保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー

今週のジャンプ一コマレビュー 2018年12号 

・『鬼滅の刃』

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上弦の伍……変態

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上弦の肆……変態

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上弦の弐……ド変態

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上弦の壱……たぶん冨岡さんみたいなコミュ症の嫌われ者

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無惨さま……臆病でビビリで恐がりでチキンで作中の活躍といえば腹立ちまぎれに部下どもをつぎつぎと理不尽なパワハラ惨殺してきたことだけと救いようがないうえにこのたび変化が嫌いとかぬかすくせに自分はマイケルになったり女になったりショタになったりと変化しまくる自覚なき二枚舌であることが判明したジャンプ史上ぶっちぎり一位の小物ラスボス

 上司や同僚がこんなのしかいないのだから猗窩座がことあるごとに鬼殺隊の柱を鬼に勧誘する気もわかるというものです。


・『斉木楠雄のψ難』

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 作中最大の懸案事項であった火山噴火の沮止にとうとう成功し、ラストシーンでは斉木が超能力者であることがクラスメイトに露見したかのようなヒキで終り、次回はセンターカラー&大増26ページで、麻生先生のツイートは不吉な文章で……いかん、マジで来週号で最終回になるかもしれぬ。


・『ブラッククローバー』

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 ラスボスでありながら小物感がヒドイという点にかけては無惨さまの足もとくらいにはおよびそうなリヒトくんが魔法帝を殺害するという大金星をあげました。王国全土の国民を人質にとった結果というのがいかにも小物らしい。やってることは木の葉崩しのどさくさまぎれに三代目火影をその手にかけた大蛇丸みたいなものなのに、あれよりずっとショボいのは、まあ魔法帝との純粋な実力差ゆえでしょう。魔法の腕前においても、人としての貫禄においても。
 でも正直なところこの場にかけつけてきたヤミさんの怒りのパワーアップのまえに惨敗を喫しそうな印象が否めません。よくて命からがら逃げることに成功するくらいでしょう。どこまでいっても貫目のたりないリヒトくんでした。


・『破格の家賃』

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 手塚賞準入選の読切りです。作者一流の世界観を構築できているし、絵は古い感じだけれど作風にマッチしているし、白い背景がめだつのは手抜きではなく演出だとわかるし、ストーリーはうまくまとまっているし、ラストも安易なハッピーエンドではないのにこれ以外ないというおさまりぐあいだったしで、非常に完成度の高い読切りでした。あえて難をあげるなら読切りとして過不足なく完結しているために、この作者が連載を勝ちとっても長続きするイメージがわかないところだけれど、それはこの読切り一本に作者が全力投球していることのあらわれであり、連載に色気を見せるような話づくりをしていないのには好感が持てます。
 もしこのレベルの一話完結漫画が『死神くん』や『アウターゾーン』みたいな形式で連載されるとしたら毎週月曜日のたのしみがひとつふえることでしょう。


・『火ノ丸相撲』

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 蜻蛉切、土俵にあがるまでは小関部長をほかの力士とおなじように見くだしていたけれど、いざぶつかってみて部長の強さを体で感じとると、態度を一変させて友好的になりました。これまでとは印象がかわりすぎて、読んでいて気分がわるくなるレベルです。
 蜻蛉切の言いぶんでは、才能があって正しく努力している奴には自分はやさしく、才能がないのにムダな努力をするヤツに時間をとられるのが嫌いだとのこと。俗っぽいいいかたをすれば効率厨です。
 自分の青い目のせいで苦労してきたとか、師匠か兄弟弟子かの影響で大相撲に悪い意味で染まってしまったとか、蜻蛉切がこうなってしまったのにもなにかわけがあるらしいことは語られたけれど、だからといって他者を見くだしていい理由にはならないし、ましてや稽古相手のヒザを壊す大義名分にするには絶対に不可能です。


