保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー

今週のジャンプ一コマレビュー 2017年46号 

・『ブラッククローバー』

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 安定のクズっ……!
 偽ザクスことゾラの父親は下民初の魔法騎士として紫苑の鯱に属していたけれど身分が下であることをうとまれて貴族出身の団員から戦闘中にうしろから撃たれて殺されたのでした。つーか今回の味方殺しのクズどものほかにも団長は裏切者の売国奴で副団長は婦女略取犯、もと団員のレブチは盗賊に身をおとし、これまたもと団員のラデスは騎士団を追放されてテロリストに鞍替……紫苑の鯱はクズのふきだまりか! まあラデスは同情できるところもあったから、中身が全部くさったリンゴ箱にほうりこまれたリンゴとでも評するべきかも知れませんが。
 なおザクスの回想シーンの一コマをみると魔法騎士どもは山ほど悪事をはたらいており、そいつらは当然貴族出身なのでしょう。クズは紫苑の鯱にかぎらないということです。クローバー王国で尊敬に値する貴族ってフエゴレオンさんとこのヴァーミリオン家しか存在しないのか……?

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 で、ゾラです。これまでネットではおもに偽ザクスとよばれていたけれどザクス本人がザクスじゃなくてザ・クズに改名しろってレベルのクズだったのでもはや偽ザクスなどとよべなくなりました。
 そのゾラは回想シーンが描かれたことで、これまでの露悪的な言動のもつ意味が百八十度反転して一本筋のとおった好漢であることが判明しました。田畠先生の手のひらでおどろされていたのがいっそ痛快で、ここまでみごとにだましてくれてありがとうといいたい気分です。そもそもゾラはねじまがった性格のようにみえるのは表面的なところだけで、父親が息子にこうなってほしいとねがった“ちょっと口は悪いが有言実行、裏で国を守る戦士”スーパー魔道士そのままの男なのです。アスタらのまえに姿をあらわしたときの遅刻のいいわけ、困っている婆さんを助けたというのもテキトーこいたのではなく完全な事実でした。ホントにいいキャラです。
 ところで回想シーンでゾラの父親が語っていたとんでもない人とはおそらく若かりしころの魔法帝をさすのでしょう。ランギルスとの決着がついたあと、魔法帝がそのことを語ってゾラと読者を泣かせにくるにちがいありません。


・『Dr.STONE』

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 硫酸をとりにゆくのは千空でなくほかのやつにやらせればいいという当然の疑問についてはクロムがちゃんと言ってくれました。それに対して千空は硫酸やガスマスクについて熟知している自分がゆくのがいちばん勝率が高いと反論し、クロムはふたりでゆくのがおたがいを助けあえると言い返し、なんか男の友情のノリで決着がつきました。もし共倒れになったらどうするんだコイツら。いくら勝率がたかくなるといってもリスクのデカさとはくらべものにならんと思うぞ。
 あと千空のとなりのポジションが着々とクロムのものになりつつあるから大樹ははやいとこ再登場しないとダブル主人公の地位から転落するぞ。なに? もうしている? それは言わない約束だよおとっつぁん。


・『火ノ丸相撲』

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 火ノ丸の張手に桐仁は圧倒されてなにもできずに土俵をわるかと思われたものの、土俵際のカウンターで逆転をねらい、それでも抗しきれずにほとんどなにもできないまま敗北を喫しました。
 そして前々回のレビューでの“鬼車を使えなくなっていた火ノ丸が新しい必殺技を御披露目する”という俺の予想は大はずれ。もってけ大河内君のチョビ髭! いらんといってももってゆけ!

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 チャラい、チャラいぞ三ツ橋蛍! 擬音までチャラい! いったいなにがあったんだ……石高相撲部との合同稽古をかさねるようになって沙田あたりからわるい影響をうけたのか……? しかし相撲をやめたわけでもないようだし、火ノ丸と桐仁との一番をみるためにわざわざ名古屋まで行ったところをみると、表面的なところはさておき中身の奥のほうはむかしとかわっていないはずです。
 でも国宝蛍丸はさすがにフカシだと思う。

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 火ノ丸の勝利に思わずガッツポーズをとるレイナかわいい。しかしこれ、ブラのひもが見えないのだけれど、ひょっとしてノーブラ? 兄貴のまえで? しかも微妙にペアルックっぽいし……高校時代よりもさらに強烈に、かつ悪い方向にブラコンをこじらせてないか?

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 まるで国宝のバーゲンセールだな……
 や、目から墨をながすのは強者演出なのだけれど、はじめのうちは国宝だけに使用されていたものだったからどうしてもそういう目でみてしまうのです。
 で、新顔トリオのうちふたりは感じの悪いセリフをはいているけれど実はいい連中だということがそのうちあきらかになるのはあきらか(なんじゃそりゃ)
 あと額に傷のある古風な口ぶりの力士はうしろのふたりと
「いくら武士道を重んずる俺でも一人称を「拙者」などとは言わぬよ」
「いや……言うだろーときどきー」
「言うよねぇ」

とかいう仲よし会話をかわしているにちがいありません。


・『鬼滅の刃』

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 瞬間的にとはいえ鬼殺隊としては新米の炭治郎が上弦の鬼を圧倒するほどの力がえられる日の呼吸。しかしそのメリットに対してデメリットもまた大きく、そのみじかい活動時間を超えたときには死あるのみです。日の呼吸がすたれてほかの呼吸が派生したのは、できるだけリスクを負わずにすむ手段を摸索した結果なのかも知れません。
 しかし鬼殺隊は正式な隊員になるための最終選別だけでも死亡率七十五パーセント(しかもこれでもマシなほう)、おまけに殉職率もハンパではないドス黒いまでのブラック組織なのだから、なにもできずに鬼に殺されるくらいならハイリスクハイリターンの日の呼吸を修得したほうがおなじ死ぬにしても敵に一矢むくいられるだけマシなのではないでしょうか。そのことを考えれば日の呼吸がまっとうに継承されなくなったのはほかの理由もありそうです。

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 ああっ! せっかくの禰豆子のふとももがっ! 堕姫への怒りのせいで血管ピキピキいっているっ! こいつはメチャゆるさんよなああああというわけで堕姫は一刻も早く敗れることを、そして禰豆子のふとももには一刻も早くいつもどおりのすべすべのむちむちにもどることを祈らざるをえないっ!


