保険 アリコ Moon of Samurai 真マジンガー 衝撃!Z編

真マジンガー 衝撃!Z編 第26話 「決着!ロケットパンチ百連発!」 

 最終回にしては作画がイマイチでした。どうにか及第点スレスレというレベル。最後の力を第二十四話に注いで残りをラスト二話に傾けたという感じか。でもストーリーのぶっとび具合が半端ではなかったから満足感は充分でした。

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「フハハハハ、どうだこれがわしの地獄王だ!」

 あー、『桃太郎伝説Ⅱ』のラスボスがそんな名前でしたね。スーファミの『新桃太郎伝説』だと娘の夜叉姫は据置なのに地獄王の方は伐折羅王と改名していたのでテンションが下がった覚えがあります。ま、ストーリー自体が大幅に変更されていたので仕方のないことなのでしょうがPCエンジン派としてはひとこと物申したい気分なのです。

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 最後の最後まで役に立たないマジンガー軍団でした。バイオンのルストハリケーンとダイオンのブレストファイアーとはさらに強力な風と炎とで反撃されます。ビューナスAとミリオンとは光子力電磁砲を放ちますが、しかしDr.ヘルは「それを待っていた!」と『天元突破グレンラガン』のロージェノムみたいなことを叫んでビューナスAたちの機能を停止させ、さらに科学要塞研究所の光子力を吸収。ラスボスらしく圧倒的な力を見せつけます。

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 ちなみに地獄王を造ったのは兜剣造とのこと。彼は薬品のせいで右手を腐らせ、その治療と称してDr.ヘルにケドラを植えつけられたために心を浸食されて兜十蔵博士たちを裏切るような真似をしでかしたのですがゼウスの光を浴びて救われ、ケドラの呪縛から逃れるために自らの体を切り離して今まで隠れていたのでした。彼の告白を聞いて女将はすんなり納得できたわけではないけれどそれでも問答無用で斬りつけることはやめます。

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 ここでガミア登場! 兜剣造のプログラムで光子力の流れを変え、Dr.ヘルに対抗する! バックに流れるのはOPだ! 燃えるぜ! 原作では敵役のやられキャラだったガミアがまさかここまで活躍するとは……ぶっちゃけマジンガー軍団よりも役に立っています。
 しかし両者の対決のさなか、地獄王のエネルギー吸収装置が内部から破壊されました。本来なら敵が侵入することは不可能のはずなのに甲児がパイルダーで登場。彼を手引したのは、まさかまさかの!

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「あしゅら男爵だあああ!」

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 十年前に発見されたとき、トリスタンとイゾルデは腐ってなどいずに完全なかたちで眠りについていました。そして彼らの半身を薬で腐らせたのは他ならぬDr.ヘルだった!
 俺は魅力的な悪役は主人公サイドにはどれほど酷烈無惨な悪行をしてもいいけれど部下には威厳と寛容とで向わなければならないと信じていて、ここまでのDr.ヘルのふるまいは俺基準では充分に及第点に達していたものだから、ここに来てあしゅらに外道働きをしでかしていたと判明したのは大ショック。あしゅらと同じように裏切られた思いでいっぱいです。ブロッケンもピグマンも、主のこんな所業を知らないまま死ねてあるいは幸せだったのかも知れません。

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 Dr.ヘルの悪行はまだ続きます。ミケーネは滅びた文明だから生き残りはあしゅら一人で充分と、剣造に機関銃で他のミケーネ人たちを虐殺させます。しかしDr.ヘルの悪魔のささやきを吹きこまれたとはいえケドラの影響を受けているわけではなく自分の意志でミケーネ虐殺に荷担する兜剣造はフツーに鬼畜。
 かくしてあしゅらはミケーネの仇をとるために甲児たちと手を組んだのでした。十国峠での決闘もDr.ヘルの目を欺くために女将が立案して二人が演じた芝居だったのです。ホントこんなんばっかだな真マジンガー。
 さて甲児たちの攻撃で地獄王の頭部は吹っ飛ばされるものの、あしゅらはパイルダーから落下。Dr.ヘルは光子力を我がものにせんと科学要塞研究所に挑みます。
 そしてここから最高にいい意味で斜め上の展開が我々を待ち受けていた!

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 カチン、と地獄王の背に金属製の物体が落ちてくる! いぶかるDr.ヘルにやがて降り注ぐのは鉄の拳の豪雨だった! それはマジンガー軍団の一体一体に内蔵されていた数えきれないほどの量のロケットパンチだった!