・『フルドラハーツ』

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 ジャンプの短期打切り漫画の歴史にまた一ページがきざまれました。『フルドライブ』と『ゴーレムハーツ』は同期に新連載がはじまり、どちらもすぐにドベ常連となり、結果として前者は全十五話、後者は全十六話という微妙に中途ハンパな短期期間で打切りとなりました。
 両者の敗因について私見をのべると、どちらも主人公のキャラクターが残念でした。『フルドライブ』の主人公は「おまえ結局どういうヤツなの?」という疑問が頭をはなれないような男で、ものに動じない性格なのか実は熱いハートの持主なのか、はたまたスカしているだけのいけすかない野郎なのか、俺は最後まで把握できませんでした。エイリアンというか人のカタチをした何かというか、とにかくこいつの心理はなにかにつけて悪い意味で予想外のものだったことが多く、理解の埒外にあったうえに生理的にうけつけませんでした。それなのにこの漫画は主人公を中心にして描かれて、わりと人気をよべそうだったヒロインははやいうちから出番がなくなったので、共感できないヤツが活躍したところで読者にはそっぽをむかれるよねというのが打切りを知ったときのすなおな感想です。
 いっぽう『ゴーレムハーツ』のほうは、無知で無思慮で無邪気というジャンプ主人公の一典型もいうべき性格で、その点ではわかりやすかったけれど、作者が無知と無思慮を言いわけにして主人公に好き勝手放題させ、しかもそのことで大人にちゃんと叱られることなく、むしろ甘やかされるケースが多かったのにフラストレーションがたまりました。しかも主人公を善導すべき立場のヒゲオヤジが主人公以上にアレで、ほかにもゴーレムのデザインがダサくてワンパターンなところとか、王道のようでいて実はただ陳腐なだけの世界観とか、穴の多さなら『フルドライブ』よりもはるかに上でした。
 最後のコマにはどちらにも「次回作にご期待下さい!!」とあるものの、正直なところ『フルドライブ』の小野先生にはまだ可能性がのこっていそうだけれど『ゴーレムハーツ』の大須賀先生のほうは、第二の連載はちょっとむつかしいなじゃないんですかね。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2018年11号 

・『ぼくたちは勉強ができない』

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 連載一周年記念巻頭カラー&キャラクター人気投票開催です。五人のヒロインのうち、いったいだれが一位の栄冠にかがやくのか……みんな魅力的だから予想が非常にむつかしい。カラーの見開きをみるかぎりではスペースの広さ、ヘソチラ、日焼け肌と水着跡の白肌のコントラストと、うるかがいちばん優遇されているようだけれど、さて結果はどうなることやら。

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 本篇はラブコメ漫画の旅館お泊りイベントでは定番の、男湯と女湯とをまちがえてのハプニング混浴でした(原因は旅館の従業員)。メインは文乃だったけれど貧乳ネタでいじられてばかり。

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 最後の締めまで貧乳ネタ。ブラの持主が文乃だとわかったのはカップのサイズというでっかい根拠のゆえでしょう。絶望的にちいさいというでっかい根拠がな、HAHAHA!


・『鬼滅の刃』

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 死の間際にみる幻か、はたまたあの世へゆくまでの待合所か、妓夫太郎はこの世でたったひとつの心のこりの妹と再会し、仲直りして背中にせおい地獄へとあるきだしました。この漫画では強ければ敵であろうと極悪非道であろうと死に際して優遇されます。上弦の肆下弦の壱(コメント欄の指摘にしたがって訂正しました。われながら何でまちがえたんだ)の魘夢は同情できるような過去を描かれずにあっさり死んだけどしかたないよね。

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 電車に対していきなり尻見せの常習犯だからしかたないよね!