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 成幸とうるかとの仲がぎくしゃくするようになったのを修復するために文乃はふたりにバレないよう変装してサポートにまわりました。おなかがふくらんでいるのが目だつので妊婦を演じているのかとはじめは思ったけれどべつだんそのような意図はないようです。
 まあパッドを六枚重ねにしている時点で百二十パーセント別人に見えるからほかのことなど些末事なんですけどねHAHAHA!

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 文乃がおもわず声をあげて成幸とうるかに注目されたけれど六枚重ねのパッドのおかげで正体がバレることはありませんでした。ふたりの誤認に心の底から共感してしまうねHAHAHA!

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「武元。
 お前その髪型似合うっつーか……可愛いよな」

「もう一回言って」
「え、いや……今のは……つーかこんな事俺に言われても嬉しく……」
「う、うっさいなー! いーから早く!」
「……か、可愛いよ」
「もう一回」
「可愛い……」
「もう一回!」
「可愛いって」
「えへへっ。もう一回!」


 筒井先生は俺に悶え死ねというのかッッッッ!


・『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』

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 というわけで最終話です。磯兵衛が旅から帰ってくるという今回の内容は何週もまえから準備されていたものだったけれど、まさか漫画そのものが完結するとは思いもよらず、これまでしばしば描かれてきたシリーズもののひとつだと思いこんでいたので驚きもひとしおです。いい意味でマンネリになってきたのであと数年は連載がつづけられたはずだし、余力をのこしての幕引きといえましょう。
 仲間先生おつかれさまでした。ワンピの代原の一発ネタ読切りがよくもここまで成長したものです。浮世絵風のほかにもひきだしはまだまだありそうなのでつぎの新連載は磯兵衛の作者の新作とは信じられないような作風の漫画をひっさげてかえってくることを祈っています。


・『ROBOT×LASERBEAM』

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 男前ッッッッ!
 ショットの瞬間、ギャラリーの子どもの声援でミスしそうになるのをギリギリでこらえ、そのことをとがめずにむしろ感謝するというカッコよさ! 俺だったら絶対にマネのできない境地です。子どもに怒りをぶつけないのはギリギリ可能かも知れないけれど絶対に顔に出してしまうことでしょう。
 ゴルフはメンタルのスポーツといいます。これまでの鷹山のどんなプレーよりも、このたびの子どもへのりっぱな対応がいちばん鷹山のゴルファーとしての強さを表現していました。今週号のジャンプのベストガイは前半をよむかりぎではブラクロのゾラしかいなかったけれど、それを鷹山がぬりかえてくれました。

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(なんだようんち君て。子供ナメんな)

 この子どもの心の声が『クロスアカウント』のヒロインのひとりのHNくそみそ男への間接的な批判にきこえるのは俺だけではないはずです。


・『腹ペコのマリー』

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 磯兵衛と同時にこの漫画も最終回をむかえました。もっとも磯兵衛はおそらく円満終了であるのに対してマリーは言いわけ不可能の打切りですが。前回までの話をぜんぜんまとめるつもりのない最終回で、おそらく田村先生もやる気がなかったのでしょう。
 おもえばジャンプでもひさしぶりの極端な竜頭蛇尾の漫画でした。水道水に劇薬と添加物をありたけブチこんだ感じの『U19』、気のぬけたサイダーみたいな『ポロの留学記』と頭をかかえるような新連載ふたつにつづいてのベテラン作家の新作であり、第一話はキャラも魅力的でセリフもストーリーもねりこまれていたので大いに期待していたのに、とちゅうからどんどん失速してドベ常連となり、結局このたび打切られることとなりました。同時期連載でラブコメという点でかぶっている『ぼくたちは勉強ができない』とここまで露骨に差がひらくとは思いもしませんでしたよ。
 敗因をあげるとすれば『らんま1/2』みたいなTS物でありながら主人公とマリーとのいれかわりが作劇にめんどくさい設定でストーリーの枷になるばかりだったのがそもそものまちがいだったといえます。あと巻末コメントの力不足というのはまだしも準備不足というのについては同意せざるをえません。
 ともあれ田村先生おつかれさまでした。次回作を発表するときはもうちょっと設定に力をそそいでからにしてください。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2017年45号 

・『トマトイプーのリコピン』

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 『いぬまるだしっ』の大石浩二先生の新作漫画です。まえに読切りとして掲載されたのが連載に昇格しました。読切りはメルヘンチックでかわいらしい動物キャラが下ネタを連発したりゲス根性をかいまみせたりして見かけと言動のギャップのはげしいギャグ漫画で、正直イラッとくるところもいくつかありました。それが今回の連載版だとたまこ先生ポジションの女子高生がツッコミをやってくれたのでずいぶんマイルドになっていてストレスフリーに読めました。その子は最後にファンシー世界キュートピアから人間世界へと帰ってしまったけれど、どうか第二話以降も出てきてくれますように。


・『すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!番外編 原哲夫×荒木飛呂彦レジェンドトークショーに行ってきました!』

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 先月の八日におこなわれた原哲夫、荒木飛呂彦両先生の対談を漫画化したものです。とはいえ内容がもりだくさんなのに四ページという圧倒的物量不足なので描かれた部分はほんのすこしで、本篇はジャンププラスのほうを読んでいただくほかありません。

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 で、本篇がこちら。荒木先生って原先生よりも年上なんですね。ジョジョの印象がつよいし初連載もおそいし何よりぜんぜん老けないのでどうしても年下のイメージがあります。


