃を敢行しますってヲイ。祐一への嫌がらせのエスカレートが過ぎて悪戯などというレベルを超えています。祐一はすかさず拾って因果応報と部屋の外に投げつけるのですがはっきり言って当然の処置です。この時点で真琴に萌えられる猛者はいるのでしょうか? 俺には無理。早々に戦線を離脱しました。

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 日曜の朝、祐一は秋子さんと雑談を交わしながら朝食を取ります。テーブルの向こう側から声は聞こえてくるし手は伸びてくるのですが完全無視。

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「ごちそうさまでした」
「ボクもごちそうさまでした」
「じゃあ、部屋に戻ってますんで」


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「うぐぅ。祐一君、いじわるぅ」
「お? あゆ、いつからいたんだ」


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「最初からずっといたもん!」
「悪い悪い。全然まったくさっぱり気付かなかった」

 時計の針の経過を見れば判るのですが十分近くスルーしていました。女の子に意地悪をするためには鋼鉄の意志力を発揮する男、相沢祐一。その意志力をもう少しマシな方向に活かせ。
 さてあゆと映画を観に五時に駅前で待ち合わせの約束を交わした後、ようやく名雪が寝惚け眼で二階から降りて来ます。「もしかすると、ずっと祐一さんのこと待ってたのかも知れないわね」とあゆに関しての秋子さんの意味深な呟きを聞き流しつつ朝ご飯。なお今回の名雪のまともな登場シーンはコレだけでした。アニメスタッフは寝惚助なゆなゆだけで視聴者を満足させられると過信しているのかっ!?

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「なっとぉなっとぉなっとぉなっとぉなっとぉ」

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「ふにぃ」

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 ボクノ負ケデチュ。
 えーと、敗北を知ったわけですがキャンディを舐めてばかりもいられないのでレビューに戻ります。祐一は真琴にバイトするように命令し、栞と地味にフラグを立てておきます

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 メインヒロイン五人が出揃ったせいで一人一人にあまり時間が割かれなくなって来ました。原作を未プレイの視聴者は「このアニメ、一体なにがやりたいんじゃ?」と疑問に思うのではないかと心配になってしまいます。
 さて祐一は栞といちゃついていたせいでうっかりあゆとの待ち合わせ時間に遅れてしまいますが責められはしませんでした。
「そんなに映画が嬉しいのか?」
「映画も楽しみだけど、やっぱり待ってた人が来てくれることが一番嬉しいよ。
 それだけで、今まで待ってて良かったって思えるもん」

 誰かを待つということ。それがKanonのヒロインに共通するキーワードと言えるでしょう。特にあゆの場合は秋子さんも推測したように、もっとも早く祐一を待っているヒロインとして位置付けられています。
 ま、現時点ではそんなシリアス展開は複線に留められてギャグに移行するんですが。

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 自分たちが観る映画のジャンルがホラーと知って驚愕するあゆあゆ、なのですが真琴に見えなくもない。さておき、あゆは上映開始とともにコートを頭から被って見ざる聞かざるを決め込むのですが祐一のいじめっこ属性の犠牲になってコートを奪われてしまいます。

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 これじゃ千手ピンチだ!
 そんなこんなで祐一はあゆに対して意地悪をしたと思えば優しさを見せ、アメとムチを絶妙に使い分けることで好感度を上げていきます。ハヤテと違って天然じゃない真っ当なジゴロです。
 さて祐一は帰宅し、舞のフラグを立てに夜の学校に赴きます。そこで祐一は舞に「もうすぐあの子は祐一が必要になる。他の誰よりも」と真琴について予言めいた告白を受けます。

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 祐一が水瀬家に戻って風呂に入ると、湯船には味噌汁が満たされていました。もちろん犯人は真琴。祐一は鉄拳制裁をお見舞いします。殴られて当然。
 つーか祐一、食べ物を粗末にする奴に必要とされても手助けするな。


 これまでのKanonのYouTubeリンクはこちら



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