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 上弦の陸との戦いの場のいちばん近くにいたのはネチネチ蛇野郎の蛇柱で、宇随らが上弦の鬼をたおしたというのに階級がいちばん下ということをしつこく強調します。きっと鬼殺隊の柱のなかでは二番めにきらわれているのでしょう。不動のトップはお察しください。
 ところで蛇柱は宇随にむかってたかが上弦の陸との戦いで左目と左手を失ってどうするつもりだとか、宇随の引退宣言に対していないよりマシだとか、ことばづかいはキツイものの裏をかえせば宇随のことをそれだけ買っているという見かたもできます。煉獄さんの訃報に接しても俺は信じないとひとりごちていたし、蛇柱は「われら柱が本気を出せば上弦の鬼の一匹や二匹!」と信じているのかも知れません。つまり蛇柱はツンデレ。

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 いっぽうお館さまはこのたびの戦果をきいて大喜びしました。蛇柱のネチネチぶりにくらべたらこちらのほうが妥当な反応でしょう。この百年、どの柱もなしえなかった上弦打倒をやりとげたのですから。そしてお館さまはこれを兆しだといい、この波紋は大きく広がり、やがて一族唯一の汚点鬼舞辻無惨にまでとどくと血を吐きながら熱辯しました。鬼舞辻無惨は産屋敷無惨だったのか……
 これまでの断片的な情報から類推するに、産屋敷の一族はほかの人間にはない能力を秘めてうまれてくるけれど、それとひきかえに先天的な奇病もあわせもち、それをきらって無惨は一族からぬけ、みずからを鬼と変えて永遠の命をもとめた、というところでしょうか。ジョジョ第二部でみずからの運命と弱点を克服するために一族を皆殺しにして旅立ったカーズみたい。

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猗窩座「あ、これ無惨様のスーパーパワハラ劇場がはじまるまえぶれだ」


・『ゆらぎ荘の幽奈さん』

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 これが真の千歩氣功拳じゃ――っ!!


・『火ノ丸相撲』

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 幕下以下の力士を雑魚ばっかと評し、相手の番付にやたらとこだわり、刃皇の引退の件ではやめてくれたほうがラッキーだと放言する蜻蛉切でした。バトが胸中でつぶやいていたように感じわるいなコイツ。この漫画でここまで好感度のひくいキャラは鬼丸殺しのポッキー野郎以来じゃないか……?

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 蜻蛉切の外道描写、つづく。薫丸との稽古でわざと相手のヒザを故障させ、傷口に塩をぬりこむようなイヤミ発言を連発しました。それがバトにとってはかつての自分のイヤな部分を強調して見せつけられるようで、とうてい耐えられることではありませんでした。しかし実力の差は歴然であり、ふたりめの犠牲者となるかと思われたところであらわれたのは。

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 大太刀高校相撲部もと主将、小関信也。四股名は太郎太刀信也です。アンコ型のみごとな体格になっていました。
 ところで太郎太刀とは朝倉家の猛将真柄直隆の佩刀で、五尺三寸という長大な大太刀です。そして姉川の合戦では太郎太刀をふるう真柄直隆と蜻蛉切をもつ本多忠勝が一騎討をしたという伝説がありますってことは部長の敗北フラグじゃないか

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 『信長の忍び』は姉川の戦いの直前でアニメが終ったんだよなあ。


・『HUNTER×HUNTER』

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 カミーラの念能力は死んだあとに発現する念獣で、宿主を殺した相手の命をうばって宿主を蘇生させるというものでした。殺意をもって自分を攻撃してくる相手には無敵の能力です。

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 なのでベンジャミンもその部下もカミーラを殺しはせず、拘束して腕一本ヘシ折ったあとに監禁することで無力化に成功しました。感動的なまでにアタマ悪いなカミーラ! 自然系の能力を身につけて無敵になったと勘違いするやつは早死にする、というのはカミーラみたいなやつが多いのでしょう。
 ところで犠牲をいとわなければ人柱ひとりとひきかえでカミーラを殺せますね。重石をつけて海に沈めればそれでOKです。もちろんカミーラが溺死すればカミーラをつきおとした者は念獣に殺されるけれど、カミーラが蘇生したところで海の底にいるのはかわりないのだからふたたび溺死し、そのあと念獣は命をうばう相手を見つけられずにジエンドです。いくら死後発動タイプの念獣でも海を殺せはしないでしょう。
 逆に疑問なのが、カミーラが監禁されて食事をあたえられずに餓死したら念獣の標的はいったいどれくらいになるのかということです。あと病死。ウィルス殺すのかな?