・『Dr.STONE』

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 硫酸の泉には地形のせいで硫化水素がたまっていて、その対策にガスマスクをつくるものの万全にはほど遠く、もし自分が死んだばあいにも科学の芽をのこすため、千空はクロムに留守番をいいつけ、そして自分のもつ科学知識のすべてを伝授することにしました。またもや千空死ぬ死ぬ詐欺か……しかし我ながら根に持つ男だ。
 もちろん万が一のことを考えるのは重要です。この漫画にはゲームの用語や演出がよくでてくるものの、世界そのものは現実なので、アトリエシリーズみたいにヴィラント山に採取にでかけて死に戻り、という技もつかえずセーブポイントもありません。千空が自分のいなくなったばあいクロムに後事を托するのは極めて妥当な判断です。まあ最低でも司帝国を打倒するまでは死なないんでしょうがね!
 あとメタ的な意味をもちだすまでもなく冷静な目で見れば命の値段がいちばん高いのが千空なのはあきらかなのだからクロムではなく千空が留守番したほうが合理的ではあるのですがね。硫酸採取には千空でなければならない理由があるのでしょうか。


・『火ノ丸相撲』

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 マゲを結った天王寺をまえに悪役の浪人みたいだと書いたけれど、今回の回想シーンでは髪の毛がほつれているため、首から上だけだと生活苦の貧乏浪人みたいに見えます。川田先生はいまごろ天王寺のクマを濃く黒くしすぎたのを後悔していらっしゃるのかも知れない……
 しかし桐仁、学生時代は選手と監督を兼任していたくせに、知識量で格上のライバルに劣るとは情けない。しかもその対象は自分の親友兼ライバルだというのに。そのメガネは飾りか。
 『火ノ丸相撲』は『彼岸島』とはちがってメガネをかけているだけでは“見ての通り頭の良い奴だ”という扱いをしてもらえない厳しい漫画です。

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 レイナはやっぱり火ノ丸の故障を目のまえで見てしまったのがトラウマになっていました。しかしユーマ、ガタイがよくなったな……空手の黒帯なのでもともと体格にはめぐまれていたけれど、いまでは肉がついて力士の体になった感じです。まあこの漫画のことなのでソップ形ですが。

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 火ノ丸、張手のみをもって桐仁の時間制限そのものを粉砕する!
 ひさびさに鬼の形相の火ノ丸です。相撲が好きで相撲を楽しむ火ノ丸もいいけれど、この漫画でいちばんインパクトがあったのは火ノ丸の対沙田戦の「何を笑っていやがる」の場面だったので、あのころの対戦相手を殺しかねない勢いの火ノ丸を見られて満足です。


・『鬼滅の刃』

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 煉獄パパ、なんかあっさり心を入れかえていました。煉獄さんの遺言がよほど心にひびいたのでしょう。子どもにひどいしうちをした過去があり、そこから改心したという点ではジョジョ七部のジョニィの父親とおなじだけれど、あちらほどには手のひらをかえした感じがしないのは、具体的な虐待描写がほとんどなかったからでしょう。それに煉獄さんはジョニィほど父親の冷たさにショックを受けていなかったし。

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 鬼舞辻無惨の細胞にきざまれた、旭日の耳かざりの剣士の記憶。耳かざりだけでなく額のアザも炭治郎はうけついでいました。炭治郎のアザは生れつきのものではなく、弟をかばったときにできたヤケドのあとで、さらに最終選別のときに傷をおって今のかたちになったといっているけれど、これは偶然というよりは宿命によって操作された結果のように思えます。メタ的にいってもただの偶然でしたってことはないだろうし。


・『食戟のソーマ』

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 えーざん先輩、なんのひねりもなくタクミの料理を妨碍する食材を使用する。いやまあ俺もこうなるだろうとレビューに書きましたよ。でもちょっとくらいはひねりを入れるというか盲点をついてくれるものとほんのすこし期待していました。その結果がこれだよ!
 結局のところ料理漫画はすでに開拓されつくしていて、ワルモノ描写をするにもそれはすべて既出で手アカのついたものなのかもしれません。単行本も売れているしアンケートも好調らしいので『ミスター味っ子』や『鉄鍋のジャン!』そのほかの料理漫画の古典および傑作を読んだことのない子どもらには人気があるのでしょう。


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 メイドコスプレの桐須先生……だと……?

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 実はドジっ子メイドの桐須先生……だと……? 実はもなにも桐須先生はもともとドジだけど

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「パーフェクト!」
「ドジっ子メイドかくあるべし……!」


 あれおかしいぞ、俺はいつのまに次元の壁を突破して分身の術をつかってハゲマッチョにメタモルフォーゼしたんだ……?


・『青春兵器ナンバーワン』

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 新キャラはエージのことを兄とよぶ血のつながりのない十三歳の天才女の子!
 しかし幼女が出てきたことによろこぶよりも連載一周年が目前のタイミングでなおテコ入れキャラを投入するこの漫画のことが心配になるのはでっかいお世話だろうか……

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 「失敗作」”No.2”身体能力に限り”No.1”と匹敵する力を持つと言われるが安全面を重視した結果外部電源と接続している時しか活動できず兵器としては何の使い道もない。モサリーナ最大の失敗作。
 さらに今は内蔵バッテリーに変更したため全力を出すと10秒しか活動ができない、と……

 これはひどい。事実であるのがなおひどい。

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 次号、迫る連載一周年に胸をときめかせる長谷川智広先生。だがそこで編集長が……!?

 この漫画はたまに本篇よりもアオリ文やウソ予告のほうがおもしろいからこまります。



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今週のジャンプ一コマレビュー 2017年44号 

・『食戟のソーマ』

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「幸平創真の“強さ”は……少し異常だと感じる」
「は? なにそれ負け惜しみっスか? ダッセ!」
「彼と直接戦い……敗北した時からずっと違和感が拭えない。
 幸平創真って、ほんとうにただの一年生……?」

「……?」(何言ってんだ、このおさげちゃん)


 遊戯王先輩のツッコミに心の底から同意するッ! クソ寒い会場でつめたいそばを出して自爆自滅しておいて、それを指摘されたうえでなお自分のミスではなく相手をもちあげようとするのでは、遊戯王先輩にあきれられてもしかたがありません。客観的に自分をみれねーのか byメキシコのナチスの実験場の門番
 まあ附田先生としては遠月十傑のひとりに高く評価させることでソーマのさらなるレベルアップの伏線と説得力強化になるようにともくろんでいらっしゃるのでしょう。でもそれならそれでねねたんを肩書にみあった実力者として描いてほしかった。あれだけのポカをやらかして無惨に負けたうえはこれからさきどんな展開になっても読者からすればぽんこつ娘が屍体蹴りされているだけとしか思えません。