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「これこそ能ある鷹はパンチを隠す!」

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「馬鹿か!」

 Dr. ヘルの叫びに心の底から同意する! なんだ“これこそ”って! 日本語の使い方が間違っとるわい! だがそれがいい! サブタイトルを見てマジンガーZが両の拳をペガサス流星拳のように連打するのだと思っていたらまさか本当に百連発とは!


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 ボスボロットの活躍でマジンガーZは海底からサルベージされ、満を持してのパイルダーオン! いくぞロケットパンチ百連発!

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「腹だ!」

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「背中だぁ!」


 ゴッドスクランダーの指でロケットパンチの狙いを命じる! 巨大な握り拳をつくるためだけのギミックかと思っていたら、こんな使い方を魅せてくれるとは!

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 マジンガーZ、完全勝利!
 しかしそれは新たなる戦いの序曲に過ぎなかった。


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 というわけでミケーネ復活。あしゅらの企みに気づかずにホイホイDr.ヘルを倒してしまったのでミケーネを復活させる捧げ物、トリスタンとイゾルデの自決の血をみすみす御膳立てしてしまったのでした。ちなみにDr.ヘルはいつの日かミケーネと戦うために光子力を欲しがっていたのでした。だったら最初から兜博士に相談してろよと考えるのが素人のあさはかさ、あの爺さんのことだからマジンガーZの最強を信じて疑わずミケーネに単騎で勝てると思いこんでDr.ヘルの歩み寄りなど頭から受けつけないに決っています。結果的に両者の対立は避けられなかったことでしょう。

 そんなわけで第一期終了。たぶん来年度あたりにグレート編が始まります。
 しかしこの最終回、ネットでの評判はあまりかんばしくない模様です。俺としてはこれまでの伏線で消化されていないものが多いから第二期確定だなと期待に胸をふくらませつつ、しかしこれで最後にソードマスターヤマトのようなとってつけた結末だったらどうしましょと怯えながら観ていたので、七大将軍が出て来たときには小さく快哉を叫びましたよ。マジンガーZの次にグレートマジンガーが控えているのは当然の成行きなので衝撃のラストもごく自然に受け止められたのですが、もしかしたら信者補正で目がくらんでるのかな俺。
 まぁ作品そのものに関してはいろいろといいたいこともあります。まず作画。ひどいときは本当にひどかったのでグレート編ではもうちょっとなんとかしてほしい。
 ストーリーに関しては、いみじくも前回Dr.ヘルが言ったようにキャラがみんな騙したり化けたりしてばかりだったのが勘弁してもらいたかった。一度や二度なら意外性があるから問題ないのですが三度も四度も五度も六度も続くとさすがに飽きて、中盤からはなにがあっても「これも結局は誰かが化けてるのか演技してるかなんじゃね?」とシラけた気分で観るようになってしまいました。
 最終回も満点というわけではありません。『ベルセルク』の蝕や『勇者王ガオガイガー』第三十一話のような掛値なしの絶望を経験済みの身としては七大将軍が降臨しただけではいかにも物足りないのでミケーネ帝国がどれほど強大な敵であるかを視聴者に知らしめるためにマジンガーZを完膚無きまでに叩きのめしていればよかった……のですがそれだと旧作と丸かぶりか。あ、そういえばグレートマジンガーは未登場で終ったな。それに結局Dr.ヘルの五大軍団も全部は出て来なかったし。
 真マジンガーはストーリーは熱いしキャラは魅力的だしロボットバトルは格好いいので、完璧な作画と素直な展開を希望します。

 ……つーかここまで書いてなんですが、コレ二期あるんですよね? なかったら関係者各位に抗議のメールを送る所存です。



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真マジンガー 衝撃!Z編 第25話 「逆転!バードスの落日!」 

 前回とは打って変って人間キャラの作画のクオリティがかなり落ちました。第一話の映像との間にえらいギャップがあるせいでちぐはぐな印象を受けてしまいます。それでもロボットの方の作画はなんとか維持していたので助かりました。今川監督は何処に力を注ぐべきかを御存知だ。正直くろがね五人衆のインパクトが半端ではなかったのでGRみたいにロボットバトルそっちのけで超人対決やるのかと不安半分期待半分でいたのですがこのアニメはマジンガーZなのでさすがに準オリジナルキャラを活躍させすぎるのは自重したようです。