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 ベンジャミンの念能力はべらぼうに強力で、自分に忠誠をちかう部下が死んだときにその能力を継承できるというものです。譲渡資格のある部下の条件はきびしめだけれど、それをおぎなってあまりあるほどにべんり。
 なおカミーラ捕獲の殊勲者はカミーラを殺して念獣に殺されたベンジャミンの部下ムッセであり、その諜報能力の念獣がベンジャミンに継承されたことでカミーラの念能力がわかり、その対処もたやすかったのです。ムッセがいなけれれば、あるいはムッセがカミーラの屍体に対して慎重でなかったら、ベンジャミン一派もカミーラの対処にずいぶん手間取ったことでしょう。


・『Dr.STONE』

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 千空が石神村のみんなと親戚だとかんちがいして、なぜか頬をそめるコハクです。血族婚への抵抗感のあらわれか?
 ところで前回のレビューのコメント欄に「白夜と千空が血の繋がった親子だったとしても、石神村の人間は千空の兄弟の子孫になるので別に直系ではないのでは?」というご意見がよせられました。いわれてみればそのとおりです。

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 三千七百年の時をこえ、父親の墓をまえにして千空は声を殺して涙しました。しかしそれもつかのまのことですぐにいつもの根性まがりの顔と口ぶりをとりもどします。そして村にもどり、あさぎりゲンから聞いたのはとびきりの凶報。司帝国の来襲でした。かくして第一章は幕をとじ、次回からは石の戦争がはじまります。クライマックスがノンストップ!


・『青春兵器ナンバーワン』

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 零一らとNo.4とのシリアスバトルがつづくなか、MAPPOの研究所におくられてきた謎のメッセージの主の名は科学者N。
 いったい何Nanakura博士なんだ……?


・『ゴーレムハーツ』

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 そろそろ漫画の余命がひと月くらいしかなくなったせいか、ラスボスとおぼしき人物が出てきました。なんか見覚えがあると思ってジャンプのバックナンバーを読みかえしてみたら第二話に出てきた軍人さんで、そのときの階級は大尉。あれから四年で大将になったのだからヤン・ウェンリーもびっくりの昇進スピードだぜ! よほど成果をつみあげたのでしょう、ただし悪の成果を。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2018年10号 

・『ONE PIECE』

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 ルフィとの一対一の真剣勝負に自分の妹が介入したことに激昂し、そのことで自分の正体を知られて妹や部下から笑いものにされてもくさらず、ついにルフィのことを同格とみとめる。カタクリはワンピには意外とめずらしい、非常に正統派でカッコイイ敵役です。
 ところでそのカタクリはルフィとおなじく覇王色の覇気の使い手でした。某王子様のバーゲンセール発言を思い出すところだけれど、数百万人にひとりという覇王色の覇気の使い手がワンピ世界にどれくらいいるか計算してみました。といってもワンピ世界の総人口がどれくらいなのかはわからないので、かりにわれわれの世界の“海賊の黄金時代”とよばれた十七世紀後半~十八世紀初頭のころの世界人口とおなじだとすると、約六億人。そのばあい覇王色の覇気の使い手は百人くらいになります。これならカタクリが覇王色の覇気の使い手であってもとくに不自然ではありません。


・『鬼滅の刃』

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 妓夫太郎と堕姫は首だけになっておたがいを罵りあい、口にしてはいけないようなことまで口走ろうとしたときに炭治郎はそっとその口をふさぎました。鬼の悪行には心からの憤りを見せながらも鬼の背負う哀しみを知る男です。炭治郎はいまのジャンプでもっともヒーローとよばれるにふさわしい。

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 妓夫太郎と堕姫の過去……悲惨な境遇に生まれ育ったのだろうとは容易に想像がついたことだけれど実際は想像をはるかにこえたものでした。詳細をここに記すのも傷ましいので御用とお急ぎでないかたはジャンプ本誌をごらんください。
 そしてさらに悲惨なのが、遊郭に生れ落ちて短くも最悪の人生をおくりながら、鬼として生れかわってなおふたりとも遊郭から去らずに棲息していたことです。結局のところ鬼は動く死人であり、人であることをやめた時点でどこへも行けず、まえへ一歩もすすめないようになっているのでしょう。