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 えーざん先輩、変顔ノルマ達成乙。
 ところで先輩はタクミが時雨煮をつかってピザをつくると聞いてなにかの食材をとりに調理場をはなれます。小悪党のえーざん先輩のことだから時雨煮の風味や味をぶちこわしにするような料理をだすつもりなのでしょう。
 美作くんに負けてからこっちヤムチャ臭を払拭しきれないでいるタクミと、審査員を買収までしたのに何の策もないソーマに惨敗して以降小物化路線まっしぐらのえーざん先輩。さあ、勝つのはどっちだ!? しかしレベルのひくい争いだ……


・『Dr.STONE』

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 コハクの村の職人をふんじばってきて、そのじいさんの目のまえでガラスをヘボく加工していたらじいさんの職人魂に火がついてみごとなガラス器具をつくってくれました。ドラクエⅥのハッサンもにたようなことやってましたね。あちらはハッサンの正体が旅の武闘家ではなく大工の息子であることの伏線でしたが。

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 千空が銀狼に銀の槍をつくってやるかわりに死の危険さえあるブツを採取させることにしました。おそらく硫酸でしょう。
 しかし硫酸となればたしかにヘタをすれば死にます。


・『約束のネバーランド』

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 自分のいうことをきかなければ相手のたいせつなものを破壊する。なんという邪悪……
 俺はエゴイストキャラが好きなのだけれどちかごろのエマには不快感があるばかりです。というのは、俺はワガママをとおすよりもあきらめたほうがトクでありラクであることがはっきりしていて、それでもエゴをつらぬくというのが好きなのです。吉田松陰の「かくすればかくなるものと知りながら」って感じの。自分の私利私欲のために他人の迷惑をかえりみないというのはただのテロリストです。
 そりゃまあはじめは自分だけを犠牲にするつもりであっても、その意志が強く理想が大きければ、いやおうなしに他者に影響をおよぼすことになり、それがマイナスの方面にはたらけばテロリズムにも発展しかねません。理想主義者が革命家となって失敗堕落すればそうなることでしょう。さきにあげた吉田松陰だって見ようによってはテロリストの首魁といえるわけで、俺のいうエゴイストとテロリストとの線引きはかなりあいまいで恣意的な部分があります。
 とはいえこのたびのエマの取引(という名の脅迫)は自分らの利益が最優先で、交渉相手のおっさんにはデメリットしか提示しなかったのが完全に悪党の手口で、しかもそれをあたかも『HUNTER×HUNTER』のゴンみたいに常識はずれの発想であるかのように描写されたのが見ていて実に不愉快でした。
 どうかこのさきエマが絶望のどん底につきおとされるような展開がきますように。


・『鬼滅の刃』

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 宇随にとっての命の順序、それは三人の奥さんが最優先で、つぎが一般人で、最後に自分でした。こういう考えなら上弦の鬼を倒すよりも奥さんらを助けるほうが大事というのもわかります。
 ところで宇随にとって鬼殺隊のほかの隊士の優先順位はどのあたりなのか考えてみたところ、蝶屋敷の女の子をひっさらおうとしたり炭治郎らを危険な任務につかせたりとムチャばかりやっていたけれど、あれは自分の命よりも大切な奥さんが危険にさらされていたがゆえの判断ミスであったと当人がみとめていたし、煉獄さんによれば柱が後輩の盾になるのは当然のことだといっていたので、たぶんカタギの人間よりは下で宇随当人よりは上なのでしょう。鬼殺隊の隊士である以上、鬼と戦ってもらうのは当然だけれど、隊士の強さを勘案したうえで派遣先をえらぶし、あきらかに隊士が力不足だと見れば撤退も許可するという感じでしょうか。
 そして一般人ではなく宇随と同格の柱である冨岡さんはもちろん宇随の命よりも下にランキングされていることはまちがいありません。しかしそれは宇随が冨岡さんを自分の手助けなど必要としない実力者として評価していることのあらわれであり、単に冨岡さんがキライだからというわけではけっしてありません。たぶんありません。おそらくないはずです。ないといいなあ。

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 蚯蚓帯と同化して本来の力と姿をとりもどした堕姫は目にもとまらぬ早技で炭治郎に手傷をおわせ、家々を切りさき、あたりを阿鼻叫喚の巷にかえました。堕姫はこれまでセリフも多かったし回想シーンも描かれたし炭治郎でもどうにかわたりあえたしで上弦の鬼といってもそこまで貫禄は感じなかったのだけれどヴィザ翁の星の杖よろしく見開きバラリズンをやってのけたせいで印象が百八十度かわりました。単純な強さというのはそれだけで脅威です。


・『ROBOT×LASERBEAM』

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 朱雀はロボとオマケをつれて何峰大輝三浦鷹山の参加するゴルフの試合にまでやってきて、親切なことに鷹山がこの試合で優勝すればプロへ転向するだろうと解説してくれます。いまのところは敵でも味方でもない第三者だからフットワークが軽く、最終的には自分のためになるわけだから主人公に世話をやいても不自然ではなく、作中最強の実力者だからいろいろムチャもできるし解説役もこなせる。作劇的にものすごく使い勝手のいいキャラです朱雀。
 初登場時の腐女子対策バリバリの気色悪いキャラづけを見せられたときにはさすがにどうかと思ったけれど、やはり藤巻先生はベテランであり、キャラの造形がうまい。

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 この漫画はいろいろ『テニスの王子様』を彷彿とさせる部分が多いけれど、主人公の父親も相通ずるものがありました。とはいえさすがにサムライ南次郎みたいに三十七戦全勝とか世界ランク一位目前だったとかいう盛りすぎ設定ではないけれど、アマ五連覇というのはもちろん端倪すべからざる成績です。
 ところで藤巻先生が主人公の強さの理由づけに関して血統にたよるだけの凡手というわけではもちろんありません。前作の主人公の黒子なんてバスケの才能のDNAなど一ピコもうけついでいなかったわけですし。