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 光子力研究所が陥落したのを見て甲児は茫然自失となります。甲児の視点では弓教授の判断ミスが祟った末の自爆という真相は明らかにされていないのでその衝撃に水を差されることはありません。続いてマジンガー軍団も機械獣の猛攻になすすべなく墜とされていきます。悲しいけど彼ら、雑魚なのよね。

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 孤立無援の窮地に陥ったマジンガーZのもとに飛んで来たのはオジイちゃんinゴッドスクランダー! 合体して圧倒的なパワーを得たマジンガーは機械獣軍団をたやすく屠り去り、光子力研究所へ向けて飛翔する!
 これまでの苦戦が嘘のような圧勝でした。主人公が強すぎると見ている方は往々にして萎えてしまうのにこのアニメでは、というか今川作品全般ではまったく白けることなくキャラに100%感情移入してアドレナリン全開で楽しめるのはさすがの腕前。

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 やっぱりマジンガー軍団よりも見せ場があったボスボロット! 圧倒的なスペックの差のために戦闘シーンすら描かれることなくやられましたが、シローたちごとくろがね屋を燃やそうとする機械獣あしゅら男爵の隙をついて一矢報います。直後にポンコツの悲しさであっさり形勢を逆転されますがボスたちは命を懸けて足止めの任務を果たすのでした。このボスボロットにならどれほど悲惨な撤退戦でもしんがりを任せられる……!

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「心配すんな! 俺さまたちゃ永久不滅のやられキャラだ! だから兜のやつに伝えてくれ!
 次あうときも、俺さまとケンカだぞってな」


 さりげなくメタ発言かましつつも熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ的セリフをシローに言い遺してボスたちは機械獣あしゅら男爵に吶喊する!

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 そしてやられキャラというよりはむしろギャグキャラのやられ方であさっての方向にすっ飛ばされるのでした。ドラゴンボールの世界に迷い込んだ両さんの如く永遠に死にませんよあいつ。
 一方、光子力研究所ではピグマン子爵が第一話と全く同じにガミアに輪切りにされて暗黒寺警部に撃たれてブレードに斬られました。でもブレードの正体は次回にお預け。肝腎なところばかり引っ張るのは勘弁してください今川監督! なお暗黒寺警部を助けたのはやはり生きていた兜剣造でした。彼はつばさをバードス島へと連れ去ります。

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 これまたやっぱり生きていたゴーゴン大公。我らの真の目的がどうのと言ったあとでグールをあしゅら男爵の下に落した……のか? この前にグールはマジンガーZに乗り込まれてビッグバンパンチで壊滅的被害を被ったので撃墜されたのはゴーゴン大公とはあんまり関係がなさそうです。ゴーゴンはグールの落下地点をちょっとズラしただけか、あるいは演出的にそう見えただけで実はゴーゴンは何もしていないのか、正直よくわかりません。ここらへんの事情も次回に持ち越しか。
 グールといっしょに墜落したと覚しきマジンガーZを救出するためにさやかはビューナスAで近づいて機械獣ブロッケンV2シュナイダーに捕まりました。そしてブロッケンは機械獣のマジックハンドをわきわきさせながらビューナスAを触手責めにします。

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「さあて、どんなおしおきをしてやろうかな?
 まずはそのきれいなアンヨの外装をはがして、いやいやそれともやっぱりグフフフフヘヘヘヘヘァヘァヘァ、ヘヘヘ……」


 変態だー!!(AA略)

 で、その変態はあらぬ方向から飛んで来た光弾を食らってトムとジェリーのマンガに出てくるチーズみてーに穴がボコボコにあけられます。ビューナスAを救ったのは弓教授の指揮する科学要塞研究所でした。

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 出た! 突然出た!
 それは戦うために造られた巨大な要塞!
 その証に、光子力エネルギーの強力な破壊力を利用した最強兵器で身を包み、陸海空を自由に移動!
 さらに、その体内にジャパニウム鉱石を隠し、あらゆる敵から守らんと秘密裏に造られた!
 光子力の、光子力による、光子力のための、科学要塞研究所!
 見よ! これこそが光子力の夜明けである!


 弓教授や三博士もこんな隠し球を開発していたとは大したものだと見直したのも束の間、この要塞もマジンガーZと同じように兜博士が遺したものでした。つかえねー。なお研究所の所員はあらかじめ退避済みだったために犠牲者はゼロとのこと。ともあれブロッケンは光弾を食らい、ギャグキャラとしての性格がボスたちよりも強いやられっぷりを見せつけてこの世から消滅しました。でもエンディングで何食わぬ顔をしながらひょっこり現れそうなキャラではあります。
 そして今回のクライマックス! 無数のマジンガー軍団と科学要塞研究所とによるバードス島への包囲攻撃!