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 堕姫、本名は梅。大夫に化けていたり鬼であったりしたころは、世間や鬼舞辻の評価ほどには美人だと思わなかったけれど、幼女時代は文句なしにすばらしい。作中のロリコン侍でなくても手をだしたくなるぜ(ぉ

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 遊女をむさぼり喰らって口から血をたらしながら「俺は優しい」とか「命というのは尊いものだ、大切にしなければ」などとほざく、ひさしぶりにこの漫画らしいイカレた変態野郎がでてきました。妓夫太郎&堕姫コンビ以前の上弦の陸です。いまは上位の席を占めているのか、それとも護廷十三隊の先代の十一番隊隊長みたいに妓夫太郎らにとってかわられたのか。


・『アクタージュ』

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「カンヌ・ベルリン・ヴェネツィア。
 世界三大映画祭すべてに入賞している稀有な日本人映画監督、黒山墨字。
 それでも未だ国内で奴を無名たらしめるのは奴がカネも名声も求めていなかったから……」


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 世界三大映画祭すべてに入賞して、日本人で、でも無名? いくらなんでもムリがあります。おかげでこの漫画の世界三大映画祭が『ゴーレムハーツ』のレベルⅤ魔術人形術くらいの値うちしかなくなりました。スゴイスゴイと口でいうだけで当人のすごみがぜんぜんつたわってきません。
 つーかこの世界三大映画祭ってカソヌベノレリンヴ工衫イアのまちがいなんじゃね?


・『Dr.STONE』

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 な、なんだってー!(AA略)
 白夜と千空は血がつながっていないという衝撃の事実が判明しました。たぶんルリやコハクは白夜とリリアンの子孫なのだろうから、千空とコハクがくっつくときに近親婚の悪印象を読者にもたれるのをさけたためでしょうか。いまの日本の法律だと傍系なら四親等以上で結婚できるので、いとこどうしはもちろんのこと、実は大おじや大おばとも結婚できるものの、直系は何世代経過しようともダメなのです。


・『ぼくたちは勉強ができない』

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 スク水!スク水!
 ⊂彡

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ケツ!ケツ!
 ⊂彡


・『火ノ丸相撲』

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 裸エプロン! 『食戟のソーマ』の一色先輩につづく裸エプロン野郎、ここに爆誕! しかしよくよく考えればからあげ関はおそらく裸エプロンではなくふんどしエプロンだろうから一色先輩以上に業が深いともいえます。つーかからあげをつくるときは油がはねるからちゃんと上着きようよ。
 それはさておきグルメ漫画でもないのにからあげが実にうまそうに描かれています。料理がうまそうに見えるのはその作品が傑作の証拠。

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 二番じゃダメなんですか? といわんばかりに天王寺の後塵を拝しながら高校相撲ナンバーツーのポジションでよしとしていた加納は、天王寺が久世や火ノ丸にやぶれて一番でなくなり、自分の才能に見切をつけて進学したらチヒロがアメリカでいまもなお夢をおいかけていることを知り、さらに全日本選手権で大典太に見くだされ、そのあと父親から激励されて、とうとう自分へのいいわけをやめ、傷つくことをおそれなくなり、刃皇との稽古に負けても悔しいと思うようになりました。
 こうして加納はスゴ味を手にいれ、刃皇は好きなときにうまいからあげが食え、読者はネタにことかかなくなったわけです。これぞ三方一両得(そうか?)


