保険 アリコ Moon of Samurai 今週のジャンプ一コマレビュー

今週のジャンプ一コマレビュー 2009年31号 

 今週号は『トリコ』が休載していると知っていたので期待薄でジャンプを手にとって、『ONE PIECE』を読んで己の不明を痛感させられました。ワンピ最高。今週号のワンピを読んで感動しない奴は男じゃない。
 インペルダウン編の最終局面、ルフィたちは脱獄には成功したものの最後の難関“正義の門”は手つかずのまま軍艦に乗り込んだせいで完全に逃げ切ったというわけではありません。しかしジンベエの言うままに突き進むと誰にとっても予想外のことに門が開いていきます。それはボン・クレーの捨て身の働きによるものでした。インペルダウンに一人残った彼がマネマネの実の特殊能力を使ってマゼラン署長に変身して“正義の門”を開かせるように署員たちに命令を下したのです。むろん死を覚悟して。
 ルフィがボン・クレーとの今生の別れにかけた言葉はただ一つ。

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 男なら、ごめんではなくありがとう! 男の意気に報いるに謝罪は無粋、感謝の一言こそがふさわしい。男じゃなくてオカマだけれど。

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 しかし最後の最後でイナズマさんの白黒パンツが全部もっていきやがりました。俺の感動を返せ。しかしこうなるとあしゅら男爵の下着もツートンカラーに違いないと想像してしまって夜も眠れません。俺の睡眠を返せ。

 『フープメン』が最終回を迎えました。

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 等身大の主人公、少年誌では珍しい方向性でリアリティを追求したストーリー、昨今の才能偏重の漫画に対するアンチテーゼ的な姿勢、などといった特色が魅力だったこの漫画ですが、積極的に褒めようという気がちーともわき上がってこないのが自分でも不思議です。肌に合わなかったんだな。嫌いってわけでもなかったのに。川口先生は今後は舞台をヤンジャンあたりに移して頑張って下さい。

 今週号のジャンプで最高の名言は『To LOVEる』の校長の口から飛び出しました。

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「これは……服など着ている場合ではありますまい!!」

 アンタ男だよ! 正確に言えば紳士だよ! さらに正確に言えば変態という名の紳士だよ!



今週のジャンプ一コマレビュー 2009年30号 

 『トリコ』では艱難辛苦を乗り越えてようやくジュエルミートを食うところにまでこぎつけました。

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 うわーいちっともうまそうに見えねー!
 でもトリコたちにとっては問題にならないようです。特にサニーに至っては美しすぎると感極まって涙ぐんでさえいます。サニーは花瓶やら食器やらテーブルやらの小道具には尋常以上に気にするくせに料理の盛りつけ方に関してはどうでもいいらしい。
 そして実食シーンに入りました。

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「わあ――肉汁花火が打ち上がったー!!」

 それにいったい何の意味があるのかは激しく意味不明ですがとにかく何かスゴイらしいことは伝わってきます。しかし『トリコ』世界の高級食材って光るか輝くかしなきゃダメという不文律にでも縛られているんでしょうか。ガララワニの肉は霜降りの脂がキラキラ光るし、虹の実は果汁が蒸発して文字通り虹が出来るし、フグ鯨は毒袋を取り除くと輝き出すし。なお、こんな無茶苦茶なドリーム肉なのに食っているシーンはやったらうまそうだったのは見事の一言。

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 オブサウルスが存在を忘れられずにちゃんと食卓に侍っていたのがよかった。うん、本当によかった。よしオブさん、しっかりジュエルミート食ってトリコに「一ミリも役に立たんかった」発言を悔ませるくらいにパワーアップするんだ。グルメ細胞を持っていないから無理だよなんて常識的な突っ込みは聞えません。聞いてやるものか。

 『ぬらりひょんの孫』では大阪城での大物妖怪オールスターガチンコバトルが佳境を迎えつつあります。なにせ敵方に平気で鬼童丸とか茨木童子とか鞍馬山の大天狗とかが混ざっているのだから物凄い。しかもラスボスの正体は(たぶん)九尾の狐ときたもんだ。
 対する奴良組、大将に続くのは若かりし日の狒々でした。

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 時間の神クロノスよ、あなたは残酷だ。しかし妖怪は歳の取り方の個体差が激しすぎます。ぬらりひょんや狒々や鴉天狗はそれなりに老いているのに、牛鬼や一ツ目はほとんど外見が変っていません。

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 なん……だと……?
 一ツ目が、あの一ツ目が、口を開けばリクオの悪口ばかり言っている一ツ目が、かといって木魚達磨みたいに奴良組のことを考えてあえて苦言を呈しているわけではちっともなくて単純に個人的な不平不満を並べ立てているだけの一ツ目が、しかも口を動かすばかりでまったく働こうとしない一ツ目が、恰好いいだと……?
 これはアレでしょうか。四百年もの間、大組織の幹部としてあぐらをかいていたせいですっかり心に贅肉がついてしまったんでしょうか。肉体的に年を取った狒々よりも、精神的に駄目になった一ツ目の方が無惨に見えます。麒麟も老いては駑馬にも劣る。