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 ぶっちゃけ雑魚キャラどもが数をたのんで攻撃するところなので見せ方がヘボな監督だったら救いようがないほどにショボくもなっていたことでしょうが心配ご無用、最高に燃えるシーンに仕上がっています。真マジンガーの視聴を続けていて本当に良かった。でもバックに流れる歌がEDだったのだけはやめてほしかった。ここは影山ヒロノブのボーカル一択だろ常識的に考えて……

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「どうにもこの戦い、最初から敵を騙したり誰かに化けたり秘密を作ったり、裏切りの連続だった」

 自覚があったのかよDr. ヘル、というか今川監督!

 そして『ダイの大冒険』の鬼岩城のごとくバードス島から巨人が現れて科学要塞研究所を爆破しました。あんなに熱い登場の仕方だったのに出番これだけかよ科学要塞研究所!
 あと剣造はやっぱりケドラに寄生されていました。「タコは哺乳類だモーン!」とかギャグをかましてくれんかな剣造。
 そして次回は最終回!

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 決着!ロケットパンチ百連発!
 本気でどうにかならんかったんでしょうかこのサブタイトル。




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真マジンガー 衝撃!Z編 第24話 「死線!総攻撃Dr.ヘル!」 

 俺の不遜な心配はめでたく杞憂に終りました。前回までとは見違えるほどの良作画のスーパーラッシュ。下手なOVAには負けないほどのクオリティを誇っています。今回の半分ちかくは第一話の使い回しなのですが新作の方も引けを取っていないので違和感を覚えることなく楽しめました。
 あえて難をいうならストーリーの大筋が第一話と変っていなかったことでしょう。ぶっちゃけ第一話の総集編、悪くいえば肉づけされた再放送でした。無理を承知でいわせてもらえばエンドレスエイトみたいに作画もアフレコも脚本も演出もすべて使い回さず新規にやってほしかった。この点に関してだけは京アニが本当にうらやましい。

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 超合金Zの竹槍にZのスコップ、挙げ句の果ては光子力座敷牢……突っ込んだら負けって遊びですか? まぁ近接戦闘におけるスコップの殺傷能力については第二次世界大戦でドイツ軍が証明済みですがシローも安も穴を掘ることだけにしか使っていないし。女将はもうちょっと限られた資源を有効に使った方がいいと思います。
 ともあれくろがね屋の防備は整いスパイの可能性のある暗黒寺&ガミアを幽閉し、光子力研究所がゴッドスクランダーを射出しようとするところでカメラは十国峠に移ります。

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 戦いは数だよアニキ! といわんばかりの物量攻勢。以前に機械獣を日本各地に配置して各個撃破された経験を活かした模様です。ちなみにこの機械獣たちが量だけでなく質も高いことが判明するのはしばらく後のことです。

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 光子力研究所にバイクで向うさやかにピグマン子爵がお得意の呪術で追魂奪命剣をかましました。GRの花栄は空から矢を何万本降らせたのか知りませんが血風連を足止めすることすらかなわず単にジャイアントロボへ至るまでの道を大作に御膳立てすることしかできなかったのに対し、真マジンガーのピグマン子爵はさやかを海に転落させることに成功します。でも相手に毛筋ほどの傷も負わせられなかったことに関してはどちらも同じことなのでした。

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 Zのパンツァーファウストも遊び心が満載ですがそれでも爪楊枝やら竹槍やらに較べればなんぼかマシに見えてしまうのでした。おそるべし今川監督。

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 十国峠でマジンガーZが対峙している機械獣あしゅら男爵は機械獣ドグラ・マグラが化けたものだった! こいつは体を分離できるところが機械獣あしゅら男爵と被っているのでどうやって見せるのかと思っていたらまさかこう使ってくるとは。
 で、Dr.ヘルの軍団とマジンガー軍団とくろがね屋との三つどもえの決戦が行われるところで雑魚カルテットに見せ場が与えられました。

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「敵は幾万ありとても!」
「すべて烏合の勢なるぞ!」
「烏合の勢にあらずとも!」
「味方に正しき道理あり!」