・『青春兵器ナンバーワン』

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 某NARUTOコラをおもいだす回想場面。でもこの漫画のばあいみんな実際にあったことなので悲惨さとおかしみが倍率ドン。でも今回ギャグシーンがこれだけであとはシリアス一辺倒でした。『斉木楠雄のψ難』も最終回フラグを立てまくっているし、半年後のジャンプはギャグ漫画不毛時代へ突入しているかも知れません。


・『ゴーレムハーツ』

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「オレはまだ死なない……死ねない……!
 世界一の魔導学師になるんだ……!」

「世界一になるのはオレだ」
「オレだよ」
「オレだ!!」
「オレだって」


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 主人公……まっぷたつにされて頭がうまくはたらかないのか、生みの親のことをすっかり失念してやがる……それとも作者が打切りを宣告くらって頭がうまくはたらかないのか

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 打切り漫画……ラストバトル……バリ堅のカサブタみたいな鎧……うっ、頭が……

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 『デモンズプラン』みたいに愛される打切り漫画になるのはなかなかむつかしいのだとしみじみ思う今日このごろです。


・『トマトイプーのリコピン』

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 あーん! スト様が死んだ。


・来週号予告

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 バレンタインネタのため各漫画のヒロインがメインに描かれている、はずなのにワンピだけはビッグマムが出張っています。なんだこりゃ……



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今週のジャンプ一コマレビュー 2018年09号 

・『HUNTER×HUNTER』

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 再開です。ヒソカへの憎悪の炎を燃やす旅団が出てきて話に緊張感が出て来たのはいいのだけれど、ちょっと登場人物が多すぎの感があります。おまけに暗黒大陸ゆきの船にはカキンのマフィアがみっつも乗りこんでいるというのだから、熱心なファンはいざしらず、ライトなジャンプ読者にはもはや現状の全体像などとうてい把握しきれていないことでしょう。ただでさえ休載つづきなのだからもうちょっとシンプルにしてほしかった。
 冨樫先生に対して僭越の極みだとは重々承知のうえで、あえて言いたい。

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 宝石だって磨いて初めて価値が出る。大切なのは削ることです。


・『鬼滅の刃』

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 汚物は消毒だ~!! というわけで消毒されました。いや伊之助ではなく伊之助をむしばむ鬼の毒が。ついでに毒でただれた肌までも治るというおまけつきです。宇随もおなじように禰豆子の血鬼術で毒がきえたものの、うしなった左腕まではもとにもどりませんでした。鬼だけを殺す血鬼術なのでしょう。なぜ禰豆子がそのような鬼の天敵ともいえる鬼になったのかはいまだに不明です。

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 前回のレビューの「来週このふたりが『HUNTER×HUNTER』のオロソ兄妹みたいにはげしく口ゲンカをはじめたらどうしよう」というのがドンピシャでした。でも実をいうとはずれてほしかった。仲がいいまま死んだのでいいじゃん。


・『ぼくたちは勉強ができない』

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
 ⊂彡


・『青春!!サナエの大冒険』

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 今週号のジャンプを読みおえて、なにかもの足りないと思ったら『Dr.STONE』が載っていないからでした。その代原がこちら。人形の痛めつけられかたが理不尽だったのとオチが弱かったのをのぞけば悪くなかった。絵や雰囲気は好みでした。


・『火ノ丸相撲』

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 右腕を投げにつかえなくなった火ノ丸はユーマの古巣の空手道場にかよったり柔道の技をまなんだりしていました。ところで蛍丸ってアダナ、蛍のフカシじゃなかったんですね。

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 で、その新技は一本背負いでした。力士はとにかく重いし、相撲は膝をついたら負けの競技なので、本来なら使い所のない技なのだけれど、火ノ丸の強靱な足腰と小さな体のおかげで必殺の決り手となるのでした。でもこれ連発するとヒジのつぎにヒザまで痛めるんじゃないですかね。強靱といっても限度があるだろうし。

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 うわ刃皇、感じ悪っ。同部屋の力士をボコボコにするのは稽古なんだからべつにいいとしても土俵のうえで鼻歌うたいながら人の頭を足蹴にするって、もうやりすぎです。でもこれまでのつみかさねのおかげで、刃皇ならこれくらいやるよねという共通認識ができあがっているし、キャラがブレていないせいで刃皇の好感度もあまりさがりません。こういうのは川田先生の漫画のうまさです。
 ところで土俵のそとで鼻血たらしながら青息吐息の力士って草薙の学校の主将ですね。

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「(ニワトリを)ぶっ殺して(おいしいからあげをつくって)やるよ……刃皇……!!」
「そう、それでいい……」


 いかん、どうあがいてもからあげ関の一挙一動からからあげを聯想してしまう……!