・『魔法少年X』

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 今年度の金未来杯はこれまでずっと読むのがつらいレベルの作品ばかりだったけれど、どんじりにひかえた当作ひとつで帳尻があった感があります。それくらいの傑作、というよりは俺が新人の読切り作品にもとめるものがたくさんつまった漫画でした。
 短所はたくさんあります。年上ヒロインがぜんぜんかわいくなく、絵は描きこみ過多で見づらく、セリフは多すぎ、年上ヒロインがぜんぜんかわいくなく、演出は地味で、ストーリーの盛りあがりにかけ、なにより年上ヒロインがぜんぜんかわいくありません。
 しかしこういう短所をおぎなってあまりある長所、たとえば読切りテンプレにそわない話づくりなのにストーリーはちゃんとまとまっているところ、セリフは多くても読ませるだけの力があるところ、作者が自分の描きたいものをぜんぶつめこみながらも全体として整合性がとれているところ、ジャンプらしくない作風とインパクトなどなどのおかげで、今年度の金未来杯のほかのどの作品よりも印象にのこる漫画になっています。もし連載になるのならこの漫画を描いた人の作品が読みたい。

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 やったあ! 週刊少年ジャンプに載ったぞ――! すっご~~~い! たーのし――!〈只一〉

 ここしばらくの『けものフレンズ』たつき監督降板にともなうあれこれについて仲間先生はどうお考えなのでしょうか……。あ、磯兵衛の仲間りょう先生と苗字がおなじ人だ。沖縄出身でしょうか。


・『火ノ丸相撲』

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 桐仁は連戦つづきの学生相撲では体のせいで鳴かず飛ばずに終り、ほかにも理由があって力士としてのモチベーションがぐらつきかけたけれど、日の丸の故障を目の当りにして奮起し、卒業をまたずしてプロ入りしてこちらは順調に強くなり番付も高スピードで出世しました。

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 マゲを結って髪型のかわった天王寺が別人のようです。つーかうさんくさげな悪役にしか見えません。もともと目のまわりのクマが黒すぎて眉のめだたない悪人ヅラだったのがさらに強烈になった感じです。この見てくれだと時代劇漫画の悪の浪人として出てきても違和感がありません。

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 辻桐仁、人はかれを相撲界の三杉淳とよぶ。かどうかは知らない(ぉ
 しかし女受けしそうな特徴ではあります。あとルックスもイケメンだ。

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(……ここまで昇進を急いだのには訳がある)
「……なぁ。お前、鬼車……使えねぇのか……?」


 次回、桐仁の指摘どおり鬼車を使えなくなっていた火ノ丸が新しい必殺技を御披露目する展開になることに大河内君のチョビ髭を賭けるぜ!



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今週のジャンプ一コマレビュー 2017年43号 

・『ONE PIECE』

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 ガトリング、スタンプ、象銃。ルフィがこれまで強敵に使用してきた技のどれもがカタクリには通用せず、それどころか自分に倍する手数と威力とで圧倒されました。ゴムとモチとで能力に差はないのだから純粋な力の差です。
 さてここからルフィはどうやって逆転するのか……
1. 逃げの一手をうつ。
2. カタクリは予知能力者で敵の攻撃をくらったことがないから実はタフネスがゼロ。そのため一発食らっただけでダウンしてしまう。
3. ルフィが不死身性を活かしてひたすら攻撃しつづける。そして対ルッチ戦みたいに地力で劣っているのに勝ってしまう。

 どうか2.か3.ではありませんように。


・『鬼滅の刃』

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 宇随の三人目の奥さんの須磨ちゃんが登場しました。戦うのがニガテだと自分で白状する泣虫タイプでした。とはいえ忍の仕事は戦闘にかぎらないからなにかほかに取柄があるのでしょう。しかし雛鶴はおしとやか、まきをは強気、須磨は泣虫と、みごとに三姉妹キャラの王道を践んでおります。血はつながっていないけれどポジション的な意味で。そして宇随は七兆箇の地雷を踏んで爆裂四散しろ。

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 意識を失って真価を発揮する善逸(不細工バージョン)を見て伊之助のもらしたセリフがどことなく例のライダーふたりのコラ画像風味。

              /                  ヽ
           /   な  い  あ  も     |
           l    い  い  い  う    |',           /
           |   か ん  つ       l  ',        /
           |   な  じ  一  全   /   〉く }三{`>く
          ヽ、    ゃ 人  部   / ∠_/ ̄∨__}、
      、     \ ,       で     /   !:::ハ ゚ /::::l|     ,..-―
      \     / `丶、____x く    ト、:_:_}  {_:_:_ノ|    / ; : : :
       ,.ィT: ̄:7ハ、                 V「::r┬宀┬ 、:」V_/:./: : : :
      人,-、:.・:; -vヘ              ∨仁ー--'二l 」イ{}=彡く_:_:_:_:_:_
     〔:.:{::}ー{::}:.:〕             _, <l入ヽ二二 // /勿¬┬┬-..、
    __Y/:|三三ト、:/           , -<〕>_'´_::ヽ\_二_/ノ::_ニ::. ┴┴-<
_rく´ |:.:| lヾ:|三三|:/「`ーrー、    /,..:'r―-、ヽ、`ヽミー--‐ニ-'´ /r──‐┐::
∧ ヽ `  \ヽ二ラ /:.:.:./ | 」   //::..{      ̄    ヽ:/´    '′      |::..
:.:.ヽ |     ` ┬彳:.:.:.:/ | ∧  //::..::..\       ∥          /::..:
:.:.:.:}|      l 〈:.::.:/ 〃:.:∧//::..::..:「`ー      ∥       _/::..::..
:./| lノ」_r、   !  ̄  ∧:.:.:.:.7/::..::..::..ヽ、      ∥       ` ̄フ::..::.
  ', ヽ、ー′ |    / ヽ:. //::..::..::..::./ヽ¬     ヾ      -r―'´::..::..::.