 マジンガー軍団のくせに口上が格好いいと思ったら元ネタがあって軍歌「敵は幾万」の歌詞からとったものでした。ちなみに作詞は山田美妙です。

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 一方マジンガーZは機械獣軍団に苦戦中。一体一体がガチで強い上にそれなりの知性もあるようで連係攻撃まで仕掛けてくるのでさすがのマジンガーも攻めあぐねます。そして甲児はこの場にいないあしゅら男爵を思ってそこはかとなく炎尾燃っぽい顔で怒髪天を衝くのでした。

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 ピグマン子爵の襲撃を光子力バリアーで凌いだ弓教授たちがバードス島での戦闘に目を向けるとビューナスAが被弾したとの報告を受けたのでバリアーを解除します。しかしそれはピグマン子爵の罠でした。機械まで欺けるのは呪術ってレベルじゃねーぞ!
 そして弓教授は最後の手段をためらいなくポチッとな。光子力研究所は自爆しました。バリアー解除も自爆も決断が早すぎる。もうちょっと時間をかけてものを考えてください弓教授。
 ともあれ戦局はDr.ヘル側に有利になり、シローたちは防戦に追い込まれます。

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「これ、武器になるかな」
「ああ使えるよ。でもな、おめぇが持っててもダメだ。力の弱ぇやつはもっと怖ぁいものを武器にしろ」

 二人ともちょっと待て!
 それ思いっ切り『デビルマン』で牧村家に立て籠ったときのタレちゃんと不良のリーダーとのやりとりだから!

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 猛烈に不吉な予感がするから自重してくれ! あとZのフライパンも自重してくれ。
 そして突如としてくろがね屋に現れた剣造に女将が突きかかって引き。第一話でスゲェ気になってるところで続きやがったよ!



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真マジンガー 衝撃!Z編 第23話 「接近!機械獣あしゅら男爵!」 

 今回はさやかメイン話。個人的には前回の総集編以上にテンションが下がりました。存在意義が限りなくゼロに近いヒロインなんて文字通り空気化して最後まで出しゃばらなければいいのに。おまけに今回は作画もひどかったおかげで真マジンガー史上もっともいらない回として俺の中で殿堂入り決定。最終決戦に期待していいのかな、この体たらくで。

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 新型機ビューナスAを搭乗者そっくりに製造するためと称してさやかのスリーサイズをセクハラしつつ計測する三博士。自分でもびっくりするくらいうらやましくない。しかし永井豪&今川泰宏の女性キャラに萌えられるはずもないから当然といえば当然か。

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「キレイだなぁ、これがビューナスA。ホントにさやかそっくりじゃないか」

 そっくり……だと……?
 お前の目は節穴か兜甲児。俺にはもみあげの形がそれっぽいことくらいしか共通点が見つからんぞ。はっきりいってマジンガーZとゼウス神ほどにも似ていない。
 と、イチャイチャしている二人をよそに日本を襲うDr.ヘルの魔の手は確実に接近していた。ナレーションですこれ。

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 いかにも七十年代っぽく鎧袖一触に蹴散らされる自衛隊機いとあわれ。俺はスーパーロボット物が大好きなくせに本職の軍人さんたちが手もなく悪役にやられる光景を見ると悲しくなるのです。マジンガーという作品のカラーを考えれば当然の流れとはいえ個人的にはこういうところは昭和の匂いを振り払ってほしかった。

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 ボスボロットが配備され、女将の体調も回復し、ラストバトルに向けて味方サイドの戦力が充実してきました。しかし上げて下げるのがドラマの基本なのでマイナス要因も出て来なければなりません。そして貧乏籤を引かされるのは例によって例のごとくマジンガー軍団でした。彼らはそういう星の下に生れついているのでしょう。

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 マジンガー軍団を倒したのは前回ラストで出て来た機械獣あしゅら男爵でした。超合金Zのマントのおかげでマジンガー軍団の光子力電磁砲もルストハリケーンもブレストファイアーも無効化してしまいます。超合金Zでもルストハリケーンを喰らったら酸化することは対ローレライ戦で証明済みである件については突っ込まないほうがいいのでしょうか。

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 ビューナスAのファーストバトル。高速移動するさまは赤龍が空を蛇行しているようで格好良かったし初登場ではあるしで今回くらいはさやかもさすがに活躍できるかと思いきや機械獣あしゅら男爵にサンドイッチにされて終りました。今川監督は心の底ではさやかなんてどうでもいいと思っているに違いない。見得を切るシーンの作画もショボさ炸裂ですし。
 そしてあしゅらは甲児に一対一の戦いで決着をつけようと挑戦しました。