・『青春兵器ナンバーワン』

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 キャラクター人気投票の結果発表です。齋藤もと担当、十一位でヘブン状態!

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 二十位以下ともなれば得票数もすくないのでネタ投降がめだつところだけれど、この漫画だと十位以下でもヘンなのが多い。破道の九十「黒棺」の15位136票って、なにをどうまちがったらこんな結果になるんだ。

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 メインヒロイン二十八位の三十票に対して幼女は五位の367票! やはり時代はロリか……つーか委員長がメインヒロインのポジションにあることをおぼえているジャンプ読者がどれほどいることか。俺なんかさっきまでアンヌがメインヒロインだと勘違いしていましたよ。

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 ツーが四位なのが意外の極み。エージの心の声も大納得です。零一が三位につけてきたのも予想外でした。ハチが六位だったのと逆にしたらちょうどよくなるって印象です。
 エージの二位は個人的にベストポジション。広汎な支持は得られるけれどトップにはなれないという感じで。

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 一位はぶっちぎり四ケタ得票のゴローでした。総得票の四分の一をしめるほどの大量得票。この漫画のニッチぶりがうかがえます。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2018年08号 

・『アクタージュ』

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 新年新連載第二弾は、まえに読切りでやった映画製作漫画「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」が連載に昇格したものです。あちらは旧タイトルのとおりに高校が舞台だったけれど連載ではプロの映画監督と女優志望の女子高生が主人公になりました。連載むきの設定といえましょう。
 さて第一印象はというと、絵が雑でした。絵そのものは『ダンガンロンパ』の個性を弱めたような感じで(それヒロインだけ?)決してキライではないし画力もそんなに低いとは思わないけれど、とにかく描きこみがたりなくて背景が白い白い。連載期間中いちばん準備できるはずの第一話でこれだと先が思いやられます。連載が急にきまって準備がたりなかったのか、アシスタントがそろっていないのか。
 つぎにメインキャラふたりのどちらにも好感がもてません。ヒゲの監督のほうは読切り時代のままの性格の悪さだったけれど、新連載の女主人公のほうもまたイヤな感じです。これまでなんの結果もだしていないくせにむやみと他者をみくだしていて、それを作中の実力者らしき連中がそろいもそろってもちあげるのが実に不愉快。主人公補正の通用しない『ガラスの仮面』に出張して北島マヤと競演して思いっきり鼻っ柱をへしおられてほしい……のだけれど当作のヒロインの思いこみの強さと性格の悪さを考えれば低評価をくだされても自分が負けたことすら理解できずに批評家や観客の見る目がないと勝手にきめつけそうで激しくイヤだ。
 あと演出が寒い。女主人公がなにやらスゴイ演技をしているらしいのはわかるのだけれど、見ていて痛々しくて目をそむけざるをえませんでした。こちらは作画担当の実力不足によるものでしょう。
 のびしろを感じないではないし将来的な期待もなくはないけれど、第一話みたいな感じの悪さがつづくようなら俺は読むのをやめます。


・『Dr.STONE』

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 地球上で謎の巨大な光の爆発がおこり、人類はことごとく石化。宇宙ステーションは空の孤島になりました。ただ六人だけ生きのびた宇宙飛行士のうち千空の父の白夜は全人類七十億人を救うために地球へ降りることを提案します。実に熱いシーンで今回はおわり、来週号のジャンプでは作者取材のため休載。
 人類の大部分が石化して文明が崩潰した漫画を描いていてなにを取材するというのだ……タイムマシンに乗って原始時代にでもゆくのかな?