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 きた! 柱きた! 音柱きた! これで勝つる! いっぽう炭治郎は孤独な戦いを強いられていたのであった。宇随は奥さんのまえで格好いいところを見せたいというのはわかるけれど伊之助らがいま戦っているのは鬼の本体じゃないんだからちゃっちゃとすませて堕姫と戦っておくれ。一対一で上弦の鬼と戦うのは今の炭治郎には荷が重すぎます。


・『ぼくたちは勉強ができない』

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 これだけゆれたら乳の毛細血管が切れて単純に痛いだろうな……スポーツブラをもっとしっかり固定したほうがいいよ理系。


・『Dr.STONE』

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 スイカは近眼だったのでピンホール効果のあるスイカマスクをかぶっていたのでした。で、千空はガラス製造にくわえてスイカのためにメガネをつくってやります。いやいやシロウトが近眼鏡をつくるなんてさすがにムリでしょう。千空自身、手芸部ウルトラ器用の杠じゃないっていってたし。
 しかしゴーリラゴーリラという擬音のステキさのまえには些細なことであった。

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 銀狼もまたスイカとおなじように近眼で、そのために真の実力を発揮できないのでした。それを語らないのは金狼が言いわけするのをよしとせず、銀狼はそのことが理解できません。うーん、みごとなまでに現代日本人のメンタリティです。コハクの村みたいに原始的な生活を営んでいる状況ではただ生きてゆくだけでも困難で、それがもし目に異常があると知られればあっさり門番の役目を剥奪されかねず、それを怖れてだまっているというのが世界観的にふさわしいように思えます。銀狼が自分ならすぐ言っちゃうというのは、自分の責務を部活かなにかと勘違いしているようにしか見えません。
 この漫画にはすぐれた点がたくさんあるし、これからも応援しつづけるつもりです。しかしもちろん短所もあって、コハクの村の住人がどいつもこいつも原始人コスプレの現代日本人にしか見えないのがこの漫画のいちばんの難点です。世界中の原始的な民族を研究してガチガチのリアルな漫画にしろとはいいません。しかしせめて知識のたりなさのほかにも“それっぽさ”を描いてほしいのです。


・『超加速人間レオ』

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 今年の金未来杯第四弾はまたもや読むのが苦行でした。『サイボーグ009』と『トライガン』と『レッドスプライト』とたして三十でわって、漫画としてたりない部分に不快要素をつめこんだ感じです。パクるなといいたいのではなくて、うわっつらだけパクって中身の魅力は捨ててかえりみないというのはやめてもらいたい。平気で暴力をふるうヴァッシュもどきが主人公で、そんな口先だけのカスの引立て役が悪役と脇役の漫画なんて、どこに需要があるのやら。

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 ヒロインは顔もコスチュームもよかったけれど、これはきっと出番がすくないからであって、作中の重要人物として設定されていたら見られたものではなかったことでしょう。ダメ漫画あるあるその一、出番がふえればふえるほどキャラの株が下がる。


・『青春兵器ナンバーワン』

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 ギャグ漫画の定番パターンのひとつ、ふたりが階段でころんで頭をぶつけたら人格が入れかわるという例のアレ。ただしこの漫画では顔までいれかわり、それどころかさわっただけで入れかわります。おかげで学校はどんどんカオスの度合が進行してゆき、しかもそのことにエージ以外のほとんどの人間がきづいていないというのが、平穏な日常を狂気が侵蝕してゆくようで笑えます。
 でもやっぱり藤ちゃんみたいにちゃんと気づいておびえてくれるのもいい。

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「来たかボディ――――――!!!!!!」

 エージinナナがシリアス顔でディオのパロディをやるのを間近で目撃してしまった藤ちゃんマジ不憫。


・『威風!堂堂くん』

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 今週号のジャンプのもうひとつの読切りです。オチが弱かったのが難だけれど主人公が風であるのに関聨してセリフが風づくしだったのはなかなかうまかったし、なにより呼んでいて苦痛でなかったのがすばらしかった。
 ……ジャンプの読切りに対する俺のハードル、どんだけ低いんだ……


・『ROBOT×LASERBEAM』

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 跡部様! 帝王朱雀がヘリから出てくるところがなんだかすっごく跡部様!
 これとかロボが下校中に買食いしてあげパンのうまさに目をかがやかせるところとか、腐女子のよろこぶツボを的確に刺戟しやがるぜ……ファンの期待にそつなくこたえるあたり藤巻先生はプロフェッショナルです。


・『火ノ丸相撲』

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 バトが火ノ丸に敬語をつかっていました。おない歳とはいっても柴木山部屋では兄弟子であり番付も火ノ丸のほうがうえであり、なにより自分よりも強いことを稽古のたびに思いしらされているので自然とそういうことばづかいになったのでしょう。しかしトンガるところはトンガっていて、そのあたりはやはりバトです。
 ところで公式ツイッターで発表された、位が低いと思われたので単行本で番付をあげる予定の力士というのはバトのことでしょう。火ノ丸の歳のことといい番付のことといい、ずいぶんバタバタしてみっともないところを見せています。これは川田先生がインターハイ優勝で連載を終えるつもりだったのに急遽ひきのばしが決定したためにいろいろ混乱がおこっているからなのでしょうか。まさか大相撲篇がはじまるとは思ってもみませんでしたし。

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 いつぞや駿海親方と火ノ丸をコケにして駿海親方に水をかけられた関取岩竜、登場時は西前頭五枚目だったのに今では東前頭十五枚目とやや落ちぶれています。関取であることだけでりっぱだとはいえ、国宝連中にはあっさり追いぬかれ、内心忸怩たるものがあり、今や番付が上の火ノ丸に対して力士の意地でぶつかるものの、一気におしきられて負けました。勝者がいれば敗者がいる。それが勝負の世界です。

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 大学生のレイナです。英語でいうとJDです(ちがう)。
 堀ちゃんとはちがう方向性で美人になっていました。チャラい女の後輩といっしょにいるし、自分のカッコも垢抜けているし、なにより相撲や火ノ丸から遠ざかっているらしいのが高校時代のラストあたりとは違和感があります。火ノ丸が故障するところを目撃し、それでも火ノ丸が横綱への夢をあきらめずにケガの痛みと地獄のリハビリに耐える姿を見ていられなくなり、火ノ丸をとりまくすべてから逃避したあとというところでしょうか。