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 戦い終って日が暮れて、男連中は知らずにさやかと混浴することに。しかしそんなことはどうでもよくて風呂場のデビルマンの彫像の方に目がいきます。こういうネタ臭ただようところはきっちり原作に従うところがボンクラでいい。

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 さて甲児があしゅらの挑戦を受けないつもりだと言うとボスはおろか弟のシローにまで駄目出しを喰らいました。世界の命運を賭けた大決戦よりも個人的感情によるタイマンを重視するお前らの方が駄目だよ。スパロボ的世界観においてはボスたちの方が正論なのかも知れないけどさ。

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 男だ! 甲児は男だ!
 そして男である以上、敵に背中は向けられない!
 だから甲児は行く、あしゅらと決着をつけるために!
 さらに甲児は知っている、それが罠だということを!
 それでも甲児は行かねばならない!
 あしゅら男爵との決着をつけるため!

 敵の中ボスの挑戦を受けてノコノコやってきたら全然一対一じゃなかったの巻。
もっともナレーションによれば先刻承知の事態らしいので女将との作戦に従ったものとも考えられます。しかしあしゅらの胸中やいかに。Dr.ヘルにとっての脅威を確実に取り除くために己の感情を殺したとみるのが妥当な線か。



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真マジンガー 衝撃!Z編 第22話 「夢幻!眠れる繭のあしゅら」 

 ラストバトルに向けて盛り上がっているこのタイミングで総集編が来ました。いい度胸しています。

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 ロダンの考える人のポーズでDr.ヘルが悩み事をしています。何を考えているのかははっきりと語られませんでしたがおそらくマジンガーZをどうやったら倒せるのか脳内シミュレーションしてでもいたのでしょう。そして絶対に勝てないのでダウナー気分に。

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 ブロッケンに倒されたはずのゴーゴン大公が復活してDr.ヘルの敗北を予言しました。あと「あしゅらを返してもらうぞ」といっていたのであしゅら男爵がトリスタンとイゾルデの合体した姿であることをいつの間にか悟ったのでしょう。しかしどうせ正体を見抜くなら過去編でやってほしかった。ミケーネの同胞にボロクソ言われてたあしゅら(´・ω・) カワイソス

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 コリント柱の中から出た後あしゅらが行方不明でバードス島に帰還しなかったところまでは真実で、ピグマンとすりかわったシーンが伏せられていたのでした。というわけでくろがね屋で温泉に入るときに女湯を迷わず選んだピグマン子爵はムッツリスケベにして変態紳士です。
 しかしこれであしゅらがDr.ヘルに蘇生させられるのは三度目か。不死身の中ボスといえば主人公サイドから見れば始末に悪い強敵なのにあしゅらの場合はそんなことは微塵も感じないのはあしゅらがヘタレだからか、無能だからか、それとも萌えキャラだからか。全部か。
 そして過去編。第十七話のゼウスの残念な顔が修正されていました。

   ↓残念なゼウス
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   ↓修正されたゼウス

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 そして現代編では衝撃の事実がお菊姐さんの口から飛び出しました。

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「あの甲児がここまでものになるとはね」
「ええ、ホントに今じゃ、あたしの肩を掴むくらいお茶の子さいさいですよ」

 なん……だと……?

 ただの高校生だった甲児が、くろがね五人衆最強のお菊姐さんの、肩を掴む、だと……? レベルアップが早すぎる。お菊姐さんとの鬼ごっこははぐれメタル二十匹分くらいの経験値が得られるのか?

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 バイトで貯めた金でスーパーロボットを買おうとするボスの頭は曰く言い難いものがあります。で、ボスのロボットの件は暗黒寺警部が引き受けました。するとボスボロットは暗黒寺の口利きで三博士が製造するのか、それとも第十五話で助けてくれたキャラ(剣造?)に頼むのか。

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ブロッケン「あしゅらは保護されているッッッッ!」

 過去の記憶とはいえミケーネの同胞を裏切ったことで慙愧に堪えずにあしゅらは自決をはかりますがDr.ヘルに自殺できない体に改造されているので果たせませんでした。そしてDr.ヘルお手製の機械獣あしゅら男爵を与えられます。えこひいきに近いほどの優遇、ブロッケンがあしゅらを毛嫌いする気持がわかろうというものです。
 ラストはあしゅら・ピグマン・ブロッケンが光子力研究所に向うところであしゅらとブロッケンが高笑いして締め。二人とも小物感バリバリの笑い方をしているのがナイスです。あと一人だけ自分の足で進んでいるピグマンいとあわれ。



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