・『鬼滅の刃』

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 体がやわらかいから心臓をうごかせるぜ! 山育ちだから毒もきかないぜ! 全地球の体のやわらかい人と山育ちの人から総ツッコミをうけそうな伊之助でした。毒のほうは血を吐きながらの強がりなのでまあ許せるとして、心臓をうごかすのは冥凰島十六士のラジャ・マハールくらいの変態的肉体操作力の持主でないと無理だと思う。

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 音柱とかまぼこ隊トリオの奮闘により、ついに、やっと、ようやく、上弦兄妹の首を同時にはねることに成功しました。おたがいの顔を見あう生首にはあわれをもよおさなくもありません。でも来週このふたりが『HUNTER×HUNTER』のオロソ兄妹みたいにはげしく口ゲンカをはじめたらどうしよう。

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 ようやく勝ったと思ったのもつかのま、上弦の陸の兄のほうの死骸から漆黒の呪いが渦をまいて四方へとはきだされました。ホントしぶといなコイツ!


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 うるかかわいい。略してうるかわいい。か一文字を省略する程度の手間を厭うな。
 つーかコレいくら当人が否定しても成幸が好きだってことがバレバレじゃねーか。うるかの言いわけを真にうける成幸は脳味噌が醗酵して八丁味噌になってんのか。


・『火ノ丸相撲』

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 数珠丸は気はやさしくて力持、しかしやさしさも力も規格外であるために対戦相手をしばしば負傷させ、そのことを気にやんで本来の実力をなかなか発揮できないのでした。
 『へうげもの』の山田芳裕先生の野球漫画『ジャイアント』の主人公もそんな感じでした。学生時代にバレーで渾身の力をこめてスパイクをうったらブロックした生徒の両腕がヘシ折れたという逸話の持主です。

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 自分の負わせたケガのせいで火ノ丸が得意技をつかえなくなったと知り、ふだんはおもてにださない方言をまるだしにして相手の心配をする数珠丸でした。ごめんよ数珠丸、学生相撲のころは草薙や火ノ丸に瞬殺されたのをからかってジュズマルドンなんでよんでいたことを。グオゴゴゴ、ギャーッ!


・『青春兵器ナンバーワン』

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 エージは零一らとの毎日がずっとつづけばいいと願い、零一の正体がユウやアンヌに知られ、修学旅行にむかったさきではオールスターが勢揃いし、おまけに零一に匹敵するナンバー(たぶんNo.4)が投入され、ものすごくシリアス&最終回への雰囲気がただよってまいりました。このまま大団円をむかえるのか、はたまた『家庭教師ヒットマンREBORN!』みたいにシリアスバトル漫画へと路線変更するのか。
 どっちも好ましい展開でないから修学旅行篇はシリアスと見せかけて実はいつもどおりのギャグシリーズで、それが終ったあともこれまでどおりの路線を維持してほしい。


・『BORUTO』

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「みんなの笑顔のための道具なんだろ……? だったらさ……
 まず先生自身が笑えねーでどーすンだよ……!
 青のおっちゃんによォ……教えてやろうじゃねーか……!
 道具の正しい使い方ってやつをよ……!」


 科学忍具にあまりいい感情をもっていなかったボルトが、カクタス先生らの情熱と他者への思いやりを知り、その科学忍具が自分のせいで悪用されて自責の念に駆られるカクタス先生をはげますのでした。ライトセイバーを抜きはなつ絵もカッコいいけれど、そこにいたるまでの過程がまたすばらしい。脚本がねられていることにかけては『BORUTO』はいまのジャンプで随一です。


・『ゆらぎ荘の幽奈さん』

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 うん、これこれ。こういうのが読者にもとめられるサキュバス像です。西公平先生の『HACHI -東京23宮-』のサキュバスコレジャナイ感がすごかったもんな……
 ところで西先生のデビュー作にして代表作『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』の続篇がジャンプ+ではじまるそうです。この人、一発屋どころか0.5発屋で終りそう。


・『ゴーレムハーツ』

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 世界魔導学士連盟の第八位と第十七位の命をあっさりうばった敵が連盟に入りたてのヒヨッコに不覚をとって負けました。パワーバランスがステキにメチャクチャ。この漫画は最終回までにどこまでダメっぷりをさらすのか、『デモンズプラン』と同質同レベルで気になってまいりました。



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