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 髪型をかえたせいかスカした感じが一段と強くなった桐仁です。妙に火ノ丸につっかかるもの言いなのはベタに心配の裏返しなのか、はたまた弱い相手に興味はないという力士としての純粋な闘争心のゆえなのか。


・『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』

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 伝説の曲屁師、霧降花咲男。実在の人物です。大田蜀山人の日記に名前がでてきます。平賀源内の『放屁論』にはフルネームこそ書かれていないものの「昔語花咲男と、ことごとしく幟を立て」云々とあるので同一人物でしょう。

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 霧降花咲男にその素質をみいだされ、伝説の曲屁師にもなれると見こまれた磯兵衛だったけれど、好きな女の子のまえで屁はこけませんでした。でもすかしっぺをこきました。オチの「まだまだスカしていたい磯兵衛であった」のスカすがふたつの意味をかね、かつ磯兵衛のキャラクターに合致していて、文句のつけようがないほどにみごとです。
 なお、さきほどあげた平賀源内『放屁論』の跋に
「ブッと鳴るもの上品にして其形円く、ブウと鳴るもの中品にして其形飯櫃形なり。スーとすかすもの下品にて細長くして少しひらたし」
とあります。すかしっぺは下品なのか……



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今週のジャンプ一コマレビュー 2017年42号 

・『ONE PIECE』

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 三十六計逃げるにしかず。ペドロが命をかけて(?)作ってくれた一瞬の隙をムダにしないためにルフィはペドロのなきがら(??)を回収することも断念して退却の判断をくだしました。しかしルフィは少年漫画の主人公にはめずらしいくらいに強敵に対しては逃げの一手をうってばかりです。ひところのゴンよりもよく逃げる。兄貴のエースとはおおちがいです。
 ところでエースは無駄死にだとかなんだとかいう意見をよく耳にします。俺としてはエースの死亡シーンではべつに感動もしなかったけれど批判する気もおきません。どうせ世間のはみ出しものの海賊なんだから自分の好きなように生きて好きなように死んだわけであって、そいつの人生についてあれこれ言うのは野暮だと思っています。わざわざ助けに来てくれた白ひげ海賊団のみんなに申し訳ないとは思わないのかって声があるだろうけれど、あいつらだってエースに恩を着せたくて来たわけじゃないんだから。
 『ONE PIECE』は涙と鼻水にまみれたウェットな浪花節シーンの目白押し漫画のくせして一面ではずいぶんドライなところがあって、そういうところが好きです。

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 麦わら海賊団のみんなを逃がすため、自分はしんがりとなって格上の敵のまえに立ちはだかる。文句なしにカッコいい。ゾロがいたら船長失格だとか言うかもしれないけれど、こういうムチャをやるところがルフィの魅力であり、少年漫画の醍醐味です。


・『約束のネバーランド』

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 エマたちがおっさんを拘束してシェルターをのっとったあと一ピコグラムのやましさもおぼえることなく食って寝て風呂にはいっての快適生活をおくるさまが『魔少年ビーティー』を彷彿とさせました。あとビーティーの元ネタとなった『魔太郎がくる!!』の話とか、ほかにも『寄生獣』と『アゴなしゲンとオレ物語』のクロスオーバーギャグ読切りとか。
 しかし正味の話エマたちがこのさきずっとシェルターにいすわるつもりというのはいったいどういう神経をしているのでしょう。約束のネバーランドはおっさんのシェルターだったといわんばかりの我が物顔です。人肉牧場という異常な空間でそだてられたために現代人のわれわれとは常識がちがうといいたいのかと首をひねったけれどキャラのセリフからも演出からもそういうふうではぜんぜんなかったし。そりゃ初登場時のおっさんは態度がわるかったし子どもに拳銃をつきつけるような男だったけれど、せっかくの居場所をここまで見ず知らずの集団に罪悪感ゼロで荒されるところを見ると、おっさんのほうに同情してしまいます。
 次回以降、おっさんが『漂流教室』の関谷さまみたいにはっちゃけた大活躍をしてくれることを期待します。おっさんさまと言ってみろ!


・『Dr.STONE』

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 結婚相手をきめる武術大会で女が優勝したので結婚はお流れになりました……ドラクエⅣかな?
 ところで優勝者がお姫様と結婚できるエンドールの武術大会に出ていた連中のうちビビアンはプレステ版で実はニューハーフという衝撃の事実が判明したのでまあいいとしてベロリンマンが現在にいたるまで何の説明もフォローもされていないのが気になります。あのモンスターもモニカ姫ねらいだったのでしょうか。だとすればアリーナが負けたばあいにふたりのあいだ……もとい一匹とひとりのあいだに生れた子どもがどんななのか見てみたかった(外道か)


・『ROBOT×LASERBEAM』

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 サービスサービスぅ! ただし喜ぶのは腐女子だがな!

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 つづいてサービスサービスぅ! それでも喜ぶのは腐女子だがな!

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 これまたサービスサービスぅ! やっぱり喜ぶのは腐女子だがな!


・『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

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 こち亀が一年ぶりに読切りでジャンプ本誌に復活です。センターカラーだったのにカラーの扉絵のほかにも白黒の扉絵がふたつあったのは秋本先生が連載中に描きためたものの再利用でした。しかもまだまだたくさんあるそうです。週間連載そのものが激務で、それを四十年間一度たりとも休まずにつづけただけでもふつうではないのに、ストックがあまっているって、これまで想像していた以上に秋本先生は鉄人です。
 ストーリーは両さんが部長への逆恨みから復讐したところすぐにバレておしおきを食らうという黄金のマンネリでした。ただし両さんが部長の姿をしているのにそれを放置したせいで最後のオチに両さんがやりたいほうだいやったことについては部長も中川もそれくらい見ぬけよと言ってやりたい。連載末期は部長をはじめとしたキャラの頭がのきなみ悪くなっていたけれど、それは秋本先生の一年間のお休みでも恢復できないものでした。
 や、秋本先生は他誌で山ほど描いているから休みになっていないか。


・『鬼滅の刃』

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 空気供給管にーッ!!
 ああ、あんなスキ間に! ほんの4センチ×20センチの細いスキ間に自分の肉体を……おりたたんで入っていったーッ!