今週のジャンプ一コマレビュー 2009年29号 

 七年間の長期連載にピリオドを打ち、『アイシールド21』がついに最終回を迎えました。気弱なパシリの主人公が俊足を武器にしてアメフト選手として成長していくという、非常に王道的なスポーツ漫画でした。その王道的というか、狙いすぎて意外性に乏しかった点が微妙に鼻についたせいで熱中して読むことがなかったのは残念ですが、もちろんそれは個人的な感想であって作品そのものの価値をいささかも減ずるものではありません。

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 稲垣理一郎・村田雄介両先生、お疲れ様でした。

 『トリコ』。どこへ行っていたンだッヘタレチャンピオンッッ!
 俺達は君を待っていたッッッ!

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 ゾンゲ様復活!
 ゾンゲ様復活!
 ゾンゲ様復活!


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 ついでにリンも復活
(ヒデェ)


 『ぬらりひょんの孫』ではロザリーが登場しました。

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 さあ なけ! ないて ルビーのなみだを ながすんだ!
 でもピサロは出て来ないので代りに妖怪の総大将がピンチを救いにやって来ました。ただし目当てはロザリーじゃなくて珱姫です。もっともロザリーは幼女入っているので袖モギ様に襲われた苔姫みたいに助かる可能性が大です。

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 妖怪が仏の入れ墨を背負って大丈夫なんでしょうか、仏罰的に考えて。


今週のジャンプ一コマレビュー 2009年28号 

 『トリコ』ではトリコvsスタージュン様のバトルが完全に決着を見ました。主人公が勝ったのだから当然と言えば当然の展開なのですがこれまでずっとトリコ不利のままストーリーが進んできての大逆転勝利なのだからカタルシスが半端ではない。今回はスタージュン様のGTロボをボコって終りというだけの話なのに、いやむしろだからこそ熱い。満足しきり。

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 爆発!(超級覇王電影弾でデスアーミーの大群を撃破したときのマスターアジアっぽく叫ぶべし)
 ちなみにスタージュン様は前回トリコの要求に従って“圧縮超過”を解除し、GTロボの受けた物理攻撃は100%操縦者のスタージュン様に伝わるようになっています。自分の実力を出し切れないGTロボを操るというハンデを背負っているのにトリコの口車に乗せられて体が爆散する痛みをダイレクトに味わうことになったスタージュン様はちょっと抜けています。

 『PSYЯEN』では碓氷が登場。十年後の崩壊した世界でみみっちいコロニーを建設して住人に崇拝されて喜んでいました。

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 何が楽しいんだ碓氷サン。へんちくりんなコスプレ衣装まで用意して。管見の限りだと『北斗の拳』で拳王様に一地域を任されてケンシロウに五ページくらいで惨殺される中ボスくらいの権力しか持っていなさそうなのに。鶏口となるも牛後となるなかれ、とは言いますがいくらなんでもショボすぎる鶏口です。
 ところでこいつを見てくれ、こいつをどう思う?

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 すごく……陰獣です……
名前とか登場の仕方とか噛ませ犬の臭いをプンプンさせているところとか。


今週のジャンプ一コマレビュー 2009年27号 

 『ONE PIECE』では地獄の釜の蓋が開きました。正確には地獄のカマの蓋が開きました。

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 さよならサンジ、君のことは忘れたい。

 お次は『BLEACH』。日番谷隊長が切り札を出して敵に勝利しました。しかし例によってオサレテイスト全開のセリフ回しなので彼が何を言わんかとしているのかをはっきりさせるために俺が五秒でデッチ上げて十秒でブッ壊したオサレ除去翻訳機に掛けてみます。
 結果。

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 “氷天百華葬”
   ↓
 エターナルフォースブリザード

 その雪に触れたものは瞬時に華の様に凍りつく
   ↓
 一瞬で相手の周囲の大気ごと氷結させる

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 百輪の華が咲き終える頃にはてめえの命は消えている
   ↓
 相手は死ぬ

 うん、すっごくわかりやすい。


 『トリコ』ではトリコがジュエルミートを食う前に長々と評します。

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「ス……スゲェ……
 なんて美しい肉だ――職人が幾重にも手を加えたかのような……工芸品を思わせる霜降り模様――!!
 したたる肉汁はまるで砂金――!!
 そして何より“香り”――高級フレグランス顔負けの気品あふれる芳醇さと、本能を撃ち抜くような濃厚で原始的な肉の香りだ――!!」

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「やわらかい。しっとりと肌に吸いつくようだ……」


 キャプ画像をわざと貼り間違えました。
本当はこっちです。

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「やわらかい。しっとりと肌に吸いつくようだ……」

 そんなわけでトリコはうまいもん食ってパワーアップ。一方スタージュン様は小松の包丁をカツアゲしやがりました。

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 スタージュン様ダサい! スタージュン様ショボい! スタージュン様チンピラみたい!
 なんかトリコがジュエルミートを食ったこと以上の負けフラグに見えてしまいます。でもスタージュン様ちょっと可愛い。


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