 この漫画はちかごろジョジョへのオマージュを隠そうともしなくなってベネ(良し)

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 なにがムムムだ!
 しかし実をいうと上のコマをはじめて見たときは猪頭の妖怪みたいなヤツが首をひねるシュールさとか擬音の感じとかのせいで横山光輝漫画よりも水木しげる風味を感じたのでした。

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 このミミズ、キモッ!
     _、、、v      _____
   ,;:””:::: ・゙゙゙・、   |// ,;・゙゙゙・ ||_∧
 ~;’,;; ,;;;; ,;,;;ク⑪ク   |/ ク⑪ク;;,;, ||ω-` )
   しー し─J    |   し─J. ||⊂ )
              ̄ ̄ ̄ ̄ ( ̄(_⊃

・『ぼくたちは勉強ができない』

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 素の状態だとツンツンしながらもバイト先でメイドに化けたらはっちゃけるという、『ハヤテのごとく!』のハルさんみたいな新キャラが出てきました。もっともハルさんはこんなちんちくり……もといドチビじゃなかったけどな!


・『レイブンブライ』

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 金未来杯第三弾……すいません今年の金未来杯、これまでのみっつがみっつとも目がすべって読むのが苦痛だったんですけど、これなんて罰ゲーム?
 主人公のキャラは常識にとらわれない破天荒な性格として作者は造形したつもりなのだろうけれど、他人に迷惑をかけておき、かつそのことにいささかも罪悪感をおぼえていないところが実に不愉快でした。コイツが活躍しても特にうれしくありません。敵キャラも気色悪いし、ムリヤリいい話にまとめようとしたのも読後感にモヤモヤがのこりました。『BØY』や『Ultra Battle Satellite』に雰囲気がにている漫画だけれど、あれらの主人公くらいにつきぬけた性格だったら読んでてもうちょっとスッキリできたことでしょう。


・『火ノ丸相撲』

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 三年半もたてば、来るものもいれば去るものもいます。大典太の兄の大景勝は膝を故障してしまい、とうとう念願の綱を巻けずに引退することになりました。火ノ丸のめざす頂は、かくも遠い。

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 誰? と上の画像のキャラをパッと見て疑問に思って、話の流れと顔の下の説明を読んでようやく大典太だと知れました。第一部ではモジャモジャ髪で目がかくれていたキャラデザだったからわかりませんでしたよ。
 漫画のキャラクターというのは記号のよせあつめだから角界入りしてマゲを結うとかいうような特別な理由がないかぎり髪型はかえないほうがいいのです。頻繁にやったら読者が混乱します。俺が子どものころは『ドラゴンボール』のシリーズが新しくなるとブルマがいちいち髪型をかえるのにとまどったものです。

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 火ノ丸の兄弟子のひとりは火ノ丸がうらやましがるほどに体重をふやしていました。まあ増やしすぎて体のキレがなくなったわけですが。
 なお火ノ丸が柴木山部屋に体験入門したときの先輩らは最年長の薫富士をはじめとして何人も角界から去っていました。薫富士なんか柴木山親方の四股名薫山の一字をもらうくらいだから期待されていただろうに、結果が出せなければ引退するしかありません。きびしい世界です。

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 大河内くん、角界入りしたのか。しかも柴木山部屋に。将来はプロになろうと考えながらズルズル先のばしにして大学進学、卒業、そして就職するようなキャラだと勝手に思いこんでいてゴメン。

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 大河内くん以上に意外なキャラが柴木山部屋にいました。いやバトがプロになるのは当然の流れだけれどまさか火ノ丸とおなじ部屋の力士になるとは思いもよらなかったのです。柴木山部屋、金の卵を手に入れたなあ。バトがそこまで薫山のファンだったのか、それとも外国人枠のあいている部屋が柴木山のところにしかなかったのか。
 ところでバトが火ノ丸とおない年の国宝格なのに三段目というのは番付がひくいのではないかと思ってちょっと外国人力士の成績をしらべてみたところ、二年目の七月場所では曙、武蔵丸、朝青龍が幕下、白鵬が三段目というところでした。ただし白鵬はデビュー当時まだ体ができあがっていず、序ノ口で負けこすという後年からは信じられないような結果をだしたので、プロになってからちょっとだけ足踏みしていたというべきでしょう。
 してみるとバトは幕下になっていてもよかったわけで、この番付はきっとヤムチャユーマに負けてケチがついてしまったからにちがいありません。なんてやつだユーマ、第一部ではダチ高相撲部の不安要素だったのが第二部では柴木山部屋の不安要素になりやがった……!

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 大学生の堀ちゃん、相撲部時代に写真をとっていたのを例の記者コンビにみとめられてカメラアシスタントをつとめるようになりました。うまくゆけば将来はカメラマンか。そして文字どおり火ノ丸の尻を追いかけるようになるのか。

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 初登場は天王寺のファンで、つぎに出てきたときはダチ高へ出稽古にやってきた小学生が、中学卒業とともに柴木山部屋に入門していました。最近では高校どころか大学を卒業してからプロ入りするのが多くなっているのに、思いきったものです。なかなかできることではありません。

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 そして真打ち火ノ丸登場。あ、やっぱり先週号のキャラの年齢まちがいは火ノ丸だったんですね。

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 柴木山部屋の出世頭、冴ノ山は西関脇に昇格していました。師匠の薫山の最高位にならんだわけです。しかし大関までにはまだ遠く、しかもうしろからは才能のあるやつらが追いかけてくるわけで、なかなか平常心というわけにはまいりません。
 久世や天王寺はおそらく小結、ヘタをすれば関脇というところでしょうか。数珠丸は……火ノ丸に重傷を負わせたことがトラウマになって引退したとかいわんでくださいよ。


・『ゆらぎ荘の幽奈さん』

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ぱふぱふ!ぱふぱふ!
 ⊂彡

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  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ぱふぱふデュオ!ぱふぱふデュオ!
 ⊂彡

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 ……
 ⊂彡


( ゚∀゚) ……


( ゚∀゚) (かたっぽは胸骨がゴリゴリあたって痛そうだとは口にするまい……)


・『CHIN PIECE』

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 なんか始まったー!

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 と思ったら終ったー! つーか始まってすらいなかったー!



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